2004年06月26日

群馬 草津 白根山湯釜

白根山は那須火山帯に属する標高2160mの活火山。山頂には神秘的なエメラルドグリーンの水をたたえる湯釜、水釜、涸(から)釜の3つの火口湖がある。湯釜へは駐車場のあるレストハウスから徒歩10分(ゆるやかな登り約500m)ほどでアクセスできる。
直径300m、水深30m。phは1.20と世界で最も酸性度の高い湖。草木を寄せ付けない白い山肌と、エメラルドグリーンの湖面のコントラストが神々しい神秘性をたたえている。
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群馬 嬬恋 鬼押出し園

【惣門】キャベツで有名な嬬恋村にある鬼押出し園は、1783年(天明3年)に起きた浅間山の噴火の際に流れ出た溶岩の中にある。惣門をくぐり表参道〜観音堂〜裏参道をめぐる標準コースは、一周920m徒歩で約40分。
【参道】園内は噴火の激しさを今に伝える岩海の奇観と、ハーブガーデンやさまざまな植物をテーマにした小径があり、豊かな大自然が織りなす浅間高原随一の景観。
【観音堂】中心に位置する浅間山観音堂には、大噴火の犠牲となった霊を供養するために観音様が祭られている。
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2006年10月24日

栃木 奥日光 竜頭の滝

華厳の滝、竜頭の滝、湯滝を奥日光三名瀑という。奥日光湯の湖から湯滝を流れ落ちた水は戦場ヶ原を流れる湯川となり、竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入、華厳の滝となる。
竜頭の滝は、男体山の溶岩流の上を全長約210mに渡って流れ落ちている。途中で2本に分かれ滝の間にある岩がまるで竜の頭の様に見え、流れる2つの滝が竜のひげの様に見えることからその名が付いた。滝壷が見える竜頭の茶屋から眺めると真っ白い飛沫を上げながら勇ましく流れ落ちる。
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栃木 奥日光 湯滝

華厳の滝、竜頭の滝、湯滝を奥日光三名瀑という。奥日光湯の湖から湯滝を流れ落ちた水は戦場ヶ原を流れる湯川となり、竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入、華厳の滝となる。
観漠台から湯滝を望む。湯滝は高さ75m、幅25m、落差50mの大きな滝。なだらかな溶岩流の岩盤を、まるで白布を垂らした様に滑り落ちて行く光景は迫力満点。
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2006年10月25日

栃木 川俣温泉 間欠泉

奥鬼怒温泉郷の入り口、川俣温泉にある間欠泉。鬼怒川を眼下に見据える噴泉橋からは、高さ15mに吹き上がる間欠泉を見ることが出来る。ここを降りると川にせり出した展望台がある。
右下のコンクリの箱から、シューと温泉と湯気が噴き上がるはずですが・・・これが、なかなか吹き上がらない。湯煙の上がる間隔は1時間弱。展望台の入り口に「約○○分」と表示がある。
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栃木 奥鬼怒 瀬戸合峡

瀬戸合峡(せとあいきょう)は、日光鬼怒川上流、川治温泉から川俣温泉に向かう途中の川俣ダムのすぐ下流にある峡谷で約2kmにわたって断崖が続く。上流には湯西川温泉がある。
瀬戸合峡遊歩道が整備され、天使の鐘を経由して渡らっしゃい吊橋を渡ることができる。遊歩道入口からダム堰堤までは広いコンクリート道の下り坂を15分、ダム堰堤から吊橋までは管理事務所脇の入口から急な坂道を川床方向に一旦下りまた登り返す山道と階段をさらに20分歩く。
遊歩道から見た川俣ダム(川俣湖)。
川俣ダム堰堤から吊橋の全景。その高さに圧倒される。吊橋の右岸(川下に向かって右)には展望台「天使の丘&天使の鐘」が整備されている。
川俣ダム堰堤から眼下の瀬戸合峡を望む。遠くには日光連山や奥鬼怒の山々も一望できる。
遊歩道から天使の丘&天使の鐘を望む。童話「幸福の王子」で幸せを運んでくるイワツバメが飛び交うことにあやかって名づけられたという。右端に吊橋の橋桁が見える。
渡らっしゃい吊橋。橋の上からは106m下にある谷底が覗き込めるが、高所恐怖症の人は足が竦むかも。橋を渡りきったところが終点。
吊橋手前の遊歩道から川俣ダム堰堤を望む。吊橋の右岸にある天使の鐘もよく見える。
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2006年10月26日

栃木 日光 日塩もみじライン白滝

鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ28.5kmの絶景ドライブコース。標高1150m富士見展望台からの眺め。奥の山々は男体山や女峰山が連なる日光連山。手前の高い山は月山、冬季晴天時には富士山が左側に見えることから富士見展望台といわれてる。
沿道にはモミジが多く、コースには太閤おろしの滝、白滝などのほか、晴れた日には美しい山並みが見下ろせる富士見展望台や、白滝の隣には「日塩もみじライン 峠の茶屋」がある。
紅葉スポット落差15mの白滝。名前の通り紅葉はすばらしい。
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栃木 那須塩原 深山ダム

板室温泉の上流那珂川最上流部にあるダム湖。水は透明感のある淡い青色で美しい。山頂部から裾野にかけて染まる「三段染め」と呼ばれる紅葉のグラデーションは見事だそうだ。
洪水用ゲート3門。沼原発電所は世界有数の揚水式発電所で、深山湖を下池、標高1200mの沼原調整池を上池として、その落差517mを利用した発電を行っている。
洪水用ゲートの脇から見た下流側の様子。水は無く干上がった状態。発電用は別水路を通り下流に流されているらしい。標高700mなので紅葉には少し早かった。
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2008年04月17日

群馬 沼田 沼田城祉

沼田城祉の石垣、鐘楼等があり、沼田城の本丸・二の丸は現在は桜の名所・沼田公園になっている。御殿桜は、江戸時代からあると伝わる桜の古木。
本丸に復元された鐘楼櫓。市民には時鐘(ときのかね)として親しまれている。
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2008年04月19日

群馬 伊香保 河鹿橋・石段街・関所跡

伊香保温泉源泉近くにある朱塗りの太鼓橋。鮮やかな朱色が一際目を引く。
伊香保温泉街のメインストリート。石段の両脇に温泉旅館やお土産屋、射的の店などが並び、温泉情緒たっぷり。
寛永8年(1631)幕府の命によって設けられた三国街道裏往還の関所を復元。併設された資料館では当時の通行手形や古文書、武具などが見られる。
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群馬 伊香保 水沢観音

伊香保の温泉街から3kmほどのところにある水沢観音本堂。六角二重塔は、6体の地蔵尊が安置されていて、回転式になっていて、真心を込めて左に3回廻すと願いがかなうと伝えられている。
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2009年04月06日

栃木 那須湯本 殺生石

那須温泉神社の北側、湯川橋から上流にかけて広がる賽ノ河原の奥にある安山岩の巨石で、周辺からは硫化水素や亜硫酸ガス、砒素などの有毒ガスが噴出し、近づく人や鳥獣類が死んでしまうことから殺生石と呼ばれ恐れられた。殺生石の伝説では、人の世を滅亡させようとした九尾の狐がここ射殺され、巨大な毒石に姿を変えたといわれている。左遊歩道の左手には手を合わせ天を仰ぐ千体地蔵が折り重なるように並び立っている。
「中国やインドで美しい女性に化けて悪行を重ねた九本のしっぽを持つ妖怪、九尾の狐は、約800年前に日本に渡り、女官・玉藻の前として鳥羽天皇に仕えいたところを見破られ、那須に逃げ込んだ。その後も領民や旅人に危害を加えたため、神様から授けられた矢で射られ石と化したが、この石は猛毒を吹き出しあらゆる生き物を殺した」という事から殺生石と呼ばれるようになった。
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栃木 湯西川 平家大祭・平家の里

【平家の里冠木門(かぶきもん)】湯西川温泉は平家落人の里として有名で、平家落人の生活様式を後世に残すため、村内の民家数棟を移築し再現された平家の里。平家大祭の中心となる場所だ。
【平家の里】2009年は6月6日平家絵巻行列、7日伝統芸能(平家の里内)が 開催され、平家の里においては、数々の古式豊かな平家の催しが行われる。平家の歴史めぐりや落人の料理も楽しめる。
【平清盛】平家一門の栄華を再現した、一大歴史絵巻が繰り広げられる。清盛役を務めた日光市長。
【鎧武者を引き従える平重盛】平家絵巻行列は武者・姫などに扮した地元住民が絵巻行列を作り、湯殿山神社から平家の里までの約1キロを練り歩く。
【二位局・安徳天皇】鎧甲姿の平清盛や重盛をはじめとする武者行列が練り歩き、平安装束の女人列がつき従う。女官達と二位局・安徳天皇。後には建礼門院徳子が続く。
【建礼門院徳子】平安時代の旅装束スタイル小袿(こうちぎ)に市女笠(いちめがさ)姿の建礼門院徳子一行。今年は最終日に行われていた九十九姫物語(出家した建礼門院徳子が京都の寂光院に入った時、付き従ったとされる百人の女性にちなんだ行列)は財政難から規模縮小でなくなった。
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2009年04月07日

栃木 川冶 龍王峡

龍王峡は、大きく3つの区画に分けられる。上流の紫龍峡は、2200万年前の海底火山の爆発で安山岩が流れ出して形成され、紫龍ヶ渕の上に火山灰が体積して出来た青龍峡。さらに、その上に白っぽい流紋岩が流出した白龍峡、と約2kmの探究路の中で、変化に富んだ渓谷の表情を楽しむことが出来る。
【龍王神社】断崖の上に立つ龍王神社。鬼怒川・川治のふたつの温泉の守護神、御神体龍神像がまつられている。
【虹見の滝】野沢からの清流が、晴れた日には陽光に輝き美しい虹を架け、虹見の滝となって鬼怒川に流れ落ちて行く。
【虹見橋】虹見橋を過ぎると、両岸の岩々が白っぽい流紋岩から形成されている。白い渓谷には、かめ穴、流紋岩の割目などの景観を楽しめる。
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栃木 日光 華厳の滝

【華厳の滝エレベータ】和歌山県の那智の滝、茨城県の袋田の滝とともに「日本の三大名瀑」とも呼ばれる。堅い岩盤をくり抜いたエレベーターで100m降りた、滝正面の2階建て観瀑台からは滝壷を間近に見ることができる。
【観瀑台から見る華厳の滝】高さ97m、落口巾7mをほぼ一気に落下する豪快さと、自然が作り出す華麗な造形美は圧巻。滝中腹から横広がりに染み出して流れる細い小滝は十二滝と呼ばれる。
【観瀑台から見る滝壺】深さ4.5mの滝壺から大量の水煙が風に乗って舞い上がっている。男性的で荒々しく、落水量も毎秒2トンと豊富なのでもの凄い迫力だ。
【駐車場から滝にかかる虹を望む】6月にはたくさんのイワツバメが滝周辺を飛び回る。1月から2月にかけては十二滝が凍るため、華厳の滝はブルーアイスに彩られる。
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栃木 日光 中禅寺湖・二荒山神社中宮祠

【中禅寺湖】周囲約25km、最大水深163mの中禅寺湖は、日光を代表する湖である。水面の海抜高度1,269mは日本一の高さを誇る。約2万年前、男体山の噴火による溶岩で渓谷がせき止められ、原形ができたといわれる。
【二荒山神社中宮祠】中禅寺湖の北岸、男体山山麓の景勝の地に鎮座する神社である。男体山の山頂にある二荒山神社奥宮と、日光山内にある二荒山神社本社の中間にあるので、中宮祠と呼ばれている。
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栃木 日光 輪王寺

【三仏堂】東照宮の参道右手にある日光山輪王寺。三仏堂は、平安時代に創建された輪王寺の金堂にあたる大本堂。屋根は銅瓦ぶき、堂は総朱塗り、柱は漆塗りのケヤキ材、全国でも数少ない天台密教形式のお堂。重要文化財。
【金剛桜】三仏堂前にある樹齢500年という天然記念物の金剛桜。地際より数本の支幹に分かれ、特異の樹形をなし、その基部の周囲は約5.7mに及ぶ山桜。
【相輪塔】三仏堂の斜め裏手、大護摩堂の前にそびえ立つ、高さ13.2mの青銅製の細長い塔。内部には多数の経典が収められ、天下泰平、国土安穏を祈願するという。重要文化財。
【大護摩堂】三仏堂の裏にある護摩祈願所。三仏堂が、国家安泰の大がかりな祈祷を修すのに対して、大護摩堂は個人の願い事をかなえるために護摩を焚いて祈祷する。1日3回の護摩祈願が毎日行われている。
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栃木 日光 日光東照宮

【案内図】東照宮は輪王寺本堂、大猷院廟、二荒山神社などと共に「日光山内」として国指定史跡に指定され、「日光の社寺」として世界遺産に登録されている。
【石鳥居(重文)】輪王寺の西側にある老杉の並ぶ東照宮の表参道にある、高さ9m、柱の太さ3.6mの東照宮の大鳥居。京都の八坂神社、鎌倉の鶴岡八幡宮の鳥居と共に日本三大鳥居の一つに数えられている。
【五重塔(重文)】石鳥居を入るとすぐ左手にある高さ35mの五重塔。三間四面の五重塔で朱色を基調とし金物を金、組物・彫刻を極彩色で彩る豪勢な造り。
【表門(重文)】東照宮最初の門で、左右に仁王像が安置されているところから仁王門とも呼ばれている。朱色を基調とし虎や麒麟、獅子、獏など82体の彫刻は極彩色に彩られている。
【三神庫(下神庫)(重文)】表門を入ると右から正面へ鉤の手に3棟が並ぶ。上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と言う。三棟とも銅瓦葺き、高床校倉造り。
【三神庫(中神庫)(重文)】三神庫には春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められている。
【三神庫(上神庫)(重文)】上神庫の屋根妻面には狩野探幽が下絵した「想像の象」の彫刻があり、「三猿」と「眠り猫」と共に日光三彫刻の1つとされている。
【想像の象】2頭の大きな象の彫刻は、耳の付き方や尻尾の形が実際とは異なる。狩野探幽が、実物を知らずに想像で彫刻の下絵を描いたことから、「想像の象」と呼ばれている。
【神厩舎(重文)】神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、子育てから恋愛、結婚、妊娠と人間の一生が風刺されている。
【三猿(重文)】特に2面には「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な3匹の猿は、幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいいという教えである。
【御水舎(重文)・輪蔵(重文)】神様にお参りする前に、手を洗い、口をすすぎ、心身を清めるための建物。輪蔵(経蔵)には八角形の回転式の書架があり、一切経1,456部、6,325巻が納められていた。
【陽明門(国宝)】日本を代表する最も美しい門で、いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれている。
【唐破風】正面唐破風下には「東照宮大権現」の額が掲げられ、軒下には金と極彩色に彩られた麒麟、その下には白色の竜、さらに下に子供達の透かし彫りなど故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など508体の彫刻が施されている。
【東廻廊】東回廊の奥宮参道入り口にある欄間には有名な「眠り猫」と「雀」の彫刻が彫り込まれている。眠り猫の下をくぐると奥宮に通じる坂下門がある。奥が家康公が眠る奥宮に続いていたため、普段は閉められ将軍参詣の折しか開く事がなかったことから「開かずの門」とも呼ばれていた。
【眠り猫(国宝)】左甚五郎作と伝えられている。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われている。
【雀】眠り猫の裏側には、雀が遊んでいる彫刻が彫られている。その意味するものは、猫も居眠りして雀も安心して遊べるという共存共栄の平和のシンボルを表している。
【奥宮参道】奥宮に続く参道の長い階段。踏み石には、階段が霜柱で浮き上がらないように重い1枚石が使われている。
【奥宮拝殿(重文)】奥宮は、拝殿・鋳抜門(いぬきもん)・御宝塔からなる徳川家康公の墓所。境内には何でも願いを叶えてくれるといわれる叶杉もある。
【鋳抜門(いぬきもん)】扉を除いて、柱や梁などをひとつの鋳型でつくったことから鋳抜門と呼ばれている。門前の石段から、にらみをきかせているのは狛犬。
【奥宮宝塔(重文)】家康公の墳墓の上に建てられた宝塔は、石造りの玉垣の内部に八角九段の基盤を築きその上に高さ5mの塔がある。前面には朝鮮から献上された香炉、燭台、花瓶、三具足が備え付けられている。
【唐門(国宝)・御本社(国宝)】陽明門をくぐると正面に、左右に透塀のある唐門がある。唐門の後ろは、東照宮の中心を成す本殿、石の間、拝殿が一体化した御本社。
【神輿舎(重文)】御本社の左手にあり、反対側にある神楽殿(重文)と対になっている。春秋渡御祭に使われる、家康(中央)、秀吉(左)、頼朝(右)を祭った三基の神輿が納められている。
【陽明門廻廊(国宝)】陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られている。いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされている。
【本地堂(薬師堂)(重文)・鳴竜】本地堂は、東照宮最大の建物で、本尊が薬師如来像であることから薬師堂とも言われている。天井には狩野派が描いた8mの竜がありその下で手を打つと鳴き竜現象を起こす。
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2009年05月12日

茨城 大子町 袋田の滝

【トンネル入口】歩行者用有料トンネル入口。10分程離れたところに町営の無料駐車場があるが、下の土産物屋で土産物を買えば無料で駐車させてもらえる。一番近い所は滝本屋本店の駐車場。
【袋田の滝トンネル】観爆台へは、袋田の滝トンネルを約300m歩いて行くか、滝本屋本店駐車場奥から遊歩道を歩き吊橋先の料金所から入る2つのルートがある。料金はいずれも大人300円、子供150円。
【観瀑台からの眺め】観瀑台からは4段の滝の下2段しかみれないが、3段目の滝の目の前で見ることができ、迫力がある。
【滝下段】岩肌を落ちた滝は、久慈川へ流れる。
【新観瀑台】2008年9月にオープンした新観瀑台。観瀑台よりエレベータで約44m上にあるので、より上から滝の全景を見ることができる。
【新観瀑台より滝全景を望む】日本三名瀑のひとつに数えられる袋田の滝。高さ120m、幅73mの大きさを誇る。春は雪解け水で水量が多く、夏は緑に囲まれ、秋は紅葉で彩られ、冬は滝全体が凍結するといった四季それぞれに袋田の滝の見所があり、4度見なければ本当の袋田の滝を見ることが出来ないことから「四度の滝」の別称がある。
【滝上段】大岸壁を流れる巨大な滝。
【吊橋】観瀑台を後にし、順路に従ってトンネルを歩いて行くと、吊橋にでる料金所がある。帰路はこの吊橋を渡って対岸の遊歩道を歩く。
【吊橋より滝・観爆台を望む】吊橋よりの眺めもよい。逆ルートを取ればここまでは無料で滝を展望できる。左上に観爆台が見える。
【滝見屋】遊歩道途中にある滝見屋の展望デッキ。
【滝見屋より滝を望む】久慈川の流れや、遠くには吊橋、袋田の滝が望める。
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茨城 常陸太田 竜神大吊橋

【竜神大吊橋入口】竜神大吊橋は、V字形の美しい渓谷を流れる竜神川をせき止めた竜神ダムの上にあり、歩行者専用の橋としては本州一の長さを誇る。竜神峡の伝説の竜が天に昇るイメージをデザインした主塔が美しい。
【竜神伝説赤竜】水府物産センター前にある竜の置物。物産センターには水府地区の特産品がズラリ。
【若ガエル石】橋入口の右側には大きな石が。この石をなでると・・・若返る!無事に帰る。
【竜神大吊橋】全長446m、中央支間は375m、高さ100m。所々ガラス越しに下を見ることができ、なかなかの迫力でスリル満点。
【竜神峡】竜神川の浸食作用でできたV字型の峡谷は、緑と澄んだ空気のなか原生林が多く、竜のように屈曲した竜神川の清流が美しい。
【竜神湖・竜神ダム】湖面から100mの眺めはなかなかの絶景。眼下には、竜神湖や竜神ダムが見える。
【木精の鐘から竜神大吊橋を望む】橋の上からは阿武隈高地や八溝山地の山並みを見渡せる。
【木精の鐘】吊橋の終点にある木精の鐘(もりのかね)という竜神大吊橋のシンボルのカリヨン施設。愛・希望・幸福の3種類の澄んだ音色が竜神峡にコダマする。
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2009年05月13日

茨城 水戸 偕楽園

【東門】偕楽園は、茨城県水戸市にある日本庭園で、岡山市の後楽園や金沢市の兼六園と並んで「日本三名園」の一つに数えられる。好文亭はこちら
【梅林】100種3000本の梅が植えられている梅林。毎年2月下旬から3月下旬にかけて「水戸の梅まつり」が開催され、多数の観光客で賑わう。
【梅即売会】梅落としの梅即売会は、年に一度、梅雨入り後最初の土日の2日間だけ行われる。長蛇の行列で、2時間近く並んで買う。1袋2kg入り400円、1人2袋まで。
【偕楽園記の碑】高さ2.5mの自然の平石に、漢文で偕楽園創設の趣旨が詳しく記されている。
【芝前(しばさき)門】陰陽のほぼ境に位置する簡素な門。この門をくぐって左側が好文亭料金所。
【仙奕台から好文亭を望む】好文亭は、徳川斉昭公により園内に建てられた休憩所であるが、そこは己一人が楽しむ所ではなく、民と偕(とも)に楽しむ所であった。好文亭内部はこちらから。
【仙奕台(せんえきだい)】千波湖をはじめ周囲の景観が一望できる。千波湖から吹き抜ける涼風を受けながら、碁や将棋などを楽しんだ所。
【吐玉泉へ向かう遊歩道】クマザサが生い茂る杉木立の中に杉の巨木が何本か残っている。鬱蒼とした杉の群生は夏なお涼しく、日頃の雑踏から開放される閑静な空間である。
【吐玉泉(とぎょくせん)】斉昭公は偕楽園内で最も深山幽谷を思わせる湧水泉である「吐玉泉」の水を使って好文亭「何陋庵(かろうあん)」で民とともに茶道を楽しんだ。
【吐玉泉井筒】夏なお冷たく清らかな玉を吐くような泉という意味。眼病に効くと言われている。井筒には常陸太田市産出の真弓石(大理石)が使われている。
【太郎杉】吐玉泉の近くにそびえる太郎杉は樹齢約760年と言われる杉の巨木。
【梅桜橋の水庭園】吐玉泉から南崖の洞窟に向かう遊歩道には水庭園が広がる。
【南崖(なんがい)の洞窟】江戸時代に水戸藩が「神崎岩」を笠原水道の岩樋などに使うために採掘した跡と言われている。
【洞窟内部】水戸城まで通じた「抜け道」との説もあるが確認されていない謎の洞窟だ。
【常磐(ときわ)神社】市営偕楽園有料駐車場(1日500円)から東門に向う途中に隣接する神社。水戸徳川家第2代藩主徳川光圀公と第9代藩主徳川斉昭公二柱を祀ったお宮。
【本殿と社務所】境内には徳川光圀公・斉昭公の遺品・遺墨を中心に藩内の学者・志士等の遺した書画など、水戸徳川家の文化・史実を語る多数の貴重な品を陳列している義烈館がある。
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茨城 水戸 偕楽園好文亭

【好文亭料金所】徳川斉昭公により、偕楽園内に休憩所として建てられたもので、素剛優雅な外観は水戸武士の風格がただよう建築。偕楽園はこちら
【好文亭の門】好文亭の名は梅の異名「好文木」に由来し、斉昭公は、ここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会を催した。
【見取り図】斉昭公自らが設計したもので、木造2層3階建ての柿葺(こけらぶき)好文亭本体と木造平屋建ての茅葺きの奥御殿から成り、太鼓橋廊下で結ばれている。
【好文亭】藩主の間、東西の塗縁の間、対古軒、楽寿楼、茶室何陋庵、待合などから成り、各所に創意工夫と洒脱さを感じさせる。3階の楽寿楼からの眺望は見事。
【奥御殿】観覧コースは、好文亭の玄関からすぐに隣接する「奥御殿」へ向かいます。奥御殿は10室からなり、広縁と庭に周囲を囲まれている。手前に見えるのが、厨(くりや:食事の準備の場所)として使用された菊の間。
【菊の間】鮮やかな襖の絵に目を見張る。ほとんどの部屋にこのような草木の絵が描いてある。一見豪華だが、派手ではなく、渋い魅力を感じさせる。隣の桃の間とともに床は総板敷きで、厨(くりや)として使用された。
【梅の間】竹の間、梅の間、清の間の3室の1棟は明治に増築されたもの。屋根は柿葺(こけらぶき)で、斉昭公夫人が梅の間に住んでいたことから、亭中最貴の室とされている。大正天皇、昭和天皇が皇太子時代にそれぞれ宿泊、休憩された。
【松の間】梅の間廊下から松の間、紅葉の間を望む。紅葉の間は次の間で、松の間は奥対面所で藩主夫人や高貴な方々の座所。紅葉の間との間には入側(いりかわ:座敷と縁側との間の廊下)をもって隔ててある。
【桜の間】藩主夫人お付の御殿女中の詰所・休憩室のつつじの間、桜の間、萩の間がこの棟にある。
【太鼓橋廊下】太鼓型の橋廊下は好文亭と奥御殿を結んでいる。廊下左側に斉昭公が創案した篠で作った格子窓がある。 窓は,外からは窓であることが判らないように作られている。
【東塗縁広間】18畳の塗縁の間は、斉昭公が80歳以上の家臣,90歳以上の庶民の老人を時々招き、慰安したり、家臣と共に作歌、作詩などして楽しんだところ。障子を開けば、周りの景色、見晴らしもいい。障子の白と、総板縁の黒と、庭園の緑が見事な調和をみせる。
【西塗縁広間】東塗縁広間の2倍の広さの総板縁で、床はスリ漆塗り、天井は杉板のアジロ張り。北側と西側2枚の杉戸には,漢詩を作るのに必要な8,000字が書いてある。漢詩を作るときの辞書代わりにしたという。
【藩主の間】東塗縁と西塗縁の間にある藩主の執務室。東塗縁で敬老会などがあるときには、障子を開けて老人たちと謁見したり、西塗縁で集会の人々と直接話したという。
【対古軒】西塗縁の北側に接している四畳半の一室。好文亭に招かれた人が休んだり,茶席に出る前に,静座して心気を整えるなどに使われた部屋。
【対古軒の板額】掲げてある丸い刻板は,斉昭公の歌「世を捨てて 山に入る人 山にても なお憂きときは ここに来てまし」を彫ったもの。茶室何陋庵の入口になっている。
【何陋庵(かろうあん)】簡素清朴な草庵風の茶室。床柱には島津斉彬公から贈られた鹿児島県屋久島のツツジの古木が用いられている。何陋庵の名は論語にある言葉をとったもの。
【階段】1階から2階、3階へあがる急な階段。2階には納戸風の武者控室や、配膳室に階下の料理室で作ったお膳や酒肴を運搬するリフトがある。
【楽寿楼】3階を特に楽寿楼(らくじゅろう)と呼んでいる。部屋は3室あり,南に面した8畳が正室で斉昭公が出庵された。西側の丸窓は富士見窓で、陣太鼓の余材を用いたもの。
【楽寿楼から千波湖を望む】東南西方の勾欄に寄って4辺を眺めると、遠近山河の景がここに集まる趣だ。
【楽寿楼から奥御殿を望む】好文亭と奥御殿を結んでいる太鼓橋廊下の柿葺(こけらぶき)の屋根が見える。
【待合】茶室、何陋庵の露地の西側に待合がある。ここは、茶席に招かれた客が席の準備ができるまで、控え待つところである。
【待合内部】クヌギの丸太造りで、三方は壁、内に腰掛を設け、壁に四角とまるの茶説,茶対,巧詐不如拙誠の板額三つを塗りこめてある。いづれも斉昭公の茶技に対する教訓のことば。
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茨城 潮来 前川あやめ園

潮来市にある市営あやめ園の中で最も規模が大きい前川あやめ園。毎年6月のあやめまつり期間中は嫁入り舟やあやめ踊り、ろ漕ぎ舟遊覧など水郷ならではのイベントが開催される。駐車場探しに手間取り、園についた時は嫁入り舟が丁度終わったとこだった。
園内には、500種100万株のあやめ(花菖蒲)が植えられており、見頃を迎えると白・紫・黄など色とりどりの花が一面に咲き誇り、縦横にめぐらされた木道を歩いて観賞できる。一番の見頃は例年6月10日頃。
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茨城 鹿嶋 鹿島神宮

【大鳥居(二之鳥居)】日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社。祭神は武甕槌(たけみかづち)大神で、武の神として皇室や武家の信仰を得て崇敬されてきた。神社入り口の鳥居は二之鳥居で、一之鳥居は北浦湖畔の大船津に立つ。
【参道】鳥居をくぐると歴史を感じさせる大きな椎の木やブナの木があり圧倒される。
【手水舎】掃き清められた杉並木を行くと左手に手水舎がある。
【桜門(重文)】水戸初代藩主徳川頼房公が寄進した朱塗りの楼門。阿蘇神社(熊本)、箱崎宮(福岡)と共に日本三大楼門の1つ。
【社務所】楼門をくぐり左側にある建物が社務所。神札授与所では、武道の神様にあやかったお札が頂ける。
【大拔茅の輪くぐり】6月末日と12月末日の年2回、境内に作られた茅の輪をくぐり、病気や厄災を祓い、心身を祓い清めるという奈良時代の記録にも登場する古い行事。
【拝殿(重文)】徳川秀忠公が奉納した入母屋造りの拝殿。社殿は、本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟からなり、本殿・石の間は漆塗りで柱頭や組物などには極彩色が塗られているが、幣殿・拝殿は白木。
【鹿島神宮の杜】神宮の歴史と共に生育してきた杜は県の天然記念物に指定されている。この奥にある奥宮(重文)は徳川家康公が奉納したもの。また、この森の中には地震を起こす大鯰を押えているという説話から地震の守り神としても有名な要石(かなめいし)や国歌にも歌われているさざれ石がある。
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千葉 銚子 犬吠埼灯台

千葉県銚子市の東端にある犬吠埼の突端にそそり立つ白亜の灯台。煉瓦製の建造物としては尻屋埼灯台に次ぐ、日本第2位の灯塔高31.3mを誇る。99段のらせん階段を昇った眺望は、太平洋を一望でき、地球を丸く感じることが出来る。「世界灯台100選」「日本の灯台50選」にも選ばれている。
霧につつまれた犬吠埼灯台、幻想的な風景。画面右側に微かに見える。灯台技術員の方に聞くと、犬吠埼入口付近は晴れているのに、灯台付近に霧が出るのは、この時期はよくある光景とのこと。
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2009年05月14日

千葉 大多喜町 養老渓谷粟又の滝

【遊歩道入口】県道178号沿いにある滝めぐり遊歩道入口。かなり急な下り坂だ。粟又の滝は養老渓谷の上流にある滝で、別名上総養老の滝で知られる。
【旧道入口】中には旅館滝見苑の先代社長が戦前に作った彫刻群が並んでいる。滝の先に町営の駐車場(無料、休日と行楽シーズンは有料)がある。
【粟又の滝】房総一を誇る名瀑布。高さ30m、幅100mにわたって滑り台のようなゆるやかな岩肌を流れ落ちるこの滝は、幻想的な美しさで人々を魅了する。
【滝上段】滝の周辺は、春の新緑、秋の紅葉が殊に美しく、周辺の渓谷と一体となって養老渓谷第一の景観となっている。
【滝下段】マイナスイオンに満ち溢れた、爽やかな空気が伝わって来る。滝壷周辺はスペースが開けていて、水遊びや釣りに興じたり、お弁当を広げる行楽客も多い。
【養老渓谷】水が綺麗に映える養老川沿いには、滝めぐり遊歩道が整備されている。
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2009年07月26日

群馬 六合 野反湖・野反ダム

【野反湖案内図】湖の南端に野反峠休憩舎、北端に野反湖展望台、野反ダム、キャンプ場、キャンプ場入口に野反湖ロッジ、売店がある。
【野反峠休憩舎からみる野反湖】草津温泉方面から国道405号を北上し野反峠を越えると、周囲を原生林で囲まれた標高1,500m の高原にある野反湖の青い水が視界に現れる。
【野反湖展望台からみる野反ダム】ダム天端は自動車の通行が可能。奥に野反湖ロッジが見える。国道405号は野反ダムから秋山郷最奥の切明温泉までの間が不通となっている、いわゆる点線国道で、この先は険しい登山道があるのみ。
【売店】野反湖ロッジ手前にある売店&入魚券販売所。売店左手の道から湖畔に降りられる。湖にはニジマスやイワナが放流され、入漁券を購入すれば釣りをすることもできる。
【売店から野反湖を望む】夏は高原の冷涼な空気に包まれ、湖周にはニッコウキスゲやレンゲツツジなど高山植物が咲く。
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群馬 草津 草津温泉湯畑

【湯畑と石畳】湯畑は草津温泉街の中心部にある大源泉。周囲には石畳の遊歩道が設けられ、ベンチも置かれている。旅館や土産店が立ち並ぶ、もっとも賑やかな場所だ。湯畑を囲んでいる石の柱には草津に訪れた人100名が刻まれている。
【自噴源泉と木樋】湯の花を沈殿させて採るための、木の樋が並ぶ風景は草津独特のもの。湧き出る源泉は整然と並べられた幾本もの木樋を通って、自然の冷気で冷ましながら温度を下げ、湯の花を恵み、各旅館へと送られていく。
【将軍御汲み上げの木枠】毎分4,040リットルの湯が自噴している湯畑は、硫黄の匂いとその湯の多さに圧倒される。湯畑の源泉の中に、四角に組まれた木の枠が沈んでいる。八代将軍吉宗がこの湯枠の湯を樽詰めにして江戸城へ運ばせた跡だ。
【湯滝・湯滝の灯篭】木樋を通った源泉が湯滝となって滝壺に流れ落ちる。岩についている緑の物は「イデユコゴメ」という藻。強酸性のところが好きな珍しい原始的藻類。昔は常夜灯として活躍した石造りの灯篭も、今はライトアップで存在感を示す。
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2009年07月27日

群馬 嬬恋 万座空吹

【万座バスターミナル】空吹(からぶき)は、万座高原の玄関口、万座バスターミナル・万座温泉観光協会の前にある万座名物の観光スポット。遠くに見えるのがバス停。
【万座空吹】活火山の噴気活動が間近に見られる。昔の噴火口跡で、草一本生えていない岩場から白色の水蒸気が立ち昇っている。
【噴火口跡】地面から滲みこんだ雨水や地下水が、噴火口跡から水蒸気となって、硫化水素ガスや亜硫酸ガスを含んだ火山性ガスと共に勢いよく噴き出している。
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群馬 六合 渋峠国道最高地点

【日本国道最高地点の石碑】渋峠には群馬・長野両県にまたがるヒュッテが建ち、付近には「標高2,172m」の看板も立つ。ただし真の最高地点は県境から数百m群馬寄りにあり、2004年には「日本国道最高地点」の石碑が建てられた。日本全国の国道でも最も標高が高い地点である。
【芳ヶ平】左斜面の先に、「芳ヶ平」の景色が見える。高いところに来たという景色だ。付近のホテルで「日本国道最高地点到達証明書」が販売されている。
【白根山】渋峠は、群馬県六合村と長野県山ノ内町の間にある峠で、横手山と白根山の間を通過している。右側は白根山。
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2010年03月12日

千葉 白浜 野島崎灯台

【灯台入口】千葉県房総半島の最南端、野島崎に立つ白亜の八角形をした大型灯台で「日本の灯台50選」にも選ばれている。
【野島崎灯台】日本でつくられた最も古い洋式灯台の1つ。初点灯から140年近く太平洋を航行する船舶の安全を守ってきた。
【展望台】高さ29mの灯台の中は螺旋状の階段で、最上部は展望台になっている。灯台資料展示館きらりん館も併設(200円野島崎灯台と共通)。
【野島崎公園】野島崎周辺は散策コースとして整備されている。潮風に吹かれながら岬の公園を一回り20分。公園内には海女の像や最南端の碑がある。
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千葉 木更津 東京湾アクアライン海ほたる

【海ほたる】東京湾アクアラインは、川崎側の9.6 kmがアクアトンネル、木更津側の4.4 kmがアクアブリッジと呼ばれ、その境の人工島には海ほたるPAが設けられている。PAだが店舗の設備はSA並み。
【メモリアルオブジェ】5Fデッキのメモリアルオブジェ(カジキ・イルカ・地球儀・舵)は、記念写真に絶好のポイント。海ほたるの名称は「海上に浮かぶ光」に由来しているそうだ。
【階段】1〜3Fは駐車場、4Fはショッピング・アミューズメント、5Fが展望デッキ・レストランになっている。5月に近いので鯉のぼりが飾られている。
【アクアプラザ】4Fアクアプラザ前の階段踊り場には、地域を花で飾る「花いっぱい運動」の季節の花が植えられている。
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2010年04月17日

東京 墨田 東京スカイツリー

【首都高向島線からみた東京スカイツリー】東京スカイツリーは東京都墨田区押上に建設中の高さ634mの電波塔。完成すれば電波塔としては世界一の高さとなる。2012年春に開業予定。
【東京スカイツリー】2010年3月29日10時17分、上部に高さ約10mのエレベータシャフトが設置されたことで東京タワーの333mを超えて338mとなり日本一の高さの建設物となった。
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2010年11月11日

群馬 伊香保 高根展望台

【高根展望台】伊香保の温泉街から伊香保榛名道路(県道33号渋川松井田線)を榛名湖方面に上って行ったところにある展望台。立派な展望デッキと10台ほどの整備された駐車場がある。
【展望台からの眺め(左)】晴れた日には、雪化粧した上信越の山々が青空にくっきりと浮かび上がり壮観だそうだが、今日は霞んでいて遠くに谷川岳が微かに望める。
【展望台からの眺め(中)】JR吾妻線沿いの街並みと、東に赤城山、北には谷川岳・武尊山・苗場山へと連なる山々が一望できる。
【展望台からの眺め(右)】正面には赤城山、眼下には伊香保温泉街、中程に渋川市が見える。
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群馬 高崎 榛名富士・榛名湖

【榛名富士】榛名湖西岸から榛名富士(1390m)を望む。榛名山は群馬県にある上毛三山(赤城、榛名、妙義)の1つ。中央火口丘の榛名富士とカルデラ湖の榛名湖を有し、最高峰の掃部ヶ岳をはじめとする外輪山に囲まれた山々の総称。山中には榛名神社、水沢観音などの寺社がある。
【榛名湖】榛名湖と榛名富士の周りを、西に最高峰の掃部ヶ岳(1449m)、北に鬢櫛山(1350m)烏帽子岳(1363m)、東に二ッ岳(1344m)相馬山(1411m)、南に三ッ峰山(1315m)天目山(1303m)が囲み、非常に多くの峰をもつ複雑な山容を見せる。湖畔は昭和15年のヒット曲「湖畔の宿」のモデルになった。
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群馬 東吾妻町 大戸関所跡

【大戸関所跡】国道406号と県道58号中之条吾妻線の分岐点にある、信州の入口に当たる関所跡で、現在は石碑が立つのみ。国定忠治がこの関所を破り、また最後に磔になった場所としても有名。
【大戸関所図】中山道の裏街道であった信州街道に設けられた碓氷関の脇関。当時大戸が草津湯治客、善光寺参り、北信濃の廻米の輸送路として、信州街道の要所だったことから1631年に設立された。
【大戸関所】平成10年(1998)10月に想像復元された大戸関所。想像復元とは関所の造りを想像で復元したもの。通行の門限は明六つから暮六つ(午前6時から午後6時)までと定められていた。
 
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2010年11月13日

群馬 嬬恋村 万座高原雲海

【雲海のパノラマ】白根山湯釜の先、道路脇の展望所から雲海に沈む草津方向を望む。眼下にはこれから下りていく道路が続く。
【雄大な山々の紅葉】雲上の万座高原。素晴らしい青空、波打つ雲、流れる雲、雲海のパノラマと雄大な山々の紅葉が絶景。
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2010年12月29日

神奈川 厚木 飯山温泉郷 元湯旅館・飯山本陣

【飯山温泉郷】飯山温泉郷は、現在5軒の旅館が存在する。色々な風呂を楽しむなら美登利園、情緒あふれる露天風呂なら元湯旅館、静を求めるなら飯山本陣、懐かしさ漂う水車のあるふるさとの宿。
【元湯旅館】厚木市の奥座敷飯山にある、都心から1時間の渓流沿いに佇む湯宿。小田急本厚木駅から宮ケ瀬行きバスで約25分、飯山温泉入口で下車。バス停から徒歩2分の所にある。
【信楽焼の大狸】敷地内には大小のタヌキの置物が鎮座している。タヌキの福八相といい、8つの福があると言われていて、縁起がよいことで元湯旅館のシンボルになっている。
【玄門】館内は赤い橋げたや路地を思わせる通路で結ばれ、1棟1棟が独立したような構造。情緒溢れる露天風呂や、離れ風の造りの客室、露天風呂付客室のプライベート感が人気だ。
【玄関アプローチ】白山と小鮎川に面した1万坪の敷地に純和風の2階建ての宿。庭園と建物が一体となって、まるで宿全体が小さな町のようになっている。
【玄関】1979年(昭和54年)ふるさとの宿が厚木8号泉を掘り当て、2003年(平成15年)には元湯旅館でpH11.3の強アルカリ泉の湧出に成功した。
【飯山本陣】森林公園の緑を背にした静かな山峰の宿。小田急本厚木駅から宮ケ瀬行きバスで約20分、志田原で下車。バス停から徒歩2分の所にある。
【玄関】飯山温泉郷の山間にたたずむ落ち着いた外観の飯山本陣。山あいの小さな旅館だが、おいしい料理と清潔で清掃の行き届いた施設が好評だ。
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2011年01月14日

東京 後楽園 ふるさと祭り東京2011

【東京ドームシティ】北海道から沖縄まで日本各地の味が大集合。いま話題のご当地グルメから、魅惑のスイーツ・地ビールなど郷土ならではの「うまい」を思う存分堪能できる。平日限定前売券800円(土日祝1200円)。ふるさと祭り東京2011公式HP
【会場マップ】「第2回全国ご当地どんぶり選手権」「ザ・北海食道」「ご当地スイーツストリート」「地域力宣言」の企画コーナーや全国から集まった約300もの「にぎわい市」の「味」のコーナーと「祭り」のコーナーがある。
【会場全景】赤い毛氈敷きがお祭りひろば、その周りを「味」のコーナーが取り囲む。「祭り」のコーナーでは石川の「飯田燈籠山祭り」や秋田の「秋田竿燈まつり」、愛知の「犬山祭」、高知の「高知よさこい祭り」、沖縄の「沖縄全島エイサーまつり」など各地の伝統的な祭りが披露される。
【第2回全国ご当地どんぶり選手権】ご当地自慢の食材を活かした20のどんぶりを1杯400円で食べ比べできる「第2回全国ご当地どんぶり選手権」。来場者の投票で優勝が決まる。平日限定どんぶり選手権チケット付前売券1000円は先着300名で買えなかった。
【どんぶり選手権チケットカウンター】チケット付前売券を買えなかった人は、チケットカウンターでチケット(400円)を買う。チケットを手に入れても人気のどんぶりブースは、行列の終わりが見えない位のまたまた長蛇の列で好みの丼を味わうのも一苦労
【2011年どんぶり選手権グランプリ】第2回のグランプリは北海道「食堂丸善」のうにめし丼。訪問日には現在人気第一位の看板があった。準グランプリは白エビかき揚丼(富山道の駅新湊、2010年のグランプリ丼)、3位は鯛茶漬け(新潟柏崎市)。
【どんぶり選手権を味わう人々】どんぶり選手権のどんぶりや「味」のコーナーのご当地グルメを味わう人でいっぱいの食事ブース。
【ザ・北海'食'道】創作和食「北海岸」のわがまま弁当1890円。その日使用している蟹、海老、ウニ、いくら、貝類などの北海道の美味しい海の幸の中から自由に選んで組み合わせが出来る。
【ご当地スイーツストリート】大分県湯布院「花麹菊家」の「ぷりんどら」には長蛇の列。新作「ぷりんバーム」も誰よりも先駆けて味わえる。
【にぎわい市】選りすぐりの名産品からB級グルメなど全国各地から約300ものブースが連なる。
【八戸銀さば せんべい汁】にぎわい市の八戸銀さばのせんべい汁200円。八戸の前沖で獲れた脂がのった銀鯖を出汁にした八戸せんべい汁。
【豊後水道プリプリひらめ&ちりめん】にぎわい市で豊後別府湾無選別ちりめん350g1000円をお土産に購入。
【お祭りひろば】全国各地の色鮮やかな“祭”が、壮大なスケールで会場に華を咲かせる。現地でしか見ることのできない本物のまつりは必見。
【戦国演舞】当日は埼玉県行田市の「忍者おもてなし甲冑隊」の戦国演舞。広場周辺には、各地の祭りで披露された山車や提灯が飾られている。
【ふるさとステージ】伝統芸能、観光PR、ミニコンサートなど多彩なステージイベントが行われる。
【田川寿美ミュージックステージ】当日は田川寿美ミュージックステージ。
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東京 浅草 浅草寺・仲見世

【浅草寺】浅草寺(せんそうじ)は東京浅草にある東京都内最古の寺。観音菩薩を本尊とすることから「浅草観音」あるいは「浅草の観音様」と通称され、広く親しまれている。
【境内マップ】雷門を入ると表参道の仲見世、その先の宝蔵門をくぐると本堂がある。本堂左手には五重塔、影向堂、伝法院が、右手には二天門、浅草神社、弁天堂と時の鐘がある。
【雷門】浅草寺表参道入口の山門で、中央には大提灯が吊りさげられ浅草のシンボルとなっている。門に向かって右側に風神、左側に雷神が配されている。正式名称は風雷神門。
【龍の彫物】大提灯は直径3.3m、高さ3.9m、重さ700kgあり、三社祭の際には神輿が下を通るため提灯を持ち上げて畳まれる。大提灯の下から提灯を覗き込むと、瑞雲に乗って宝珠をつかむ龍の彫り物が彫られている。
【仲見世】雷門から宝蔵門に至る表参道の両側にはみやげ物、菓子などの商店が立ち並び「仲見世」と呼ばれている。
【正月飾り】1月中旬だったので、正月の縁起物が店先や街路に飾られ華やいだ気分で参詣できる。
【宝蔵門】仲見世商店街を抜けた先にある入母屋造の二重門(2階建てで、外観上も屋根が上下二重になっている門)。門の左右に金剛力士(仁王)像を安置することからかつては仁王門と呼ばれていた。
【宝蔵門背面】門の背面左右には、魔除けの意味をもつ高さ4.5m、幅1.5m、重さ500kg、藁2,500kg使用の巨大なわらじが吊り下げられている。
【本堂全景】本尊の聖観音像を安置するため観音堂とも呼ばれる。旧本堂(国宝、3代将軍徳川家光建立)は国宝の五重塔と共に戦災で焼失した。本堂外陣の天井には「龍之図」(川端龍子画)と「天人之図」(堂本印象画)が描かれている。
【本堂】内陣中央には本尊聖観世音菩薩を安置する宮殿があり、宮殿の左右には梵天・帝釈天の二天が祀られ、本尊の脇侍としては内陣右奥に不動明王、左奥に愛染明王が祀られている。
【五重塔】高さ約48mの塔の最上層には仏舎利を安置している。基壇内部には永代供養のための位牌を納めた霊牌殿がある。
【お水舎】八角形錆御影石造りの手水鉢の上に、かつて本堂裏にあった噴水に安置されていた高村光雲作の沙竭羅(さから)龍王像をまつる。天井には「墨絵の龍」(東 韻光画)が描かれている。
【影向堂(ようごうどう)】本堂の西側にあり周囲には六角堂、橋本薬師堂、石橋などがある。
【六角堂】影向堂の左に建つ六角堂は室町時代の建立で、境内最古の建物である。
【石橋と宝篋印塔】石橋は東照宮の神橋として架設された全長3.3m、幅2.2mの都内最古の石橋。奥に見える宝篋印塔は経典を収めた高さ4.5mの唐銅製の仏塔。基礎石を含み総高7.5m余りある。
【弁天堂と時の鐘】宝蔵門の東方にある小山を弁天山といい、石段上に朱塗りの弁天堂、その右手に鐘楼が建つ。途中石段左手に、噺家や芸者さんの扇を供養する「扇入」が見える。
【東京スカイツリー】浅草2丁目信号越しに高さ634mの東京スカイツリーを見る。2010年12月1日高さ500mに到達後、2011年3月1日にゲイン塔のリフトアップが行われ600mに到達、3月18日には完成時の高さ634mに到達した。
【アサヒビールモニュメント】雷門信号から見えるオブジェは、本来は燃え盛る炎を形象した「フラムドール(金の炎)」と呼ばれ、アサヒビールの燃える心を象徴する「炎のオブジェ」なのだが、その形状と色彩から、しばしば「うんこビル」の別名で呼ばれることがある。
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東京 浅草 浅草六区・浅草公会堂

【浅草六区】浅草寺の西側、すしや通りとひさご通りの間を結ぶ約300mの繁華街。明治期に諸興行小屋を新たな造成地に一括移転したことにより、このエリアが日本の興行の中心地となった。
【浅草演芸ホール】浅草六区の中心に位置する寄席。都内に4軒ある落語定席の一つで、落語を中心に、漫才、手品などの色物芸が多数執り行われている。
【公園六区交番】六区花道商店街の北側に並行して伸びる奥山おまいりみち商店街と六区ブロードウエイ商店街の角にある交番。奥山おまいりみちをまっすぐ進むと浅草寺五重塔にでる。
【六芸神】六区ブロードウエイ商店街の交番の横に祭られている六体のブロンズ像。左から、唄神(東海林太郎)、奏神(田谷力三)、話神(古今亭志ん生)、戯神(大道芸人)、演神(榎本健一)、踊神(水の江瀧子)。
【浅草ロック座】浅草六区にあるストリップ劇場。現存するストリップ劇場では最大手にして最古参である。
【浅草中映劇場・浅草名画座】浅草中映劇場は洋画専門のムーヴオーバー館として洋画の二本立て興行を、姉妹館の浅草名画座では東映任侠映画を中心とした日本映画の三本立て興行を行っている。
【ひさご通り】浅草北西部に位置し、六区映画街から言問通りに至たる南北約180メートルの商店街。半纏や祭り用品、日本てぬぐいを扱う浅草ならではの店など約50軒が軒を連ねる。
【花やしき通り】浅草北西部に位置し、遊園地「浅草花やしき」沿いに浅草寺境内と六区興行街を東西に結んでいる商店街。
【公園本通り】六区花道商店街と奥山おまいりみち商店街の間に南北に伸びる商店街。ズラリと飲み屋が立ち並び、牛すじの煮込み屋が軒を連ね、ホッピーの文字が揺れる通称「ホッピー通り」だ。
【伝法院通り】浅草寺本堂の南側、伝法院に面した東西150mの商店街で江戸の町並風に景観をリニューアルし江戸情緒を演出。店のシャッターも店のイメージに合った江戸・明治風の絵が描かれている。
【浅草公会堂】台東区の区立ホールで、本格的な花道や最新の音響機器などを備えたホールのほか、会議・研修などに利用できる集会室、絵画・華道展などができる展示ホールがある。毎年1月は浅草の新年を飾る新春浅草歌舞伎が公演される。
【スターの広場】浅草公会堂の玄関付近足元にある「スターの広場」では昭和54年より、大衆芸能の振興に貢献した芸能人やスターの功績をたたえ、その業績を後世に伝えるため手形とサインが収められている。毎年増え続け300人近い手形があるそうだ。
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2011年07月04日

群馬 嬬恋村 嬬恋牧場 愛妻の鐘

【嬬恋牧場愛妻の鐘】標高1,400m、上信越高原国立公園の中にある70ヘクタールの広大な牧場。嬬恋村には他に、キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ「キャベチュー」で有名な「愛妻の丘」もあり、妻にやさしい企画を用意して、町おこしに力を入れている。
【嬬恋牧場レストハウス】嬬恋は、日本武尊が碓日坂(現在の群馬県と長野県を結ぶ鳥居峠)に立ち、亡き妻、弟橘姫(おとたちばなひめ)を追慕し「あづまはや(あぁ、わが妻よ)」と嘆いたことから吾妻郡嬬恋村の名前が付いたとされる。
【売店】各種お土産、高原野菜などの農産物直売、山野草、木材クラフトなどを置いている。
【レストラン】日本一の生産を誇る嬬恋村のキャベツを使ったご当地スイーツ「キャベフォンケーキ」や嬬恋牛乳、ソフトクリームがお勧め。
【テラス】牧場の目の前には浅間山、四阿山と180度の絶景パノラマが広がり、NHK連続小説「ファイト」のロケ地としても有名。
【牧場よりレストハウスをみる】春には若葉が芽吹き、夏はうっそうとした緑の牧草と木々に囲まれ、秋には絶景の紅葉がたのしめる。
【レストハウスからの眺望】70haの広大な草原を眼下にしたがえ、浅間山の遠望や美しい夕焼け、四阿山から万座までの山並み、嬬恋平野の広がりなどが一望できる素晴らしいロケーションにある。
【愛妻の鐘と5つのゲート】2010年4月に嬬恋牧場に設けられた愛妻の聖地。「愛妻家テミル原則」のゲートを次々にくぐり、最後に愛妻の鐘にある「ハグマット」の上で、互いに愛しているよ、と相手に伝えて記念撮影をする。
【愛妻家テミル原則】「1.やってみる妻が喜ぶ家事ひとつ」「2.出してみる気付いた時の感謝の言葉」「3.聞いてみる世間話と今日の出来事」「4.捨ててみる見栄、照れ、建前、世間体」「5.なってみる恋した頃の触れ合う気持ち」。
【愛妻の鐘】5つの門を通過すると愛妻の鐘にたどり着く。広大な嬬恋の山々に見守られながら、愛妻家は夫婦円満を誓うのだそうだ。ところで「愛妻家」という言葉はあるが「愛夫家」という言葉はない、なんでだろう。
【愛妻の鐘】大切な人、友達や家族と鐘を鳴らして日頃の感謝を伝えるといい。
【ハグマット】最後にこの「ハグマット」の上でハグをして愛や感謝を深めよう。
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群馬 嬬恋村 鹿沢園地 鹿沢インフォメーションセンター

【鹿沢園地入口】上信越高原国立公園・鹿沢園地は標高1.400mの高地にあり、県道94号を嬬恋村新鹿沢温泉から鹿沢温泉・湯の丸地蔵峠方向に上って行くと左手にある。
【鹿沢園地案内図】全長1.6kmの清流の小径、全長1.4kmのかえでの小径、野草園、インフォメーションセンター、情報ステーション、キャンプ場、ひろば、休暇村などからなる国立公園内の園地。
【鹿沢インフォメーションセンター】誰でも自由に利用できる鹿沢園地散策の拠点。1階は案内ホールと多目的スペース、2階にビジターズサロンがあり、地階はキャンプセンターになっていて受付と、ランドリー、シャワー室、自販機が完備している。
【センター入口】2階のサロンでは、パネルやデジタル展示システムで、散策ルートや自然体験の案内を行っている。園地には2つの自然学習歩道があり、「清流の小径」では渓流沿いの自然が、「かえでの小径」では自然林の様子が観察できる。
【案内ホール】センター内には展示のほかに多目的スペースも用意され、ガイドウォークやスターウォッチングなどの各種イベント、自然体験教室が随時開催されている。
【鹿沢高原キャンプ場】白樺やカラマツ林に囲まれたキャンプ場。サイトは流し台とAC電源付の常設テントサイト(3000円)、オートキャンプサイト(3500円)、フリーテントサイトのエリアに分かれている。
【休暇村鹿沢高原】夏は登山やトレッキング、冬はウインタースポーツの基地として賑わう公共の宿。初夏のレンゲツツジや夏の高山植物、秋の深紅、冬の白銀など様々な自然を温泉と共に楽しめる。
【野草園】休暇村鹿沢高原の駐車場の目の前に広がる野草園。5〜8月には、高山の砂礫地に咲く高山植物の女王「コマクサ」などたくさんの山野草を見ることができる。
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2011年09月20日

