2011年09月26日

長野 塩尻市 奈良井宿

【奈良井宿案内図(上町)】長野県塩尻市に位置する奈良井宿は、中山道六十九次の34番目の宿場。木曽路十一宿の江戸側から2番目で、11宿の中では最も標高が高い。難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」といわれた。
【奈良井宿案内図(下町)】江戸寄りから下町、中町、上町に分かれ、旅籠の軒灯や広い土間、千本格子の美しい町並みは延長約1kmにもおよび往時の面影を色濃く残している。千本格子そば屋、茶房、酒屋、土産屋、民宿などと住居が混在。
【地下通路】国道から線路を渡る箇所は、東京寄りから奈良井大橋、地下通路(遊歩道)、権兵衛橋の3ヵ所ある。地下通路はふれあい公園と奈良井駅の間にあり奈良井宿の下町側玄関口の専念寺付近にでる。
【水場下町】下町には水場「下町」と「下城」の2つの水場があり、これは手前側にある水場「下町」。ここから上町方向に下町、中町と歩き上町のはずれの鎮神社まで散策する。
【下町の街並み】張り出した軒先の造りが特徴的な街並み。濃茶色の切妻平入の屋根は3/10勾配(いわゆる3寸勾配=16.7度)の長尺鉄板葺。
【下町の民宿街】「いかりや町田」「かとう」「ながい」と3軒の民宿が並ぶ街並み。奈良井宿の典型的な民家造りの家並みが続く。
【保存地区選定の碑と水場横水(中町)】木曾谷の伝統的な板葺石置屋根が再現された中町の水場「横水」。坂の階段を登っていくと法然寺にでる。
【蔵元杉の森】水場横水の前にある玄関の特大杉玉が看板の奈良井宿唯一の蔵元「杉の森」。中は土間になっいてレトロな雰囲気を醸し出している。
【中町マリア地蔵付近の街並み】大宝寺・マリア地蔵入口付近から下町方向の街並みを振り返ってみる。左端の木の鳥居門をくぐって細い道を進むと大宝寺に行く。
【徳利屋郷土館】パウザ・ディ・クローマの隣にある徳利屋。昭和初期まで旅籠として使われていた建物で、現在は資料館を併設した食事処となっていて、市の有形文化財に指定されている。そばと五平餅の味は格別。
【大宝寺】1582年(天正10)、奈良井宿義高が自らの菩提寺として開いたのがはじまりとされる臨済宗妙心寺派の寺院。本堂裏にはマリア地蔵・庭園(拝観料100円)がある。
【マリア地蔵】大宝寺境内にある頭なしのマリア地蔵は、子育て地蔵の名を借りて隠れキリシタンが密かに祈るために作られたともいわれ、隠れキリシタンたちの悲しい歴史が刻まれている。
【パウザ・ディ・クローマ(中町)】マリア地蔵の前にある草花のアクセサリーと漆工芸を扱うギャラリーショップ。日本で3店舗しかないため、遠方からわざわざ足を運ぶ人も多い。
【ショップ店内】四季折々の自然の草花がそのままブローチやイヤリング・ペンダントになった素敵な手作りの品々だが作り方は「企・業・秘・密」だそうだ。奥には漆工芸品を展示している。
【奈良井会館】1980年(昭和55)に奈良井宿の景観に合わせて建てられた公営の会館。「奈良井宿観光案内所」「全国町並保存連盟」「奈良井宿事務所」「塩尻市観光協会」などを兼ねている。
【奈良井宿観光案内所】奈良井宿での観光案内や宿泊案内などのサービスを受けられる場所になっている。ただし、宿泊の予約はできない。
【奈良井会館からみる中町の街並み】民宿「江島屋」、御宿「伊勢屋」、「上問屋資料館」と並ぶ街並み。「奈良井千軒」と云われる面影を色濃く残しており、山間の宿場街として人気がある。
【御宿伊勢屋】1818年(文政元)創業の江戸時代は脇本陣兼下問屋を勤めていた老舗の旅籠。現在も往時の建物をそのまま保っており、奈良井宿式建築の代表的なものになっている。
【上問屋資料館】宿場町は宿駅制度で旅人の需要に備えて伝馬と人足を常備していた。問屋(といや)とは伝馬と人足を管理運用していた宿駅で上問屋は慶長年間(1602年)から明治維新までのおよそ270年間継続して問屋を務めていた。
