2011年09月28日

山梨 忍野 忍野八海

甲信の高原と木曽路の旅」(2011.8.28)で2回目の訪問。前回の「河津桜と静岡の名湯巡り」(2007.2.22)では冬の訪問だったが、今回は夏の季節を楽しむ。
【忍野八海入口】忍野八海入口にある土産物店「ひのでや」に車を停め横の道を湧池方向に歩く。
【案内図】忍野八海は、富士山からの伏流水に水源を発する八つの湧水池(湧池、出口池、お釜池、濁池、鏡池、菖蒲池、底抜池、銚子池)。
忍野八海から350m程はなれたところに村営「橋向無料駐車場(20台)」があるが、湧池近くには店舗での買物・食事を条件に無料とする民間有料駐車場(ひのでや、名泉そば、大林など)が何ヵ所かある。
【忍野八海】通常の観光コースは集中している7つの池を巡り、離れている出口池はコースから外れている。また、底抜池は榛の木敷地内(有料)にある。
【湧池】八海中最大の湧水量を誇る。直径12m、水深:池底4m 洞窟7mあり、池底は溶岩で形成され、水中洞窟が迷路のように入り組んでいる。景観も良く、周辺住民の飲み水にも利用されている。
【かまのはた】湧池に隣接した土産店。店前には富士山の雪解け水コーナーがあり、店の利用客は試飲ができる(ペットボトルを購入すれば持ち帰り可)。名水で淹れたコーヒーも味わえる。
【富士山の雪解け水】地下35mからの湧水。全国名水百選に選ばれた水は大変まろやかで美味しい。
【池本売店】漬物が50種類以上と豊富にある。隣のだんご屋では草餅、しそ大福、きび餅、みたらしだんごが味わえる。
【中池(左)】池本売店の前にある「中池」は水深が10mもあり、規模が大きく目立つ上に、忍野八海の中心に位置することから、多くの観光客はこれが忍野八海の1つと勘違いしてしまうが中池は人工池。
【中池(右)】このスポットからは富士山が望めるのだが、今日は雲がかかり見えない。中央建物(売店)から中池を右回りに、売店、だんご屋、池本荘、池本茶屋、池本水車小屋が建っている。
【湧水口】人工池「中池」には水深8mも掘られたところがあり、そこから湧水が湧いている。
【湧水口を覗く】透明度が高く、中の水草がゆらいで綺麗。ちょっと神秘的な感じもする。
【池本水車小屋】「中池」は「湧池」から取水し、水車を回して「濁池」に排水している。富士山の雪解け水で仕込んだ石臼挽きの蕎麦が美味しい。
【濁池】桂川に隣接した楕円形の小池。中池から大きな排水溝が空いていて、湧水が池底から少しだけ湧き出ている。部分的に濁ってはいるが水は綺麗。


(1回目の訪問 2007.2.22)
忍野八海は富士山より湧き出でる八つの湧水池(湧池、出口池、お釜池、濁池、鏡池、菖蒲池、底抜池、銚子池)から成っている。雪解け水が約20年の歳月をかけてろ過された澄みきった水の青さと透明度は一度見たら忘れられないほど美しい。
湧池。名前の通り底まで透き通って見える直径約12mのほぼ逆円錐状の美しい池。湧水量は八海の中で一番多い。泳いでいる魚どころか池の底まではっきり見える。
忍野八海と関係ない人工池と土産物屋ですが、大きく目立つ上に忍野八海の中心に位置することからここが一番混雑してます。忍野の名水を飲める場所もあり、真ん中の円筒形池は水深10mの底まで見える感じで、中の魚もガラス細工のように見える。
桂川から富士山を望む。忍野は富岳百景の一つに選定されており、富士山の写真で最も多く撮られている。桂川の向こうに富士山を望むノスタルジックな風景が展開する。
posted by 日本の秘湯 at 13:00 | 口コミ情報(0) | 小旅行甲信越 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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