【中山平温泉入口ゲート】中山平温泉は、標高420mの黒森山の麓、紅葉の名所として名高い鳴子峡の南西約1kmほどの、鳴子温泉郷の中では最も西にある温泉。山形県境に近い大谷川の清流に沿って、湯治宿から観光客向けまで温泉宿が13軒点在し、公衆浴場は「しんとろの湯」がある。 |
【日帰り入浴入口】東北道古川ICから国道47号を山形方向に進み、鳴子温泉郷の一番奥、鳴子峡を過ぎた所に中山平温泉はある。日帰り入浴客用の入口は正面玄関の裏側の新館にあり広い駐車場もある。日帰り入浴用の玄関を入ると男女別展望浴室(石橋・芍薬の湯)になる。 |
【宿泊客入口】宿泊者用の正面入口。300年の歴史を持つ名湯うなぎ湯と呼ばれ称される湯は、 化粧水のようにとろりとした肌触りが特徴で、美しい肌作りの湯として女性に人気。 |
【琢e】離れ3室を含めて全部で17室、小規模の宿だが外観も館内も落ち着いた雰囲気。今年3月11日の東日本大震災の影響で、名物の混浴露天風呂は利用できなくなっている。 |
【玄関】玄関脇に展示された人力車。3月11日の震災と4月7日の大きな余震によって、震災から半年たつが、混浴露天風呂浴槽の亀裂・陥没地崩れや源泉から突然自噴できなくなるなど震災の影響がいまだに続いているようだ。 |
【案内図】琢eは4つの源泉を持ち、男女別展望浴室(石橋・芍薬の湯)、男女別露天風呂(鶴亀の湯 [岩風呂・檜風呂])、男女別内風呂と混浴露天風呂(長生の湯)、客室露天風呂(特別室『松島』無心の湯)、岩盤浴など合計10ヶ所の風呂を持つ。 |
【フロント・ロビー】玄関右手にあるロビーは、木の風合を活かした桧がふんだんに使用されるなど、しっとりした和風旅館だ。館内は清掃が行き届き清潔感がある。 |
【選べる浴衣】ここは女性にやさしい宿のようで、宿泊客は好みの浴衣が選べたり、エステルームがあったり、女性限定の宿泊や日帰りプランなどが充実して女性客に好評。 |
【玄関から正面新館方向をみる】玄関正面に新館へ渡る長い廊下が続き突当りに新館エレベーターが、左手には長生の湯男湯入口、右手に湯上り処、四季庵「夕月」、宴会場「七福神」と並ぶ。 |
【玄関から左方向をみる】玄関から左手をみると、右側に長生の湯女湯入口、その前に老木の切り株で造られた休憩用の腰掛け、突当り奥に男女別露天風呂(鶴亀の湯 [岩風呂・檜風呂])への出口がある。 |
【湯上り処】長生の湯 男湯入口の前には湯上り処があり、冷水・お湯などが置いてある。灰皿もあるので喫煙所も兼ねているようだ。 |
【四季庵「夕月」】湯上り処に隣接する休憩処 四季庵「夕月」。湯上り処で入れた冷水・お茶などをこちらでゆっくりと頂ける。 |
【宴会場「七福神」】四季庵「夕月」の奥には、食事処となる宴会場「七福神」があり、夕食・朝食はここで頂く。ステージには豪華な内掛けが飾られ華やかさを演出している。 |
【夕食】食前酒、前菜、お造り、サラダ、岩魚の焼物、黒毛和牛の陶板焼き、大泉ポークのハリハリ鍋、季節野菜の揚げ物、酢の物・香の物、デザートのメロンなど郷土の素材を活かした料理が並ぶ。 |
【長生の湯 男湯入口】長生の湯には男女別内湯と混浴露天風呂があり、男湯、女湯をそれぞれ外に出ると混浴の露天風呂になる。 |
【洗面脱衣所】洗面ドレッサー完備でドライヤーもある。アメニティも充実していて、清潔な脱衣所。手前に洗面所、奥に脱衣所がある。 |
【長生の湯 内湯】pH8.9のアルカリ性のためか、重曹泉のためか、ヌルヌル感がすごく入浴後の肌はすべすべになる。硫黄臭がする透明な薄緑色のぬるめの湯は白い湯花が舞っていい感じ。 |
【展望浴室への階段】内湯の後は展望浴室へ。男女別展望浴室(石橋・芍薬の湯)は新館2階にあり、本館の細長い廊下を歩いてくる。突当りのエレベーターか奥の階段で2階に上がる。 |