東京 奥多摩 奥多摩水と緑のふれあい館

【奥多摩湖】ダム湖百選認定プレートから奥多摩湖を見る。奥多摩湖は正式名称を小河内(おごうち)貯水池と言い、東京都奥多摩町と山梨県丹波山村・小菅村に跨る東京都水道局管理の人造湖。
【案内図】周辺には、小河内ダムとダム展望塔、多摩川第一発電所、奥多摩水と緑のふれあい館、奥多摩湖いこいの路などがある。奥多摩湖・小河内ダムの詳細はこちら
【奥多摩水と緑のふれあい館】小河内ダムサイドに建つ東京都水道局が運営するPR施設。郷土の歴史・文化、奥多摩の豊かな自然、ダムの仕組み、水の大切さなどを3Dシアターやビデオなどで紹介(無料)。開館9:30〜17:00 水曜日休館(祝日は翌日)。
【館内図】 館内は、螺旋状のゆるやかなスロープで結ばれていて、1階はホールと奥多摩の歴史・民俗展示、中2階に水源林、小河内ダムの資料展示、2階に奥多摩の名産品販売や郷土料理を味わえるレストランがある。
【ふれあい館駐車場】混雑時は奥多摩町営の水根駐車場か大麦代駐車場を利用する(無料)。
【展望広場】駐車場の前は公園として整備せれ、東屋やベンチがあり奥多摩湖を展望できる。
【流木展示場】駐車場とふれあい館の間にある流木展示場。展示場自体が流木で出来ていて、流木を無料配布している。
【1階エントランスホール】ホールでは、小河内ダムの横にある展望広場、佐須沢山の頂上からの美しいライブ映像を放映している。
【1階奥多摩の歴史・民俗コーナー】「鹿島踊」「獅子舞」「花神楽」など奥多摩に伝わる郷土芸能や奥多摩の歴史、民俗を展示物と映像で紹介している。
【中2階水の旅・ボールサーカス】中2階〜2階の途中にある水の旅コーナー。水の蒸発から川になるまでの模型で、水源からの水の流れをボールで表す。
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東京 奥多摩 奥多摩湖・小河内ダム

【奥多摩湖】ダム湖百選認定プレートから奥多摩湖を見る。奥多摩湖は正式名称を小河内(おごうち)貯水池と言い、東京都奥多摩町と山梨県丹波山村・小菅村に跨る東京都水道局管理の人造湖。
【案内図】周辺には、小河内ダムとダム展望塔、多摩川第一発電所、奥多摩水と緑のふれあい館、奥多摩湖いこいの路などがある。奥多摩水と緑のふれあい館の詳細はこちら
【奥多摩水と緑のふれあい館】小河内ダムサイドに建つ東京都水道局が運営するPR施設。郷土の歴史・文化、奥多摩の豊かな自然、ダムの仕組み、水の大切さなどを3Dシアターやビデオなどで紹介(無料)。
【ふれあい館駐車場】ふれあい館、開館9:30〜17:00 水曜日休館(祝日は翌日)。混雑時は奥多摩町営の水根駐車場か大麦代駐車場を利用する(無料)。
【展望広場】小河内ダムは上水道用水&発電のダム。駐車場の前は公園として整備せれ、東屋やベンチがあり奥多摩湖を展望できる。
【展望広場からの眺望】奥多摩湖およびその周辺には、様々な見どころ・観光施設があり首都圏のオアシスとして親しまれている。
【余水吐水門】高さ7.2m、幅10.9mの非常用洪水吐き。大雨などでダムの水位が危なくなったときに放水される5門のゲート。
【ダム管理事務所】昭和13年11月に工事着工、第2次世界大戦のため、工事を中断した後、昭和23年9月に工事を再開し昭和32年11月に竣工した。
【管理事務所前からの眺望(左)】貯えられた水は、ダム直下の多摩川第1発電所で発電に使用後、多摩川に放流され水道原水として取水される。
【管理事務所前からの眺望(右)】その後、原水は、自然流下により村山・山口貯水池、玉川上水路などを経て、東村山・境の各浄水場へ流れていく。
【ダム堤入口】高さ149m、長さ353m、幅12.6mのダム堤頂上の通路。
【ダム堤から余水吐水門をみる】左に余水吐水門、右にダム管理事務所が見える。
【ダム堤からの眺望(左)】船着場の先が奥多摩湖いこいの路入口で、奥多摩湖に沿って散策ができる。
【ダム堤からの眺望(右)】山々の新緑、緑の湖面に映える渓谷の景色が美しい。
【ダム堤から谷側をみる】眼下に見える白い建物は多摩川第1発電所。
【ダム展望塔】開館時間 10:00〜16:00(7/20‐8/31〜17:00)、休館日 年末年始、無料。
【1階受付】1階は受付になっており、国土交通省発行の「ダムカード」もここで貰える。
【2階展示室】ダムのジオラマや小河内ダムの歴史を紹介したパネルなどを展示している。
【3階展望室】3階はダムを一望できる展望室となっていて、床には流域全体のイラストマップが描かれている。
【展望室からの眺望(左)】貯水要領1億8900万トン。我が国屈指の大ダムで、世界最大の水道専用ダムといわれることが多い。
【展望室からの眺望(中)】大都市東京の水瓶としてだけでなく、都内をはじめ近県からも多くの人々が訪れ、自然と触れあえる憩いの場となっている。
【展望室からの眺望(右)】奥多摩湖の湖畔には、1万本の桜が植えられ、桜の名所。四季折々に楽しめて、多くの観光客を集める。
【展望室からダム直下をみる】150m以上のダム下が一望でき、ダムの大きさが実感できる。
【船着場】上水道用のダムなので観光船は無いが、ダム管理用の船の発着場になっている。
【慰霊碑】建設中に東京都職員や建設会社社員、下請作業員ら87名が殉職し、現在では湖畔に慰霊碑が建てられている。
【ヘリポート】駐車場の一角にある、ダムの取水庭を利用した緊急ヘリが離発着できるように作られたヘリポート。
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東京 奥多摩 峰谷橋・麦山橋・深山橋・三頭橋・ドラム缶橋

【峰谷橋】橋長125m、幅員6mの峰谷橋は、湖の北岸を走る国道411号上、奥多摩湖に流れ込む峰谷川に架かる橋。緑の湖水と赤いアーチのコントラストが強烈な印象を放つ目立つ橋だ。奥多摩湖には赤、黄、白と原色のカラフルな橋があり楽しめる。
【案内図】小河内(おごうち)神社近くには5つの橋と2つのドラム缶橋がある。北岸の国道411号上に峰谷橋・麦山橋、南岸の奥多摩周遊道路(都道206号)上に香蘭橋・三頭橋、北岸と南岸を跨ぐ麦山ドラム缶橋・深山橋・留浦ドラム缶橋の7つ。
【麦山ドラム缶橋】小河内神社近くにある国道411号と奥多摩周遊道路を結んでいる歩行者用の浮き橋(220m)。現在はフロートが樹脂製だが、昔はドラム缶が使われていたので、今でもドラム缶橋と呼ばれる。距離が長く迫力があるが駐車場がない。
【麦山橋】峰谷橋の先、国道411号上にある小さめのカラフルな橋。奥多摩湖に流れ込む沢が入江のようになった所を跨ぐように架けられている。原色の黄色い色が強烈で印象的。
【香蘭橋】国道411号からみる対岸の香蘭橋。奥多摩周遊道路上、麦山ドラム缶橋と三頭橋の間にあるにある。
【三頭橋】国道411号から対岸の奥多摩周遊道路上の三頭橋を見る。緑の湖面と白色の橋が美しい。橋の右端は国道139号に合流する。
【深山橋】国道411号から分岐する国道139号上にあるクリーム色の深山橋。深山橋の向こうには三頭橋が見える。日の光の指す方向や、周囲の山々の形に彩られて変わる奥多摩の豊かな景色を堪能できる。
【留浦ドラム缶橋】奥多摩湖の最上流に近い留浦(とずら)地区にある浮き橋(212m)。渇水時など、貯水量が減少した際には撤去される。近くに30台ほどの駐車場とトイレがある。

(注)2011年(平成23)は、麦山浮橋:2011.2.10〜9.14、留浦浮橋:2011.1.26〜8.30の間、水位低下で浮橋が取り外され通行止め。

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2011年10月09日

群馬 みなかみ町 関越トンネル

【関越トンネル】群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町の県境にある関越道の谷川岳を貫通する、全長約11kmの日本最長のトンネル。事故・火災などの緊急時に備え、上下線ともトンネル入口には信号機が設置されている。
【トンネル入口】危険物積載車、金属タイヤチェーン装着車は通行禁止。トンネル両端部の谷川岳PA、土樽PAでチェーンの脱着作業を行う必要がある。谷川岳PAには、関越トンネルと同じ入口をしたトンネル館があり、トンネルの概要などを学べる。
【トンネル内部】トンネル内の電力は走行車線側を東京電力が、追越車線側を東北電力がそれぞれ供給している。これは、停電した時にトンネル内が真っ暗になってしまうのを避けるため。
【群馬県と新潟県の県境】153キロポスト付近に群馬県と新潟県の県境があり、路面と壁に線が引かれていて走行中でも見えるほどに大きく書いてある。
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2012年10月05日

群馬 安中 碓氷第三橋梁(めがね橋)

角間・霧積温泉の旅」(2012.10.5)で2回目の訪問。前回 3年前の「群馬長野の共同湯巡り」(2009.6.25)で訪問した時に比べ、富岡製糸場世界遺産登録に向け関連整備されたのか、駐車場や遊歩道が新しく設置されアクセスし易くなっている。
【めがね橋駐車場】国道18号(旧道)を、めがね橋から軽井沢方面へ向かって進むと左側にある。以前はめがね橋のすぐ前に駐車スペースがあったが、正式な駐車場が長野県側に移動したところに設置され、2011年5月から利用可能となった。
【峠路探訪案内板】駐車場に設置された案内板。廃線跡を利用した峠路「アプトの道」は、横川駅〜(0.2km/2分)〜鉄道文化むら〜(2.8km/50分)〜峠の湯〜(1.0km/18分)〜碓氷湖〜(1.1km/19分)〜めがね橋〜(1.2km/20分)〜熊の平の散策コース。
【遊歩道】駐車場からめがね橋までは、ガードレール付きの歩道が続いている。
【遊歩道からめがね橋をみる】歩道と国道の間のスペースは以前あった駐車スペースの跡地。
【めがね橋全景】橋梁は、第2橋梁から第6橋梁までの5基が残っており、すべてが煉瓦造りで、1997年に国重要文化財に指定されている。遺構の中で、めがね橋が今も美しいアーチ型を見せている。
【めがね橋】高さ31mの4連の雄大なアーチ橋は、我が国最大のもので近くで見るとその巨大さに圧倒される。100年以上もここに存在し続けているということが信じられないくらい立派な造りだ。
【国指定重要文化財の説明板】アプト式の鉄道路線として、急勾配の碓氷峠を越えるために1893年に建設され、新線(長野新幹線の開通により廃線)ができる1963年まで使用されていた。
【直下から見る橋梁(右)】横川駅から軽井沢駅を結ぶ旧碓氷線は、レールと機関車の歯車を噛み合わせて進むアプト式で、自然豊かな中を「蒸気機関車」が走っている姿を想像すると胸が高まる。
【直下から見る橋梁(左)】めがね橋をくぐり、左手の林の中の階段を登って行くと線路のあった軌道まで上がれる。
【5号トンネル口】橋上は横川駅までの峠路「アプトの道」になっていて、途中「碓氷湖」や「鉄道文化むら」などを見ながらの約5km1時間半の道のり。


(1回目の訪問 2009.6.25)
横川から軽井沢に至る山道が碓氷峠。その碓氷峠旧道にある美しいレンガ造りの橋が「めがね橋」だ。高さ31mの4連の雄大なアーチ橋は、我が国最大のもので近くで見るとその巨大さに圧倒される。駐車スペースは橋の傍に5〜6台ある。
アプト式の鉄道路線として、急勾配の碓氷峠を越えるために1893年に建設され、新線(長野新幹線の開通により廃線)ができる1963年まで使用されていた。100年以上もここに存在し続けているということが信じられないくらい立派な造りだ。
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群馬 安中 碓氷湖・坂本ダム

角間・霧積温泉の旅」(2012.10.5)で2回目の訪問。前回 3年前の「群馬長野の共同湯巡り」(2009.6.25)で訪問した時は国道からの眺めだったが、今回は湖畔まで降りて散策する。
【碓氷湖・坂本ダム】碓氷湖は、群馬県安中市松井田町坂本の国道18号旧道を碓氷峠を軽井沢方面へ登る途中にある湖で、利根川水系烏川の支流・碓氷川に建設された坂本ダムによって造られたダム湖。
【碓氷湖周辺案内図】碓氷川と中尾川の合流点をせきとめて作られたダム湖の湖周は、碓氷湖親水公園として遊歩道が整備され、釣りや散策を楽しむことができる。
【駐車場】湖岸を一周する遊歩道(一周1.2km、約20分)や湖畔の駐車場、坂本ダム上の橋や湖を渡る橋梁の整備が行われた。
【坂本ダム】川を堰き止めただけの自然越流式の洪水吐で、堤高は36.3m、堤頂長は85.0mの重力式コンクリートダム。水門等の設備は何もない。
【碓氷湖(左)】峠の釜めしで有名な横川駅、映画「人間の証明」で有名になった霧積温泉・霧積湖、碓氷峠鉄道文化むら、廃線跡を利用した遊歩道(アプトの道)、日本三大奇勝の一つ妙義山や軽井沢にも近いことから観光地の一つになっている。
【碓氷湖(右)】正面に「ほほえみ橋」、右に「夢のせ橋」、その間を「ふれあいトンネル」が結ぶ。橋梁やトンネルは、碓氷第三橋梁(めがね橋)をはじめとする重要文化財の碓氷鉄道施設遺産群をモチーフにした明治風のデザインを採用している。
【東屋】夢のせ橋のふもとで碓氷川と中尾川が合流し、碓氷湖に流れ込む。湖畔には東屋とトイレが整備されている。
【紅葉の歌碑】碓氷湖周辺は紅葉の時期には素晴らしい景観を醸し出すそうで、小学唱歌「秋の夕日に 照る山紅葉・・」の舞台ともいわれる。


(1回目の訪問 2009.6.25)
碓氷湖は、碓氷川と中尾川の合流点をせきとめて作られた人造湖。湖周には碓氷湖親水公園として遊歩道が整備され、釣りや散策を楽しむことができる。
 
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群馬 安中市 坂本宿・おぎのやドライブイン横川店

【坂本宿】坂本宿は、国道18号(旧道)を碓氷湖から横川駅方面へ走ると横川駅2km手前にある中山道の宿場町。中山道有数の難所、碓氷峠の東の入口にあたり、本陣と脇本陣合わせて4軒、旅籠は最盛期には40軒もあった比較的大きな宿場。
【旅籠かぎや】中山道六十九次のうち江戸から数えて十七番目の宿場にあたる坂本宿には、旅籠「かぎや」や脇本陣「永井」など往時の面影を残す建物が残っている。旅籠らしい出格子や2階の屋根看板など、外観は素晴らしいものがある。
【おぎのやドライブイン横川店】碓氷峠の登り口、碓氷峠鉄道文化むらの近くの国道18号沿いにあるおぎのやドライブイン横川店。飲食施設及びおみやげ店&団体客用の食堂施設を備えている。
【店舗案内】スイーツの店「ドルチェ・エスタシオン」、カフェ「ストーングラウンドコーヒー」、ファーストフード「たびーとキッチン」、コンビニの「アレコレ」を新たに加えリニューアルされた。
【峠の釜めし売店】隣の製造工場から直送された温かい峠の釜めしのほか、昼食時には各種弁当も販売している。
【峠の釜めしの歴史】売店の陳列棚にある、昭和の33年の発売時から昭和の終わり62年頃までの峠の釜めし包装紙の変遷の展示コーナー。
【富岡製糸場関連商品】世界遺産登録を目指して富岡製糸場の歴史展示と、真っ白なまゆをかたどった葛湯「まゆこもり」、富岡製糸場工女さんも愛したカレーなど富岡製糸場関連商品を販売。
【たびーとキッチン】うどん・そば・ラーメンの麺類のほか、丼ぶり物などを頂けるほか、上州もち豚や上州豚など地域色を生かした料理や四季折々のオリジナルメニューもある。
【土産コーナー】上州・下仁田名産の蒟蒻、下仁田ねぎの生ドレッシング、群馬上野村の十石みそなど群馬と長野のお土産が両方入手できる。
【碓氷峠の力餅】昔、峠を往来する人々に、峠の茶屋で振る舞われた力餅。店舗内の工場で毎日製造している出来たての力餅を買える。
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2012年10月06日