【上問屋内部】古文書・陶器・漆器などの諸道具を展示している資料館(300円)で国の重要文化財に指定されている。長い廊下の両側に部屋、そして中庭があり広い間取りだ。
【中町と上町の間にある鍵の手】他の宿場で言う「枡形」と同じで、奈良井では「鍵の手」と呼ぶ。外敵の走行を妨げる目的で、直線ではなく敢えて道を曲げてある。周りに水場や荒沢不動尊がある。
【荒沢不動尊】鍵の手にある荒沢不動尊のお堂内部。お堂の中には仏教の線香立てが置かれ、お堂の外には何故か神社の鳥居が建っている不思議な光景だ。
【水場鍵の手】荒沢不動尊の向かいにある水場「鍵の手」。奈良井は周囲を中央アルプスの高い山に囲まれ、山の湧き水が流れ込んで来るので清水が豊富で、美味しい水が乾いた旅人の喉を潤す。
【上町から鍵の手をみる】鍵の手は宿場内に道の屈曲をつくり「敵の直進と見通し」を防ぐ宿場を守る施設として機能していた。
【資料館中村邸】元塗櫛問屋の中村邸は、2階を少しせり出させる出粱(だしばり)造り、鎧庇(よろいびさし)など、典型的な奈良井の民家の様式を残し市の有形文化財に指定されている。
【中村邸内部】現在も昔のまま資料館として一般に公開(200円)されている。台所の囲炉裏と大きな吹き抜けに当時の生活を感じる事ができる。
【猿頭】奈良井の民家の特徴の一つに猿頭(さるがしら)が上げられる。これは庇板を押さえる桟木のことで猿の頭が重なったように見えるためこの名で呼ばれている。
【中村邸から上町の街並みをみる】鍵の手〜鎮神社の間は、NHK連続テレビ小説「おひさま」(2011年)のロケ地となり昭和初期の町並みを再現した。中村邸は主人公たちが学校帰りに寄り道する飴屋。
【上町の街並み】あいず屋、竹仙堂、才田屋、民芸会館などの土産品店が両脇に並ぶ。NHK朝ドラでは学校の通学路として商店街の町並みが使われた。
【水場宮の沢と高札場】高札場は宿場の南端(京都寄り)の鎮神社の手前にあり、幕府や藩などが決めた法律のようなのものを住民達に伝達する手段として明治の初め頃まで使われていた。
【鎮神社】奈良井宿の鎮守。もともと鳥居峠に建立されていたが戦火で焼失、奈良井義高によって現在の場所に移されたといわれている。
【拝殿】毎年8月12日には町内の若衆が笛・太鼓・三味線などのお囃子で町を練り歩く例祭が盛大にとり行われる。
【奈良井宿民芸会館】12間もの広い間口の店内には所狭しと土産品が並び、奈良井や木曽ゆかりの民芸品や、お土産用の蕎麦セット、野沢菜、菓子などもたくさん取り揃えている。
【権兵衛橋踏切から上町土産品店街をみる】奈良井宿の上町側玄関口となる権兵衛橋駐車場から踏切を渡ると奈良井宿となる。踏切の先左手に奈良井宿民芸会館が見える。
【権兵衛橋駐車場】権兵衛橋を渡った奥にある上町に近く便利な有料駐車場(500円)。無料駐車場はふれあい公園、奈良井駅前、奈良井大橋、木曽の大橋駐車場があるが台数は少なめ。
【C12形蒸気機関車】駐車場に展示されているC12形蒸気機関車199号機。駐車場のランドマークとして地元住民や観光客に親しまれている。
【木曽の大橋】奈良井川に架かる曲線が美しい総桧作りの太鼓橋。平成3年竣工で全長33m、幅6.5m。樹齢300年以上の木曽桧を使っている。
【橋桁】橋の裏側は、6本のアーチで橋を支え、見事に木が組んである。V字形の補強材「鞍木(くらぎ)」で橋桁に掛かる、変形や揺れを低減してるそうだ。
posted by 日本の秘湯 at 12:52 | 口コミ情報(0) | 小旅行甲信越 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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