2004年06月26日

長野 軽井沢 白糸の滝

駐車場からなだらかな坂道を5分ほど歩く。伏流水のせせらぎが道案内をしてくれ、清冽な水と空気が滝の周囲に満ち溢れている。
落差3mの滝は、湾曲した岩壁に数百条の白糸のように落ち、清涼感に包まれる。水は澄んでいてとても爽やか、心洗われる思いです。


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2005年06月08日

新潟 十日町 清津峡

黒部渓谷・大杉渓谷とともに日本三大渓谷の一つとして知られる「清津峡」。川を挟んで切り立つ巨大な岩壁は全国に誇るV字型の大渓谷をつくる。突き当りに渓谷トンネル入口がかすかに見える。
清津峡渓谷トンネル。絶壁を伝って進む遊歩道は安全面から閉鎖され、代わりに全長750mの歩道トンネルができた。4ヶ所の見晴所からは雄大で壮厳な渓谷美を安全に鑑賞できる。
柱状節理。雄大な景観美を形成している柱状の岩は「柱状節理」といい、この付近の地形が形成される際、体積収縮によって冷却面に垂直に六角柱状の節理が生じたもの。
清津川の清冽な流れに沿って数10mの巨大な岸壁が続く約12Kmの大渓谷は、柱状節理の絶壁と急流の取り合わせのすばらしさで、最も美しい場所といわれている。
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新潟 松之山 美人林

美人林は松之山にある美しいブナ林。ブナの立ち姿が美しいことから「美人林(びじんばやし)」と呼ばれるようになった。駐車場には茶店、無人販売、森の学校がある。
新緑が目にしみて、木々の若葉の黄緑がとても綺麗な素晴らしい風景です。樹齢がほぼ70年程度で太さが揃っていることから美しい林になっている。
光の当たり方で森の雰囲気がずいぶん変わります。
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2005年06月10日

新潟 秋山郷 前倉橋

中津川上流にかかる、新潟県の橋五十選に選ばれている前倉橋。秋山郷新潟側のメインスポットとも言える。赤いアーチと渓谷、岩肌、木々、そして青い空のコントラストが綺麗。
岸壁と清流と赤い橋がまさに一幅の絵と言ってもいい景観。赤いアーチの優雅な姿はあたりの自然に溶け込み、紅葉の時期は絶品だそうだ。
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2006年06月14日

長野 松本 松本城

国宝・松本城は家康の家臣、石川数正が築城した城。向かって右から乾小天守、渡櫓、大天守、辰巳附櫓、月見櫓。乾小天守と大天守が渡櫓で連結され大天守と辰巳附櫓・月見櫓が複合的に造られ連結複合式と呼ばれる特異な構造だそうだ。道の両側の芝生に本丸御殿があった。天守から見おろすと瓦で区画された御殿跡がわかる。
松本城内見取り図。
黒門枡形。黒門への入口の門。枡形とは敵の進入を妨げるため門の位置をずらしている造り。門を入ると中は枡形になっていてその奥に黒門がある。門の奥に見えるのは券売所。
城の正門である黒門。黒門をくぐると上の写真の天守閣、本丸御殿跡にでる。なかなか立派な門構えと見事な櫓門だ。
大天守閣6階。急な階段を登る。有事には城主の座所となるところ。地上22mにあり、東は美ヶ原高原、南は松本市街、西は安曇平・北アルプス、北は旧開智学校が一望できる。
大天守閣6階から北西方向、埋の橋(うずめのばし)を望む。松本城に入城するには、黒門から入るか、埋門から入るかしかないが、埋門に向かう橋は埋の橋と呼ばれている。
南西から漆黒の天守閣を望む。天守閣を囲む水掘が美しく青空の下の天守閣が映える。姫路城とはまた違った趣。左から乾小天守、大天守、辰巳附櫓、月見櫓。大天守の様々な破風(入母屋破風、唐破風、千鳥破風)を楽しめる角度でもある。
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長野 松本 旧開智学校・旧司祭館

松本城から北に約1kmほどの所にある旧開智学校。明治6年(1873年)に創立、明治・大正・昭和にわたり小学校として使用されてきた。日本で初めての和洋混交の擬洋風建築の近代的学校と言われている。
旧開智学校と道を挟んだ向かいに建っているのが旧司祭館。明治22年(1889年)、松本カトリック教会のフランス人神父クレマン氏によって建てられ、アーリーアメリカン風(コロニアルスタイル)の建築様式を持つという。
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長野 安曇野 大王わさび農場

大王わさび農場は広さが15haもある日本最大のわさび農場。園内には北アルプスの雪解け水の伏流水の水路が張り巡らしてあり、そこにわさびが植えられている。
緑も濃くなり根も成長して生ワサビが美味しそう。農場は遊歩道が整備されており小1時間の散策。
春から夏は強い日差しを避けるため黒い寒冷紗で一面が覆われていて日除けされている。見頃は3月中旬〜4月頃に白くて可憐な花が咲く頃がいいとのこと。広大なわさび畑が見れずに残念。
園内には売店や食堂があり、わさびソフトクリーム、わさびビールにわさび丼、わさびコロッケなど農場ならではの美味しいわさび料理が堪能できる。
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2006年06月16日

山梨 身延 身延山久遠寺

日蓮宗総本山。立派な寺院建築が各所に点在している。中央の堂閣が日蓮聖人を祀る祖師堂、その左が本堂。祖師堂右の大きな木が有名な樹齢400年のしだれ桜。花の時期はその色、姿、ため息がでるほど美しい。
日本三大門の一つに数えられる三門を過ぎると「菩提梯(ぼだいてい)」と呼ばれる287段、高さ104mの石段がある。100m強の高度を一気に稼ぐため目の前にそびえ立つような印象を受ける。階段を登り切った所に本堂がある。
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2008年10月29日

長野 上田 美ヶ原高原・高原美術館

ビーナスラインの終点にある美ヶ原高原。主峰王ヶ頭(2034m)を中心に南に茶臼山、西に王ヶ鼻(2008m)など標高2000m近い熔岩台地の大草原。
美ヶ原高原美術館。高原の中に芸術作品が溶け込んでいる感じ。360度の眺望が開ける美しい台地はアルプスの展望台とも称される。
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2008年10月30日

長野 松本 上高地

上高地エリア情報。大正池〜田代橋(梓川コース)2km-40分。田代橋〜河童橋(梓川右岸コース)1.6km-20分。沢渡(さわんど)からタクシーで大正池に行き、梓川コースを田代湿原、河童橋と散策し、河童橋よりバスで沢渡に戻る。
大正池から焼岳(2455m)を望む。噴煙があがっている。青空、焼岳冠雪、カラマツ紅葉、ススキ、秋の焼岳はそれぞれ色を変えて美しい。
大正池から穂高連峰を望む。正面の谷が岳沢、左から、西穂高岳(2909m)-天狗岩-奥穂高岳(3190m)-吊尾根-前穂高岳(3090m)-明神岳(2931m)。
大正池の上流、原生林の中にポッカリあいた草原に広がる田代池は浅く湿原になっている。上高地では赤く紅葉する木は少ない。
河童橋(全長36.6m)から穂高連峰を望む。紅葉と初冠雪の穂高岳。河童橋の畔にあるカラマツは紅葉しているが、化粧柳は緑。
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2008年10月31日

長野 松本 乗鞍高原

乗鞍高原は、乗鞍岳の東側の裾野に広がる高原。北側に位置する上高地と違い高原までマイカーで入れる。まわりに白樺やカラマツの林が広がりアルペンムードいっぱいのファミリー向け高原。
乗鞍岳は、飛騨山脈(北アルプス)の南端にあって剣ヶ峰(標高3026 m)を主峰とする山々の総称。湯けむり館やふるさとむらエコー乗鞍、観光案内所に自然保護センターのある乗鞍高原中心地から乗鞍岳を望む。
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2009年06月19日

新潟 三条 漢学の里

【漢学の里・諸橋轍次記念館】国道289号沿いの「道の駅・漢学の里しただ」に隣接する、漢学界の最高峰を極めた「大漢和辞典」の編纂者、諸橋轍次博士の生家周辺の敷地に建てられた記念館。遺品を展示した部屋のほか漢庭園、和庭園があり博士の生家も残されている。眼前にそそり立つ八木ケ鼻、清流五十嵐川、遠くは粟ケ岳が望める絶景の地でもある。
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新潟 三条 八木ヶ鼻

八木ヶ鼻は五十嵐川の上流にそそり立つ高さ200mの石英粗面岩の断崖絶壁。古来よりハヤブサの生息地として知られている。
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2009年06月20日

新潟 阿賀町三川 将軍杉

【道の駅みかわ】阿賀野川の上流、旧三川村の国道49号沿いにあり、近くには天然記念物の巨木、日本第2位を誇る伝説の名杉「将軍杉」がある。
【平等寺薬師堂】曹洞宗岩谷山平等寺は、10世紀頃の陸奥鎮守府将軍平維茂(たいらのこれもち)の建立と伝えられ、将軍杉はこの名前に由来する。堂は室町時代の特色ある建築様式で、木造建築としては新潟県内最古のもののひとつ。
【将軍杉】境内に立つ巨杉は、樹齢1400年、樹高38m、幹囲19.3mあり、天に向かって伸びる6本の幹には、周囲を圧する威厳がある。
【6本の大支幹】根元の近くから6本の大支幹に分かれているが、肝心の中央の1本が昭和36年秋の第二室戸台風の被害で途中で失われている。
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2009年07月27日

長野 志賀高原 横手山スカイレータ

【横手山スカイレータ】志賀高原で最も標高が高く眺望のよい横手山頂をスカイレーター(動く歩道)とスカイリフト・渋峠ロマンスリフトで結ぶ雲の上の空中散歩で、歩かずに楽々標高2,305mの横手山頂に登ることができる。
【横手山ドライブイン】駐車場自体が展望場所になっていて、その先ヘアピンカーブを重ねて降りていく国道を見下ろすことができる。1階は土産コーナー。2階は食堂。
【志賀高原を一望】駐車場からは、志賀高原が一望できる。向こうに見える尖った山は「笠ヶ岳」。右奥にみえるのが熊の湯温泉。
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長野 志賀高原 平床大噴泉

【平床大噴泉】志賀草津ルート沿い平床にある大噴泉。平成3年に湧出した新しい温泉で、近くに日本最高所に生息するゲンジボタルの名所があることから、「ほたる温泉」と名づけ、近くの温泉宿で利用されている。
【噴煙】大噴泉は国道に隣接して、迫力ある噴煙を上げている。遠くからも水蒸気の白煙が見え、煙突からはゴーという轟音も聞こえ凄まじい勢だ。近くを通ると硫黄の匂いがする。
【引湯】源泉は「ほたる温泉」として近隣のホテルやペンションに引湯されている。志賀プリンスホテル別館の横には、この源泉を利用した寸志で入れる、ほたる温泉「長寿乃湯」がある。
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2010年01月22日

新潟 村上 永徳鮭乃蔵

【永徳鮭乃蔵】越後村上伝統の塩引鮭を担う永徳が、鮭の加工・販売を行っている直売店「鮭乃蔵」。
【店内】四季折々の旬の商品、生産数量が限られるためここでしか販売できない商品、鮭乃蔵オリジナルの商品などを販売している。
【塩引鮭の寒風干し】冬の寒風の中で1ヵ月半ほど干してできあがる。 寒風にあてることによって水分を飛ばし旨味を閉じ込め、熟成し旨味が増すそうだ。5,000円/3kg〜12,500円/7kgで販売されていた。
【塩引鮭・氷頭なます】寒風干し・粕漬け・味噌漬けなどの切り身と、鮭の鼻先の軟骨部分をなますにした氷頭(ひず)なます。酒の肴によく合い塩味のきいた味は一度食べたら病み付きになる。
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新潟 村上 村上市鮭公園イヨボヤ会館

【村上市鮭公園】鮭の自然ふ化増殖に世界で初めて成功した三面川(みおもてがわ)畔村上市鮭公園には日本初の鮭博物館のイヨボヤ会館や鮭製品など村上地方の特産品を販売するサーモンハウスがある。
【イヨボヤ会館】三面川を遡上してくる鮭の群れを直接ガラス越しに観察できる全長50mの鮭観察自然館、鮭のミニふ化場や生態観察室、鮭漁の道具などが展示されている。
【館内入口】イヨボヤとは村上地方の方言で鮭のこと。鮭の生態や文化を学べ、毎年秋には鮭塩引きを体験できる塩引き道場も開講されている。
 
