2009年11月09日

広島 宮島 厳島神社

【宮島桟橋】宮島口から宮島へは10分ほどで到着する。厳島神社は瀬戸内海の島を背後にして、その入江の海のなかに木造建物が建ち並ぶ日本でも珍しい神社。社殿の主要部分は12世紀に造営されたが、その後焼失し1241年に再建された。
【案内図】本社を中心に、客(まろうど)神社・天神社などの各社が配置され、その間に朝座屋・高舞台・能舞台などがある。桟橋から神社までは海岸線を歩いて10分。
【桟橋前広場】船を下りて宮島桟橋を出ると沢山の鹿が出迎えてくれる。
【五重塔】桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが美しい塔。
【豊国神社鳥居】豊国神社は元は千部経を読誦するための大経堂だったが、明治の神仏分離令により仏像は大願寺に遷され、秀吉公を祀る豊国神社となった。高さ10mの鳥居の先が御笠浜。
【大鳥居】海面にそびえる朱塗りの大鳥居は、奈良の大仏とほぼ同じ高さの16m、重量は約60t。主柱は樹齢500〜600年のクスノキの自然木で作られている。潮が引けば歩いて行ける。
【御笠浜から大鳥居を望む】表参道商店街を抜けて中連柱を過ぎた御笠浜からの眺め。浜には狛犬・石製鳥居・総燈明(108基の石燈)がある。
【厳島神社全景】海を敷地とした大胆で独創的な配置構成、平安時代の寝殿造りの粋を極めた建築美で知られる日本屈指の名社だ。
【拝観券売場】社殿が海にせり出すように築かれたのは、神をまつる島として崇められていた神聖な土地に建てるのを避けたためだと言われている。
【拝観入口】入口を入るとまず左手に客神社がある。客神社を過ぎて右手に曲がると本社がある。
【入口から社殿を望む】海に建つ木造建物として過酷な環境下にありながら、歴代政権の厚い庇護に支えられて古い様式を今日に伝えている。
【東廻廊】廻廊は幅4m、長さは約275m。床板の間に目透しという隙間があり、高潮の時に下から押しあがってくる海水の圧力を弱め海水や雨水を海へ流す役目を果たしている。
【東廻廊から大鳥居を望む】廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちてくるとあたかも海に浮かんでいるように見える。
【東廻廊から客神社を望む】社殿は水上に立っており、回廊や橋で結ばれている。今は潮が満ちてないので陸地がむき出しになっている。
【本社本殿祓殿】繊細かつ華麗な切妻両流造りで、桧皮葺の屋根に瓦を積んだ化粧棟のスタイルの寝殿造りならではの様式が特徴。
【本社本殿拝殿】高舞台の奥に祓殿・拝殿・本殿と続いている。
【平舞台】寝殿造りの庭にあたる部分で、広さは約553平方m。前方には火焼前(ひたさき)と呼ばれる突き出た箇所がある。
【高舞台】本社祓殿前にある、黒漆塗りの基壇に朱塗りの高欄をめぐらし前後に階段をつけた舞台で、舞楽の舞台としては最小のもの。
【祓殿から能舞台・能楽屋を望む】国内でも唯一の海に浮かぶ能舞台。
【授与所】西廻廊にあるお札授与所。本社本殿の横に大国神社、天神社と並んでいる。
【天神社絵馬】菅原道真を祭神とする素木造りの天神社に奉納された絵馬。
【西廻廊】西廻廊を進むと右手に能舞台、左手に反橋があり、その先に出口がある。
【能舞台】海上にあるため能舞台の床下に置かれる共鳴用の甕(かめ)がなく、足拍子の響きをよくするため舞台の床が一枚の板になっているのが特徴。
【反橋】重要な祭事の際、勅使がこの橋を渡って本社内に入ったことから別名・勅使橋とも呼ばれた。能舞台や反橋なども重要文化財となっている。
【西廻廊出口】檜皮葺き唐破風屋根の西廻廊出口。昔はこちらに船が着いたのでこちら側が入口であった名残だそうだ。
【大願寺】建仁年間(1201年)に僧了海が再興した真言宗の寺。現在残っている遺構は、元禄時代に建てられた山門と本堂のみ。
【後白河法皇御行幸松】西廻廊を出て桟橋に戻る途中の本殿裏辺りに展示されている。後白河法皇お手植えの松で、触ればご利益があるそうだ。
【厳島神社・宝蔵】宝物館ができるまで、国宝平家納経をはじめとする神社の宝物が収蔵されていた。校倉造りとしては最古の建物。
【豊国神社五重塔】千畳閣の隣に建つ高さ27.6mの五重塔は、和様と唐様を巧みに調和させた建築様式で1407年(応永14年)に創建された。檜皮葺の丹塗り、屋根の反りが大きい独創的な構造だ。
【豊国神社千畳閣】本瓦葺き入母屋造の島内で最も大きな建物で、畳857畳分の広さがあることから千畳閣と呼ばれている。
【大杓子】杓子発祥の地である宮島のシンボルとして、郵便局の隣に展示されている長さ7.7m、最大幅2.7m、重さ2.5tの樹齢270年のケヤキから作られた世界一の大杓子。
【表参道商店街】土産物店・食事処・旅館など約60軒が左右に並んで約350m続く宮島で最も賑やかな商店街。土産物店には、もみじまんじゅうや宮島杓子など様々な土産物が並んでいる。
posted by 日本の秘湯 at 11:40 | 口コミ情報(0) | 小旅行中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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