- ■ 日本秘湯を守る会宿
- 日本秘湯の会スタンプ帳の招待で2回目の訪問。前回は外湯中心だったので、今回は内湯中心に楽しむ。外湯もバラエティに富んでいたが、内湯も豪華な庭園風のものから共同浴場風のものまで、種々揃っている。内外合わせて15湯(外湯8湯・内湯7湯)がある。
- 標高1462m北アルプス燕岳の登山口にある山奥の秘湯。右奥山小屋風の登山客の本館と、左側の旅館風の温泉客の別館がある。外湯8湯、内湯7湯(混浴3湯、男女別4湯)の15湯あり外湯は蒸風呂以外は混浴です。滝の湯のみアルカリ性単純泉、他は硫黄泉。
- 北アルプス南端の1000m以上の山々に囲まれ、ひっそりと佇んでいる静かな山の宿。手付かずの自然に囲まれ四季折々の表情を楽しめる。館内は素朴な雰囲気で特に飾った演出などはない。名物「投汁そば」は旬の具を入れた汁鍋に浸し薬味とワサビでいただく絶品そば。
- 地獄谷温泉後楽館は、湯田中渋温泉郷の最奥にあり、渋温泉口駐車場から2km、15分ほど山道を歩いた所にある秘湯の一軒宿。近くに野猿が餌付けされた野猿公苑がある。混浴露天風呂、女性専用露天風呂、2つの貸切内風呂、男女別内風呂の6カ所の風呂があり、すべて源泉掛流しの100%天然温泉だ。
- 信州の角間高原に佇む大自然に囲まれた、静かな部屋数14室の小さな秘湯の一軒宿で、真田の里の隠し湯として名高く、胃腸の湯治場としても広く知られている。茶褐色の鉄分を含んだ炭酸泉と角間渓谷より湧いた湧水を加温した湯の2つの浴槽がある。湯は少し温めで、よくみると炭酸の細かい泡が湯の中に溢れている。
- 「角間・霧積温泉の旅」で2回目の訪問。前回の「万座・鹿沢・真田の名湯巡り」の立ち寄り湯では内湯のみで露天風呂に入湯できなかったので、今回は宿泊し露天風呂を楽しむ。
- ■ 秘湯・名湯の宿
- 苗場山と鳥甲山の間を流れる中津川の深い渓谷秋山郷の最奥部にあるスイスロッジ風の白い建物。標高1000mの信濃三大秘境の山峡の宿。川原を掘れば温泉が湧きだしてきて、自分だけの即席の露天風呂が楽しめる。川の水で湯加減を調節して入ります。
- 楽養館のさらに奥、秋山郷の入り口にある硫黄の温泉。右白い所が内湯、左端の石組が露天。開放感満点でどこからでも丸見えです。硫黄の香りが漂う乳青色の湯は、適温でとても入りやすい。小赤沢の赤い鉄分、屋敷の硫黄分と対照的。
- 蓼科高原の森の中腹、蓼科湖より700m上方に木々に包まれるようにして佇む宿。山の斜面に点在する露天風呂で有名。男性専用の見晴らしの湯、女性専用の仇討の湯と森林浴の湯、混浴の岩間の湯、貸切の貸切の湯があり、それらが回廊でつながれている。長野県では唯一の酸性泉。
- 標高約1500m、白骨温泉の中心から少し離れた林道沿いにある木造3階建ての本館。周囲には乗鞍岳の山々が迫り白樺林が続く。脱衣所から直接湯の中に入れ混浴難易度は低い。3ヵ所の打たせ湯のような木の湯筒から注がれる源泉はぬるく乳白色の濁り湯。混雑もすごい。
- 熊の湯温泉は、志賀高原にある美しい緑色の湯が印象的な温泉。湯船には熊の湯源泉から、掛け流しのきれいな黄緑色の硫化水素泉が注ぎ込まれている。湯はとても熱い。温泉自体は透き通っていて、湯船の底には敷き詰めたように白い湯の花が沈殿している。
- 「万座・鹿沢・真田の名湯巡り」(2011.6.23)で2回目の訪問。1回目の「群馬長野の共同湯巡り」(2009.6.27)は初夏の共同湯巡りだったが、2回目は初夏の名湯巡りを楽しむ。
- 鹿の瀬(かのせ)温泉は、御岳山の五合目、御岳ロープウェイ近くに湧く鄙びた山の一軒宿。宿の庭先の源泉口、地下1000mから直接湯船に掛け流した湯は、鉄分を多く含む褐色の重曹泉で、飲泉も可能。飲むと渋みと微かな酸っぱみを感じる。未加水・未消毒・掛け流しの湯が、オーバーフローしている場所は、変色して湯垢が堆積している。
- ■ 露天・野湯・絶景温泉
- 乗鞍岳東中腹に位置する白骨温泉の案内所正面にある古民家風の入口門。温泉疑惑で有名になった村営の日帰入浴施設。透明感のある青白色。湯温はそう熱くもなく、まろやかな感じ。勢いよく流れる川の音と紅葉の間から見上げる高い空が印象的。
- 北アルプス最南端の乗鞍岳東側山麓標高1500mにある湯けむり館先のコロナ連絡所バス停向かいの脇道を沢の方へ下った所にある共同浴場。床・壁・湯船すべて木造の小さな半露天風呂で湯は弱酸性の白濁・硫化水素臭の濁り湯。湯の花が非常に大きい。浴後は肌がさらさらし爽快。
