【東屋旅館全景】白布温泉は山形県米沢市の南部にある湯治場としても400年を越える歴史を有する温泉。福島の高湯温泉、山形の蔵王温泉とともに奥羽三高湯に数えられた。 |
【エントランスロード】標高900mの吾妻山北西側に位置し冬季は雪深く秘境的な趣ある雰囲気で、江戸時代は上杉藩内の代表的な保養温泉地として赤湯温泉、小野川温泉と並び称せられた。 |
【エントランス】老舗の東屋旅館・中屋旅館・西屋旅館など数軒の旅館があり、東屋、中屋、西屋の茅葺屋根の並びが名物であったが、2000年3月に中屋を火元とする火事により、中屋、東屋が全焼した。 |
【玄関】再建された明るい雰囲気の玄関。白壁と木の落ち着いた雰囲気が白布の景色にとけ込んでいる。湯の沢・小野川・白布・新高湯・大平・姥湯・滑川・五色の米沢八湯の1つでもある。 |
【フロント】山間の宿らしい素朴な雰囲気。館内はどこも木材がふんだんに使われていて新しい。 |
【ロビー】吹き抜けのロビーには明るい陽光が柔らかに取り込まれ、太い古木の根を展示するなど歴史も感じさせる。 |
【廊下】ロビー右にある大浴場への廊下。手前に女湯、奥に男湯入口が見える。 |
【大浴場入口】廊下突当り左にある男湯入口。右正面は家族風呂の入口。 |
【脱衣所】脱衣棚に脱衣籠がある清潔な脱衣所。貴重品ロッカーはない。洗面台はドレッサーが1台あり、隅には簡単な休憩用のベンチが置かれている。 |
【内湯入口・露天風呂出口】左が内湯入口、右が露天風呂出口。内湯は入って左に大浴槽、真ん中に滝風呂、右に小浴槽がある。 |
【内湯滝風呂】扉を開けるとまず東屋名物の滝風呂(打たせ湯)のドドッという轟音とそこから流れ出す湯川が目に入る。内湯は浴室全体が木造で、高い天井には広い開口部の湯気抜きがある。 |
【内湯小浴槽】入口右にある源泉100%の真っ黒に変色した1人用の小浴槽。最初はかけ湯かとも思ったが、浴槽のようだ。湯はかなり熱めたっだ。泉温が高いので打たせ湯のみ加水してると掲示がある。 |
【内湯大浴槽】滝から直接流れ出る湯が大浴槽に流れ込むが、受け切れずそのまま外に流れ出て、浴室全体が川の流れの様だ。石膏泉の湯は無色透明で僅かにツルツル感がある。湯船には凄い量の湯の華が舞っている。 |
【洗い場】カランは4基。うちシャワー付きは左手の1基のみ。旅館の設備としては物足りないが、風呂の造りから桶を使う昔の共同浴場スタイルと思えばこれもありか。備品はリンスインシャンプー、ボディソープと石鹸がある。 |
【滝風呂落し口】3mほどの高さから流れ落ちる3筋の湯滝のドドッという轟音が浴室に響く。 |
【滝風呂滝壺】流れ落ちた湯は滝壺に溜まるが、溢れた湯が隣の大浴槽に流れ込む。 |
【露天風呂全景】開放的な庭園風造りの露天岩風呂。屋根が無くて開放感があり、周囲の深緑も楽しめる。 |
【露天風呂】湯の温度は低くめで長湯ができる。左上に女湯露天風呂があるらしく、そちらからも湯が流れ落ちて来ている。 |
【露天風呂湯口】真ん中の岩から温泉が流れ出る趣向の大きな岩風呂。大量の湯の華が舞っている。 |
【石風呂脱衣所】浴室が2階にある巨岩の上に設けられた石風呂。混浴のようだが鍵をかければ家族風呂にもなる。 |
【石風呂】上杉家の貸し御殿時代の庭石を手彫りした浴槽には源泉掛流しの湯がこんこんと注がれている。こちらも白い湯の華がたくさん浮かんでいる。 |
【石風呂より景色を眺める】白布温泉は豊富な湯量も自慢なのだろう、湯船からは湯があふれ出している。浴室の外には小さなベランダもある。 |
【家族風呂脱衣所】数人分の脱衣籠と小さな洗面台があり、空いていれば鍵を閉めて入浴できる。 |
【家族風呂】バリアフリーに配慮した浴室には、3人程が入れる小ぶりの浴槽がある。 |