群馬 富岡 富岡製糸場

角間・霧積温泉の旅」(2012.10.6)で2回目の訪問。前回 3年前の「群馬長野の共同湯巡り」(2009.6.25)で訪問した時は、世界遺産の国内暫定リスト(推薦待ち候補)だったが、今年、平成24年(2012)7月に、文化庁が世界遺産へ推薦することを決定したのを期に再訪問した。
【富岡製糸場】富岡製糸場は、群馬県富岡市にある日本初の官営製糸工場。明治時代初期、製糸場設立時に造られた木骨レンガ造の建物がほとんどそのまま残っており、貴重な歴史的建造物として保存さている。2012年に世界遺産への推薦が決定された。
【駐車場マップ】製糸場周辺には、宮本町(P1)、上町(P2)、仲町(P3)の3ヵ所の有料市営駐車場があり、仲町(P3)は観光バス専用なので、普通車が駐車できるのは宮本町(P1)と上町(P2)の2ヵ所。前回は宮本町に駐車したので、今回は上町に駐車した。
【場内案内図】メインの建物は、東西に向き合う一対の全長104mの繭倉庫とそれをつなぐ全長140mの繰糸場からなる。
【東繭倉庫】正門を入るとまず目に付くのが東繭倉庫と花壇のサルビア。風通しをよくするため繭倉庫には窓が沢山付けられている。
【キーストーン】入口のアーチ中央には「明治五年」と書かれた建築年を刻んだキーストーン(要石)が刻み込まれている。レンガの積み方はフランス積み(長手方向と小口を交互に積む方式)。
【東繭倉庫内部】東繭倉庫は一部が売店やビデオコーナーになっていて、中に入ることができる。場内には群馬県内の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の10の史跡の紹介もされている。
【繰糸場入口】全長140m、幅12m、高さ12mの、木の骨組みにレンガを積む「木骨レンガ造」。建物に使用されていたガラスや鉄製の窓枠などは、当時の日本では一般的ではなく、主にフランスから輸入されたそうだ。
【繰糸場(北面)】繰糸場の建物の特徴の一つが、屋根の上にある小さな屋根「越屋根」。当時は繰糸場内で繭を煮ていたため、蒸気抜きの越屋根がついている。また、日本には電灯がなく採光のため、窓は大きくとり、数も多いのもこの繰糸場の特徴。
【繰糸場内部(手前側)】大屋根を支えた木造トラス構造(三角形を基本にして組んだ構造)は、従来の日本にはない造り方。
【繰糸場内部(奥側)】フランス製の自動繰糸器300台が設置され、明治5年から昭和62年まで115年間生糸を生産した。
【自動繰糸機】昭和40年〜55年の間に設置された日産製の自動繰糸機が、昭和62(1987)年3月の操業停止時の状態で保存されている。
【緒糸巻取機】繭から糸口を出す過程で出た繭糸くず「緒糸」を巻き取る機械など、繭から糸を取り出す機械や装置類が並ぶ。
【検査人館】女工館左隣にある、生糸の品質検査や器械整備を担当したフランス人男性技術者の宿舎として、明治6年に建設された。
【女工館】操糸場前の女工館。製糸場に勤める日本人の工女に糸繰りの技術を教えたフランス人女性教師の住居。
【女工館前からブリューナ館をみる】一番南の良い場所に建つ、320坪の木骨レンガ造り平屋建てのブリューナ館を望む。唯一、レンガ造りの地下室は当時のまま。食料品の貯蔵庫として使用されていたと考えられている。
【ブリューナ館】高床で廻廊風のベランダを持つこの建物は、指導者ブリューナ一家とそのメイドが住んでいた。ブリューナ一帰国後は工女のための夜学校として使用され、工女たちが裁縫や行儀見習いを学んだ。
【東繭倉庫の中央通路】東繭倉庫のキーストーンのある中央通路をくぐり抜けると、乾燥場がある広場にでる。
【乾燥場前から東繭倉庫をみる】乾燥場の建物は大正11(1922)年に建てられ、中には操業停止まで使われていた乾燥機が残されている。
【乾燥場】2階にある乾燥機上部に繭を入れると上から下へゆっくりと運ばれながら乾燥され、1階部分に繭が出てくる仕組み。
【広場から煙突をみる】さらに奥に進むと広い空間が現れる。青空に映える鉄筋コンクリート製煙突が美しい。
【煙突】当初の煙突は高さ36mの鉄製煙突だったが、現在の煙突は昭和14年に建造された鉄筋コンクリート製。煙突右側の建物は副蚕場。
【西繭倉庫】東繭倉庫と対の西繭倉庫。東繭倉庫と同じ大きさの建物で、西繭倉庫の中央通路から渡り廊下で副蚕場と繋がっている。


(1回目の訪問 2009.6.25)
【正門】富岡製糸場は、群馬県富岡市にある日本初の官営製糸工場。明治時代初期、製糸場設立時に造られた木骨レンガ造の建物がほとんどそのまま残っており、貴重な歴史的建造物として保存さている。2007年には世界遺産暫定リストへ記載された。
【東繭倉庫】正門を入りまず目に付くのが東繭倉庫。メインの建物は、東西に向き合う一対の全長104mの繭倉庫とそれをつなぐ全長140mの繰糸場からなる。入口のアーチ中央には「明治五年」と書かれたキーストーン(要石)が刻み込まれている。
【繰糸場】全長140m、幅12m、高さ12mの、木の骨組みにレンガを積む「木骨レンガ造」でトラス構造(三角形を基本にして組んだ構造)という従来の日本にはない造り方の建物。
【繰糸場内部】フランス製の自動繰糸器300台が設置され、明治5年から昭和62年まで115年間生糸を生産した。往時をしのばせる繰糸機や道具。
【ブリューナ館(1号館)】320坪の木骨レンガ造り平屋建ての住宅。高床で廻廊風のベランダを持つこの建物は、指導者ブリューナ一家とそのメイドが住んでいた。
【女工館(2号館)】操糸場前の女工館。製糸場に勤める日本人の工女に糸繰りの技術を教えたフランス人女性教師の住居。
【検査人館(3号館)】女工館左隣にある、指導に当たったフランス人検査人が住んだ宿舎。
【東繭倉庫内部】東繭倉庫は一部が売店やビデオコーナーになっていて、中に入ることができる。場内には群馬県内の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の10の史跡の紹介もされている。
【乾燥場】東繭倉庫のキーストーンがあるアーチをくぐり売店を抜けると、左手に乾燥場がある。
【西繭倉庫】さらに歩くと広い空間が現れ、広大な敷地の向こうに東繭倉庫と対の西繭倉庫が見える。東繭倉庫と同じ大きさの建物だ。
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2012年11月27日

神奈川 北鎌倉 円覚寺

禅宗:臨済宗(栄西,鎌倉五山/京都五山)、曹洞宗(道元,永平寺/総持寺)、黄檗宗(隠元,宇治萬福寺)
【JR北鎌倉駅】鎌倉駅と並ぶ観光拠点の駅で、駅の近くには円覚寺(1分)、東慶寺(4分)、浄智寺(6分)、建長寺(15分)などの寺社も集まっている。駅前には小さな商店街があり、観光客向けのレストランなどもあるが営業時間は短い。
【鎌倉の紅葉スポット】北鎌倉エリア(円覚寺、東慶寺、浄智寺、建長寺)、扇ガ谷〜源氏山エリア(海蔵寺、源氏山、仮粧坂切り通し)、金沢街道エリア(鶴岡八幡宮、源頼朝の墓、鎌倉宮、瑞泉寺、獅子舞)、その他のエリア(長谷寺、妙本寺)。
【円覚寺】円覚寺は鎌倉時代後期、北条時宗が中国より無学祖元禅師を招いて創建された臨済宗・圓覚寺派大本山で、鎌倉五山第二位に列せられる。
【境内図】創建当時は総門・三門(山門)・仏殿・法堂・方丈が一直線に並ぶ典型的な禅宗様伽藍配置であったが、現在、法堂は失われている。
【総門】瑞鹿山の額が掲げられている。鎌倉にはすでに時宗の父・北条時頼が創建した建長寺が存在していたが、官寺的性格の強い同寺に対し円覚寺は北条氏の私寺という性格がより強かったと言われる。
【拝観受付】拝観時間 4〜10月 8:00〜17:00(11〜3月 16:00)、大人 300円 小人 100円。円覚寺門前駐車場は普通車 600円/時間。
【御朱印所・売店】拝観受付所の先は御朱印所・売店になっていて、円覚寺グッズなどを購入できる。
【休憩所】売店の前には東屋の休憩所があり、昼時には持参の弁当を食べる人で賑わう。
【休憩所より三門をみる】三門は三解脱門(空・無相・無願)を象徴するといわれ、諸々の執着を取り払って佛殿(涅槃・解脱)に至る門とされる。
【三門石段】参道の石段の先に建つ三門は、天明5年(1785年)、大用国師誠拙周樗が再建したものと言われる。
【三門(山門)】「円覚興聖禅寺」の額字は伏見上皇の勅筆とされる。楼上には十一面観音、十六羅漢像などを安置する。
【参道】禅宗では高僧の塔があるところを塔頭(たっちゅう)といい、円覚寺の塔頭は繁栄時には42院を数えたが、現在は17の塔頭が残されている。
【仏殿】仏殿は昭和39年(1964)に再建されたものだが、本尊の宝冠釈迦如来坐像は鎌倉期の古いもの。
【仏殿内部】堂内には本尊の宝冠釈迦如来坐像や梵天・帝釈天像などを安置する。
【本尊】木造、座高260cm、頭部のみ鎌倉時代、胴体は江戸初期に補造。
【天井画】天井画の「白龍図」は前田青邨の監修で日本画家守屋多々志が描いたもの。
【仏殿左参道の紅葉】円覚寺の最も奥にある塔頭寺院「黄梅院」まで続く仏殿左側の参道には、済蔭庵(居士林)、妙香池(みょうこうち)などの紅葉スポットが点在する。
【松嶺院】三門の向かって左側にある塔頭寺院。牡丹と山野草の寺。普段は門が閉ざされ拝観できないが、牡丹や山野草の咲く季節には特別拝観(春・秋2回)が行われている。入場料100円。
【松嶺院庭園】本堂横の枯山水風庭園。境内裏山は墓地になっており、芥川賞作家開高健、俳優佐田啓二、女優田中絹代、坂本弁護士一家の墓もある。
【松嶺院の紅葉盆栽】庭の山野草の花々や盆栽の木々も綺麗。牡丹の見頃は、5月1日の前後2週間くらい。
【選仏場】茅葺き屋根と白壁がきれいな禅の修業場。300年の歴史を持つ建物だそうだ。
【選仏場内部】内部は坐禅道場になっており、薬師如来立像(南北朝時代)を安置する。
【済蔭庵(居士林)】居士すなわち在家信者のための坐禅道場。東京新宿区牛込にあった柳生流の剣道場を、昭和3年(1928年)柳生徹心居士より寄進され移築したもの。
【居士林の紅葉】観光地鎌倉の喧騒とは一線を画した、禅の大刹らしい厳しく引き締まった空気が漂う境内は広く、様々な景色を見せてくれる。
【仏殿右の参道】仏殿右側の参道を直進すると方丈の前に建つ唐門になり、途中を右に曲ると洪鐘・弁天堂への参道にでる。
【唐門石段】方丈の前に建つ唐門への石段。屋根に独特の唐破風があることから唐門と呼ばれている。
【唐門】天保十年(1839)の建立で、正面の柱の間は3.3メートル、彫り物がすばらしく、鎌倉にある江戸末期の代表的な唐門。
【方丈・庫裏】方丈は寺の住持の住む建物を指すが、現在では各種儀式・行事に用いられる建物となっている。
【方丈 百観音】江戸時代、拙叟尊者が境域に岩窟をうがって百体の観音像を祀ったことに由緒を発す。昭和58年この地に移された。
【ビャクシンの古木】前庭のビャクシン(柏槇)の古木は無学祖元手植えと伝える。
【妙香池(みょうこうち)への参道】陽を受けて一層輝く参道の紅葉。青空とのコントラストが美しい。
【妙香池】建武年間に夢窓疎石が作庭したと伝えられる庭園の遺構で、妙香池と称する心字池を中心に築かれて、池は岩盤を掘り下げて造られたもの。
【虎頭岩】池の北岸にあたる山側には、波浪の浸食を擬した虎頭岩が配されている。
【正続院石段から妙香池をみる】手前に妙香池と紅葉、後方に見えるのは方丈。
【正続院】正続院は開山無学祖元を祀る重要な塔頭寺院。院内に、神奈川県唯一の国宝建造物「舎利殿」がある。また、中に修行僧の専門道場があるが、一般参詣者は入れない。
【舎利殿(国宝)】鎌倉幕府3代将軍源実朝が中国からもらい受けた仏舎利(釈尊の遺骨)を納める舎利殿(国宝)がある。通常は非公開で、正月3が日と11月3日前後に外観のみが公開される。
【仏日庵】円覚寺を開いた北条時宗、その夫人の覚山尼と子の時貞が祀られている。抹茶付きで500円(入場料100円込み)。
【開基廟】廟内には時宗と高時(鎌倉北条最後の第14代執権)の木像と北条家代々の位牌が安置されている。境内のお茶席でゆったり出来る。
【白鹿洞】山号の「瑞鹿山」は、円覚寺開堂の儀式の際、白鹿の群れが現われ、説法を聴聞したという故事によるものとされ、今も境内にはその鹿の群れが飛び出してきた穴と称する「白鹿洞」がある。
【黄梅院】円覚寺の最も奥にある塔頭寺院。華厳塔(三重塔)の跡地に足利尊氏が夢窓疎石(円覚寺15世住持)の塔所として文和3年(1354年)建立。一般参観も可。
【黄梅院境内】境内はさほど広くなくこじんまりとした感じ。落ち着いた雰囲気で、花の季節はとても綺麗だそうだ。
【黄梅院観音堂】黄梅院境内の一番奥にある聖観世音と書かれた小さなお堂。中には聖観世音菩薩像が安置されている。
【如意庵石段】如意庵は、円覚寺境内にある塔頭寺院。南北朝時代の創建といわれる古い塔頭。
【如意庵】円覚寺36世無礙妙謙(むげみょうけん)の塔所。本尊は宝冠釈迦如来坐像。一般参観不可。
【洪鐘・弁天堂への参道】仏殿右の参道を三門に戻る途中にある洪鐘・弁天堂への参道。
【洪鐘道入口】鳥居をくぐり、奥の石段を140段ほどあがると国宝の洪鐘がある弁天堂に着く。
【洪鐘道石段】長い石段を登り、さらに直角に曲って石段を登っていく。
【弁天堂境内】石段を上りきると小さな境内になり、弁天堂、鐘楼、見晴台、弁天堂茶屋がある。
【弁天堂】北条貞時が、洪鐘鋳造の成功に感謝して建立した弁天堂。江ノ島の弁財天と関係が深く、近くには洪鐘(梵鐘)がある。
【弁天堂内部】江ノ島にあった弁財天が鎮守として祀られている。この弁財天は弘法大師の作ともいわれ、江ノ島の弁財天とは夫婦弁天と呼ばれている。
【鐘楼】1301年北条貞時が国家の安泰を祈って寄進した鎌倉時代の代表的な名鐘の一つ。
【洪鐘(国宝,おおがね)】1301年鋳物師 物部国光の制作。高さ2.6メートルの関東で最大の梵鐘。
【見晴台】南には鎌倉街道を挟んで東慶寺の全景が見え、東慶寺からもこの見晴台を遠望できる。
【弁天堂茶屋】弁天堂奥の見晴茶屋。高台になっていて眺めも良い。自家製の甘酒やおしるこが好評。
【見晴台からの眺望】見晴台から西方向をみる。天候に恵まれると、富士山を望むこともできる。
【富士山】見晴台は高台にあるのでとても景色が良く、今日は天気が良いので富士山が見える。
【総門から石段をみる】拝観を終え総門を出ると、前には鮮やかな紅葉とその先に白鷺池が広がる。
【白鷺池】円覚寺総門の手前、横須賀線の踏切を渡った先に位置する池で、円覚寺境内の一部。
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神奈川 北鎌倉 東慶寺

【JR北鎌倉駅】鎌倉駅と並ぶ観光拠点の駅で、駅の近くには円覚寺(1分)、東慶寺(4分)、浄智寺(6分)、建長寺(15分)などの寺社も集まっている。駅前には小さな商店街があり、観光客向けのレストランなどもあるが営業時間は短い。
【鎌倉の紅葉スポット】北鎌倉エリア(円覚寺、東慶寺、浄智寺、建長寺)、扇ガ谷〜源氏山エリア(海蔵寺、源氏山、仮粧坂切り通し)、金沢街道エリア(鶴岡八幡宮、源頼朝の墓、鎌倉宮、瑞泉寺、獅子舞)、その他のエリア(長谷寺、妙本寺)。
【東慶寺】東慶寺は今から約720年前、弘安8年(1285)に北条時宗夫人の覚山志道尼が開創した臨済宗・圓覚寺派の寺院で、鎌倉尼五山第二位に列せられ、鎌倉随一の花暦を誇る寺院。
【境内図】仏殿(昭和10年(1935年)再建)、水月堂、客殿、文化財を収蔵した松ヶ岡宝蔵などがあり、庭園は花が多く植えられている。旧仏殿(重要文化財)は横浜市の三渓園に移築されている。
【石段】東慶寺は、群馬県の満徳寺と共に「縁切寺(駆け込み寺)」として知られていた。門にいたる石段は、女性たちを守る砦としての風格さえ醸している。
【三門(山門)】大人2人がようやく通れるほどの門が、こじんまりと佇む。後醍醐天皇の皇女の入寺以後、松ヶ岡御所と称され寺格の高い尼寺としてその名を馳せるようになった。
【拝観受付】3〜10月:8:30〜17:00 11〜2月:8:30〜16:00。拝観料 大人(中学生以上) 200円、小学生 100円。
【鐘楼】東慶寺の梵鐘は観応元(1350)年の補陀落寺のもの。鐘楼天井の龍は、色褪せたものの、 今も空駈ける様子が生き生きと描かれている。
【参道】梅や花菖蒲をはじめ季節毎に咲く「花の寺」としても人気があり参拝者で賑わう。石畳の参道の多くの木は梅で、特に2月〜3月には130本の梅が綺麗に咲いて、とても華やかになり見所。
【書院】大正12(1923)年の関東大震災で倒壊した書院は、大正14年末に復興された。格天井には十六菊花紋を描いて、第5世用堂尼以来の御所寺の面影を残している(非公開)。
【本堂入口】本堂「泰平殿」は佐藤禅忠師が紺紙金泥で観音を揮毫して、昭和10(1935)年に建立。
【本堂(仏殿)】美しい宝形造の屋根を誇る本堂の庭には、 春になるとしだれ桜が花をつける。
【本堂内部】本尊の釈迦如来坐像を祀る。両立に文殊・普賢があったが関東大震災で消滅したそうだ。
【本尊】寄木造り、玉眼入り、像高91.0cmの釈迦如来坐像。整った目鼻立ちの張りのある顔と腹部の複雑な衣文が印象的。
【本堂入口の紅葉】本堂前のもみじの紅葉。ちょうど真上からの太陽の光に照り映えたもみじは、とても素晴らしい。
【水月堂の紅葉】水月堂には鎌倉一の美仏・水月観音半跏像が安置されている(拝観はTELか葉書での予約要、特別拝観料300円)。
【金仏と紅葉】本堂前あたりに優しく佇む金仏。金仏の視線の先は三門の遥か向かいの山、円覚寺の夫時宗の廟という。
【本堂から松ヶ岡宝蔵への参道】参道両脇には梅の木が植えられ、左手には松ヶ岡宝蔵など建物が並び、右手は花菖蒲の庭が墓地まで広がっている。
【松ヶ岡宝蔵】聖観音菩薩立像(重文)、葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱(重文)、初音火取母(重文)などの東慶寺蒔絵調度品や縁切り文書(重文)などを展示している。
【宝蔵入口】入館料 300円、開館時間 9:30〜15:30、休館日 月曜日(祝祭日の場合は開館)。入口右に売店、左に宝蔵がある。
【宝蔵売店】東慶寺の離れで句作と画業に努めた女流日本画家木下春の絵をあしらった封筒・便箋などの文具、東慶寺蒔絵、お香、絵葉書、書籍などを販売している。
【さざれ石】宝蔵前の「さざれ石」は、石灰質角礫岩。長い年月のうち雨水に溶解し、 小石を集結して大きくなり、やがて苔が生じるという「君が代」にあるのと同じ巌である。
【菖蒲園より白蓮舎をみる】菖蒲畑の奥には立礼茶室の白蓮舎がある。お茶事や写経会、挿し花などさまざまな催し物に使われる。2〜3月の梅の季節、6月の菖蒲や紫陽花の季節には茶店が開かれ、抹茶と生菓子が楽しめる。
【墓苑に続く参道】文化人の墓が多いことでも有名で、墓地には鈴木大拙のほか、西田幾多郎、岩波茂雄、和辻哲郎、安倍能成、小林秀雄、高木惣吉、田村俊子、高見順、前田青邨(筆塚)、川田順、レジナルド・ブライスらの墓がある。
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神奈川 北鎌倉 浄智寺