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新潟 村上 村上市鮭公園サーモンハウス

【村上市鮭公園】鮭の自然ふ化増殖に世界で初めて成功した三面川(みおもてがわ)畔村上市鮭公園には日本初の鮭博物館のイヨボヤ会館や鮭製品など村上地方の特産品を販売するサーモンハウスがある。
【サーモンハウス】1階には特産品販売コーナー、2階には鮭料理を中心とした和食「はらこ茶屋」と村上牛焼肉を堪能できる「新羅」がある。
【塩引鮭の寒風干し】冬の寒風の中で1ヵ月半ほど干してできあがる。 寒風にあてることによって水分を飛ばし旨味を閉じ込め、熟成し旨味が増すそうだ。販売員の話では身が赤いほど美味しいという。
【鮭の酒びたし】寒風干しの塩引鮭をさらに半年ほど晒し干しし旨味を熟成させたものが鮭の酒びたし。食べる直前に酒を少々振りかけると一層美味しくなるので酒びたしと言われている。
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2010年05月31日

新潟 糸魚川 親不知・子不知

【親不知・子不知】新潟県糸魚川市の西端に位置する、崖が連なった地帯。街道が波打ち際を通っていたため、寄せ返す波の間に細道を走り抜けねばならず、親は子を、子は親を省みるいとまがなかったことからこの名前が付いたという。
【親不知展望台】富山方面から国道8号をしばらく走り、天険トンネルを抜けた先1kmほどの所に展望台と駐車帯がある。案内板によると平家落人の「親知らず 子はこの浦の波枕 越路の磯の泡と消え行く」の由来説もあるとのこと。
【親不知案内図】北陸道の親不知IC富山側の天険トンネル辺りが親不知、ICの新潟側を子不知といい、親不知と子不知に分かれるが、この2つを総称した名称も親不知である。
【子不知案内図】眼下に親不知を見下ろせる親不知コミュニティロード(古道北陸街道)に行くには、天険トンネル新潟側口すぐ近くの道路沿いに駐車場とホテルがあり、そこから海岸まで降りられる。
【親不知コミュニティロード】崖上左の建物は親不知観光ホテル、右の東屋風建物は親不知コミュニティロード展望台。波打ち際は崖になっており、山肌に国道がへばりついていて、左端には国道8号の洞門も見える。
【親不知の天険断崖】断崖は飛騨山脈(北アルプス)の北端が日本海によって侵食されたために生まれたもの。展望台から富山県側の海岸を眺めると、改めて地形の厳しさを知ることができる。
【天険断崖黎明】木のポールには青海八景天険断崖黎明と書いてある。
【波打ち際】古道北陸街道ができる前には波打ち際を進む道があったという、が確認できない。
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2011年07月03日

長野 志賀高原 渋峠・横手山

【渋峠・横手山マップ】志賀高原で最も標高が高く眺望のよい横手山頂を渋峠ロマンスリフト、横手山スカイレーター(動く歩道)とスカイリフトで結ぶ雲の上の空中散歩で、歩かずに楽々標高2,305mの横手山頂に登ることができる。
【日本国道最高地点の石碑】渋峠ホテルから数百m群馬寄りにある真の最高地点(標高2,172m)に、2004年「日本国道最高地点」の石碑が建てられた。日本全国の国道で最も標高が高い地点である。
【県境の宿渋峠ホテル】渋峠には、群馬・長野両県にまたがり建物の壁面が色分けされている渋峠ホテル(標高2,150m)が建ち「最高地点到達証明書」を発行している。
【渋峠ロッジ】渋峠ホテルの前に建つ渋峠ロッジ(標高2,152m)。その横に横手山頂行きの渋峠ロマンスリフトの乗り場(往復700円、渋峠〜スカイリフト〜スカイレーターは910円)がある。
【渋峠ロマンスリフト】渋峠よりリフトに乗って約10分で、横手山山頂に到着。雲の上の世界を楽しめる。山頂には日本一高い「雲の上のパン屋さん」で有名な「横手山頂ヒュッテ」がある。
【横手山ドライブイン】渋峠から国道292(志賀草津道路)を長野県側に進んで行くと横手山ドライブインがあり、その少し先の「のぞき」にスカイレーター乗り場(スカイレーター&スカイリフト往復900円)がある。
【横手山スカイレーター】スカイレーターは山の斜面に架かる動く歩道で高低差35m、長さ200mを約5分で昇る。スカイリフトに乗り換え高低差170m、長さ410mを一気に山頂へ5分で運んでくれる。
【笠ヶ岳】駐車場からは、志賀高原が一望できる。向こうに見える尖った山は「笠ヶ岳」。右奥にみえるのが熊の湯温泉。信州のサンセットポイント100選になっている。
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長野 志賀高原 琵琶池

【志賀高原自然歩道】琵琶池は、志賀高原に点在する70あまりの湖沼の中で、大沼池に次いで2番目に大きい。形が楽器の琵琶に似ていることからその名がついた。周囲には舗装された遊歩道がある。
【ビワ池ホテル】志賀高原幕岩温泉サンバレースキー場のゲレンデサイドにある森の温泉宿「ビワ池ホテル」。ペットと一緒に泊まれ、館内にコンビニを併設する。
【ホテル志賀サンバレー】ホテル志賀サンバレーはスキー場の下に並ぶ宿の中でも一番奥にある。通年営業しているので新緑、紅葉のシーズンやハイキングの際にも便利。
【駐車場から琵琶池へ下りる遊歩道】琵琶池は、志賀高原にある湖沼のうち最もよく知られる池の一つ。サンバレースキー場の大駐車場から坂道を少し下れば、休憩舎がある池のほとりに出る。
【サンシャイントレール案内板】琵琶池一周2.5km(約45分)のサンシャイントレール。白樺の樹立に見え隠れする琵琶池周遊遊歩道で、道幅2m余のアスファルト舗装された道は車椅子でも気軽に楽しめる。
【池畔】さらに進むと休憩舎のある池畔にでる。池の周囲は白樺林になっており、蓮池から続くトレッキングコースも整備されている。池畔の白樺林を一周する散策コースは、特に秋の紅葉が見頃そうだ。
【休憩舎】池畔に琵琶池が一望できる展望台兼休憩所があり、ゆっくりと池畔の新緑を楽しむことができる。約20万年前の火山活動によって誕生した池は標高1,396m、最大水深21m、周囲2.3kmある。
【琵琶池(左)】志賀高原の山々に囲まれた静かな池は、満面と水を湛え、周辺の緑の樹木や旭山と共に美しい景観を見せている。
【琵琶池(右)】2000mの山々が連なる新緑の高原の中で、美しい緑黄色の水をたたえる琵琶池。
【池を泳ぐ水鳥】水面をゆっくりと泳ぐ一匹の水鳥。鵜の一種のようだ。
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長野 山ノ内町 地獄谷野猿公苑

【地獄谷駐車場】地獄谷野猿公苑は、湯田中渋温泉郷の最奥にあり、渋温泉から少し入った地獄谷駐車場から2kmほど山道を歩いた秘湯の宿後楽館の対岸の山の上、横湯川の渓谷にある。
【案内図】地獄谷駐車場(500円)から15分、上林温泉スキー場の野猿公苑駐車場(無料)からは30分歩く。冬期(11月下〜3月下)は積雪で渋温泉口の道が閉鎖されるので上林温泉から約30分歩くことになる。
【野猿公苑入口】駐車場からは「野猿公苑」「地獄谷温泉」と書かれた看板のほうへ歩いていく。最初は上り坂、すぐに横湯川沿いの平坦な道が続く。
【山道】横湯川沿いに歩いて行くと看板があり、ここから山道を登っていく。雄大な山々の景色を見ながら、軽いトレッキング気分が楽しめる。
【後楽館全景】10分ほど歩くと急に視界が開け、山と緑に囲まれた後楽館が見えてくる。横湯川を挟んで右側に休憩処の建屋、左側に後楽館が見える。
【後楽館】遊歩道をそのまま進めば玄関が左手にあり、野猿公苑へ行くにもここを通る。館内に遊歩道があるのも珍しい。
【後楽館入口】混浴露天風呂、女性専用露天風呂、2つの貸切内風呂、男女別内風呂の6カ所の風呂があり、すべて源泉掛流しの100%天然温泉だ。
【後楽館屋根の猿】渋の地獄谷噴泉脇を通り、更に野猿公園入り口から石段を登る。上りきって暫く歩くと野猿公苑管理センターがある。
【後楽館湯小屋】石垣の上に建つ後楽館の階段を降りていくと湯小屋があり、その一段下がった対岸の渓流沿いに渋の地獄谷噴泉の湯煙が姿を現す。
【渋の地獄谷噴泉】豪快に吹き上がる大噴泉。国の天然記念物に指定され、川底から噴上げる熱泉は高さ20mにまでなる。
【野猿公苑入口】野猿公苑管理センターまで急な階段を登っていく。ここが一番つらいかも。
【遊歩道】木々に囲まれた遊歩道や谷を渡る風は涼しくさわやか。
【野猿公苑管理センター】地獄谷温泉の一番奥の横湯川の近くにあるニホンザルの保護および観察を行っている施設(入苑料500円)。
【入苑券売場】入口の案内板に、猿を見るときの注意が書いてある。「なるべく、離れてみる」「眼をじっと見つめない」「手を出したり、触らない」「食物を見せたり、与えない」とある。
【売店・休憩所】小さな売店横の休憩所の壁には、珍しいサルの生態写真などを展示。休憩所の横を抜けていくと、野生の猿の世界だ。
【公苑内歩道】温泉に向かう道では、猿さんたちがお出迎え。センターの先の川を挟んだ谷間に野生の猿が群れている。
【姉弟猿】親子のようにも見えるが、姉さん猿が去年生まれた弟の面倒を見てるようにも見える。
【グルーミング中の母娘】母娘同士だろうか、毛づくろいでスキンシップを図っている。もくもくと手を動かしてやさしく毛を撫でている。
【渡り橋】横湯川に架かる橋を渡れば猿の露天風呂だ。野生のニホンザルが温泉に入る様子が観察でき、冬場に温泉に入るニホンザルの姿は Snow Monkey と呼ばれて世界的に有名。
【橋から露天風呂をみる】横湯川の河床に、歩道に、山の斜面に、毛繕いに余念のない猿、じゃれ合っている子猿など様々な姿の猿を見物できる。
【猿の露天風呂】下の通路が温泉に浸かった猿達の表情をお猿目線で捉えられる絶好の撮影スポット。夏場で暖かいので温泉に入っている猿は少ない。
【猿の露天風呂】京都や秋葉原、築地と並んで、外国人観光客ご指名の場所になりつつあるようだ。この日も何組かの欧州系の外国人がやってきていた。
【温泉に浸かる猿】至福極まる表情で温泉に浸かっている猿。
【温泉で泳ぐ猿】悠々と露天風呂の端から端へと泳いで行く猿。
【温泉を飲む猿】食塩泉なのだが、しょっぱくないのかな。それとも塩分補給?
【瞑想中のオス猿】気持ちがいいのか、うっすらと目を開けてじーっと遠くを見つめる猿。
【河床でエサを探す猿】器用に手先を動かして新芽を食べている、あるいはマキ餌を探している猿達。
【綱渡り中の子猿】川に張られたロープの先、バケツに入って遊ぶ子猿。猿の世界も子猿達は元気だ。
【岩場の猿】露天風呂と反対側の岩場にも、のんびりと過ごす猿達がいる。
【岩場の親子猿】春に誕生して母親の胸にしがみついて乳を飲んでいるだけだったのが、成長して母親のそばで一人遊びをする赤ちゃん猿。
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長野 山ノ内町 渋の地獄谷噴泉

【地獄谷駐車場】渋の地獄谷噴泉は、湯田中渋温泉郷の最奥にあり、渋温泉から少し入った地獄谷駐車場から2kmほど山道を歩いた秘湯の宿後楽館の裏手の川岸にある。
【案内図】地獄谷駐車場(500円)から15分、上林温泉スキー場の野猿公苑駐車場(無料)からは30分歩く。冬期(11月下〜3月下)は積雪で渋温泉口の道が閉鎖されるので上林温泉から約30分歩くことになる。
【野猿公苑入口】駐車場からは「野猿公苑」「地獄谷温泉」と書かれた看板のほうへ歩いていく。最初は上り坂、すぐに横湯川沿いの平坦な道が続く。
【山道】横湯川沿いに歩いて行くと看板があり、ここから山道を登っていく。雄大な山々の景色を見ながら、軽いトレッキング気分が楽しめる。
【後楽館全景】10分ほど歩くと急に視界が開け、山と緑に囲まれた後楽館が見えてくる。横湯川を挟んで右側に休憩処の建屋、左側に後楽館が見える。
【後楽館】遊歩道をそのまま進めば玄関が左手にあり、野猿公苑へ行くにもここを通る。館内に遊歩道があるのも珍しい。
【後楽館湯小屋】石垣の上に建つ後楽館の階段を降りていくと湯小屋があり、その一段下がった対岸の渓流沿いに渋の地獄谷噴泉の湯煙が姿を現す。
【渋の地獄谷噴泉】豪快に吹き上がる大噴泉。国の天然記念物に指定され、川底から噴上げる熱泉は高さ20mにまでなる。
【渋の地獄谷噴泉】絶え間なく吹き出している噴泉は迫力がある。あまり近くに寄ると風向きによっては、飛沫が飛んでびしょ濡れになるので注意。
【噴出口】岩漿から分かれてきたガスが、源泉と共に非常な熱気をもって噴きあげるもので、極めて珍しいそうだ。周辺には硫黄分が白く析出している。
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2011年07月05日