【中山平温泉の由来】中山平温泉(蛇乃湯)は、黒森山の主である大蛇が耳突山の大百足と戦いこのお湯で傷を癒したことが始まりと伝えられている。 |
【大宴会場・お休み処「千歳の間」】エレベーターホールへと続く廊下の両側には大宴会場・お休み処「千歳(せんざい)の間」がある。 |
【展望浴室入口】石橋(しゃっきょう)の湯と芍薬(しゃくやく)の湯が朝夕の男女入替制になっている。 |
【石橋の湯 脱衣所】当日は石橋の湯が男湯。綺麗に掃除の行き届いた脱衣所と洗面所。 |
【石橋の湯】浴室は窓が大きく取られていて明るい。湯船は大きな石をくり貫いた浴槽。 |
【洗い場】カラン5基の洗い場。ボディソープ、シャンプー、リンスのセットが備わっている。 |
【芍薬の湯 脱衣所】翌朝一番で芍薬の湯へ向う。脱衣所は石橋の湯と対象の造りになっている。 |
【芍薬の湯】芍薬の湯には山間を見下ろす露天樽風呂がある。 |
【洗い場】カラン5基の洗い場。ボディソープ、シャンプー、リンスのセットが備わっている。 |
【芍薬の湯 樽の湯】ゆっくり入れるように温めに温度が設定してあり、景色を見ながら長湯ができる。 |
【鶴亀の湯出口】鶴亀の湯は離れにあり、茅葺き屋根のある岩風呂と、檜の木枠で六角形の湯舟が造られた亀甲檜風呂がある。 |
【下足棚】鶴亀の湯に行くには一旦外に出て、ぞうりを履いて階段を下りていく。 |
【離れ 松の緑】出口をでると広場になり、本館離れ「松の緑」の建物を左に見ながら鶴亀の湯へ進む。 |
【鶴亀の湯通路】突当りの黒塀を右に曲り、山の斜面に造られた階段を降りていく。 |
【鶴亀の湯休憩処】途中に休憩所&喫煙所があり、湯上がりの一服ができ、周りの景色もいい。 |
【休憩処からの眺め】眼前に鳴子の山々が見渡せ、紅葉の時期は紅に染まった山々が美しいそうだ。 |
【鶴亀の湯浴舎】山の斜面に沿って、張り付くように立てられた鶴亀の湯の浴舎。 |
【道祖神】入口には夫婦和合のありがたい神様が鎮座。傍らに道祖神・縁起なる説明がある。 |
【鶴亀の湯入口】朝と夜で男女が入れ替わる。当日は亀甲檜風呂が男湯。 |
【亀甲檜風呂洗面所】入口左手に洗面所、右手に脱衣所があり、洗面台1個の簡単な造り。 |
【亀甲檜風呂脱衣所】簡易鍵き脱衣箱が12個ある簡素なもの。掃除が行き届き、簡素ながらも清潔な脱衣所だ。 |
【洗い場】脱衣所をでるとカラン2基のある小さな洗い場があり、ボディソープ、シャンプー、リンスのセットが備わっている。 |
【亀甲檜風呂】檜の木枠で六角形の湯舟が造られた亀甲檜風呂。「亀の湯」ともいわれ浴槽の形が亀の甲羅の形をしている。屋根が無い分開放感がある。 |
【湯口】震災の影響で湧出量に変化があったのか、湯口から掛け流される湯の量が前回に比べ極端に減っていて、脇のホースから湯が追加されている。 |
【岩風呂洗面所】亀甲檜風呂と左右対称の造りで、右手に洗面所、左手に脱衣所がある。 |
【岩風呂脱衣所】こちらも亀甲檜風呂と同じ簡易鍵き脱衣箱12個の造り。 |
【洗い場】カラン2基の小さな洗い場。ボディソープ、シャンプー、リンスが備わっている。 |
【岩風呂】茅葺屋根が架けられている「鶴の湯」。湯は薄黄緑色をした透明の湯。 |
【岩風呂浴槽】硫黄臭がする緑で透明な湯は、ぬるぬる感がしてお肌すべすべって感じだ。 |
【湯船より浴舎をみる】茅葺屋根の下から浴舎を見る。早朝のなか、浴舎の明かりが趣がある。 |
【岩風呂からの眺め】左端の竹の湯口から湯が注がれている。じっと浸かっていると心地よい。 |
【湯口】亀甲檜風呂と同じくこちらの湯口からは湯が注がれていない。 |