【JR北鎌倉駅】鎌倉駅と並ぶ観光拠点の駅で、駅の近くには円覚寺(1分)、東慶寺(4分)、浄智寺(6分)、建長寺(15分)などの寺社も集まっている。駅前には小さな商店街があり、観光客向けのレストランなどもあるが営業時間は短い。
【鎌倉の紅葉スポット】北鎌倉エリア(円覚寺、東慶寺、浄智寺、建長寺)、扇ガ谷〜源氏山エリア(海蔵寺、源氏山、仮粧坂切り通し)、金沢街道エリア(鶴岡八幡宮、源頼朝の墓、鎌倉宮、瑞泉寺、獅子舞)、その他のエリア(長谷寺、妙本寺)。
【浄智寺】臨済宗・圓覚寺派の寺院で鎌倉五山の第四位。境内に近づくと、総門とその手前の石の橋と池、そして左手に「甘露の井」と彫られた石柱のある鎌倉十井の一つである小さな井戸がある。
【境内図】室町時代には方丈、書院、法堂など主要な建物や塔頭があったが、関東大震災で殆ど倒壊し、現在は三門・楼門や新しい仏殿・方丈・客殿等が伽藍を形造っている。
【総門(高麗門)】少し石段を上ったところにある「宝所在近」の扁額を掲げた総門。
【三門石段】総門を入ると、自然石で作られた、擦り減った石段が三門へ続いている。
【拝観受付】石段をのぼり切ると、右側に拝観受付がある。拝観料 200円 子供 100円、9:00〜16:30。左の門は庫裏の棟門。木々や緑に覆われた境内は全山が「浄智寺境内」として1966年(昭和41年)に国の史跡に指定されている。
【三門(鐘楼門)】重層一間一戸の三門は、上層が鐘楼を兼ねている珍しい形式のもので、花頭窓をあしらった中国風の意匠が特徴。三門左手に無料駐車場があり、横の道を歩いて山を登っていくと、源氏山公園や銭洗弁財天に行ける。
【仏殿(曇華殿)】三門をくぐった先にある瓦葺の三間四面宝形造りの仏殿「曇華殿(どんげでん)」。本尊の三世仏は南北朝時代の作で、袖と裾を台座から垂らした宋風の像。
【仏殿内部】左から阿弥陀如来(過去)、釈迦如来(現在)、弥勒菩薩(未来)で、わが国に伝わる三世仏の中でも造立年代の古いもので、県の重要文化財に指定されている。
【仏殿から三門をみる】曇華殿前には市の天然記念物「ビャクシン」の古木が聳えている。仏殿の先から道が右に続き境内を一周できる。
【銀杏の黄葉】仏殿の周りは周囲を山に囲まれ、落ち着いた秋の風情、銀杏の黄葉が青空に映える。
【やぐら群】境内の一番奥にある墓地の右側には「やぐら」と呼ばれる岩の壁に掘った窪みがあり、石像が並んでいる。
【やぐら】この横穴は古くは住まいとして、その後墓所になり、やがて倉庫としても使われた。大正昭和期には薪や木炭などのしまい場所になっていた。
【観音さま】山すそをさらに三門方向に戻ると、左手に布袋尊入口があり、入口左手には観音様の石像が祀られている。
【布袋尊入口】鎌倉・江ノ島七福神の一つで、北鎌倉から出発するときのスタートで、鶴岡八幡宮を通ってゴールの江ノ島までのコースとなる。
【布袋尊境内】入口を入ると、墓地とその先に洞穴の中に布袋の像が祀られている。
【布袋尊】像の腹部がつややかに光っていて、そこをなでると活力が沸いてくるご利益があるそうだ。
【龍淵荘の紅葉】庫裏裏手の布袋の石像をまつる洞窟から三門に戻る途中に建つ龍淵荘。龍淵荘の手前から見た紅葉も見事。
【龍淵荘】茅葺き屋根の素朴な茶室「龍淵荘」。豊かな緑の谷戸を背に、深閑とした風情は、禅の侘び寂びを感じさせる。
【庫裏】さらに参道を戻ると、左手に庫裏の唐風玄関、その右手奥に御朱印受付がある。
【棟門】花や樹木も豊かで臘梅、梅、海棠、牡丹、萩、桔梗の花々や柏槙、高野槙の樹木が立ち並ぶ。
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神奈川 北鎌倉 建長寺

禅宗:臨済宗(栄西,鎌倉五山/京都五山)、曹洞宗(道元,永平寺/総持寺)、黄檗宗(隠元,宇治萬福寺)
【JR北鎌倉駅】鎌倉駅と並ぶ観光拠点の駅で、駅の近くには円覚寺(1分)、東慶寺(4分)、浄智寺(6分)、建長寺(15分)などの寺社も集まっている。駅前には小さな商店街があり、観光客向けのレストランなどもあるが営業時間は短い。
【鎌倉の紅葉スポット】北鎌倉エリア(円覚寺、東慶寺、浄智寺、建長寺)、扇ガ谷〜源氏山エリア(海蔵寺、源氏山、仮粧坂切り通し)、金沢街道エリア(鶴岡八幡宮、源頼朝の墓、鎌倉宮、瑞泉寺、獅子舞)、その他のエリア(長谷寺、妙本寺)。
【建長寺】巨福山建長興国禅寺は、鎌倉五山第一位の臨済宗・建長寺派の大本山。北条時頼が、建長5年(1253)に宗から来日していた高僧・蘭渓道隆を招いて建立したわが国最初の禅寺。
【境内図】創建当時の建物は失われたが、総門・三門・仏殿・法堂・方丈が一直線に並ぶ中国の禅宗様式の伽藍配置は、創建当時の面影を残す。江戸時代に高名な沢庵和尚の進言で再建された。
【総門駐車場】県道から入る所にある「天下禅林」の扁額を掲げる門は天下門(上の写真の門)で、その内側の駐車場の先に総門がある。総門駐車場は普通車 600円/時間。
【総門】「巨福山」の扁額のかかる総門をくぐると拝観受付がある。「巨」の字に点が加えられ、この点は「百貫点」と呼ばれている。拝観時間 8:30〜16:30、大人 300円 小人 100円。
【三門参道】総門の先には堂々として立つ三門が目に入る。安永4年(1775)201世万拙碩誼によって再建されたもので、2005年に重要文化財に指定された。
【三門(山門)】「建長興国禅寺」の大扁額がかかる銅板葺き二重門で、関東大震災で倒壊し再建された。三間二重門としては東日本最大の規模を誇る。
【鐘楼から三門をみる】初層には仁王像などを置かず、門扉も壁もない吹き放しとしている。上層には宝冠釈迦如来像や銅造の五百羅漢像などを安置する(上層は非公開)。
【鐘楼】三門右手の鐘楼に架かる高さ約2.1メートルの梵鐘は、建長7年(1255)鋳物師 物部重光の制作で、建長寺創建当時の数少ない遺品の1つとして貴重である。
【梵鐘(国宝)】銘は、蘭渓道隆が撰し、筆を執ったもので、銘文中の「建長禅寺」は、日本における「禅寺」の語の初見とされている。
【西来庵】嵩山門(すうざんもん)は、開山蘭渓道隆の墓塔を守る塔頭寺院「西来庵」の入口だが修行道場のため、一般の立ち入りは禁止されている。
【仏殿参道】禅宗では高僧の塔があるところを塔頭(たっちゅう)といい、建長寺の塔頭は繁栄時には49院を数えたが、現在は12の塔頭が残されている。
【銅燈籠と水盤】仏殿参道左手のビャクシンの古木の中にある銅燈籠と水盤。銅燈籠は左右に一対建っている。
【ビャクシン】堂前にあるビャクシン(白槙)の古木7本は開山蘭渓道隆手植えと伝えるもので、樹齢約750年といわれる。
【仏殿】重要文化財。寄棟造で単層裳階が付く。芝の増上寺にあった、徳川秀忠夫人崇源院の霊屋を正保4年(1647)に建長寺に移築したもの。
【仏殿内部】堂内には本尊の地蔵菩薩坐像と、元この地にあった心平寺の旧本尊地蔵菩薩坐像、千体地蔵菩薩立像、千手観音坐像、伽藍神像を安置する。
【本尊】木造、像高2.40メートル、重文。禅寺の本尊は釈迦如来だが、建長寺の本尊はやさしいお顔の巨大な地蔵菩薩。室町期のものと考えられる。
【法堂参道】仏殿の後ろにある法堂は、文化11年(1814)の建立で、禅宗以外の寺院の「講堂」に相当する建物。
【法堂(はっとう)】方三間、裳階付、銅板葺き。鎌倉最大級の木造建築で2005年に重要文化財に指定された。
【法堂内部】内部には千手観音坐像を安置。手前の像はパキスタン政府から寄贈された、お釈迦様が極限の苦行や断食を行っている姿の「釈迦苦行像」。
【天井画】天井画は小泉淳作筆の雲龍図。天井に描かれた龍はどこから見ても睨まれているようで八方睨みの龍といわれている。
【方丈参道】参道から唐門を望む。右の建物は大庫裏。境内のもっとも奥、山の中腹には建長寺の鎮守で、紅葉スポットの1つ「半僧坊」もある。
【唐門】重要文化財で方丈入口の勅使門。関東大震災以来の大修理が2011年5月に終了し、全面に飾金具が付けられ移築当時の華美な姿が再現された。
【大庫裏】大庫裏とは、禅寺で学僧を中心として住僧以下の僧侶や仏前に供える食事を調理する場所で僧堂と兼ねる。
【方丈(龍王殿)】総門と同じく昭和15年に京都の般舟三昧院から移築したもの。池に面して建てられ庭園は夢窓疎石の作といわれる。
【大玄関内部】大玄関を入ると、両側の土間に下足棚が並び、正面に写経場が、左に曲ると方丈の大広間がある。
【写経場】2012年10月から写経ができるようになった。般若心経は1時間程度、延命十句観音経は15分程度で書くことができる。
【玄関より大広間をみる】方丈は寺の住持の住む建物を指すが、現在では各種儀式・行事に用いられる建物となっている。
【建長寺坐禅会】毎週金・土曜日17〜18時に坐禅会(無料、坐禅の手引き100円)が行われている。また6月・12月の年2回、宿泊坐禅会も開催される。
【本尊】大広間中央の須弥壇には、本尊の宝冠釈迦如来像を安置する。
【回廊】方丈は周りが回廊になっており回廊から広間などの拝観が可能である。また回廊に椅子が置かれ方丈庭園をゆっくり鑑賞できる。
【方丈庭園】方丈裏にある心字池の「池泉庭園」。池に橋を架け、石を置き、松を植えているところは禅寺の庭園らしさを出している。右の建物は得月楼でお茶会などに利用される。
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神奈川 鎌倉 鶴岡八幡宮

【JR鎌倉駅】古都鎌倉へのアクセスの起点となる鎌倉駅。駅前の交差点から鶴岡八幡宮へと延びる若宮大路は、春の桜が有名で、季節には桜吹雪の舞う花のトンネルを通っての参拝が魅力。優雅な佇まいの駅舎は、関東の駅百選にも選ばれている。
【鎌倉の紅葉スポット】北鎌倉エリア(円覚寺、東慶寺、浄智寺、建長寺)、扇ガ谷〜源氏山エリア(海蔵寺、源氏山、仮粧坂切り通し)、金沢街道エリア(鶴岡八幡宮、源頼朝の墓、鎌倉宮、瑞泉寺、獅子舞)、その他のエリア(長谷寺、妙本寺)。
【鶴岡八幡宮三の鳥居】源頼朝が創建した鎌倉幕府の守護神。二の鳥居からは段葛(だんかずら)と呼ばれる車道より一段高い歩道があり、そこを抜けると三の鳥居となり、境内へと至る。
【境内図】頼朝が創建して以来、昔も今も鎌倉の象徴として親しまれている。境内には国の重要文化財である本宮など、歴史を今に伝える建造物が点在し、歴史的な行事も多い。
【太鼓橋】源平池を横切るように作られている石造の橋。創建当時は木造で、朱塗りだったため「赤橋」と呼ばれた。
【本宮へと続く参道】深い杜の緑と鮮やかな御社殿の朱色が調和する境内には、静御前ゆかりの舞殿等が八百年の長い歴史を伝えている。
【手水舎】参道左手にあり、参拝の前に手や口を清める。
【舞殿】静御前が義経を慕い、心を込めて舞った若宮廻廊跡に建ち、下拝殿とも言う。
【社務所・休憩所】下宮境内正面の若宮の手前には社務所、休憩所が建つ。
【若宮(下宮)】本宮の御祭神応神天皇の御子、仁徳天皇ほか三柱の神様が祀られている。
【大石段】下宮から上宮へ登る大石段は61段あり、登りきると楼門、その奥に拝殿とつながった本宮がある。ここからは鎌倉の街を一望でき、大石段の左にあった大銀杏は倒壊して今はない。
【大銀杏】樹齢1000年といわれ、八幡宮の長い歴史を見つめてきたが、平成22年3月10日、雪混じりの強風によって倒伏した。左が移植された幹(親銀杏)、右が元地点に残った根から生えた蘖(子銀杏)。
【楼門(随神門)】神域に邪悪なものが入り来るのを防ぐ随身(随神)が門の左右に安置された総朱塗りの楼門。本宮は楼門内にあり、回廊で周囲を囲まれている。
【楼門の扁額】楼門に掲げてある額には、八幡宮の文字、八の字が鶴岡八幡宮にとって神聖な鳩の形になっている。この形をモチーフにして作られたのが豊島屋の鳩サブレー。
【楼門回廊】文政11年(1828)に徳川家斉が再建した流権現造で、若宮(下宮)とともに国の重要文化財に指定されている。
【本宮(上宮)】應神天皇・比賣神・神功皇后を祀る鶴岡八幡宮の中心となるご社殿。深い杜の緑と鮮やかな御社殿の朱色が調和する。
【祈祷昇殿口】初宮詣、七五三、厄除け、家内安全や商売繁盛などの願い事の成就を祈り、厳かに御祈祷が執り行われる。大石段下祈祷受付で受付を済ませ、昇殿口から本宮内に昇殿する。
【宝物殿】八幡宮の御神宝(考古資料、御輿、武具、工芸品等)が陳列してある。多数の国宝・国指定重要文化財を所蔵するが、展示品のほとんどは複製が中心。拝観料 大人200円 小人100円。
【大石段下から下宮境内をみる】左の若宮で、鳩のお守り(ストラップ)が入った女性に人気の「鳩みくじ」(200円)が引ける。右は舞殿。
【柳原神池への参道】柳原神池は若宮(下宮)と黒漆塗りの白旗神社の間にある池で、鶴岡八幡宮の紅葉スポット。
【柳原神池】紅葉と赤い橋が調和している。紅葉の見頃はもう少し先のようだ。
【柳原神池の紅葉】赤い欄干と紅葉が映え、水面にもその姿が映る。
【由比若宮遥拝所】八幡宮の元宮である由比若宮(材木座に鎮座)をここからお参りするところ。
【白旗神社】源頼朝、実朝が祀られており、黒塗りの社殿が印象的。祭神にあやかり必勝や学業成就の信仰のあつい神社。
【鎌倉国宝館】鎌倉の社寺に伝わる国宝や文化財など約4800点を収蔵。鎌倉〜室町期の彫刻や仏画、鎌倉彫の名品や宋から伝わる青磁器など、貴重な品々を数多く所蔵。
【国宝館付近の紅葉】鶴岡八幡宮の紅葉スポット国宝館付近の紅葉。この先の源平池にある旗上弁財天社は鎌倉・江ノ島七福神めぐりの弁天様。
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神奈川 鎌倉 小町通り(食べ歩き)

