【岩屋館全景】信州の角間高原に佇む大自然に囲まれた静かな一軒宿で、真田の里の隠し湯として名高い角間温泉は、胃腸の湯治場としても広く知られている茶褐色の炭酸泉。 |
【新館より駐車場を望む】角間渓谷沿いの細い山道を登った先、岩山に囲まれた岩屋館は、本館(3室)、新館(9室)・離れ(2室)の部屋数14室の小さな秘湯の宿。上の駐車場から橋を渡り玄関へ。 |
【岩屋館本館】2006年に炭酸泉(2号泉)を掘りあて、開業当時から湧出の冷鉱泉(1号泉)は養命泉として飲泉用に使われている。新源泉の炭酸泉は湧出時49℃と高温だが、地表にでると炭酸が気化し熱を奪ってしまい30℃位になるので加温しているとのこと。 |
【岩屋館新館】鉄筋の建物ながら自然に溶け込み、圧倒されるような堂々たる佇まいだ。露天風呂は本館2階より新館に向かい、新館1階のエレベータ脇より石段を登った、周囲を木々に囲まれた所にある。 |
【足湯】玄関前の駐車場脇にある足湯。今は使われていないのか蓋がしてあった。 |
【玄関・県道からの登り階段】県道の駐車場からはこの渓谷沿いの階段を登ってくる。 |
【玄関】小さな橋を渡って玄関を入ると、玄関脇の熊の剥製が迎えてくれる。館内はしっとりした落ち着きを見せている。 |
【玄関ホール】玄関右手にあるフロント。真田の里の隠し湯だけあって、館内各所に真田の旗印「六文銭」が掲げてある。 |
【ロビー】玄関ホール左手にはレトロチックなロビーがあって、大きな窓に向って椅子が並べられ渓谷の自然が眺められるようになっている。 |
【休憩処】ロビー横の休憩処。真田家が茶の湯とするために汲みに来たと言われる真田の名水を使ったコーヒーを、朝食後ここでセルフで頂ける。 |
【売店】フロント奥にある売店。品数は多くないが、ご当地のお土産が整然と並んでいる。 |
【食事処】夕・朝食では窓の外より角間高原の四季折々の自然を堪能できる。 |
【新館・露天風呂へ】突当りの引き戸を入ると食事処、階段を上ると新館・露天風呂へ、階段を下ると大浴場へいける。 |
【新館階段】コの字型の階段を上ると新館になる。露天風呂へは展望ラウンジを過ぎ、露天風呂入口から離れのある石段を登っていく。 |
【展望ラウンジ】露天風呂へ向う途中の渡り廊下にある展望ラウンジ。展望ラウンジに座ると、岩と岩の間にちょうど沈む夕日を眺める事ができるそうだ。喫煙所も兼ねている。 |
【展望ラウンジからの眺め】周りはそそり立つような岩の壁に囲まれていて、小川のせせらぎや新緑の緑、心地よい風の音色など、四季の自然を感じながら何もしない贅沢な時間を過ごせる。 |
【露天風呂・離れ出口】露天風呂の入浴時間は、朝:8:00〜10:00、夕:3:30〜9:00。露天風呂は混浴だが、4:30〜5:30と7:30〜8:30の2回は女性専用時間になっている。 |
【露天風呂への階段】露天風呂へは新館出入り口から出て、途中に離れが2つあるゆるやかな階段を登る。到着後明るい内に男性が入れるのは3:30〜4:30なので注意する。 |
【離れ】途中にある武家屋敷をイメージして造られた純和室の離れ。静かな場所に位置する離れではプライベートな空間で、ゆったりと過ごせる。 |
【露天風呂入口】階段を登りきると暖簾がありその先が露天風呂。入口左手に脱衣所があり左が男性、右の暖簾が架かってる方が女性用。 |
【脱衣所】脱衣所は、脱衣棚に脱衣カゴが3つあるシンプルなもの。利用するのは宿泊客だけなのでこれでいいのかも。 |
【露天風呂しゃくなげ】大浴場と同じく、奥に炭酸泉浴槽、手前に湧水浴槽があり、板塀越しに四季折々の自然の風情を楽しめる。 |
【炭酸泉と湧水浴槽】右の茶色っぽい方は温めの源泉掛け流しの炭酸泉で、左の透明な方は真田の名水を沸かした熱めの上がり湯用の真湯。 |
【炭酸泉浴槽】浴槽は10人ほどが入れる大きさで、奥の方が一段高くなっていて、横の丸太を頭に寝湯になっている。 |
【源泉口】源泉口は浴槽底に1ヵ所あり、温かい湯が少しずつ常に浴槽内に注がれている。時折、間欠泉のようにブクブクと勢いよく吹き出してくる。源泉口近くで浸っていると体に細かい泡がつく。 |
【浴槽からの眺め】茶色の湯は日によって色の濃さが変わるという。温めの湯は長湯ができ浸かっていると気持ちがいい。新緑から紅葉、雪景色まで、四季折々の自然が眺められるのも魅力。 |
【湧水浴槽】炭酸泉にじっくり使って冷えた体を湧水浴槽で温める。こちらにも寝湯がある。 |
【湯口】湯口からは、湧水を加温した温かい湯が絶え間なく注がれている。 |
【夜の露天風呂全景】夜、男性が入浴できるのは夕食時間帯の5:30〜7:30と夜間の8:30〜9:00の2回。時間を多少意識して入らないといけない。 |
【夜の露天風呂】夜の露天風呂も仄かに明かりが灯り風情がある。静寂の中星空を眺めながらのんびり湯浴みすると、時間が止まった様な感覚を覚える。 |
【大浴場への廊下】フロント奥の階段を下った先、本館地下1階左手に大浴場「岩松」、右手に「若葉」がある。内湯は24時間入浴可。 |
【飲泉所】廊下突当りに養命泉と真田の名水の飲泉所がある。角間温泉1号泉の養命泉は、美味しいとはお世辞にもいえない鉄分のえぐい味だった。 |
【岩松入口】当日は「岩松」が男湯、「若葉」が女湯。「岩松」は浴室内に展望休憩処が、「若葉」は湯船に広く取られた窓からの展望が素晴らしい。 |
【岩松脱衣所】脱衣所は、脱衣棚に脱衣カゴがあるだけのシンプルなもの。鍵付きロッカーはないので、日帰り入浴の場合は貴重品は車に置くと安心。 |
【岩松洗面所】清潔で綺麗な印象の洗面所。ドライヤー、整髪料などの備品・アメニティグッズは一通り揃っている。 |
【大浴場岩松】大浴場には、茶褐色の鉄分を含んだ炭酸泉と角間渓谷より湧いた湧水を加温した湯の2つの浴槽があり、その奥に休憩処もある。 |
【炭酸泉浴槽】湧出時は無色だが空気に触れると鉄分が酸化し茶褐色を帯びてくる炭酸泉の源泉浴槽。 |
【源泉口】湯は少し温めで、よくみると炭酸の細かい泡が湯の中に漂っているが体付きはない。 |
【湧水浴槽】角間渓谷より湧き出た真田の名水を加温した湯が満たされた熱めの湧水浴槽。ぬるめの炭酸泉で冷えた体を暖めると気持ち良い。 |
【洗い場】休憩処より湧水浴槽をみると、浴室入口の左に洗い場が見える。正面に3基のカラン、右に2基の蛇口のみの洗い場がある。 |
【展望休憩処】浴室の奥には渓谷を展望できる休憩処があり、ベンチが置かれ湯休めの休憩もできる。 |
【休憩処からの眺め】猿飛佐助が修行したといわれている、角間渓谷の迫りくる岩壁が見える。 |
【若葉入口】若葉には、岩松にあるような休憩処はないが、岩組のひと回り大きな浴槽になっている。 |
【若葉脱衣所】岩松と同じく、こじんまりとした脱衣棚に脱衣カゴがあるだけのシンプルなもの。 |
【大浴場若葉】右が源泉かけ流しの炭酸泉浴槽、左が角間渓谷の湧水を加温した湧水浴槽。 |
【洗い場】壁側に一直線に並んだ洗い場には、カランが3基並んでいる。 |
【湧水浴槽】湧水は成分上は温泉ではなが、軟らかい肌触りで肌がすべすべになる。 |
【炭酸泉浴槽】広く取られた窓の外は一面の緑で癒される。浴場内の清掃も行き届いて気持ちいい。 |