新潟県燕三条から車で40分ほど、はやぶさが生息する景勝地・八木ヶ鼻のさらに奥にある一軒宿。秘湯を守る会宿でもある。建物は燕市にあった大正時代の料亭だった建物を移築したものだそうだ。 |
【玄関】嵐渓荘には玄関のある大正時代建築の木造3階建の緑風館、木造平屋建てのりんどう館、鉄筋3階建の渓流館の3つの建物がある。玄関右手前には湧き水飲泉所があり、冷たい湧き水が飲める。 |
【吊り橋】冬の間は建物の裏が駐車場になるが、他の季節には建物横を流れる守門川の対岸に車を止めて、吊り橋を渡って景色を眺めながら玄関へという楽しみもある。 |
【水車とせせらぎ】敷地に入るとまず目はいるのが水の流れと水車。そしてその手前には吊り橋がある。 |
【渡り廊下】大正建築の緑風館(左)、近代的な渓流館(左奥)、平屋で風呂に近いりんどう館(右)。 |
【フロント】フロントには「日本秘湯を守る会」の提灯が目立つ。山の湯に一番近い「りんどう館」に宿泊。 |
【ロビー】フロント前にあるロビー。ロビー奥には落ち着きのあるラウンジ「ひめさゆり」がある。 |
【ラウンジ】ラウンジには小さな囲炉裏があり、源泉を満たした鉄釜がかかっていて飲泉できる。4倍の水で割っているそうだが、味はしょっぱい。ダシのような複雑な味が口に広がり美味しい。 |
【案内図】浴室は、渓流館1階の男女別大浴場と、平成15年に作られたりんどう館側の山の湯がある。山の湯には深湯と石湯があり、時間帯によって男女入れ替え制で16時〜深夜は貸切り家族風呂になる。山の湯、大浴場とも24時間入浴可。 |
【山の湯への廊下】フロントで山の湯の鍵を受け取る。鍵と一緒にストップウォッチが渡される。山の湯へは玄関わきの小川を渡って、りんどう館手前の渡り廊下からいく。木がふんだんに使われた造りで良い香りがする。 |
【山の湯休憩処】檜作りの新しい浴舎。木の香薫るレトロ・モダンな湯上り処も綺麗。 |
【山の湯入口】どちらにも特徴的な露天風呂があり、宿泊客は貸切り家族風呂としても利用できる。清楚で清潔な更衣室と機能的で使いやすい洗面所が中にある。 |
【深湯露天風呂】深湯は、1.2mの深さがあり露天風呂としては珍しい立ち湯。底には大きめの石が敷き詰められていて足裏マッサージ効果も。 |
【深湯内湯】4〜5人で一杯くらいの広さ。湯はツルスベ感が有り塩分が濃い。 |
【石湯露天風呂】石組みの岩風呂風の石湯。守門川や山並みが見え、せせらぎが自然のバックグラウンドを醸し出している。山と渓流の田舎風景を堪能できる。 |
【石湯内湯】無色透明、無臭の湯は他の成分をほとんど含まない純粋な強食塩泉で、昆布茶の味がする。 |
【石湯洗い場】総檜製の洗い場は、木の温かさが感じられ、清潔感がある。 |
【大浴場入口】渓流館の一階エレベータ前にある大浴場。男性浴場は「真木の湯」、女性浴場は「妙の湯」。入り口には「真木の清水」という湧水が飲めるサービスがあり、入浴前後に水分補給ができる。 |
【大浴場脱衣所】清潔感のある脱衣所。洗面所は奥の別スペースにあり、ドライヤーや櫛、シャワーキャップ、爪切りなどが置かれている。 |
【大浴場洗い場】内湯は浴槽が大きく取られていて、壁2面に洗い場がある。 |
【大浴場露天風呂】大浴場の外にある岩造りの小さな露天風呂。湯口から石伝いに湯が流されていて、その周囲や湯面の岩の部分には成分が付着している。 |
【大浴場内湯】19℃の源泉鉱泉が、加温され湯口からざぶざぶと投入されていて、周囲は温泉成分で白くなっている。無色透明の適温の湯は、さっぱりした浴感でしばらくするとドッと汗が出る温まりの湯。強食塩泉でなめてみるとすごくしょっぱい。湯上り後もポカポカが持続する。 |