【鶴岡八幡宮三の鳥居】鶴岡八幡宮は源頼朝が創建した鎌倉幕府の守護神。鎌倉駅前交差点の二の鳥居からは段葛(だんかずら)と呼ばれる車道より一段高い歩道があり、そこを抜けると三の鳥居となり、境内へと至る。三の鳥居前の道は「横大路」。
【小町通り食べ歩きマップ】鎌倉点心「豚まん」、鎌倉壱番屋「手焼きせんべい」、天むす家「天むす」、鎌倉さくら「わらびもち」、鎌倉はんなりいなり「はんなり棒」、鳥小屋「鎌倉コロッケ」、日影茶屋「日影大福」など名物もいっぱい。
【小町通り八幡宮口】三の鳥居前を鶴岡八幡宮の境内に沿って東西に通る横大路の突当り、小町通りの八幡宮口にある「ひもの山安鎌倉店」。
【鉄の井(くろがねのい)】小町通り八幡宮口の三叉路の角に、屋根をかけた古い井戸がある。鉄の井と呼ばれている鎌倉十井の一つ。
【インビス鎌倉(imbiss)】小町通りに入るとすぐにある本格手作りドイツソーセージを手軽に味わえる店。焼きソーセージと鎌倉ビールのセットが1,000円で楽しめる。食べ歩き用に串が刺さっているが、店内のテーブル席でのんびりと味わうこともできる。
【鎌倉点心】インビス鎌倉の隣の豚まんじゅうの専門店。上質の豚肉を角煮風に味付けし、野菜や椎茸、竹の子がバランスよく入った豚まん(380円)。エビ、タコ、イカと春雨を塩味で仕上げた海鮮まん(380円)はさっぱりとした味わいで女性に人気。
【鎌倉壱番屋 雪ノ下店】醤油の香りが漂う名物せんべい店。東京浅草の仲見世通りの壱番屋が本店で、小町エリアにも小町店がある。みそ、激辛、にんにく、しその葉、ぬれかりんとうなど百種類以上の個包装された土産用せんべいが各種揃う。
【手焼きせんべい】道行く人を誘う醤油の芳ばしい香り。備長炭を使い、鮮やかな手つきで焼き上げていく。「うす焼」と「あつ焼」は焼きたてをその場で味わえる。できたてが食べられるのもこの店の嬉しいところ。うす焼き1枚50円。
【雪ノ下ガーデン】鎌倉壱番屋雪ノ下店前の細い路地を入った広場。広場内は屋台村のような雰囲気で、飲食店を中心に4店ほどの店が営業している。雪ノ下ガーデンの隣には、和風モダンな雰囲気の「こもれび禄岸」という広場もある。
【鎌倉J's】雪ノ下ガーデンにあるシラスたこ焼き屋(右端の茶色の屋台)。ソースは甘口のソース味と、特選しょうゆ味から選べる。しらすたこ焼き(1舟400円)。正面のカフェは、軽井沢の旧軽銀座店にあるモカソフト(売店300円)で有名なミカド珈琲。
【天むす家】聖ミカエル教会の先、秋山ビル1Fの奥でひっそりと営業する天むす専門店。天むすとは、海老の天ぷらを具にした津市発祥のおにぎり。店内は狭くカウンター、テーブル合わせて7人。TVの小町通り立ち食いグルメツアーで1位になった。
【天むす】一口サイズの小さな「天むす」(6個入600円)。ごはんと海老のバランスが最高。注文を受けて作るので、できたてホカホカの天巻きおにぎりに、塩と黒胡椒で味付けされた海老もプリプリ。イートインは味噌汁、豆腐、水羊羹付き(700円)。
【鎌倉さくら 夢見屋】天むす家の先にあるオリジナル団子の和茶房の店。素材にこだわったスイーツとお茶が頂け、団子と抹茶セットなど飲料付は茶房で頂ける。店内にあるベンチに腰かけて食べるのもよし、食べ歩きもよし。
【わらびもち】1本で黒糖とプレーンの2種類の味が楽しめる「わらびもち」(試食用1本100円)。お土産用わらびもち1箱(600円)。みたらし団子(80円)、いちご餡・マンゴー餡・はちみつレモン餡団子など変わり団子が11種類(150円)。
【駅方向(小町エリア)をみる】左前方に鎌倉はんなりいなりの黄色い看板が見える。八幡宮口を起点として約360mの通りには、立ち食いや食べ歩きのできる店、お洒落なカフェ、甘味処、古都ならではの土産や雑貨の店約250店舗がずらりと並ぶ。
【八幡宮方向(雪ノ下エリア)をみる】はんなりいなり付近で振返る。左角は鎌倉壱番屋小町店。鎌倉彫の専門店や、バッグの店、画廊など色々な店が沢山の人で賑わっている。和風な工芸品の店や陶芸品、Tシャツ屋やブティックも多く一日いても飽きない。
【鎌倉はんなり いなり】小町通り中ほどにあるオリジナルいなり寿司が人気の店。国産100%大豆を使用し、全て手作業で行ったこだわりのロールいなり。1階が売店で2階がイートインになっている。
【食べ歩きはんなり棒】食べ歩き用に持ち手にごぼうを使用した「食べ歩きはんなり棒」(1個230円)、はんなりいなり中(8個640円)。油揚げは柔らかく口の中でじゅわ〜っとジューシーなだしが広がる。
【鎌倉五郎本店】鎌倉和菓子の店。そんなに甘くなく、香ばしさ広がる懐かしい草もち「麦田もち」(1個157円)。名物の「鎌倉半月」(6枚入600円)や、さくさく止まらない新食感の油で揚げない焼きかりんとう「さくさく棒」(袋入り360円)も評判。
【元祖鎌倉コロッケ 鳥小屋】鎌倉五郎本店の先の鎌倉コロッケの店。店内に有名人の色紙がびっしり。スパイスに黒コショウを使用した「肉コロッケ」(200円)が人気。チョコ・梅しそ・黒ゴマ・紅芋コロッケ(すべて200円)。
【日影茶屋】葉山の高級会席料理屋 日影茶屋が鎌倉に出店した和菓子・洋菓子の店。鎌倉の町並みに溶け込んでしまう佇まいの、和のイメージを演出した格子を基調とした落ちついた雰囲気の店構え。
【日影大福】北海道産大納言小豆を使用し、やわらかい餅生地で包んだ「日影大福」(1個168円)。餡子は粒あんで、甘さ控えめで上品な風味。表面にほんのりと“ひかげ”の焼き色がついている。
【小町通り鎌倉駅口】若宮大路と並行するように鶴岡八幡宮へと延びている駅寄りの道。ブラブラ歩くだけでも楽しいが、食べ歩き散策も楽しい。遠い昔には八幡宮門前に連なる市場だったといわれる。
【豊島屋の鳩サブレー】鎌倉駅口の鳥居の左、鎌倉駅東口ロータリーにある鳩サブレーの豊島屋扉店。若宮大路に本店がある。八幡宮の額の鳩の形をモチーフにして作られた「手提げ入り」(5枚525円)。
【JR鎌倉駅東口】古都鎌倉へのアクセスの起点となる鎌倉駅。時計台と三角の屋根がシンボルの優雅な佇まいの駅舎は、関東の駅百選にも選ばれている。
【江ノ電鎌倉駅】JR鎌倉駅西口にある江ノ電鎌倉駅。江ノ電鎌倉駅はJR鎌倉駅と一体となっていて、右側が江ノ電鎌倉駅、左側がJR鎌倉駅。
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神奈川 鎌倉 長谷寺(紅葉ライトアップ)

【江ノ電長谷駅】鎌倉駅から藤沢駅までを結ぶ名物電車。上下線がすれ違えるよう2つのホームを持つ複線駅で、鎌倉から3つ目、所要時間は約6分。民家の軒先をすり抜けるように走り、大仏のある高徳院や長谷寺などへの観光拠点になっている。
【鎌倉の紅葉スポット】北鎌倉エリア(円覚寺、東慶寺、浄智寺、建長寺)、扇ガ谷〜源氏山エリア(海蔵寺、源氏山、仮粧坂切り通し)、金沢街道エリア(鶴岡八幡宮、源頼朝の墓、鎌倉宮、瑞泉寺、獅子舞)、その他のエリア(長谷寺、妙本寺)。
【長谷寺】藤原房前が徳道上人を鎌倉に招いて736年に創建。本尊の十一面観世音菩薩は日本有数の木像彫刻像で「長谷観音」として親しまれている。境内は、観音山の裾野に広がる下境内と、中腹に切り開かれた上境内の二つに分かれている。
【境内図】下境内は、妙智池と放生池の2つの池が配され、その周囲を散策できる回遊式庭園。上境内には、観音堂をはじめ諸堂宇が建ち並ぶ。鎌倉の海と街並みが一望できる「見晴台」と「眺望散策路」があり鎌倉でも有数の景勝地となっている。
【三門(山門)】立派な門かぶりの松を抱いた三門を入ると、すぐに回遊式の庭園が控え、四季折々の花が取り囲む。秋の長谷寺の見所はなんといっても紅葉のライトアップ(夜間特別拝観)。
【拝観受付】通常拝観 3〜9月 8:00〜17:00(閉山17:30) 10〜2月〜16:30(閉山17:00)。2012年夜間特別拝観は 11/23〜12/9、日没〜平日18:00(18:30閉山) 土日18:30(19:00閉山)。拝観料300円。
【妙智池のライトアップ】境内全域は四季折々の花木に彩られ、通年花の絶えることがなく「鎌倉の極楽西方浄土」と呼ばれる風情を呈している
【放生池のライトアップ】夕暮れと共に、少しづつ点灯し始め、昼間とは違った幻想的な木々の姿を楽しめる。
【放生池の橋から三門をみる】池は、左から妙智池、放生池と並び、鯉がゆうゆう泳ぎ、山際には滝もあり、回遊しながら季節の花や木々を楽しめる。
【石段上から満月と紅葉を望む】ライトアップされた紅葉の合い間から見え隠れする今宵の満月が、堂塔の上で趣を添える。
【和み地蔵】長谷寺での記念写真のスポットにもなっている弁天堂前の「和み地蔵」。境内には、沢山の灯篭や布袋様、弁天様の石仏も点在している。
【良縁地蔵】可愛らしい3体の「良縁地蔵」。正面石段上、経蔵横の竹林、眺望散策路の3ヶ所にそれぞれ違ったポーズで迎えてくれる。
【卍池と水かけ地蔵】三途の川にいるという奪衣婆(だつえば)と懸衣爺(けんえおう)が座っている卍の形をした「卍池」。卍池のすぐ横には「水かけ地蔵」。水をかけると幸運になれるそうだ。
【地蔵堂】観音堂のある上の境内へ登る石段の途中に地蔵堂があり、子安・繁栄のご利益を授ける福寿地蔵が祀られている。お地蔵様は道に迷った人を助けてくれたり、子供たちを守ってくれる。
【千体地蔵】不幸にしてこの世に生まれることのできなかった子供たちのために、供養のための小さなお地蔵様が無数に並んで供えられている。
【観音堂】上の境内にあがると正面に観音堂がある。長谷観音と呼ばれる十一面観世音菩薩立像を安置する。
【観音堂香炉】観音堂前の香炉。ここの長谷観音は、奈良の長谷寺の観音像と同じ、右手に数珠と錫杖、左手に水瓶を持つ長谷寺式の像容。
【観音堂内部】十一面観世音菩薩立像は、高さ約9.2メートルで台座をいれると12メートル、木造では最大級のもの。右側には、弘法大師坐像、二十九世善誉耕美上人坐像が祀られている。
【阿弥陀堂】観音堂の右手は阿弥陀堂。祀られている阿弥陀坐像は高さ2.8メートルで、源頼朝の厄災を防ぐために像立されたと伝えられ「厄除阿弥陀」の名で多くの信仰を集めている。
【鐘楼】阿弥陀堂右手に鐘楼があり、1984年に作られた新しい梵鐘が架かっている。鎌倉時代に造られた、文永元年(1264)の銘のある梵鐘は、国の指定の重要文化財で、こちらは宝物館に展示されている。
【大黒堂・宝物館】観音堂の左手に宝物館、宝物館の横に大黒堂がある。
【大黒堂内部】大黒天は「出世開運授け大黒天」として知られ、鎌倉・江ノ島七福神の1つ。
【経蔵(輪蔵)】大黒堂の前に仏足石があり、さらに奥には輪蔵を納める経蔵がある。一切経が納められ輪蔵を一回転させると、ここにあるお経を全て唱えたことと同じ功徳があるといわれている。
【見晴台よりみる鎌倉の夜景】海側には見晴台があり、由比ガ浜や材木座の海岸、逗子・三浦方面の山並などを眺めることが出き、食事処「海光庵」でゆっくり食事もできる。
【眺望散策路から経蔵をみる】大黒堂の左から斜面に沿って眺望散策路(あじさいの小径)があり、紫陽花の開花の時期には大勢の人が訪れる。
【三門前参道の紅葉】色づいた木々が鮮やかに照らし出され、下境内には、幻想的な雰囲気の弁天窟や高浜虚子の句碑など見所も多い。
【ライトアップされた竹林と紅葉】竹林の竹もライトアップされ、竹の緑と紅葉の紅の対比が綺麗。
【ライトアップされた紅葉】明るいうちから境内で過ごせば、移り変わる色の情景を堪能できる。
【放生池の紅葉】赤や黄色のもみじが美しく照らされて、キラキラとして幻想的。
【池面に映える紅葉】ライトアップされた紅葉が水面に反射し、逆さもみじになっている。
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2012年12月16日

東京 世田谷 世田谷ボロ市2012年末

【世田谷ボロ市】毎年12月15・16日、1月15・16日の4日間開催される世田谷のボロ市。2012/2013年は435周年にあたる歴史のある伝統の市で、骨董類、古着、植木から玩具、日用雑貨、食料品など、多種多様な700近くの露店が軒を連ねる。
【ボロ市会場マップ】メイン会場は代官屋敷を中心としたボロ市通り(中央病院から郵便局の約500m)。世田谷駅で降り、ボロ市通りを歩いて上町駅から帰るコースがお勧め。各日20万人近くの人で賑わう。東京都指定無形民俗文化財に指定されている。
【東急世田谷線三軒茶屋駅】三軒茶屋から世田谷区内の下高井戸間を走る東急世田谷線。自動運賃箱のほか臨時の改札口を設けて対応している。
【世田谷駅】運賃は前払い。全区間均一運賃(140円)のため切符は発行されない。電車は2両編成で、路面電車によく似ている。
【公式ポスター】今回は5年に1度の代官行列が行われ、地域の人々が江戸当時を模した装束を身につけ会場内を行列が練り歩く(代官行列は15日のみ)。
【円光院通り】世田谷駅を降りた円光院周辺のボロ市。食品や物産展の露店が多く並ぶ。活気のある“市”の雰囲気を味わえる。
【駅前通り(入口付近)】ボロ市は左側通行。ボロ市の魅力は、子供からお年寄りまで楽しめるということ。いろんなものがボロ市には集まってる。
【甘酒屋】とにかくすごい混雑で、ゆっくり見ることができない。買うのもひと苦労。美味しい温かい甘酒(100円)。チョコバナナは子供に人気。
【仏具陶器の店】仏像、仏具、陶器、人形などを売っている露店に始まり、色々な露店が続く。
【駅前通り(中央付近)】子供の世界。時代の主役が、遊んでくれる子供を待って並んでいる。
【古着屋】時代の流れを感じる古着がいっぱい。ダンボールの中には正絹の帯。泥大島1万円から。
【古道具の店】食器類の店も多い。昔懐かしい羽子板。昔の記憶がよみがえる。
【甘酒屋】甘酒もアチコチで売っている。創業60年の歴史をもつボロ市で一番古い甘酒屋(150円)。
【ボロ市饅頭】その場で蒸上げたボロ市まんじゅう(1個100円)。こし餡としろ餡の2種類ある。
【駅前通り(中央病院付近)】中央病院付近から駅前通りを振り返る。人が沢山いるから、歩くだけで精一杯。飲んだり食べたりするのも大変。
【ボロ市通り(中央病院付近)】ボロ市通り沿いを中心に、道端で古物・骨董、古着に諸道具、皿や陶器、食料品などを売るたくさんの露店が並ぶ。
【多肉植物】同じ業種の店が同じエリアに集まってる訳ではなく、無秩序にいろんな店が混在してる。
【九谷焼】石川県の工芸品の店。加賀の九谷焼の花瓶、山中漆器のお盆、椀が並ぶ。
【バリ島のお座り人形】外国物の雑貨も多い。アジア雑貨を売っている店。露店に置いてあるとカラフルで鮮やかで、つい欲しくなる。
【ベトナム陶器】ベトナム陶器といえばバッチャン焼き。ベトナム雑貨もたくさん並び、エスニックな香り漂う掘り出し物が見つかるかも。
【骨董屋】骨董が所狭しと並んでいる。良くここまで大事に取ってあったと時代を語る品々に感心。
【古民具】古民具が無造作に並べられた店もあり、楽しい店先に眼が行く。ガラクタもボロ市の主役。
【食器類】ヴィンテージのお皿や湯呑み、ぐい飲みなど、ボロ市は色々な物が売られていて面白い。
【ガラクタ雑貨】種々雑多な物を所狭しと並べた露店。探せば掘り出し物が見つかりそうな感じ。
【羊毛雑貨】羊毛素材の帽子、マフラー、バッグなど選り取り見取り。奥のキュピーも懐かしい。
【ガラス雑貨】ガラスの時計、昆虫の置物、スタンド、動物の壁掛けなどガラス製の雑貨がいっぱい。
【箸屋】箸屋も多い。新年は新しい箸を使おう、ということで多いのかもしれない。
【本革手造り鞄】バッグや財布、時計、アクセサリーの店も多い。とにかく多種多様な品物が並ぶ。
【ボロ市団子】刻み海苔でボロを表した「ボロ市団子」。焼きたてアツアツ1串100円。
【ボロ市通り(代官屋敷付近)】蚤の市やフリマとはちょっと違う、独特の活気に満ちている。
【世田谷代官屋敷表門】ボロ市通りの南側にある近江彦根藩世田谷領20ヵ村の代官を世襲した大場氏の屋敷。主屋及び表門の2棟が国の重要文化財に指定されている。(詳細はこちら
【主屋】江戸中期の建設で、茅葺きの表門、主屋、土蔵、白州跡などの一部が今も現存し、往時の代官屋敷の面影を伝えている。現在は表門と主屋、庭園の一部が公開され自由に見学ができる。
【世田谷区立郷土資料館】代官屋敷敷地内にあり、原始・古代から現代までの世田谷の歴史と文化に関する資料を展示している。年数回企画展も行われる。入場は無料。(詳細はこちら
【ボロ市のジオラマ】例年12月から1月にかけて開催される季節展。「楽市掟書」など関連資料を展示して、その歴史を紹介。江戸時代のボロ市の様子を再現したジオラマ。
【代官餅売場】1975年(昭和50年)から発売されている「代官餅」は、ボロ市の会場でしか製造・販売されない希少性とその味の評判から、ボロ市を代表する名物となっている。(詳細はこちら
【代官餅】人力によるつきたての餅5〜6個を1パックとして、味は「あんこ」「きなこ」「からみ」の3種類で、各1パック600円。他に何ものっていない「白」もある。
【天祖神社】天祖神社はボロ市通りから奥に入ったところにあり、植木市や代官餅の販売が行われ、ボロ市の中心地となっている。
【植木市】神社周辺は、植木や花苗を売る店でいっぱい。千両・万両、シクラメン、多肉植物、球根、山野草、東洋蘭など色々な種類を売っている。
【サボテン】サボテンや多肉植物がいっぱい。買いたくなるほど可愛いサボテンばかり。
【生花】スイスの高山植物。雨の日は蕾み、晴れの日には開く不思議な生きた花。5年はもつそうだ。
【招き猫】招福猫児は右手を上げ小判などを持たない素朴な招き猫。近くの豪徳寺には招き猫伝説が。
【鮮魚屋】富山氷見産の寒ブリの店。正月用の数の子、明太子も置いてある。
【大工道具】 かんな・ノミや金槌、のこぎりをはじめ大工道具が所狭しと並べられている。
【砥石屋】刃物を研ぎながら砥石を実演販売してる露店。冷やかしながら歩くのもまた楽しい。
【まな板屋】木の香りのするまな板やひのきの風呂イスが並ぶ。ひのきのまな板が300円から買える。
【臼と杵の店】臼と杵、蒸篭に釜。餅つきの三種の必需品。大きなサイズが売約済になっていた。
【神棚屋】神棚まで売っていた。積み上げられた神棚が壮観なので撮影スポットになっている。
【ボロ市通り(郵便局付近)】郵便局付近から通りを振り返る。各所に案内の横断幕があり解り易い。
【世田谷通り】上町駅に向う。単なるフリマみたいなものかと思ったら、面白いものや変わったものもいっぱい売ってて、見て歩くだけでも楽しい。
【上町(かみまち)駅】踏切を挟んで両側にホームがある上町駅。いつもは無人駅の上町駅にも駅員が立ち、ホーム入場時に運賃収受が行われる。
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東京 世田谷 世田谷代官屋敷

【世田谷ボロ市】毎年12月15・16日、1月15・16日の4日間開催される世田谷のボロ市。2012/2013年は435周年にあたる歴史のある伝統の市で、骨董類、古着、植木から玩具、日用雑貨、食料品など、多種多様な700近くの露店が軒を連ねる。詳細はこちら
【ボロ市会場マップ】メイン会場は代官屋敷を中心としたボロ市通り(中央病院から郵便局の約500m)。世田谷駅で降り、ボロ市通りを歩いて上町駅から帰るコースがお勧め。各日20万人近くの人で賑わう。東京都指定無形民俗文化財に指定されている。
【世田谷代官屋敷表門】ボロ市通りにある近江彦根藩世田谷領20ヵ村の代官を世襲した大場氏の屋敷。大名領の代官屋敷としては都内唯一の存在で、邸宅兼用の代官所として代官の執務を行なった。
【ボロ市の由来掲示】天正のころ(1570年代)の楽市に始まる農民相手の農具市として毎年暮に開かれ、野良着のつくろいや補強用にボロが盛んに売られたところからボロ市と名がついた。
【主屋玄関】屋敷は江戸中期の建設で、代官所の中心である主屋は約70坪(231.4u)、茅葺きの寄棟造りで、茅葺きの表門、土蔵、白州跡などの一部が今も現存し、往時の代官屋敷の面影を伝えている。
【白州通用門】道を挟んで白州跡の対面にある白州への出入り口。大場家住宅主家及び表門の2棟が国の重要文化財に指定されている。現在は表門と主屋、庭園の一部が公開され、自由に見学ができる。
【白州跡】罪人を取り調べる場所だった白州跡。大場家が治安維持や裁きの権限をも任されていた証で、れっきとした代官屋敷だった事を物語る。
【世田谷区立郷土資料館】敷地内に世田谷区立郷土資料館が設けられている。大場家に残る天正6年から幕末にいたる文書1300余点(都指定文化財)を所蔵。
【大山道標】郷土資料館入口付近には、相模国の御嶽である大山詣をするときに通る大山街道の道標が保存展示されている。
【庚申塔・地蔵】道教の庚申信仰に基づいて建てられた石塔や地蔵、奥には青面金剛と「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿神などが建つ。
【散策路】表門は通常閉鎖されているが、ボロ市のときには開放される。表門から郷土資料館を右手に見ながら主屋の裏側(庭側)に抜ける散策路を進む。
【主屋庭側】現存する建物は代官所としての形態も見られるが、建物は豪農の邸宅風で、武家屋敷としての特徴はあまり見られない。
【庭園】主屋の裏に広がる、手入れのゆきとどいた様々な木の生い茂る庭。立派な木々が、実に美しい庭の景観を造っている。
【井戸】庭にある井戸。立入禁止で中は覗けないが、板で蓋がしてあり現在は使われてなさそう。ここを回ると代官屋敷を一周できる。
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東京 世田谷 世田谷区立郷土資料館 季節展「ボロ市の歴史」

【世田谷ボロ市】毎年12月15・16日、1月15・16日の4日間開催される世田谷のボロ市。2012/2013年は435周年にあたる歴史のある伝統の市で、骨董類、古着、植木から玩具、日用雑貨、食料品など、多種多様な700近くの露店が軒を連ねる。詳細はこちら
【ボロ市会場マップ】メイン会場は代官屋敷を中心としたボロ市通り(中央病院から郵便局の約500m)。世田谷駅で降り、ボロ市通りを歩いて上町駅から帰るコースがお勧め。各日20万人近くの人で賑わう。東京都指定無形民俗文化財に指定されている。
【世田谷区立郷土資料館】代官屋敷敷地内にあり、原始・古代から現代までの世田谷の歴史と文化に関する資料を展示している。入場は無料。
【エントランス】昭和39年の開館後、昭和62年に多目的室、特別展示室を設けた新館が増築され、現行の規模になった。年数回企画展も行われる。
【大山道標】郷土資料館入口付近には、相模国の御嶽である大山詣をするときに通る大山街道の道標が保存展示されている。
【庚申塔・地蔵】道教の庚申信仰に基づいて建てられた石塔や地蔵、奥には青面金剛と「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿神などが建つ。
【1F閲覧室】世田谷区に関する歴史・民俗資料などを収集・保存し、2000点以上の古文書が保管されている。新館にはビデオ視聴のコーナーもある。
【季節展「ボロ市の歴史」】ボロ市の時期の例年12月から1月にかけて開催される企画展。「楽市掟書」など関連資料を展示して、その歴史を紹介。
【2F特別展示室】江戸時代のボロ市の様子を記した書き付けや当時売られていた日用品の復元展示。
【ボロ市のジオラマ】江戸時代のボロ市の様子を再現したジオラマ。
【代官屋敷小屋組模型】世田谷代官屋敷の主屋の小屋組模型。建物の屋根を支えるための骨組みや内部の間取りなどもみることができる。
【2F常設展示室】世田谷区内で出土された石器、土器や、世田谷にゆかりの深い絵画、文書などの資料が常設展示されている。
【稲荷塚古墳】世田谷区は、都内でも有数の遺跡密集地で、古墳時代の稲荷塚古墳の模型の展示。
【野毛大塚古墳石棺】古墳時代の野毛大塚古墳の組合式箱型石棺の原寸大のレプリカ。
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2013年02月01日

神奈川 川崎 川崎大師 平間寺

【信徒専用駐車場】最寄駅は京急大師線の川崎大師駅で表参道を徒歩8分、車の場合は自動車交通安全祈祷殿に隣接する信徒専用駐車場に駐車し、京急大師線の東門前駅通り商店街から参詣する。
【案内マップ】毎年の正月には初詣の参拝客で大変な賑わいとなり、2012年初詣客は296万人で全国第3位。駐車場は700台無料、午前8時〜午後5時。名物は久寿餅とせき止め飴と開運だるま。
【表参道】川崎大師駅前から続くおよそ500m程の表参道を歩き、表参道の終点を右折すると右側に仲見世の入口が見えてくる。
【仲見世入口】大山門正面よりのびる約150mの参道商店街。縁起物や美味い店、せき止め飴店などがずらりと軒を連ねる。
【仲見世】開運だるまの「かどや開運堂」「柏屋」「葵商店」、久寿餅の「住吉」、わらび餅の「大谷堂」、だるま煎餅の「津田屋」、とんとこ飴の「松屋総本店」「評判堂」など老舗が並ぶ。
【縁起物】通りに入ると名物の「とんとこ飴」のリズミカルな音があちこちから聞こえ、開運厄除けのだるまと鯛の縁起飾りが正月気分をかき立てる。ブラブラ見て歩くだけでも楽しい。
【松屋総本店とんとこ飴】伝統の職人技「とんとこ飴きり」でお馴染みの「松屋総本店」。とんとこ飴(300円)は、米から作る水飴と麦芽飴が原料。
【大谷堂わらび餅】久寿餅店が軒を連ねる仲見世にあって、唯一のわらび餅専門店「大谷堂」。きな粉と黒蜜がかかった釜あげわらび餅(300円)。
【川崎大師 平間寺】古くから厄除け大師として知られる真言宗智山派の大本山平間寺で、通称「川崎大師」と呼ばれている。明治神宮など多くは厄年を数え年で数えるが、川崎大師は満年齢で数える。
【川崎大師境内図】徳川第11代将軍家斉が厄除に訪れた事から厄除け大師として広まる。境内には、平安朝様式の大本堂や不動堂、聖徳太子堂、八角五重塔、仏教の経典が納められている経蔵などがある。
【大山門】山号「金剛山」の扁額が架かる大山門。堂塔伽藍を囲う浄域結界の総門で、開創850年の記念事業として昭和52年に建立された。
【大提灯】築地魚河岸から奉納された「魚がし」の文字の大提灯。大山門上層部分は経庫になっていて、奉納された写経が収められている。
【四天王像(正面)】大山門の四方には、仏法の守護尊として京都東寺の国宝・四天王像を模刻した四天王像を安置。左:増長天(南)、右:持国天(東)。
【四天王像(裏面)】それぞれ東、南、西、北の方位を守護しているとされる。多聞天は単独で祭られると毘沙門天と呼ぶ。左:多聞天(北)、右:広目天(西)。
【大山門から大本堂をみる】1964年(昭和39年)5月落慶。本尊厄除弘法大師を祭る。成田山新勝寺、高尾山薬王院とともに関東三本山のひとつ。
【大本堂・献香所】尊賢上人により開基され「厄除けのお大師さま」と親しまれ、厄除けをはじめ諸願成就の護摩祈願をおこなっている。
【お水屋】大山門と大本堂を結ぶ参道の右側にあるお水屋。まず水屋にて身を清める。
【水器】お水屋にある水器は、昭和33年に御本尊御遷座を記念して奉納されたもの。
【献香所】たくさんの人々が、無病息災を祈って煙をあびている。
【香炉】天井を見上げると、すすで覆われていて歴史を感じる。
【護摩受付所】参道右手の大きな建物の1階にある「お護摩受付所」。2階は信徒の接待室となっている。護摩祈願は5000円〜2万円。
【大本堂から境内をみる】正面に大山門、右手に経蔵、その対面にお水屋が広がる境内。真言密教の大刹らしい厳しく引き締まった空気が漂う
【大本堂】本尊は弘法大師空海上人の御尊像。古来より勅願寺に列せられた由縁によって大本堂大棟には菊花の紋章が許されている。
【大本堂正面】10年に1度(次回は来年H26.5.1〜5.31)「大開帳奉修」が行われ、無量の功徳を授かるといわれている「赤札授与」が行われる。
【一般参拝所】堂内には稚児大師、救世観音像、不動明王、愛染明王、金剛界曼荼羅、胎蔵界曼荼羅が安置されている。
【護摩祈願】護摩受付所で申込み大本堂へ入り護摩祈願に参拝する。護摩終了後、大本堂の護摩札授与所で護摩札を受け取る。
【法話】毎日、晨朝護摩供から始まり日中も護摩が行われ諸願成就が祈願される。護摩の修行が始まる10〜15分前に、僧侶による法話がある。
【護摩札・願掛け守授与所】おみくじ100円、厄除札300円、御守300円〜1000円、弘法大師願掛け守1000円など様々なお守りを授けている。
【おみくじ・願掛け守納め所】大本堂の右手脇にある納め所。弘法大師願掛け守に願い事、願主、祈願日を記入して納め所へ納める。
【清瀧権現堂】大本堂から大山門に戻る途中のお水屋の奥、「聖徳太子堂」の左隣にある清瀧権現堂。京都・醍醐寺より勧請した清瀧権現をまつる。
【聖徳太子堂】昭和41年に奉納された聖徳太子像が奉られたお堂。毎年2月22日には聖徳太子年祭が執り行われ、鳶職によるはしご乗りが披露される。
【納札殿】「聖徳太子堂」の右隣、大山門からすぐの所にある、1年間お世話になった古いお札・お守りを、お礼の気持ちを込めて納める納札殿。
【破魔矢授与所】大山門を入ったすぐ右手の破魔矢授与所。右の売店には厄除け交通安全、商売繁盛などの川崎大師グッズが並んでいる。
【境内】左に大山門、中央に経蔵、その奥に八角五重塔が青空に聳えている。大本堂参拝後は大山門に戻り、経蔵、八角五重塔、不動堂へと参道を進む。
【霊木・奇跡の銀杏】第二次世界大戦の大空襲で幹の大半を焼失した銀杏の古木。奇跡的に蘇生し「奇跡の銀杏」の樹勢にあずかり健康長寿、心願成就を祈念する霊木。
【経蔵】平成16年5月の大開帳奉修を記念して大本堂正面むかって左側に「経蔵」が建立され、中国最後の木版大蔵経「乾隆版大蔵経」7240巻が収蔵されている。
【説法釈迦如来像】ご本尊・説法釈迦如来の前の五鈷杵には、金箔の奉納ができ、この奉納によって仏様との強いご縁を結ぶことが出来る。
【天井画】天井中央に赤・青を基調とする丹青画「双龍」、双龍を囲む四面には「飛天」が画かれている。青龍(下)は王を、赤龍(上)は王妃を表す。
【お札所】経蔵と大本堂の間の参道に設けられたお札所。この参道を進むと、左手に八角五重塔、右手に中書院、福徳稲荷堂、不動堂、大本坊、信徒会館のあるエリアとなる。
【八角五重塔(中興塔)】八角五重塔は、昭和59年の弘法大師1150年御遠忌を記念し落慶された。3月21日〜12月20日の第1日曜日と、縁日(21日)に公開されている。
【中書院】1966年(昭和41年)5月落慶。南側「光聚庵」北側「心月庵」のそれぞれ異なった風情の2つの茶室を備え、大広間や立礼席(静嘉軒)もあり、茶道の静寂を充分に楽しむことができる。
【庭園】庭園には古く伝わる「月の井」もあり、静かなたたずまいを見せている。中央堂舎内には江戸初期の大師信仰を知る上で貴重な歴史資料、南無阿弥陀仏の六字を陰刻した六字名号塔が建っている。
【不動堂・大本坊への参道】参道の両脇にはかなりの数の露店が隙間なく並んでいて、のぞいて歩くだけでも時間を忘れる。
【福徳稲荷堂】空襲でほとんどの堂塔を焼失したが、福徳稲荷堂はその難を逃れた貴重なお堂。毎年2月21日には福徳稲荷年祭が執り行われる。
【不動堂】不動堂は明治23年の創建で、現在の不動堂は、昭和39年4月に建立された。関東三十六不動霊場第7番、武相不動霊場第1番札所。
【不動尊像】本尊・不動尊像は成田山新勝寺御本尊の分躰・大聖不動明王を勧請したもの。毎月28日の縁日では15時より「不動護摩」が修行される。
【信徒会館】弘法大師誕生1200年鑽仰の記念事業として昭和49年に建設された信徒会館。一階ロビーには涅槃図、成道図などのステンドグラスと噴水が設置された「ステンドホール」がある。
【大本坊】職員や僧侶が所属する寺務所がある大本坊。第二次世界大戦の戦禍で消失し、同時に大本堂も失ったため、昭和20年12月から一部改造・荘厳を施して仮本堂として使用された。
【大本坊玄関】廊下の途中に祀られた稚児大師。大本堂再建の日まで仮本堂として使用され、昭和33年5月にご本尊は現在の大本堂へ御遷座が行われた。
【大本坊から不動門方向をみる】真言の様式にかなうよう華麗にして格調ある「八角」は、最も円に近く包容力・完全性を象徴している。
【薬師殿】開創880年記念事業として平成20年11月に境内の旧自動車祈祷殿跡に造営された薬師殿。大師河原の新自動車祈祷殿と同じ外観をしている。
【薬師如来像】本尊の薬師如来像。堂内には、本尊の分身として「なで薬師」も祀られ、自身の不調な箇所をなでることにより、健康を祈念できる。
【遍路大師】弘法大師誕生1200年記念事業として造顕され、毎年9月20日には遍路大師年祭が行わる。売店ではわらじを売っていて、大師様の健康、健脚にあやかり“わらじ”に水をかけ祈念する。
【遍路大師像】菅笠・錫杖という遊行・遍路姿の大師像の周囲に新四国八十八ヶ所札所の石柱が立ち、貫首が四国遍路をした際の砂が埋設されていて、お砂踏み霊場として全国各地から信徒が訪れる。
【不動堂参道の露店】露店は大盛況。屋台前に置かれた簡易テーブルの上に露店で買った焼き鳥やお好み焼き、ビールを並べて大勢の人が愉しんでいる。
【橘樹郡出身征清陣亡軍人招魂碑】1896年(明治29)建立の全高5m、青銅製の日清戦争の招魂碑。八角の台座には錨と銃の紋様。橘樹郡は川崎市の旧地名。
【浮御堂・つるの池】つるの池にある浮御堂からは、池をはさんで釈迦如来像を遙拝することができ、毎年12月8日には成道会が執り行われる。
【釈迦如来像】この池はお釈迦さまが沐浴された尼蓮禅河を表現し、周りの樹木は悟りを開かれたウルビルバーの森を表現している。
【鐘楼堂】1789年(寛政元)に立てられたが、関東大震災で倒壊した。昭和5年に現在の所に移築されたものの戦災で消失し、昭和23年い再建された。梵鐘は室町時代末期の1491年(延徳3)に鋳造されたものを寛政7年に改鋳したもの。
【梵鐘】毎年大晦日には除夜法楽が執り行われたのち、午前零時より境内に鐘の音が鳴り響く。大晦日の除夜法楽のほか、6月10日の時の記念日、8月6日の広島原爆忌、8月9日の長崎原爆忌、8月15日の終戦の日に梵鐘が打たれる。
【不動門】不動堂への参道入口。戦後、第43世隆超和上により福島県の有縁の地より山門として移設された。現在の大山門建立に伴い不動門として移設。
【不動門前商店街】不動門から大山門に向う100mの門前商店街。正月の混雑時はこちらが迂回路になり、仲見世通りは帰り道専用の通路になる。
【久寿餅本舗 住吉】川崎大師大山門前にある住吉は、川崎大師名物の久寿餅(くずもち)を始め、各種の和菓子を土産物として販売している。縁日は喫茶での久寿餅が410円が200円になる。
【ショップ】1917年(大正6)創業の、いかにも老舗という雰囲気の風格を感じる店構え。店員の作業も流れる感じで、並んでいてもすぐ自分の番になる。黄色いビニール袋がトレードマーク。
【喫茶室】店舗左側はショップ、右側には喫茶室がある。喫茶室前のレジで注文&会計をし、食券をもらって店内に入る。久寿餅410円、きなこ餅300円、福の舞300円(お茶付き)。
【久寿餅・福の舞】大き目の白い皿に一杯の久寿餅が盛られ、その上にたっぷりの黒蜜ときな粉が掛けられている。福の舞はあんこの中に餅が入っている赤福に似たもの。詳細はこちら
posted by 日本の秘湯 at 14:09 | 口コミ情報(0) | 小旅行関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする