2011年06月16日

秋田 角館町 みちのくの小京都 角館歴史村青柳家

【角館武家屋敷通り】武家屋敷通り(表町、東勝楽丁)は江戸時代から続く景観が維持されていて、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている。黒板塀が続き年経た大きな樹木の生い茂る通り沿いに6軒の武家屋敷が公開されている。
【武家屋敷案内マップ】国道46号の入り口から奥の方へ順に石黒家、青柳家、松本家、岩橋家、河原田家、小田野家と並んでいる。その中で代表的格の青柳家と石黒家は有料だが、他は無料で見学できる。市営桜並木駐車場(500円)より徒歩5分。
【角館歴史村青柳家】武家屋敷通りのほぼ中心に位置し、ひときわ立派な薬医門を構える青柳家。この門は公家や上級武士の武家屋敷の正門とされている。その横には、樹齢400年の枝垂れ桜が茂る。
【青柳家案内図】3000坪の敷地内には、母屋、武器蔵、青柳庵(秋田蘭画)、秋田郷土館、武家道具館、企画展示館、ハイカラ館(アンティークギャラリー喫茶)などの資料館があり、貴重な品々3万点を公開。
【薬医門】藩への功績が認められ特別に許された青柳家の薬医門。門はその家の位や威信を表し、上級武士にしか許されない重厚で格調高い造りは、青柳家の誇りであった。
【受付】薬医門のすぐ後ろに設けられた薬医門と一体になった受付。開村時間 午前9時〜午後5時(11〜3月は午後4時)年中無休。入村料 大人500円 高・中学生 300円 子供 200円。
【青柳家母屋】1772年(安永元)に建てられた青柳家は、1973年(昭和48)県史跡に指定され、1989年(平成元)から角館歴史村として公開されている。
【脇玄関】来客用の正玄関の脇にある家人が使用する脇玄関。両脇に格子窓が付き外を確認できる。使用人の玄関は別にあり、玄関一つとっても武家社会の厳しい身分制度を知ることができる。
【母屋間取り図】秋田や岩手の農家に多い「曲り家」で、通常突出部に厩が置かれるが、武家屋敷である青柳家では、突出部の先に正玄関が設けられ、厩がある部分が座敷となっている「鍵家」形式。
【囲炉裏の間】脇玄関を入り、土間を上がると囲炉裏の部屋があり、昔の時代にタイムスリップしたような生活様式がそのまま残されている。順路に沿って水屋を通り抜け、さらに進むと武器蔵にでる。
【水屋・炊事場】母屋を左に進むと、調度品などが並ぶ水屋と、その奥にかまどのある炊事場がある。
【武器蔵1階】米蔵を改造した武器蔵には、青柳家家宝の武具や江戸時代の文献が展示されている。
【武具展示】家宝の「六十二間小星兜」の「黒塗横矧二枚胴具足」の甲冑や身分の高い武士にのみ許された「五輪塔の旗印」などが展示されている。
【刀剣展示】秋田県の重要文化財に指定された秋田郷土刀の展示。
【武器蔵2階】重要な古物である調度品や古文書、史的遺品を収容する。
【蒔絵の内裏雛】平福穂庵の師で、19世紀前半に活躍した武村文海朝宗作の総桐木彫り蒔絵の内裏雛。
【青柳庵への出口】武器蔵の隣に掛け軸や古文書、絵などが展示してある青柳庵がある。
【青柳庵(秋田蘭画)】西洋の陰影法を取り入れ、後の洋画界に大きな影響を与えた秋田蘭画は、小田野直武と時の8代藩主・佐竹義敦によって完成された。
【秋田蘭画展示】小田野直武や角館城代佐竹義躬の蘭画や、伊能忠敬よりも40年前に描かれた日本地図「赤水図」、水戸黄門の書などが展示されている。
【東海道五十三次浮世絵】ショーケースには、東海道五十三次の浮世絵13点のコレクションも展示されており、これは日本橋の浮世絵。
【順路途中にある神明水】青柳庵から秋田郷土館へ向かう順路の途中には「神明水」がある。裏山 源太寺山から数百年もの昔より庭園の池に絶え間なく流れ込む沢水で、数百年間変わらない水質の良さを保っているそうだ。
【小田野直武像】青柳家と姻戚関係にある小田野直武は、平賀源内に師事し、秋田蘭画を確立「解体新書」の挿絵を描き、その名を高めた。青柳庵から郷土資料館へ向かう庭園内の通路沿いにも、小田野の生涯を描いた展示が並んでいる。
【秋田郷土館】小田野直武像の先に見えていた大きな建物は秋田郷土館。
【農具・古民具展示】1階は、農具・古民具やかいまき布団(袖のついた着物状の寝具)などの民俗展示。
【イタヤ細工実演販売】イタヤカエデを使った籠や花入れなどのイタヤ細工は、200年前から炉端の手仕事として受け継がれた角館独特の手編み細工。
【2階階段】2階展示室には「戦史の部屋」「音の保存室」があり、太平洋戦争で用いられた軍服や用品、レコードコレクションの展示をしている。
【戦史の部屋】出征兵士の垂れ幕や、軍服・勲章、軍人が装備した小物類などを展示している。
【音の保存室】昔懐かしいSPレコードの展示。レコードコレクションは寄贈によるもので、ほとんどが演奏家か指揮者の直筆サイン入りと書いてある。
【軍服展示】青森五連隊と秋田十七連隊の軍服やモールス発信機など戦時中の遺品を展示。
【休憩処】秋田郷土館の縁側は休憩処になっていて、中庭の木々や草花をゆっくりと鑑賞できる。
【縁側から中庭をみる】農林水産省の認定を受けた、日本に一本しかない珍しい枝垂れ桜の新種。4月下旬から5月初め頃、青柳家の中庭に降るように咲く薄紅色の花が見頃となる。
【中庭に架かる小橋】邸内を彩る四季折々の草花を眺めながら散策できる。奥羽の山野から集めた花木、薬草など600種類もの花木が庭の四季を彩ると言われている。
【葉桜庵】角館伝統の技、山桜の木肌を生かした桜皮細工の茶筒、お盆、箸などを販売。使い込むほどに艶をまし、しっとりと味わい深くなる品々だ。
【武家道具館】樽岡焼は、海鼠釉の深い色合いと素朴な土の色が特徴の伝統工芸品。湯呑、コーヒーカップ、タンブラー、皿類など取り揃えて販売。
【青柳家使用の大皿展示】館内には、青柳家で実際に使用されていた大皿の数々も展示されている。
【順路】武家道具館から食事処稲庭古来堂へ向かう通路突当りには、昔の消防ポンプ付き大八車が展示されている。
【食事処稲庭古来堂】秋田の食文化を今に伝える、伝統300余年、稲庭うどん。さらりとした風味と麺腰の強さを楽しめる。
【幕末写真館】企画展示室「幕末写真館」では「写された幕末」をテーマに幕末の人物・風景写真が展示してある。
【ハイカラ館】1階は喫茶室と土産コーナー、2階は小田野直武が表紙絵と図版を描いた初版の「解体新書」をはじめ、数百点もの貴重なアンティークを展示しているアンティークギャラリー喫茶。
【1階ショップ】1階喫茶処では神明水で淹れた「南蛮茶(コーヒー)」を味わえる。ショップではガラスや陶器や布の小物、アクセサリーの他、珍しい食品などハイカラな品々があふれている。
【2階展示室】蓄音機・時計・カメラなどのアンティークコレクションが展示されている。アンティークファンにはたまらない品物だろう。右下隅のケースには「解体新書」の初版が展示されている。
【解体新書】「解体新書」の初版。杉田玄白らが「ターヘル・アナトミア」を翻訳して「解体新書」を著したことはよく知られているが、その挿絵(解剖図)を描いた画家が小田野直武だ。
【青柳家邸内社】武士から武運の神(武神)「弓矢八幡」として崇敬を集めた八幡大神、穀物・農業の神稲荷大神、藤原氏(中臣氏)の守護神である春日大神の3柱を祭神とする青柳家の邸内社。
【角館祭りの山車】毎年9月に行われる角館祭りに使われていた山車。山車の上には、平知盛が大錨の綱を体に巻き付け、錨とともに海に沈む歌舞伎屈指の名場面「義経千本桜 大物浦の場」が飾られている。
【順路出口からみる母屋】ぐるっと回って母屋正玄関に戻ってくる。座敷の縁は土縁という雪国特有の廻り縁で囲まれていて、板縁の外側が屋根付きの土間になっている。
【座敷】座敷奥の床の間は、畳の上にもう一枚畳が重ねて敷かれた「出床方式」。隣の取り次ぎの間との境の欄間には美しい透かし彫りがあり、自らは質素に暮らしても身分の高い来客をもてなすために、座敷だけは豪華にしていることがわかる。
posted by 日本の秘湯 at 15:15 | 口コミ情報(0) | 小旅行北東北 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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