長野 上田 別所温泉 北向観音

【北向観音下駐車場】北向観音、国宝八角三重塔の安楽寺、重文石造多宝塔の常楽寺に行くには、北向観音下の駐車場(500円)に停めるのが便利。
【案内図】北向観音は上田市別所温泉にある天台宗の寺院。近隣にある常楽寺を本坊とし、観音堂、温泉薬師堂、不動堂、鐘楼、愛染堂、札所観音堂などから成る。
【門前町】北向観音の門前町。土産を売る店が並んでいる。正面に参道の石段が見える。
【参道の石段】門前町の突当りにある長い石段。ここを登れば北向観音の境内だ。
【北向観音】平安時代初期の825年慈覚大師の開創といわれ、長野の善光寺と一対の「厄除観音」として広く信仰を集めている。境内には句碑や歌碑文学碑などがたくさんある。
【観音堂より参道をみる】一般に寺社は東か南(極楽浄土の方向)に向かって建てられるが、「北向」の名は長野の善光寺の南向きと、向きあっているところから名づけられたもの。
【境内(左)】来世の利益を願う善光寺と現世利益を求める北向観音の両方に参ることで、現世と来世の幸福が約束されるという信仰があり、片方だけにお参りすることを「片参り」という。
【境内(右)】境内は左から、参道正面の観音堂、不動堂、鐘楼、愛染カツラの大木と並び、不動堂の奥に温泉薬師堂、参道を挟んで手前に愛染堂、札所観音堂と並んでいる。
【観音堂】入母屋、妻入、銅板葺、母屋のまわりに庇が付き正面には唐破風の向拝があるなど外観が善光寺本堂のように見える。
【本尊】北向観音の本尊は「千手観音菩薩」。本坊の常楽寺の本尊は「妙観察智弥陀如来」で、宝冠を頂いた珍しい阿弥陀如来像だそうだ。
【めおと杉】観音堂横には、1本の根から2本に分岐している杉が2本並んでいる「めおと杉」の大木が聳える。左の白い建物は寺務所。
【手水舎】手水は水ではなく、硫黄のいい香りがただよう温泉だ。そばに温泉分析書が掲げてあり、別所温泉の泉質はアルカリ性の単純硫黄温泉。
【観音堂より境内をみる】上田市を見渡せる境内広場の先に、愛染堂、札所観音堂が見える。手前の木は「めおと杉」。
【境内よりの眺望】北向観音の境内からは、鎌倉時代から室町時代の中世の文化財が多く残され「信州の鎌倉」と呼ばれている塩田平が一望できる。
【不動堂】観音堂の隣に建つ護摩堂(不動堂)。不動堂の脇を通っていくと、崖の上に建つ懸け造りの温泉薬師堂がある。
【温泉薬師堂】観音堂の西方崖の上に建てられた薬師堂で、京都の清水寺に見られる懸け造りの形式で内部には温泉薬師信仰から薬師如来を祀っている。
【鐘楼】この鐘楼の鐘は、無人で自動で鐘を鳴らすので驚かされる。鐘楼の裏に、映画「愛染かつら」のモデルになったという樹齢1200年のカツラの大木「愛染カツラ」がある。
【愛染カツラ】上田市指定の天然記念物のカツラは雄株で樹高22m、目通り周囲約5.5m、枝張り14mの大木で、北向観音の霊木として崇められている。
【愛染堂】恋愛・縁結び・家庭円満などをつかさどる愛染明王を祀ったお堂。境内にあるカツラの大木とこの愛染堂を結び付けて「愛染桂」といって縁結びの霊木として親しまれている。
【札所観音堂】江戸時代中期に「秩父三十四観音像」が北向観音に奉納され、この堂が建つまでは常楽寺に長らく保管してあったとのこと。また右の大きなお堂には仁王様が納められている。
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長野 上田 別所温泉 安楽寺八角三重塔

【北向観音下駐車場】北向観音、国宝八角三重塔の安楽寺、重文石造多宝塔の常楽寺に行くには、北向観音下の駐車場(500円)に停めるのが便利。
【案内図】安楽寺は上田市別所温泉にある曹洞宗の寺院。国宝の八角三重塔のほか、本堂、庫裏、坐禅堂、経蔵、傳芳堂などから成る。
【北向観音門前町】北向観音から安楽寺へ向かうには、北向観音の門前町を抜け相染川を渡って行く。
【慈覚大師の湯】相染川の畔にある慈覚大師の湯の飲泉所。糖尿病、通風、便秘に効くそうだ。
【黒門】黒門は安楽寺境内の入口で、安楽寺山号の崇福山の扁額が掛かっている。開山は樵谷惟仙(しょうこくいせん)。本尊は釈迦如来。
【蓮池】黒門を入った所に蓮池があり、華の見頃には多くの人が佇んで観賞している。7月中旬から8月中旬頃までが蓮の見頃だそうだ。
【参道】杉、あすなろなどの木立の中、参道を進むと山門の石段が見えてくる。
【山門(三門)】石段を登り山門をくぐると本堂への参道が続き、正面に本堂がある。
【本堂への参道】参道左手すぐに十六羅漢堂、その先右手に鐘楼が建つ。
【十六羅漢堂】禅宗では、仏法護持の尊者として、山門の楼上又は羅漢堂にまつる習わしがある。
【鐘楼】明和6年(1769年・江戸時代)の建立で和様、禅宗様の折衷様式からなり、袴腰鐘楼としてはこの地方最大級のもの。
【本堂】鎌倉の建長寺などと並んで日本では最も古い臨済禅宗寺院の一つ。茅葺き屋根の形そのままを残した、落ち着きのある佇まいを醸し出している。
【本尊】本尊は釈迦牟尼仏(お釈迦様)。脇侍に文殊・普賢の各菩薩が祀られている。
【庫裡】寺の台所、事務所の機能を持つ建物で本堂に続いている。
【三重塔拝観受付】本堂の左にある八角三重塔拝観入口。ここから先は有料(300円)になる。
【三重塔参道】三叉路左すぐに経蔵、右に曲って参道を進んでいくと八角三重塔。
【経蔵】上田市指定文化財。鉄眼の一切経を保管するために建てられた方3間、ぬりこめ、宝形造、銅板葺の経蔵で、この種建物の代表的なものである。
【輪蔵】経蔵内部の廻転式書棚のような輪蔵は、八角形で看経(かんきん,経を読むこと)の便に造られている。この輪蔵を廻転すれば、文盲も看経と同じ功徳にあずかることができるといわれている。
【池】三叉路を八角三重塔の方へ右に曲がっていくと右手に池が見える。
【空穂歌碑】松本市出身の窪田空穂の歌碑。「老いの眼に観る日のありぬ別所なる唐風八角三重塔」。
【地蔵】八角三重塔へ向かう参道にお祀りされている、お地蔵様。
【傳芳堂から八角三重塔を見上げる】檜・杉の木立ちの中の坂道を、この塔を仰ぎながら上っていく。
【傳芳堂】文化財収蔵庫。鎌倉時代末期の正応2年(1289年)に作られた重要文化財の樵谷・幼牛両禅師坐像を安置している。
【樵谷・幼牛両禅師坐像】右が安楽寺開山の入宋僧 樵谷惟仙和尚坐像、左が安楽寺二世の帰化僧 幼牛恵仁和尚坐像。
【参道】傳芳堂から先は石段の参道になり、石段を登りきると三重塔境内に着く。
【八角三重塔】全高18.75m。昭和27年に松本城と共に長野県内の建造物として最初の国宝指定を受ける。一見すると四重塔に見えるが、一番下の屋根は裳階(もこし,庇又は霜よけの類)で、正確には「裳階付き木造八角三重塔」という。初層に裳階をつけた禅宗様式(唐様)の珍しい形式で、鎌倉時代末期に建てられたものといわれている。
【三重塔境内】塔は本堂の裏を登った山腹にあり、緑に映えて、どっしりとした重厚な佇まい。
【三層と相輪】木造の八角塔としては全国で一つしかないという貴重な塔。塔上には宝珠、水煙、九輪、請花、伏鉢、露盤からなる相輪が天高く聳えている。
【二層の詰組・扇垂木】各層の屋根の下には、禅宗様建築で用いられる華やかな詰組(木組み)や垂木を放射状に配する扇垂木など、細部に至るまで禅宗様で造られている。
【板壁の初層】一層の周りは、みな板壁になっていて中が見えない。中は広い室になっていて、中央に大日如来が祀ってあるそうだ。
【参道石段】帰りも行きと同じ道を戻る。石段下、左に傳芳堂の屋根が見える。
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2011年09月20日

山梨 甲州市塩山 柳沢峠・柳沢峠茶屋(青梅街道最高点)

【柳沢峠】山梨県甲州市(旧塩山市)にある峠。国道411号(青梅街道)の最高点、標高1472mに位置し、晴れた日には富士山の眺望が素晴らしく、撮影ポイントとしても有名。塩山まで18km、甲府36km。
【マップ】峠には、天然湧水・富士眺望の峠の茶屋、柳沢峠茶屋(9:30〜17:00 火曜定休)があり、茶屋の裏手に公営駐車場、公衆トイレがある。向かいの展望台にも駐車場と東屋の休憩所がある。
【柳沢峠からの眺望】天気に恵まれれば正面に、山梨県の高い山から見る富士山が聳え立って見えて美しいはずだが、今日はガスって何も見えない。
【柳沢峠茶屋】名物の麦とろご飯・味噌おでん・とろろ蕎麦・和風ソフトや、季節限定の甘酒・ところ天・おしるこなど天然水を活かした料理を味わえる
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2011年09月21日

山梨 大月市 日本三奇橋 甲斐の猿橋

【甲斐の猿橋入口】山梨県大月市猿橋町の桂川(相模川)に架かる「猿橋」は「岩国の錦帯橋」「木曽の棧(かけはし)」と並ぶ日本三大奇橋の一つ。現在では現存する唯一の刎(はね)橋。
【案内図】中央道大月ICから国道20号を東京方面へ約5km、新猿橋西交差点を左折するとある。猿橋の歴史は古く、推古帝の600年頃猿がつながって対岸に渡る姿を見て、これを造ったという伝説がある。
【猿橋への道】江戸時代には日本三奇橋の一つとしても知られ、甲州街道に架かる重要な橋であった。広重の「甲陽猿橋之図」や十返舎一九の「諸国道中金之草鞋」などにその珍しい構造が描かれている。
【駐車場】駐車場は、最奥の「山王宮」の右側に5〜6台が停められるスペースと、途中、日祝のみ開放されてる駐車場もあるが、混雑時は猿橋公園の駐車場に停め遊歩道を200mほど歩くとよい。
【大黒屋】猿橋の前に建つ食事処。名物「忠治そば」は、大黒屋がまだ旅館だったころ、国定忠治が逗留したところから名づけられた。
【山王宮】猿王を祭る山王宮の小祠。猿橋は、川岸の梢から藤蔓をつたって猿たちが群れをなして断崖を渡る姿をヒントに作られたという。
【甲斐の猿橋】長さ30.9m、幅3.3m、水面からの高さ31mの木橋。訪問時は塗装工事中で通行止め、橋を渡ることはできなかった。
【猿橋架替記念碑】遊歩道途中にある江戸時代1851年(嘉永4)当時の橋を、1984年(昭和59)に復元・架替えたのを記念する石碑。これが現在の猿橋。
【遊歩道】肘木部をじっくりと鑑賞できるよう、橋下に降りる遊歩道が整備されている。
【観橋台】階段を降りた先は、橋を下からながめられる観橋台になっている。
【観橋台より猿橋を見る】両岸の懸崖から刎ね木を何段にも重ね、それで橋桁を受ける「刎橋」といわれる珍しい構造だ。
【観橋台より桂川を見る】猿橋の下側は渓谷になっていて、猿橋は、桂川の両岸が崖となってそそりたち、幅が狭まり岸が高くなる地点にある。
【肘木部】両岸より張出された四層の桔木を支点とし、上部構造を支えている。
【肘木部】斜めに出た刎ね木や横の柱の上に屋根を付けて雨による腐食から保護している。
【三猿塔】駐車場のトイレそばに立つ、猿王にちなんだ猿の顔が書かれたトーテムポールのような塔。
【水路橋】現在も東京電力によって使われている長さ63.63m、幅5.45mの八つ沢発電所一号水路橋。
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山梨 甲州大和町 天目山栖雲寺・石庭

【参拝道(女坂)】山梨県甲州市(旧大和村)にある臨済宗建長寺派の寺院で、山号は天目山、本尊は釈迦如来。天目山山中の標高約1,050mの日川渓谷の上流左岸にある。日川渓谷のさらに4.6kmほど下流の田野には、曹洞宗寺院の天童山景徳院がある。
【案内図】甲州市は、塩山市と勝沼町・大和村が合併して2005年に発足。大和町は武田家終焉の地として知られ、天目山の由来となった天目山栖雲寺、徳川家康が武田勝頼を弔うために建立した景徳院や、周辺には竜門峡、日川渓谷などの渓谷がある。
【栖雲寺境内】業海禅師が1348年甲州市大和町の木賊の地に開いた寺院。業海禅師が中国天目山で学んだ師、国重文の普応国師坐像をはじめ多くの寺宝を有する。
【境内図】境内には本堂を中心に庫裡、傳灯庵(宝物殿)、武田信満の墓、棲雲寺宝篋印塔、石庭会館、摩利支天があり、庫裡裏手の山腹には自然の巨石を配した石庭がある。
【本堂】栖雲寺は開山以来、鎌倉の建長寺の末寺の四大寺院の 1つにも数えられ、甲斐武田氏の信望が厚く、武田氏の菩提寺としても隆盛を誇った。
【庫裡】1592年(文禄元)建立と推定されている。最近解体修理が行われてきれいな姿が見られる。
【銅鐘】1359年(延文4)の作で、久遠寺鐘(身延町)、光厳院鐘(笛吹市)、放光寺鐘(塩山市)、永昌院鐘(山梨市)と共に甲斐五鐘の一つ。信武の菩題をとむらうため、長男の武田信成が寄進したと伝えられる。
【蕎麦切発祥の地碑】そばが日本に伝来したのは 奈良時代以前と言われるが、細く切って「麺」(=そば切り)の形態で食べるようになったのは 室町時代のころといわれる。
【参拝道(男坂)】1582年(天正10)に、信満の子孫である武田勝頼が、先祖の信満に倣い天目山栖雲寺を目指したが、途中の田野の地で織田軍に捕捉されて、嫡男の信勝らと共に自害している。
【傳灯庵】木造普応国師坐像(国重文)、木造釈迦如来坐像(県文化財)、虚空蔵菩薩画像や武田軍旗、軍配など武田信玄使用の品々を収めた宝物殿。
【武田信満の墓】室町時代前期1416年(応永23)上杉氏憲の乱があり、舅であった甲斐守武田信満は氏憲に加担し戦ったが敗れ、天目山にて自害した。
【墓所内部】信満の宝篋印塔は高さ約1mあり、周囲を家臣の宝篋印塔22基、五輪の塔6基が囲んでいる。
【棲雲寺宝篋印塔】660年前の塔婆を今に伝える石造美術の貴重な遺品。
【宝篋印塔内部】手前が1352年建立の棲雲寺開山宝篋印塔、奥が1353年建立の棲雲寺宝篋印塔。
【石庭入口】庫裡右手の裏山には、石庭があり、右の拝観料箱に300円を投入して先に進む。
【石庭会館入口】庫裡の脇には和風造りの石庭会館が設けられている。
【石庭会館】門塀をはいり石段を降りると石庭会館があり、無料で入館できる。
【石庭会館内部】石庭会館の窓からは、雄大な富士山を臨むことができ、休憩所として利用できる。
【石庭入口】寺域の北東部に拡がる花崗閃緑岩地域の一帯で面積約2haあり、坐禅をするための禅僧の修行の場「禅庭」として業海禅師が作庭したもの。
【石庭案内図】大小の岩塊が累々と横たわり、庭園内の順路を巡って、坐禅石、三尊石、摩利支天堂、磨崖仏などを廻れる。
【石庭全景】裏山の急な斜面にある、巨大な石が重なり合った自然そのままの雄大な庭。
【百字石】この自然の石庭の入口付近にある、表面に経文百字が刻まれている百字石。
【石庭】岩の間には山梨県では唯一の磨崖仏、県指定文化財の地蔵菩薩と文殊菩薩の磨崖仏がある。
【石庭より石庭会館をみる】秋には庭園のみならず、周囲の山々まで見渡す限りの紅葉が美しい。
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山梨 甲州大和町 日川渓谷レジャーセンター

【日川渓谷レジャーセンター】渓流と緑に囲まれた、大和町の観光施設。バーベキューや、バンガローを使ったキャンプ、ニジマスやイワナの釣りやつかみ取りが楽しめる。センター内には、本格手打ちそばを味わえる「天目庵」もある。
【案内図】甲州市は、塩山市と勝沼町・大和村が合併して2005年に発足。大和町は武田家終焉の地として知られ、天目山の由来となった天目山栖雲寺、徳川家康が武田勝頼を弔うために建立した景徳院や、周辺には竜門峡、日川渓谷などの渓谷がある。
【広場】センター営業時間8:00〜17:00、水曜日定休。広場には大小3個の釣り堀があり、釣りやつかみ取りができる。
【釣り堀】マス釣り大人・半日 2300円、貸切釣り堀(ニジマス3kg放流) 6900円〜、マスつかみ取り(小学生以下向け1人3匹) 700円。
【天目庵】地元農家が栽培した蕎麦を使い、センター内で石臼挽製粉し、職人が心をこめて打ち上げた、素朴ながら本格的な風味の蕎麦を味わえる。
【連絡橋】バーベキューや、バンガローのある対岸へ渡る連絡橋。バーベキュー(要予約)9:00〜16:00 宿泊客は17:00〜20:00もOK。使用料500円/1人。
【日川渓流】渓流はいくつかのブロックに区切られていて、フライやルアーでの釣りもOK。
【貸切用渓流釣り堀】オフシーズン期間中は、団体以外の一般釣り客も渓流釣り堀を利用できる。
【バーベキューハウス】後ろには調理台もある屋根付のバーベキュースペース。
【水車小屋】バーベキューハウスの隣には、昔懐かしい水車小屋がある。
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山梨 甲州大和町 竜門峡・竜門の滝・落合三つの滝

【竜門峡入口】日川渓谷の大和町田野地区から天目地区にかけてを竜門峡と呼び、新緑の季節も、紅葉の季節も、それぞれに美しい表現をみせてくれる。ヤマメを中心にイワナやアマゴなどの渓流釣り(要遊漁券)も楽しめる。
【案内図】甲州市は、塩山市と勝沼町・大和村が合併して2005年に発足。大和町は武田家終焉の地として知られ、天目山の由来となった天目山栖雲寺、徳川家康が武田勝頼を弔うために建立した景徳院や、周辺には竜門峡、日川渓谷などの渓谷がある。
【竜門橋遊歩道入口】遊歩道は最初舗装された太い道だが、段々と細く険しくなっていく。ここから落合三つの滝までは20〜30分ほど。
【遊歩道マップ】日川渓谷に沿って遊歩道が整備され、平戸の石門、丸太橋、落合三つの滝など、さまざまな渓谷美を満喫できる。
【竜門橋】竜門峡入口手前の竜門峡駐車場から見上げる竜門橋。駐車場のある遊歩道入口はここと、天目山バス停駐車場の2ヵ所ある。
【竜門橋から渓谷をみる】竜門峡遊歩道に沿って川を遡っていく。深い渓谷の水もなかなか綺麗で、新緑や紅葉の頃は美しそう。
【竜門の滝】竜門の滝は竜門橋を渡った袂を右に曲りキャンプ場前を100mほど入った所から遠景を見ることができる。滝壺に行くにはさらに道なき道を進み、ロープで崖を降り沢を300m程上流に上る。
【落合三つの滝】落合三つの滝は3段に分かれていて、丸太橋からは下段の滝、丸太橋を対岸に渡って金属の階段を上ると、上・中段の滝が見れる。
【天鼓林】説明板には「この歩道と周辺を強く踏むと下から湧いて来るような太鼓にも似た神秘的な音の響きがあり」とある。
【平戸の石門】大きな石で囲まれた穴は人ひとり通れるぐらいの大きさ。石門をくぐり向こう側から杉林をみる。
【木賊の石割けやき】大きな石の割れ目からからケヤキの木が生えている。
【天目山駐車場遊歩道入口】遊歩道の階段を上っていくと天目山栖雲寺バス停前の車道にでる。
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山梨 甲州大和町 天童山景徳院

【天童山景徳院】山梨県甲州市(旧大和村田野)にある曹洞宗寺院。山号は天童山、本尊は釈迦如来。地名から田野寺とも呼ばれ、武田家終焉の地として有名。徳川家康が勝頼の死を弔うため菩提寺として景徳院を建立した。
【案内図】甲州市は、塩山市と勝沼町・大和村が合併して2005年に発足。大和町は武田家終焉の地として知られ、天目山の由来となった天目山栖雲寺、徳川家康が武田勝頼を弔うために建立した景徳院や、周辺には竜門峡、日川渓谷などの渓谷がある。
【市営景徳院駐車場】県道景徳院前にある市営駐車場。境内にも山門横に寺の駐車場があり、空いてれば停めれる。
【境内案内図】境内には勝頼公、北条夫人、勝頼の嫡男信勝公が自害した生害石があり、甲将殿の裏には勝頼公をはじめ将士の墓がある。
【総門】総門前の川辺には勝頼の首を洗ったという「首洗い池」がある。
【参道】参道は左側には民家が連なり、右側の斜面にはたくさんのあじさい花が咲いている。
【山門への石段】参道を右に曲がると見上げる程の長い石段が続く。勝頼は嫡男信勝と共に景徳院で自害し、平安時代から続く甲斐武田氏は滅亡した。
【山門】景徳院は七堂迦藍の立派な寺であったが2度の大火で焼失し、唯一、創建当時から残っている400年の時を経た見事な山門。
【境内(左)】山門から正面の「武田菱」の紋のかかる本堂をみる。清浄な空気に包まれた境内。
【境内(右)】山門から鐘楼方向をみる。山門の内側は石碑や歌碑が建つ。
【本堂】1582年(天正10)3月11日に自害した勝頼の法名を寺名とした景徳院。辞世は「おぼろなる 月もほのかに雲かすみ はれてゆくえの 西の山の端」。
【本堂内部】本堂の内部には、勝頼らが末期の水を飲み交わした武田菱水瓶や勝頼、信勝、北条夫人、家臣たちの位牌が安置されている。
【庫裡】本堂や庫裏は、1978(昭和53)に再建されたそうだ。
【鐘楼】サルスベリの淡桃とムクゲの白い花に映える鐘楼が美しい。
【旗竪の松】武田家の日の丸の御旗をこの松に立てかけ、武田家代々の家督相承の印とされてきた楯無の鎧を信勝に着せ元服・鎧着の式を行ったという。
【武田慕情歌碑】作詩いではく、作曲遠藤実、唄大木伸夫の「武田慕情」の歌碑。
【岩舟地蔵】本堂裏手にある岩舟地蔵。中に小さな岩舟地蔵菩薩座像が祀られている。
【庭園】岩舟地蔵のさらに奥にある庭園。秋には紅葉が見事だそうだ。
【境内駐車場】境内駐車場に行くには、総門前の道を上がっていくと、左に境内に入る細い道があるのでそこを左手前にU字型に曲る。
【辞世の句碑】甲将殿前の広場の片隅に立つ北条夫人の辞世の句碑「黒髪の みだれたる世ぞ はてしなき 思ひに消ゆる 露の玉の緒」。
【甲将殿】武田勝頼、北条夫人、嫡男信勝の像や、武田氏ゆかりの遺品などが保存されている。甲将殿の裏には勝頼公主従の墓がある。
【勝頼公主従の墓】中央が勝頼公(37歳)、右北条夫人(19歳)、左が信勝(16歳)の墓が並び、将兵や侍女合わせて50名の墓がある。
【中央基壇の経石】2006年(平成18)史跡「武田勝頼の墓」保存修復中に、勝頼の戒名などを記した大量の経石が発見され、1779年(安永8)に没後200年遠忌が行われたことが判った。
【戒名文字が記された経石】勝頼、北条夫人、信勝の戒名が回向文とともに記されている。経石とは経典の文章の1字または複数の文字を書き写した石。
【勝頼・夫人生害石】甲将殿の前の広場にはこの場所で3人が自害したと伝えられる平らな大きい石が3つある。右が勝頼、左が北条夫人の生害石。
【信勝生害石】「生害石」とは自刃の場所として選んだ石をいう。信勝辞世の句「あだに見よ 誰も嵐の桜花 咲き散るほどの 春の夜の夢」。
【没頭地蔵】生害石から総門方向に細い道を下る所に、没頭地蔵という首の無い地蔵が祀られている。
【没頭地蔵内部】3人の首のない遺骸を葬った場所とされている。
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山梨 甲州市塩山 裂石山雲峰寺

【裂石山雲峰寺】武田氏庇護の禅寺。孫子の旗(風林火山の旗)をはじめ、武田軍旗や日本最古の日の丸御旗など、武田家由来の品々を数多く所蔵。国重文の本堂前には、天然記念物の桜の大樹もある。中里介山が大菩薩峠の構想を練った寺としても有名。
【案内図】甲州市は、塩山市と勝沼町・大和村が合併して2005年に発足。塩山地区には信玄の菩提寺恵林寺、風林火山の軍旗が保存されている雲峰寺など武田家ゆかりの寺院が、ぶどうとワインの町勝沼地区には勝沼ぶどうの丘、ワイナリーなどがある。
【参道(男坂)】駐車場に車を停め、まず出迎えてくれるは、198段の苔むした古い石段。途中には個性豊かな石仏たちが、様々な表情で迎えてくれる。
【仁王門】重文。石段の途中にある二体の仁王像が安置された仁王門。正面約6.8m、側面3.6mの茅葺単層屋根入母屋造りの八脚門。
【参道(男坂)】仁王門をくぐり、鬱蒼とした杉並木の階段を登り切ると境内に入る。
【境内】正面に本堂と庫裏、左手に鐘楼、右手に宝物殿がある。中央の桜は天然記念物の峰のサクラ。
【本堂】重文。正面約12m、側面11mの檜皮葺単層入母屋造りの本堂。重厚感のある建物で、四面に縁を巡らし、全ての柱は円柱を使用している。葬式や座禅会を行うため一部が開放されている。本堂の裏は庭園になっていてその中に書院(重文、非公開)があるそうだ。
【庫裏】重文。正面10.9m、側面18mの単層屋根切妻造り茅葺きの建物。大きな曲線を描いた破風が美しい。大河ドラマ「武田信玄」、黒沢明監督の映画「影武者」のロケ地として使われた。作家の中里介山が小説「大菩薩峠」の執筆・構想を練った寺としても有名。
【鐘楼】鐘楼とその横に立つ観音像。由来によれば、開基行基が修行中、山中にある高さ15m余りの大石がにわかに真二つとなり、巨大な石の裂け目から萩の大樹が生え、石の上に燦然と十一面観音が出現したといわれている。
【宝物殿】景徳院で最期を迎えた武田家だが、家臣に託した武田家の家宝日本最古の「日の丸の御旗」をはじめ、孫子の旗・諏訪神号旗・馬標旗などが保存されている。開館時間9:00〜12:00/13:00〜17:00、月曜休館、300円。
【御旗】日本最古とされる日の丸の旗。1056年(天喜4)に源頼義が後冷泉天皇より下賜され、頼義三男の新羅三郎義光から武田家に代々伝わったものといわれている。(画像:雲峰寺HPより転写)
【孫子の旗】武田軍の陣頭に押し当てた軍旗。孫子兵書の中の「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」に則ったもので、別名「風林火山の旗」とも呼ばれている。(画像:雲峰寺HPより転写)
【雲峰寺のサクラ】宝物殿前にある樹齢約700年の「峰のサクラ」は天然記念物に指定されいる。
【参道の紅葉】参道(女坂)を下る途中、8月下旬だというのに紅葉を始めたもみじ。
【参道(女坂)】階段が登れない高齢者には、駐車場側からの坂道(女坂)でも参拝できる。
【孫子の旗】参拝を終え車に戻ると、駐車場の脇にある売店兼食事処「孫子の旗」。
【店内】土産品や雑貨、季節の果物などの外、山菜うどん・そば、甲州ほうとう、味噌おでん、煮込おでんなどを味わえる。
【山梨桃】生産日本一を誇る果実王国山梨の桃。スーパーで売っている柔らかい桃とは異なり、固くしっかりした採りたての桃を宅配してもらう。
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山梨 甲州市塩山 乾徳山恵林寺

【恵林寺総門】山梨県甲州市塩山小屋敷にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は乾徳山。開山より680年を誇り武田信玄公の菩提寺として知られる。本堂裏手の池泉回遊式庭園は、京都の西芳寺、天竜寺と共に夢想国師の代表作として国指定の名勝。
【案内図】甲州市は、塩山市と勝沼町・大和村が合併して2005年に発足。塩山地区には信玄の菩提寺恵林寺、風林火山の軍旗が保存されている雲峰寺など武田家ゆかりの寺院が、ぶどうとワインの町勝沼地区には勝沼ぶどうの丘、ワイナリーなどがある。
【恵林寺総門駐車場】総門前の無料駐車場。大型駐車場は恵林寺西側、一般車は門前と東側にある。
【四脚門への参道】総門駐車場に車を停め、総門(黒門)を入ると四脚門(赤門)への参道が続く。
【四脚門】重文。四脚門とは、中心となる2本の太い門柱の前後に控柱を2本ずつ計6本立てた門。正門に配されることの多い格式の高い門とされる。
【三門への参道】三門とは寺院の正面に配置される門のことで、三解脱門とも呼ばれる。手入れの行き届いた形の良い松や植木が美しい。
【三門】県文化財。織田信長による甲州武田攻めで、恵林寺の住職快川国師が燃え盛る三門の上で「安禅不必須山水 滅却心頭火自涼」と遺偈(ゆいげ)を残して焼死したといわれる。
【快川国師の遺偈】後代には快川国師の遺偈「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」として広く知られ、再建・改築された三門の両側にも、この遺偈が扁額として掲げられている。
【開山堂】三つの門を潜ると正面に開山堂がある。本堂前の旧仏殿跡に位置しており昭和47年に本堂西北部より移築された。
【開山堂より三門をみる】境内には本堂、庫裡、開山堂、赤門、三重塔がならび巨刹らしい雰囲気を醸し出している。
【開山堂内部】堂内には、開祖夢窓国師(中央)、快川の遺偈の快川国師(左)、中興の祖末宗和尚(右)の三坐像が安置されている。
【三国師坐像】末宗和尚は快川国師の弟子で、三門焼き討ちの際、快川国師の命を奉じて火を逃れ、後に徳川家康に命ぜられ恵林寺の再輿にあたった僧。
【仏舎利宝塔】平成21年に建立された三重塔の仏舎利宝塔。塔の地下に納骨堂が設けられている。
【鐘楼】境内の信玄公宝物館の前隣にある腰袴造の鐘楼。
【信玄公宝物館】入館料500円(恵林寺・宝物館共通券700円)、宝物館は12〜3月木曜定休。館内には孫氏の旗や武田二十四将図などが展示されている。
【本堂への参道】1576年(天正4)4月には、快川国師を大導師に、嫡男の勝頼を喪主として信玄の葬儀が行われた。
【本堂入口】門を入ると本堂、庫裡のある境内。拝観料300円。拝観時間 8:30〜16:30(年中無休)。
【庫裡】日本有数の大庫裡は、明治38年に失火により焼失しており築100年余りとなる。
【拝観案内図】庫裡、本堂、うぐいす廊下、明王殿、武田信玄公墓所、柳沢吉保公墓所、夢窓国師築庭などを拝観できる。
【拝観受付】庫裡に入ると、最初に目に付くのは「風林火山」と書かれた大きな衝立。右手に拝観受付と朱印所、左手奥は大広間になっている。
【大釜】庫裡は禅宗寺院の台所にあたる建物で、受付前の土間には大釜が設備されている。
【大庫裡の大広間】戦時中は学童疎開の場となり、小学生約150人が寄宿生活を送っていたそうだ。
【回廊からみる石庭】開山堂と本堂の間にある石庭。庫裡の鬼瓦や地蔵菩薩像が安置されている。
【庫裡の鬼瓦】「武田菱」が入った庫裡の鬼瓦。周りの塀と較べてみると大きさが分かる。
【本堂】庫裡の先を右に曲ると畳敷きの本堂になり、中央に須弥壇がある。。
【御本尊】本尊釈迦如来を祀る須弥壇。天蓋の飾りに圧倒される。
【回廊と太鼓橋】禅堂前、本堂前を通り太鼓橋を渡るとうぐいす廊下入口になる。
【うぐいす廊下入口】歩くと音がする鶯張りと呼ばれる外敵の侵入を拒む廊下。忍者も音を出さずに通ることは難しい。
【うぐいす廊下】少ししなっている一枚一枚の床板が、まるでうぐいすの声を想わせるようにピコピコと鳴く。廊下右には沢山の位牌が祀られている。
【信玄霊廟明王殿】うぐいす廊下を出て、廊下を少し進むと信玄公の霊廟明王殿があり、中に武田不動尊が祀られている。
【武田不動尊】県文化財の不動明王坐像および二童子像が安置された武田不動尊。明王殿の裏手から庭に出ると広大な敷地の一角に信玄公の墓所がある。
【不動明王坐像】不動明王坐像は、信玄生前の姿を不動明王に見立て、京から仏師康清を招聘し、信玄と対面して模刻させ、彩色させたものという。
【武田信玄公墓所】県指定史跡。墓所の傍らには、信玄を支えた家臣たちの供養塔が建ち並んでいる。子孫たちが江戸時代に建立したものという。
【武田信玄公の墓】五輪塔と宝篋印塔の2基が並んでいるこの墓は、信玄の100年忌の1672年(寛文12)に武田家の遠孫、旧臣子孫らによって建立された。
【信玄公の墓からの戻り口】信玄公墓所の参拝を終えると、一度明王殿に戻り、Uターンして左の塀の向こう側の参拝路を進む。
【柳沢吉保公墓所への参拝道】順路に従って明王殿からまた敷地に出て、塀に沿って杉並木の中を柳沢吉保公墓所へ向かう。
【柳沢吉保公墓所】江戸幕府の5代将軍徳川綱吉時代に側用人となり、老中筆頭として綱吉を補佐し、晩年に甲府城の城主となった柳沢吉保と正室定子の墓所。
【柳沢吉保夫妻の墓】はじめは甲府岩窪の永慶寺と真光院(ともに廃寺)に建立されていたが、奈良の大和郡山への転封が決まった吉保の嫡男吉里により、1724年(享保9)恵林寺に改葬された。
【吉保廟】柳沢吉保公墓所の手前には吉保廟があり、廟内には、柳沢吉保公の坐像が安置してある。
【吉保廟から本堂をみる】深い森、背の高い木々の中、厳粛な雰囲気を後にし、太鼓橋に戻り本堂裏側の廊下を恵林寺庭園に進む。
【恵林寺庭園(左)】開山の夢窓疎石が創建当時に作庭したと伝わる方丈庭園。670年余りを経たその姿は四季折々に違った姿を見せる。
【恵林寺庭園(右)】背後の乾徳山を借景にして、上段に「枯山水」下段に「心字池」を配した池泉回遊式庭園となっており、国の名勝に指定されている。
【中庭回廊】本堂裏側の廊下突当りには休憩処が設けられ、右に中庭、左に恵林寺庭園を望める。
【回廊からみる中庭】本堂と庫裡の間に設けられた中庭。廊下の両側に張り出した休憩処がある。
【回廊からみる恵林寺庭園】安らかな禅の風光をしばし堪能できる。
【小庫裡】小庫裡へは進入禁止になっている。有料ゾーンはここで終わり。
【本堂玄関】参拝を終え庫裡をでて、本堂の玄関を正面から見る。
【玄関内部】玄関の正面が禅堂、その左に本堂、右に庫裡がある。
【売店・食事処】参道を戻る途中にある売店と食事処。巨峰ソフトやほうとうなどを味わえる。
【境内庭園】境内内にある庭園と池。遠くに重文の四脚門が見える。
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山梨 甲州市勝沼 勝沼ぶどうの丘

【勝沼ぶどうの丘】山梨県甲州市勝沼の「ぶどうの丘」と呼ばれる小高い丘にある日本最大級のワインショップを有する市営の観光施設。ワインカーヴ(貯蔵庫)はこちら天空の湯はこちら
【ぶどうの丘マップ】約180種類の地元国産ワインが試飲出来るワインカーヴ(貯蔵庫)や展望ワインレストラン、バーベキューガーデン、美術館、ホテルなど様々な施設が作られている。
【ホテル】全客室温泉付の市営宿泊施設。宿泊(1泊朝食付、2名利用/室) 7,343円〜。夕食はレストラン、バーベキューで別料金。ホテル宿泊者は天空の湯も無料で利用できる。
【ワインカーヴ・ホテル側出入口】売店(ワインショップ)では甲州市内のワインメーカー29社約180種のワインやお土産を販売。甲府盆地、南アルプスまで見渡せる展望ワインレストランもある。
【ワインショップ】入口を入ると大きなホールに、ワインカーヴで貯蔵しているワインや特産品などを購入できるショップがある。
【ワインカーヴ入口】ホール一角に、ワインカーヴの地下降り口があり、受付で試飲容器タートヴァンを購入する。見学のみ(無料)もできる。
【地下貯蔵庫】中央の樽には試飲用のワインが7〜8本ずつ辛口から甘口へと順に並べて置かれている。
【ワイン試飲】専用の試飲容器タートヴァン(1100円)で約180銘柄全てのワインを試飲できる。
【ワインカーヴ・イベントホール側出入口】ワインカーヴには、勝沼ワイン歴史資料の展示室もあり、日本ワインの貴重な歴史に触れることができる。
【イベントホール】噴水広場のあるイベントホール。新酒ワイン祭り、夏祭りなどのイベントやティタイムコンサートなど各種コンサートが催される。
【バーベキューガーデン】平成23年3月リニューアルオープし広いテラス席が人気。
【テラス席】甲府盆地や南アルプスの景色を眺めながらバーベキューを楽しめる。
【バーベキュー】豚ロース(150g,900円)、海鮮串(イカ・タコ・エビ,350円)、野菜(450円)の昼食。
【テラス席からの眺望】都会の喧騒を忘れて、ゆっくりとくつろげる。
【天空の湯】1階はロビーとラウンジ、浴室は2階にある。湯は無色透明のアルカリ性の単純泉。
【露天風呂】ここから見おろす甲府盆地や南アルプスの大パノラマは、まさに天空からの眺め。
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2011年09月22日

山梨 山梨市 ほったらかし温泉 わんこinわんこの湯

【わんこin】ほったらかし温泉の駐車場傍に2011年6月リニューアルオープン。近くの大型ホテルと提携し、飼主が宿泊の時には夜も犬を預かってくれる。
【案内図】山梨の「ほったらかし温泉」内にあるわんこのための温泉。ほったらかし温泉の湯を引くアルカリ性単純温泉の露天風呂。
【受付棟】飼主が温泉を楽しむ間のわんちゃんの一時預かり(500円/2時間)から、わんちゃん専用温泉(1000円/30分)、プロのシャンプーサービス(2000円〜/体重制)まで完備している。
【温泉棟】両手でわんちゃんを乾かせる据え置き型のドライヤーが2基設備されている。建物も芝生も、施設の全てがスタッフの手作りだそうだ。
【わんこの湯】わんちゃん専用の露天風呂。1.5m×3m、深さ25cmで小型犬でも安心して入れ、飼主も一緒に足湯を楽しむことができる。
【休憩エリア】ゆったりとくつろげるベンチとテーブルも用意され、わんちゃんの入浴中は、飼主も富士山を眺めながら雄大な景色を楽しめる。飼主同士の会話も弾みそう。
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山梨 山梨市 笛吹川フルーツ公園

【笛吹川フルーツ公園】笛吹川丘陵地帯に、32万平方mの敷地をもつ、山梨市フルーツパークが運営・管理するフルーツをテーマにした大規模なテーマパーク。新日本三大夜景・恋人の聖地・関東の富士見百景にも認定されている。
【案内図】園内にはアクアアスレチックと果樹園を一巡してフルーツについて学べるフルーツアドベンチャー(無料)や、中心に立つ巨大なドームのトロピカル温室とくだもの館(有料)、天然温泉「赤松の湯ぷくぷく」や足湯などが楽しめる。
【公園入口】丘陵一帯が広大な公園になっているので、行きたい施設の近くの駐車場に停めるとよい。
【ぶどう棚】駐車場からくだもの館へ向かう途中にある、ぶどう棚のアプローチロード。
【くだもの館】高さ10m、直径55mの半円球の明るいガラスドームの全天候型屋内公園。くだもの館周辺には、四季の花々が咲き乱れる。
【くだもの館エントランス】館内にはくだもの館、くだもの広場があり、「くだもの館・トロピカル温室」(共通入場券400円)の入口にもなっている。
【展示室入口】展示室は地下にあり、山梨県の代表的果樹であるブドウとモモを中心として、果物の歴史的・文化的発展を軸に多角的に学べる。
【レストラン】食事や喫茶できる憩いの場として、季節や気候に左右されず一年中楽しめる。季節のフルーツが入ったアイスクリームが人気。
【くだもの広場】ドーム内には広々とした空間があり、子供たちの遊び場にもなっている。
【ステージ】入口側にあるイベントやコンサートなどを行うステージ。
【アクアアスレチック】水にまつわる多様な遊びを盛り込んだ遊具広場。渓流を再現した流れの周囲に様々な遊具がある。期間4/1〜10/31、時間10:00〜16:00。
【くだもの工房】楕円体のパーゴラ(植物シェルター)の中に、地上3階、地下1階をおさめた入れ子の建築物。15分間隔で噴水が出て、美しい流れにも癒される。
【くだもの工房入口】1Fに売店、2Fは図書室・ワークショップ・クッキング教室、3Fにはレストランやさい料理「おとや」がある。
【売店】県産ワインのほか、菓子・特産品の販売コーナーがある。周辺の観光情報も提供している。
【くだもの工房からの眺望】眼下に広がる甲府盆地の眺めが美しく、晴れた日には富士山も望むことができる。夜は夜景が美しいそうだ。
【トロピカル温室】熱帯・亜熱帯果樹を生息地域の景観で展示。空中回廊やテラスも設けられていて、立体的な景観が楽しめる。
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山梨 笛吹市 石和本陣跡

【石和本陣跡】国道411号の新宿方面高速バス停前にある石和本陣跡。石和宿は、甲州街道の日本橋から数えて38番目の宿場町で、本陣は大名公家など高貴な人が宿泊する場所。
【土蔵】建物は書院造りで門・玄関・上段の間を備える広大な構えであったが、1880年(明治13)の石和大火により焼失し、現在は駐車場の中にわずかに土蔵1棟のみ現存している。
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山梨 笛吹市 石和八幡宮

【石和八幡宮】1192年に創建された古社。戦国時代に織田軍に焼かれ、徳川家康によって再興されたが、近年、火災により社殿を焼失。現在の建物は2009年秋に落成。
【案内図】石和八幡宮は、JR石和温泉駅から南に700m程、信号「石和温泉駅入口」を国道411号に左に曲った所にある。近くには小林公園があり、あし湯「いさわ宿」が併設されている。
【鳥居】国道411号から見た神社の鳥居。石畳の参道の先に太鼓橋がある。
【太鼓橋】参道にある石造りの太鼓橋。太鼓橋を渡り随神門へと参道を進む。
【随神門】神域に邪悪なものが入り来るのを防ぐ随神を左右に安置した随神門。現存する石和町最古の建築物。
【境内】随神門をくぐるとすぐに手水舎があり、その先の正面に拝殿、右手に境内社・稲荷社、左手に御札授与所がある。
【手水舎】石和八幡宮は1192年(建久3)に武田信光(石和五郎)が鎌倉の鶴岡八幡宮を勧進したことに始まる。
【拝殿】武田家滅亡のおり、織田軍の兵火で社殿の全てを焼失。旧社殿は1774年(安永3)従来の三棟を一棟にして建立されたもの。
【拝殿内部】応神天皇・仲哀天皇・神宮皇后の三神が祭神として祀られている。
【裏側から本殿をみる】拝殿の後方に続く本殿。旧社殿には、市文化財の歴史上貴重な資料や幅五尺もある大きな絵馬などがあったが焼失してしまった。
【御札授与所】おみくじ、御札、御守の授与所。後朱印もここで受け付けている。
【境内社・稲荷社】拝殿右には、境内社である稲荷社が祀られている。
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山梨 甲府市 昇仙峡(覚円峰・石門・仙娥滝)

【昇仙峡】山梨県甲府市、富士川の支流荒川上流にある長潭橋(ながとろばし)から仙娥滝までの全長約5kmに亘る渓谷。昇仙峡滝上エリアはこちら
【ガイドマップ】昇仙峡のハイライト、覚円峰・石門・仙娥滝の景観を楽しむBコース(青)「県営駐車場⇔能泉⇔金渓館⇔石門⇔昇仙橋⇔仙娥滝」(片道2km徒歩40分)と、
無数の奇岩・巨岩探索をプラスした昇仙峡の全コースを楽しむAコース(赤)「長潭橋⇔天神森⇔天鼓林⇔羅漢寺橋⇔能泉⇔Bコース」(片道4.5km徒歩1時間40分)がある。
平日だったのでBコースを車で金渓館(10台ほど駐車可)まで行き、そこから遊歩道を散策した(片道700m徒歩10分)。
【散策コース】長潭橋やトテ馬車の出発点から羅漢寺付近までを「天神森」、トテ馬車終点付近から仙娥滝を「能泉」、仙娥滝よりロープウェイまでの付近を「滝上」と呼ぶ。天神森〜能泉間約2kmはガイド付きトテ馬車(所要40分1000円)に乗っても良い。
【車で入れる最終地点】5/1〜11/30(9〜17時)の平日のみ通行可、土日祝は歩行者専用になる。
【金渓館駐車場】渓谷入口から駐車場をみる。金渓館は仙娥滝の下流にある車で入れる最終地点。
【金渓館】売店のある金渓館。ここで食事・買物をすれば無料で停められる。
【休憩処】金渓館の隣にある休憩所。近くには公衆トイレもあり一休みできる。
【食事処】日本一の渓谷美、昇仙峡の主峰-覚円峰、天狗岩、夢の松島の目前で、静かなせせらぎを聞きながら本格的な手打ち御岳そばが食べられる。
【氷あずきと覚円峰】景観を眺めながら甲州名物のほうとう、渓流魚の王様・岩魚の塩焼き、B1グランプリ・鳥もつ煮なども楽しめる。
【駐車場からみる覚円峰】覚円峰は昇仙峡のシンボル、水面からほぼ垂直に屹立する高さ約180mの巨岩。新芽の時期には鮮やかな緑が輝き、夏は心地良い川風と清々しい渓谷美に心癒される。紅葉の名所昇仙峡の秋は、樹齢100年以上のもみじが真っ赤に色づく。覚円峰右の大岩は天狗岩。
【駐車場からみる夢の松島】覚円峰の左には、切り立った岸壁の上方に立つ松の木、夢の松島が見える
【渓谷入口】ここから仙娥滝までは、10分ほどの足場の良い遊歩道が続く。
【金渓館⇔浮石】その時々でいくつもの表情をかえる自然の美が見もの。仙娥滝までの遊歩道の景観は昇仙峡で一番の素晴らしさ。
【円右衛門碑】休憩所の傍らにある長田円右衛門の碑。江戸中期、人々の生活のため多額の私財を投じ昇仙峡の整備をした功労者だそうだ。
【浮石】岩が川面に浮かんでいる様に見える浮石。渓流の中には大小さまざまな石がころがっている。
【浮石⇔石門】遊歩道はこんな感じで渓流に沿って続いている。
【下流側の遊歩道をみる】浮石と石門の中間付近から振返って今歩いてきた下流の遊歩道をみる。
【石門手前からみる覚円峰】見る位置によって表情を変える覚円峰。
【石門(下流側)】巨大な花崗岩に囲まれた石門は、先端がわずかに離れ不安定なスリルを味わえる。
【石門(上流側)】花崗岩の巨石で出来た天然アーチを裏側(上流側)から覗く。
【石門⇔昇仙橋】石門と昇仙橋の中間点付近からみる覚円峰と天狗岩。
【遊歩道から昇仙橋を望む】遠くに昇仙橋が見えてくる。昇仙橋を渡ると仙娥滝はすぐそこだ。
【昇仙橋】昇仙峡の渓谷を刻む川は荒川で、この川はやがて笛吹川に合流し、富士川となって駿河湾へと注いで行く。
【昇仙橋からみる覚円峰】この巨岩の頂で、覚円と呼ばれる僧が座禅を組んだという言い伝えからこの名が付いたそうだ。
【昇仙橋から下流をみる】川のせせらぎと雄大な風景に心が休まる。
【昇仙橋から上流をみる】橋や遊歩道がしっかり整備され、川の対岸に遊歩道がみえる。
【昇仙橋から橋下(下流)をみる】川が花崗岩を深く侵食し、渓谷内には奇岩が至る所に見られる。
【昇仙橋から橋下(上流)をみる】峡谷と清流、さらに奇岩と絶景が続く。
【昇仙橋⇔仙娥滝】昇仙橋を対岸に渡ると、岩肌を削ったようなトンネルの遊歩道が続く。
【遊歩道のトンネル】岩の裂け目にご利益求めたコインが無数に差し込まれている。遠くに昇仙橋が見える。
【遊歩道から見る仙娥滝】日本の滝百選にも名を連ねる高さ30mの3段の仙娥滝。
【仙娥滝全景】見る角度を変えると両脇の花崗岩で滝が見え隠れし表情を変える。
【仙娥滝】仙娥滝の「娥」は仙女の意味で、なめらかに流れる美しさから仙娥滝と呼ばれている。
【仙娥滝上】勢い良く流れ落ちる滝と周りの緑との調和が素晴らしい。
【仙娥滝中段】自然の造形の凄さ、まさに岩を切り裂くといった感じの滝。
【仙娥滝壺】舞い上がった水煙に霞む滝壺。水量の豊富さに圧巻される。
【滝上へ登る階段】仙娥滝から階段を登っていくと滝上エリアになる。
【滝上からみる滝の落ち口】階段の上のほうからも滝の優美な姿を見ることができる。
【滝上流の流れ】遊歩道が終わり上に登りきれば、滝になる前の、おだやかな川の流れを見れる。
【滝上土産品街】滝上は土産品街で、左手に「昇玉堂」と「天幸五龍神」がある。
【山梨ワイン王国】店内にはワインショップと売店があり、ワインを試飲して購入することもできる。
【売店】売店にはワイン関連グッズや土産品が展示・販売されている。
【昇玉堂の水晶玉】滝上の左手に小さな庭園があり、昇玉堂という社に日本一大きい水晶玉が祀られている。甲府市は江戸時代から天然水晶を採掘し賑わいを見せた町で、水晶の研磨技術が向上し宝石の町と呼ばれるようになった。
【天幸五龍神】昇玉堂の脇にある天幸五龍神。龍と水晶と大変相性がよく、美龍(右上)が美、勝龍(右下)が勝負事・賭け事、健龍(中央上)が健康・長寿、財龍(中央下)が財運・金運・商売運、学龍(左)が学問・技芸の願い事を叶えてくれのだそうだ。
【幸運の紅水晶】昇玉堂の隣り、滝上龍水堂の店内に飾られている幸運の紅水晶。自由に触ることができ、水晶のパワーを貰うのもいい。
【昇仙滝入口】滝上バス停から静観橋を渡ってすぐ左手にある、滝上エリア側の昇仙峡入口「仙娥滝入口」の看板。土産品街の出口になる。
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山梨 甲府市 昇仙峡滝上(ロープウェイ・ほうとう会館・山梨ワイン王国)

【昇仙峡滝上エリア】市営駐車場のある「新静観橋」と滝上バス停のある「静観橋」との間にあるメイン通りの街並み。昇仙峡覚円峰エリアはこちら
【案内図】メイン通りには山梨ワイン王国、昇仙峡ロープウェイ、ほうとう会館、夫婦木姫の宮、影絵の森美術館のほか、土産品店、食事処などが並ぶ。
【休憩所】市営駐車場のある新静観橋近くの休憩所。落ち着いた雰囲気の中ゆっくりと休息できる。
【庭園】休憩所には石組や池のある庭園風の散策路が整備され、東屋には炭火焼の設備もある。
【山梨ワイン王国】昇仙峡ロープウェイの隣にある施設。山梨のワイナリー15社のワイン約120種類を試飲・販売。イタリア製クリスタルグラスでオリジナルワインを試食してから購入可能。
【ローズガーデン】約100種類のバラと四季折々の美しい花街道を散策できるブリティッシュローズガーデン。入館・入園は無料。
【昇仙峡ロープウェイ】滝上エリアから頂上パノラマ台まで、全長は1,015mの昇仙峡ロープウェイが運行されている。遠くには富士山も眺められ、甲斐富士三景の一つとして有名。
【ロープウェイ入口】大人往復 1,000円、9:00〜17:30(12〜3月〜16:30)。所要時間5分、20分間隔で運行。標高1,058mの羅漢寺山山頂からは360度のパノラマを見渡せる。
【券売所】仙娥滝駅にはお土産コーナー、黄金のヤマメの展示、パノラマ台駅には食堂や無料休憩処がある。
【乗車口】荒川ダムをはじめ南アルプス秩父連山、眼下には甲府盆地と、雄大な展望が広がる。上・下同時発車で、中間点ですれ違う。
【昇仙峡クリスタルサウンド】水晶宝石博物館。館内には自然が作りだした美しい水晶クラスターや、鉱石を使った現代アート作品が展示されている。
【乙女の泉】メイン通りを歩いていると12トンの巨大な白水晶のオブジェ「乙女の泉」が目を引く。人気撮影スポットにもなっている。
【ほうとう会館】1階が食事処とおみやげ屋、2階は団体客用の大食堂となっている。「カボチャほうとう」1050円や「キノコほうとう」1260円などが食べられるほうとう専門店。
【ほうとう体験道場】山梨初のほうとう体験道場。手打ち体験(要予約・4人前1365円)を実施。完成した生地から棒で30cm四方に伸ばし、ほうとうに切る体験ができ「ほうとう士」の修了証を貰える。
【日本一大ほうとう饅頭】店頭に展示している日本一の大ほうとう饅頭の巨大モニュメント。店内で手打ちする生ほうとうはみやげに人気。
【ほうとう饅頭】販売コーナーでは、小麦粉で野沢菜・シイタケ・切干大根をブレンドした具をくるんだ「ほうとう饅頭」1個160円が名物だ。
【夫婦木姫の宮入口】上社の夫婦木(めおとぎ)神社は男神の宮、2kmほど離れたこちらの下社は女神の宮とされ夫婦木姫の宮と呼ばれていて、夫婦木神社と対の神社になっている。
【夫婦木姫の宮】拝観料300円(案内付き)。ご神体の「檜」の木は、夫婦木神社の「栃」の神木と同じく、黒富士山にあり神木として崇められていたが、昭和51年に伐採され安置された。
【社殿】朱を基調とした綺麗な社殿。夫婦木神社では自然にできた男性器そっくりの巨木がご神体だが、夫婦木姫の宮は女性器そっくりの巨木がご神体。縁結びと子宝の神社として崇められてきた。
【ご神体】ご神体は樹齢800年に及ぶ割れ目のある檜の大木。ご神体の脇に檜の根が並べられ、根の内側の空洞に男性器が彫られていて、隣のご神体と併せて男女セットになっている。
【影絵の森美術館】藤城清治の作品を中心に影絵や切り絵の作品が展示されている。1994年に世界一の影絵美術館としてギネスブックに認定された。
【仙娥滝入口】滝上バス停から静観橋を渡るとある滝上エリア側の昇仙峡入口「仙娥滝入口」をメイン通りからみる。左に曲がると静観橋、正面が入口。
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山梨 甲府市 荒川ダム・能泉湖

【荒川ダム】山梨県甲府市、富士川水系荒川に建設された高さ88mのロックフィルダム。景勝地として有名な昇仙峡から車で数分の上流にあり、ダム周辺に広がる森林は「御岳昇仙峡水源の森」として、林野庁の「水源の森百選」に選定されている。
【案内図】荒川ダム周辺には、能泉湖を右岸から一望出来る駐車場のある多目的広場や、対岸の大型バスも停められる記念館前広場、取水塔前広場、取水塔、荒川ダム管理事務所などが整備されている。
【多目的広場駐車場】多目的広場にある駐車場。堤体の上は一般車両進入禁止なので、ここに車を停めて堤体の上を歩くとよい。
【能泉湖】洪水・利水・上水道の確保を目的とした山梨県営の多目的ダムで、能泉村にあったことからダム湖の名は能泉湖となった。
【取水塔】赤い屋根が目を引く取水塔。ここから取水して地下のトンネルを通って下流に水を流す。荒川ダムは洪水に備えるために7月から9月末までの3ヶ月間は水位を約10m下げる。この時期にダム湖を訪れると渇水では無いかと思うが渇水ではない。
【洪水吐】左岸にある自然越流式の洪水吐。水は昇仙峡などをへて甲府市で笛吹川に合流し、下流で笛吹川と釜無川と合流し富士川となって太平洋に注ぐ。右の2階建ての白い建物はダムカードを配布している管理事務所。
【天端部】堰堤長は300m。県道に直結しているので車輌通行可と思ったが、車輌侵入不可の看板が立っている。徒歩で歩いて渡れる。
【堰堤壁】下流側の堰堤壁。ダムと言うと一般的にはコンクリートだが、地盤が軟らかい場合は、岩石を積み上げたロックフィルダムにするそうだ。
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2011年09月23日

山梨 北杜市 実相寺 山高神代桜

【実相寺山門】山梨県北杜市武川町の実相寺境内にある樹齢2000年ともいわれるエドヒガンザクラの老木。三春滝桜、根尾谷淡墨桜と共に日本三大桜の一つで、国指定の天然記念物第1号。平成2年には「新日本名木百選」にも選定されている。
【案内図】中央道須玉ICから国道20号を横切り中学校前信号を左折(須玉ICから8km約15分)。桜の時期は国道20号から案内看板があるのでそれを目印にする。駐車場(400〜500円)は境内周辺にあり、それほど歩かずに神代桜にたどり着ける。
【参道】白壁の塀で四方を囲まれた境内は約3000坪と広く、山門をくぐると参道左手には、水仙畑、チューリップ畑がある。甲斐駒ケ岳を背景に、およそ8万本のラッパ水仙も咲き、足元の黄色と頭上の薄紅色のコントラストがとても綺麗だそうだ。
【境内図】境内には三大巨桜である三春滝桜(福島県三春町)、根尾谷淡墨桜(岐阜県本巣市)から、それぞれの苗木が贈られ植樹されており、開花期には多くの見学者で賑わう。
【手水舎と庫裡】参道を進み境内に入ると、右手に手水舎、その奥に庫裡がある。
【本堂】境内正面の本堂。本尊は十界勧請。十界とは仏教の迷いと悟りの境地を十種に分類したもの。
【鐘楼と祖師堂】本堂前から左手の境内をみると、鐘楼とその奥に祖師堂が見える。
【山高神代桜への参道】山高神代桜へは、本堂前の参道を左に曲った鐘楼と祖師堂の先にある。
【祖師堂から本堂をみる】山高神代桜への参道の途中の祖師堂から本堂とその裏の位牌堂を見る。
【山高神代桜】順路に沿って進むと正面に山高神代桜が見えてくる。
【山高神代桜(正面)】樹高10.3m、根元幹周11.8m、枝張り東西17.3m、南北13.6mあり、風格を感じさせるその姿、生命力に驚かされる。
【山高神代桜(正面)の幹】最盛期には樹高13.6m、根元幹周13.5m、枝張りも東西27.0m、南北30.6mあったという。幹の太さが樹齢を物語っている。
【山高神代桜(右側面)】伝説では、神話の日本武尊が東征の折に植えたと言われ、名前の由来になっている。
【山高神代桜(右側面)の幹】13世紀頃、日蓮聖人がこの木の衰えを見て、回復を祈ったところ再生したため「妙法桜」とも言われている。
【山高神代桜(裏面)】太い幹の左右から伸びた枝に、こんもりと花をつける様は圧巻だそうだ。
【山高神代桜(裏面)の幹】日本で最古・最大級の巨木として、その存在感は威風堂々。
【全国銘木の子桜】境内には、日本三大桜をはじめ、全国銘木の子桜が植栽されていて、樹齢50年から100年の大きな桜がたくさん立ち並ぶ。
【三春滝桜の子桜】日本三大桜。福島県三春町にある、樹齢1000年以上のベニシダレザクラ。
【根尾谷淡墨桜の子桜】日本三大桜。岐阜県本巣市(旧根尾村)の淡墨公園にある樹齢1500年以上のエドヒガンザクラ。
【身延山しだれ桜の子桜】山梨県身延町の身延山久遠寺境内にある樹齢400年ともいわれるしだれ桜。全国しだれ桜10選のひとつ。
【臥龍桜の子桜】岐阜県高山市一之宮町臥龍公園(大幢寺境内)にある、龍が地に臥しているように見える樹齢1100歳を越えるエドヒガンザクラ。
【久保桜の子桜】山形県の長井市立伊佐沢小学校校庭にある樹齢1200余年の高さ16mもあるエドヒガンサクラ。東北地方では最大級の桜として知られる。
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山梨 北杜市明野 明野ひまわり畑

【明野ひまわり畑】北杜市明野は、南アルプス、八ヶ岳に囲まれ、一年を通じて日照時間が全国一と言われ、86万本のひまわりが咲きほこる。メイン会場では、早ければ7月中旬からひまわりが見頃となり、他の会場も含めて8月末までひまわり畑を楽しむことができる。
【案内図】ひまわり畑は中央道から少し山側の茅ヶ岳(かやがたけ)広域農道沿いに3ヵ所あり、会場によってひまわりの咲き具合が少し違う。ひまわり畑の近くには「アルプスの少女ハイジ」の世界をジオラマで再現した「ハイジの村」や、日帰り温泉入浴施設「明野ふるさと太陽館」がある。
【メイン会場駐車場】明野温泉「太陽館」北側にある一番大きなメイン会場では今年も「明野サンフラワーフェス2011」が8月25日まで行なわれていた。
【メイン会場】駐車場裏手の大輪のひまわり畑。訪問日8/23には花は終わっていた。左のリボン模様は「幸せを呼ぶいリボン」の絵文字。
【八重のひまわり畑】駐車場右手に広がるひまわり畑には、珍しい八重咲きのひまわりが一面に咲き誇っている。
【一重と八重が混在する畑】晴れてれば遠くの山並みや富士山、南アルプス、八ケ岳の山々が一面のひまわり畑のバックに見える。
【八重のひまわり】畑の周りは囲っていないので、思い思いに中に入って畑の中で鑑賞できる。
【一方向に向く花】ひまわりが一方向を向いて花を一斉に咲かせているさまは、まさに壮観の一言。
【大輪のひまわりと蜂】蜂がひまわりの黄色い花粉まみれになっている。
【コスモス畑】ひまわり畑の先にはコスモス畑があり、7月下旬〜9月下旬が見ごろ。
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山梨 北杜市明野 ハイジの村(山梨県立フラワーセンター)

