2009年11月22日

鳥取 岩井温泉 岩井屋

住所鳥取県岩美郡岩美町岩井544 電話0857-72-1525
泉質カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(含芒硝石膏泉)(低張性中性高温泉)
風呂の種類男女別内湯 洞窟風呂(半露天) 家族風呂
料金宿泊 15,000円〜(税込)
日帰り入浴 大人 750円 子供 500円 幼児 300円
日帰り入浴11:00〜19:30(混雑時は日帰り入浴不可の場合もあり)
日帰り設備休憩処○ 食堂○ 駐車場○
営業期間無休
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URLhttp://www.iwaiya.jp/
旅行日2009/11/22

【岩井温泉】鳥取県の最東北端、松葉ガニで有名な岩美町蒲生川沿いにある岩井温泉。旅館が3軒と共同浴場1軒だけの小さな温泉地だ。1300年の歴史を持つ山陰最古の温泉と呼ばれている。
【岩井屋】岩井屋は江戸末期の創業。共同浴場ゆかむり温泉の東隣にある木造3階建ての和風建築で、木の温もりと畳敷き、骨董・民芸家具が醸し出す小粋で洒落た雰囲気の秘湯の宿。
【玄関】館内はロビー・廊下をはじめすべてに畳が敷かれ、鳥取民芸の家具や調度が配置され、女性が好む宿の雰囲気を備えている。
【フロント】格式高い趣で統一されフロントの対応も丁寧でよい。風呂は内湯が2ヶ所、露天風呂が1ヶ所、貸切風呂が1ヶ所ある。中でも有名なのが足元湧出の長寿の湯だ。
【ロビー】ゆったりとしたロビー。浴室までの間は畳が敷かれた廊下を通って行く。大変上品で格式の高さを感じさせてくれる。
【調度品】館内のいたるところに民芸・骨董家具が配置され、花が投げ込まれて、心地よい雰囲気を醸し出している。
【ティーラウンジ】湯あがりのひと時をゆっくり過ごせるラウンジ。
【中庭】ラウンジからは中庭を見渡せる。
【浴室への廊下】ガラス張りになった窓からは水車が見えたり、廊下には絵画。隅々までにこだわった造りとなっている。
【貸切風呂水車庵】廊下の終わりには貸切風呂の水車庵がある。
【内湯浴室】さらに奥の突きあたりに内湯浴室がある。奥が長寿の湯、手前がいわいの湯入口。
【長寿の湯脱衣所】清掃の行き届いた綺麗な脱衣所には、脱衣棚に脱衣カゴが置かれている。
【長寿の湯】壁のステンドグラスが美しい、御影石に縁どられた風呂は足元自噴、艶のある透明、肌に優しい感触の湯だ。
【長寿の湯より入口を望む】和と洋がレトロに織り交ぜになって、アンティークのような重厚感がある風情。
【長寿の湯深湯】深めの湯底のスノコの間から温泉がふつふつと湧き出てくる。一度も空気に触れず、湯船に満たされた湯は新鮮そのもの。
【長寿の湯より背戸の湯を望む】長寿の湯には半露天風呂の東屋風の屋根と竹垣に囲まれた岩組みの背戸の湯が隣り合っている。
【背戸の湯】長寿の湯の中庭みたいな感じで作られている背戸の湯。
【背戸の湯より長寿の湯を望む】竹垣、すだれ、屋根に囲まれているので開放感はあまりない。
【いわいの湯脱衣所】畳敷きのこじんまりした脱衣所は和風の粋な感じ。
【いわいの湯洗面所】洗面所も掃除が行き届いて清潔。こちらも和風の造りだ。
【脱衣所よりいわいの湯を望む】太い梁が巡らされた高い天井の下にあり、鹿威しの音が単調に鳴り響いて高級感が漂う浴室。
【いわいの湯】坪庭・間接照明やステンドグラスなどで落ち着いた雰囲気で、和と洋がバランスよく織り成す不思議な風情だ。
【いわいの湯より入口を望む】鹿威しのある和風坪庭を設けた浴室には、高級感を感じさせる御影石の湯船があり、長寿の湯と同じく湯口付近が深くなっている。
【いわいの湯湯口】竹筒の湯口からお湯が注がれており、うっすら茶褐色に濁って見える。とても柔らかく感じる物で、トロトロした肌触りが素晴らしい。飲泉すると微苦味無臭だ。
【いわいの湯深湯】湯口付近の一角の湯底は深く1m近くあり、下がスノコになっており足元からも湯が湧出しているのが分かる。上半分には湯枕が渡してあってゆっくりと寝湯も楽しめる。
【いわいの湯カラン】浴室手前側にある洗い場。カランの湯も源泉だそうだ。カランが3つしかないので混み合う時間帯はつらいかも。

posted by 日本の秘湯 at 12:25 | 口コミ情報(0) | 鳥取県の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする