【沢渡温泉共同浴場】沢渡温泉は四万温泉の近く、六合村から紅葉の名所として知られ、若山牧水の「枯野の旅」で有名な暮坂峠(1088m)を抜け中之条に向かう日本ロマンチック街道(県道55号)の脇道にある静かな温泉地。 |
【受付】標高600mの台地の坂道には10数軒の小さな温泉宿がひっそりと佇んでいる。創業330年余の老舗旅館まるほん旅館の隣に立つ素朴な共同浴場は、2010年4月にリニューアルオープンした沢渡温泉唯一の共同浴場。旅館宿泊者は無料ではいれる。 |
【玄関内部】近くに日本有数の大温泉地である草津や湯量豊富な四万温泉があることから、あまり目立たない地味な温泉地だが、草津の仕上げ湯の一つとして賑わった。右が下足棚、左が脱衣棚。 |
【洗面所】浴室との引き戸の上には寄付した人の木札が掲げられ、洗面台にはドライヤーも置かれている。地元の人も多く利用するので、素朴なふれあいもできる。 |
【脱衣所】新しい木の香りと清潔な脱衣所はけっこう広さがある。脱衣所2面の壁に脱衣棚と貴重品ロッカーがある。 |
【浴室】浴室は床と壁の下半分が石タイル、壁の上は木造で洋風レトロな感じ。熱めとぬるめの2つの湯船があり、体調に合わせて湯の温度を選べる。 |
【あつ湯】入浴時は47℃のあつ湯。黒御影石で縁取られた手前の湯船には55℃の源泉が注がれていて浸かると体中がジンジンする。入浴するにはそれなりの覚悟がいる。キシキシ感とヌルすべとした泉質の浴槽内には細かな白い湯の花が漂っている。 |
【ぬる湯】43℃のぬる湯。古来から「一浴玉の肌となる美人の湯」といわれる湯は無色透明で癖のない肌ざわりのよい柔らかなアルカリ性石膏泉。湯口にはコップが置いてあり、飲泉すると微かに硫黄臭がする。奥のパイプのコックで湯量を調整できる。 |
posted by 日本の秘湯 at 12:41
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