- 八峰の湯(ヤッホーの湯)は、北八ヶ岳の東麓、長野県小海町の松原湖高原にある公営の日帰り温泉施設。標高1,270mの場所にあり、八ヶ岳の稜線を一望できる露天風呂で有名。薄茶緑色の湯は、笹濁りの炭酸水素塩泉で鉄味を有する美人の湯。茶色の湯の華が舞っている。露天風呂越しに見える八ヶ岳の山容は圧巻。
- ■ 日帰り温泉
- 全国的にも珍しい赤い湯の村営日帰り温泉。右が温泉棟、左が入口のある休憩所。途中、名物の栃餅大福を買う。実に美味しい。お湯の色は鉄分を多く含んでいるので茶褐色。お湯は湯口から間欠泉のように噴き出す、面白い。
- 瓦屋根に白壁の木造民芸調の、落ち着きと風格のある松本市営温泉会館。松本の奥座敷、浅間温泉街の中心にある。ちょっと熱めの露天風呂も、外気の中で心地よい。さらりとして癖のない肌触りのよいお湯です。
- 北信濃、上田市真田町と長野市松代を結ぶ地蔵峠「真田いずみの森」内にある日帰り温泉施設。ログハウス風の建物や館内は木材をふんだんに使い、源泉は、地下1200mより毎分355リットル(1日約500トン)という豊富な湯量を湧出している。大浴場は100%源泉掛け流し、露天風呂は掛け流しと循環の併用。湯は無色透明の微硫黄臭がするアルカリ性の美人の湯。
- 長野と山梨の県境近く、甲州街道の信州の玄関口、長野県富士見町の国道20号上にある道の駅信州蔦木宿に併設する公営の日帰り温泉施設。源泉掛け流しの源泉風呂、加温循環の源泉大浴場と露天風呂、真湯のジャグジー風呂のほかサウナ・水風呂もある。湯は、無色透明でわずかに塩分を感じる。
- 上田地域振興財団が運営する日帰り温泉施設。「美肌の湯・美人の湯・美粧水の湯」として親しまれている。湯量が豊富で毎日入れ替えているため塩素は不使用。単純硫黄泉のつるつるした透明の湯は、色や匂いはほとんどないが、湯に浸かった瞬間、温泉の成分により肌がスベスベする。
- 千曲市の戸倉上山田温泉は、善光寺参りの「精進落しの湯」として名高く、開湯100年を超える信州最大の温泉街。内湯には大きな天然石をふんだんに取り入れ、露天風呂では多彩な湯船とテレビも楽しめる。湯は少し青白濁していてほんのり硫黄の匂いが漂う。
- 星野温泉は中軽井沢にある温泉。「トンボの湯」は、避暑地軽井沢の名湯星野温泉の歴史をくむ源泉掛け流しのくつろぎの日帰り温泉施設。一面ガラス張りの大浴場からは池と周囲の緑が見え、巨大な花崗岩が配された岩組みの露天風呂は、とても広く解放感もある。料金も軽井沢価格だ。
- ■ 共同浴場
- 渋温泉は湯田中からやや志賀高原よりに入った湯田中渋温泉郷の一角に位置し、1,300年もの歴史のある温泉。建物下にある自噴泉から、源泉100%かけ流し本物の温泉が注がれている。湯は黄土色に濁っており鉄臭がする。味は渋温泉の名前の由来にもなっている渋味がする。
- 片倉館は深さ1.1mの千人風呂で有名な、長野県諏訪市上諏訪温泉の共同浴場で、1928年(昭和3)に竣工した西欧流の日本最古の温泉保養館。大正ロマンを感じさせるクラシックな雰囲気のある造りや、内装にも凝っており、入浴しながら建物の彫刻、ステンドグラスなどを見て楽しむことができる。無色透明の湯は、僅かにツルスベ感もする。
- 千曲市の戸倉上山田温泉は、善光寺参りの「精進落しの湯」として名高く、開湯100年を超える信州最大の温泉街。明治36年にできた「かめ乃湯」が戸倉上山田温泉の始まりで、単純硫黄泉の湯口からは無色透明うっすらと硫黄臭の香る湯のが注がれ、湯花も舞い踊っている。2007年にリニューアルされた。
- ■ 足湯
- 大湯屋上に誕生した足湯。東屋風の湯殿は6畳ほどの広さで、ひのき造りの湯船がある。無料で誰でも自由に利用できる。湯は大湯と同じ源泉で茶色のお湯。「のふとまる」とは北信地方の方言で「あたたまる」の意。
- 北八ヶ岳の東麓、長野県小海町の松原湖高原にある公営の日帰り温泉施設八峰の湯の広場前通路にある6〜8人程が浸かれる無料の手足湯。足湯に浸かりながら北八ヶ岳の雄大な景色を楽しめ、上皿にも湯が注がれていて、手も暖められる。
- 戸倉上山田温泉の上山田観光会館跡地に誕生した憩いの広場。池を中心に温泉の飲泉所や足湯、屋根付きの舞台がある。湯は微かに硫黄の香りがし、肌がすべすべになる。足がぽかぽかして、集まった人達と色々な話で盛り上がれる。
posted by 日本の秘湯 at 00:00
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