2011年06月12日

青森 恐山温泉 冷抜の湯・薬師の湯

住所青森県むつ市田名部宇曽利山3-2 電話0175-22-3825(恐山寺務所)
泉質硫化水素含有酸性緑礬泉
酸性含鉄・硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)
風呂の種類男性用「冷抜の湯」、女性用「古滝の湯」、男女入替え制「薬師の湯」、混浴「花染の湯」の4つの内湯
料金入山料 500円(入浴は無料)
日帰り入浴6:00〜18:00
日帰り設備休憩処○ 食堂○ 駐車場○
営業期間5月1日〜10月31日
地図を表示マップ
URLhttp://simokita.org/onsen/osore/
旅行日2011/6/12

【恐山山門】恐山温泉は、青森県むつ市の恐山菩提寺の境内にある共同浴場で、冷抜の湯(ひえのゆ、男湯)、古滝の湯(女湯)、薬師の湯(男女入替)、花染の湯(混浴)の4つの湯小屋があり、恐山へ入山すればいずれも無料で入浴できる。
【境内マップ】山門から地蔵殿へ向かう参拝路左に冷抜の湯と古滝の湯、右に薬師の湯、参道から完全に離れた宿坊の裏手に花染の湯がある。昔はこの温泉で身を清め、それからお参りしたそうだ。
【冷抜の湯・古滝の湯】山門をくぐると参拝路のすぐ左に男湯の冷抜の湯(右)と女湯の古滝の湯(左)が向かい合ってある。参拝路から見えるのですぐ判る。
【冷抜の湯湯小屋】参拝路のすぐ脇なので、入浴客だけでなく見学客も時々覗きにやってくるが、割と利用者は少なく、まったりと湯を楽しめた。
【冷抜の湯脱衣所】脱衣所は棚があるだけでロッカーはもちろんカゴもない。夜は宿坊客も利用するようで、この2棟には電気が引かれている。壁には電気の切り忘れ注意の壁板が。
【脱衣所から冷抜の湯を見る】脱衣所と浴場は一体型で境はない。2つに区切られた湯船があり、その間に湯口が2本。
【冷抜の湯】濃い硫黄臭が漂い、酸性値が高く肌をピリピリ刺すような刺激を感じる。湯口の湯を口に含むと、酸味と苦味を感じる。
【冷抜の湯から脱衣所を見る】白く濁った淡青色の湯が、湯船に並々と注がれている。赤褐色の板と白濁淡青色の湯のコントラストが美しい。
【冷抜の湯湯口】2本の湯口から湯船に源泉が注がれている。1つの源泉が2本なのか、異なる2つの源泉かは不明だが、異なる源泉のような気もする。
【薬師の湯湯小屋】冷抜の湯・古滝の湯の反対側、参拝路の右に薬師の湯湯小屋がある。こちらも参拝路から見えるのですぐ判る。
【薬師の湯入口】男女の入替は、入口横の「男湯」札を抜いて「女湯」に裏返す。男性が全員出たところで「女湯」に早変わり。
【薬師の湯脱衣所】引き戸を開けて中に入ると左右に脱衣用の棚2段。脱衣所・浴場一体型で、脱衣所の先は浴室になっており、途中遮るものは一切ない。
【脱衣所から薬師の湯を見る】浴室内には2つの湯船があり、こちらは淡緑ががった白濁翡翠色の湯が、湯船に並々と注がれている。
【薬師の湯】強い硫黄臭がする湯は、口に含むと強い酸味と渋味がする。湯温は体感で44℃程度であろう。やや熱め。
【薬師の湯湯口】湯口は2つの浴槽の間にあり、同じ量の湯が掛け流されている。木造の湯小屋に映える白濁翡翠色の湯がなんとも美しい。
【薬師の湯湯抜き櫓】青森特産の総ヒバ造りの湯小屋で、黒く古びた剥き出しの木目が風情を一層良く醸し出している。

posted by 日本の秘湯 at 14:34 | 口コミ情報(0) | 青森県の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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