【ハイジの村】山梨県明野にある「アルプスの少女ハイジ」をイメージした花と星のテーマパーク。山梨県立フラワーセンターをリニューアルして、ハイジの村として2006年4月にオープンした。花一杯の公園の所々にハイジスポットがあるといった感じ。
【案内図】東京ドーム2個分という広い園内には、大ジオラマで再現したハイジの村や、アルムのおんじの仕事部屋などハイジをテーマにした施設や、ハイジが大好きな白パンなどの焼きたてパンを味わえる店、キャラクターグッズが揃う店などがある。
【駐車場からハイジの村をみる】無料の大駐車場からヨーロッパの農村地帯をイメージした造りのハイジの村へ向かう。ひまわり畑を見たついでに寄ってみるのもいい。
【エントランス】一年を通して楽しめるフラワーガーデンやバラの温室などのほか、夏休み・クリスマス期間の夜間イルミネーションなど四季折々のイベントを開催している。
【受付】入園料 500円(土曜は小・中・高校生無料)。9:00〜18:00(4/1-7/20,8/29-11/18)、9:00〜21:30(7/21-8/28,11/19-12/30)、9:00〜17:00(1/2-3/31)。1月〜3月の火曜休業。
【ハイジのテーマ館】受付を入ると、ハイジのテーマ館、村の教会やレストラン、土産屋、カフェ、展望塔のある広場が広がる。左はレストラン・ボルケーノ、右はハイジのテーマ館。
【ハイジのテーマ館入口】4mの大ジオラマでTVアニメ「アルプスの少女ハイジ」の村を体験できる。
【展示室】アニメ映像の放映やアニメ全話のあらすじを紹介したパネルも展示されている。
【大ジオラマ】アニメのオープニングで大きなブランコに揺られるハイジや物語の舞台マイエンフェルト、アルムの山も再現。
【ショップ】ぬいぐるみやタオル、ハンカチ、食器、文房具などハイジのかわいいキャラクターグッズもここで手に入る。
【展望塔】ハイジが手を振ってる記念撮影スポットの先にハイジの村を360度見渡せる展望台がある。
【展望塔からひまわり畑を望む】天気の良い日は南アルプスや八ヶ岳、富士山も見ることができる。
【展望塔からの眺望(左)】本物のスイスの村っぽい雰囲気の眺めだ。
【展望塔からの眺望(右)】ハイジの村の先には、フラワーガーデン、イベント広場が広がる。
【村の教会】さまざまな展示会、演奏会、パーティー、そして結婚式まで行われる村の教会。
【古馬車の展示】レストランとハイジのテーマ館の間に展示されている古い馬車。
【ハイジのデリ・ショップ】広場にはデリ・ショップの車があり、その向こうには、人気の「バラのソフトクリーム」、ヤギのミルクで作った「ヤギミルクアイス」を味わえる「カウベル・カフェ」や「デルフリ村のパン屋さん」がある。
【カウベル・カフェとデルフリ村のパン屋さん】「ハイジ大好きフカフカ白パン」「おばあさまの花ケーキ」「クララのお気に入りふわふわ生チーズケーキ」などハイジの村ならではのスウィーツがいっぱい。
【ロードトレイン・ハイジ号】園内を走るロードトレイン「ハイジ号」。園内に点在している施設の周回に便利。
【パノラマ花壇】もともとはフラワーセンターなので、花畑は充実し美しい。四季折々の花が一年中楽しめる。周辺は花の香りでいっぱいだ。
【星屑のステージ】満点の星空を見られる屋外円形ステージ。さわやかな季節には演奏会やダンスなどのイベントが行われる。
【トラウトの池】季節限定でニジマスのつかみどりが開催さたり、奥には噴水に架かる虹が見える虹の池もある。
【キッズガーデン】アスレチックや楽しい遊具がいっぱい揃ってるキッズガーデン。
【ラベンダー畑とハイジ村】季節に応じた色とりどりの花を楽しむことができる。
【花市場入口】花苗とバラグッズなどを売っている花市場の入口。
【花市場】卓上用のミニバラからつるタイプ、スタンダードタイプのバラ苗他を販売している。
【森の教会】温室の中にある緑の木々とバラをメインとした「森の教会」。冬でもたくさんの花に囲まれて挙式をすることができる。
【幸福の鐘】日本一の薔薇の回廊には「幸福の鐘」があり、バラのアーチに囲まれての結婚式を挙げられる。
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山梨 北杜市 本谷川渓谷 弁慶の力石

【通仙峡・本谷川渓谷】塩川ダム(みずがき湖)から増富温泉郷までの渓谷を通仙峡、増富温泉郷から上流の渓谷を本谷川渓谷という。途中、野生の猿に遭遇、カメラを向けると渓谷に降りて行った。
【案内マップ】本谷川渓谷沿いに走る道は、特徴のある石や木に「弁慶の力石」「鯨石」などの名前が付けられ目を楽しませてくれる。
【弁慶の力石降り口】増富温泉の温泉街を抜け、本谷川沿いに「みずがき山リーゼン・ヒュッテ」方面に県道を走ると右手に渓谷への降り口がある。
【県道からみる弁慶の力石】秋には紅葉を観賞しながら、川のせせらぎや鳥のさえずりなども楽しむことができる。
【弁慶の力石】危なっかしいバランスで小さな岩の上に乗っかっている。
【本谷川渓谷】水のせせらぎも綺麗で、人の入りも少なく自然が残されている。

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山梨 北杜市 通仙峡 みずがき湖・塩川ダム

【みずがき湖】山梨県北杜市須玉町、富士川水系塩川に建設された高さ79mの塩川ダムのダム湖。鹿鳴峡大橋側の釜瀬川と増富大橋側の本谷川の合流点にあり、洪水・利水・灌漑・上水道・発電を目的とした山梨県営の多目的ダムで、緑色の山々に囲まれた真っ白な鹿鳴峡大橋が映える。
【案内マップ】中央道須玉ICより増富ラジウムラインを北上すると、みずがき湖手前のT字路に突き当たる。左に進みトンネルを抜けるとダム堤体天端道路(塩川源橋)とダム管理所、その対岸にヨシャーの湯が、右に進むとみずがき湖ビジターセンター、さらに進むと増富温泉郷がある。
【みずがき湖ビジターセンター】増富温泉の玄関口にある施設で、館内には、塩川ダムを含む周辺地域や須玉町の観光スポット・歴史・文化・産業などを紹介する観光案内所も併設している。
【ダム案内図】湖畔には周回道路があり、車でぐるりと一周でき、センターからはダム堤体は見れないが、対岸の展望台からはダム堤体が綺麗に見え、ダム管理所付近にも駐車場があり湖を見渡せる。
【駐車場】センター内の大きな駐車場。駐車場からセンターまで少々距離がある。館内の貼紙によれば、声をかければ車中泊も可のようだ。
【駐車場よりセンターをみる】ゆるキャラ「ラジウム星人」の案内看板。かみのけ座銀河団からやってきたけど不時着に失敗して居座っているらしい。
【みずがき湖(左)】山々に囲まれた静かな山里のたたずまいを醸し出している。
【みずがき湖(右)】秋には湖面に映る紅葉の景色が綺麗だそうだ。
【鹿鳴峡大橋】ダムで水没する県道の付け替え道路として設置された全長200mの鹿鳴峡大橋。瑞牆山(みずがきやま)から流れる釜瀬川の合流点。
【増富大橋】増富大橋と本谷川。通仙峡には駐車場がないので、みずがき湖からトンネルを抜け歩いて行く(10〜15分)。通仙峡は車で通る事は出来ない。
【塩川ダム堤体】駐車場の先から湖畔へ降りた場所からみる塩川ダム堤体。県道がダムの堤体上を走っている。
【塩川ダム堤体】ダム直下には山梨県営の塩川発電所があり、遠方監視制御で最大1,100kwの電力を供給してる。
【ダム管理所】霧山トンネルを抜け、ダム堤体上を走っていくと、右側にダム管理所と無料駐車場のある小公園がある。
【左岸遮水工】左岸側には漏水を抑えるため、約400mに渡って傾斜型ロックフィルダムの遮水工が施され、堤頂は小公園として整備されている。
【東屋】左岸遮水工の堤頂に整備された公園にある東屋の休憩所。
【じゃぶじゃぶ池】公園内には水遊びのできる小さな水辺があり、女神像や鹿の像が立っている。
【ビジターセンター】1階は地元草木染め、フェルトなどのクラフト商品を販売し、2階は湖が一望できるレストランになっている。
【1階ショップ】奥に2階に上がる階段があり、階段脇には等身大の「ラジウム星人」の縫いぐるみと泉質からラジウムと命名した旨の説明書きがある。
【2階レストラン】階段を上って行くと右手に大きな店内席があり、湖を見ながら食事を楽しめる。セルフサービスと会計は先払い方式だ。
【2階ベランダの天文台】屋上には大きな天体望遠鏡が設置され、星空の観察会なども開催していて満点の星空を体感できる。
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山梨 北杜市須玉 三代校舎ふれあいの里

【三代校舎ふれあいの里】山梨県北杜市須玉町の旧津金学校(小・中学校)にあった、明治、大正、昭和の校舎を活用して地域活性化の施設にしたもの。懐かしさを覚える学校の庭にはソメイヨシノが約30本あり桜の季節には花見客で賑わう。
【昭和校舎(おいしい学校)】1953年(昭和28)建設の昭和校舎は、イタリアンレストラン・パン屋・特産品販売・宿泊施設などを備えた「おいしい学校」として生まれ変った。
【大正校舎(大正館)】1924年(大正13)建設の大正校舎は「大正館」として、そば打ちやほうとうなどの体験や、田植え、稲刈りなどの農業体験ができる。
【明治校舎(須玉歴史資料館)】1875年(明治8)建設の近代西洋風木造建築の明治校舎(旧津金学校)は、「須玉歴史資料館」(入館200円、9:30〜17:00 水曜休)になっている。
【おいしい学校】須玉の地元野菜、特産物や「パン工房」のパン、「和食・古宮」や「イタリアンレストラン ぼのボ〜ノ」で食事を楽しめる。
【特産品売り場】地元の朝採り新鮮野菜や特産物の販売を行っている。
【パン工房】りんご「紅玉」を丁寧にカットして美味しく煮込んだ「津金のアップルパイ」や焼きたてパンを味わえる。親子で協力してパン作りを体験できる「パン教室」も開催(予約制、1組3000円)。
【ぼのボ〜ノ】イタリアンレストラン「ぼのボ〜ノ」では、地元の野菜や山菜などを多く使ったパスタやピザのほか、素材の旨味を引き出したコース料理もお勧め。
【和食・古宮】食事処「古宮」では、昔懐かしい「学校の給食」のセットもある。カレー・瓶入り牛乳・コッペパンなど昔の食器で幼い頃を懐かしんで楽しめる。
【香りの湯】天然温泉ではないが、ヨーロッパの伝統的な植物療法にのっとった本格的なハーブバス。季節別、昼夜別に、独自にハーブを調合するこだわりだ。平日15:00〜21:00 無休。大人300円。
【宿泊施設・B&B】B&B(Bed&Breakfast)の表玄関。玄関を入ると中庭となり、右手においしい学校、左手にB&Bのフロントがある。
【フロント】1泊2食付(1室2人)10,500円〜、水曜定休。バリアフリーの部屋(和室)もある。
【大正館】会議やイベントに利用できる有料の研修室・大規模調理室や囲炉裏のある休憩室もある。
【囲炉裏の休憩室】そば打ちやほうとう体験などで作ったそば、ほうとうをこちらで頂ける。
【須玉歴史資料館】1階は音楽室・カフェ、2階は常設展示・復元教室、3階は太鼓楼になっている。カフェ明治学校ではレトロな雰囲気そのままに旬のスイーツと珈琲を味わえる。
【バルコニー】2階バルコニーや3階は太鼓楼からは南アルプス・甲斐駒ヶ岳を背景にして校庭の桜を眺めることができ、近隣の自然豊かな風景とともに楽しめる。
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山梨 北杜市高根町 南八ヶ岳花の森公園

【道の駅南きよさと】山梨県北杜市高根町の国道141号沿いの南八ヶ岳花の森公園にある道の駅。毎年5月5日には「長沢鯉のぼり祭り」が行われ400〜500匹の鯉のぼりで彩られる。
【山頂エリア案内図】山頂の南八ヶ岳花の森公園には、展望台、体験農場、体験工房、石釜手作りピザ、わんぱく広場、軽食、植物園などがある。晴れた日は八ヶ岳が見渡せる。
【駐車場】駅舎「長沢宿」前の駐車場。駅舎は一段下にありアプローチのスロープを降りていく。駅舎側が小型車、国道側が大型車エリア。
【道の駅案内図】特産品販売所、農産物直売所、情報観光案内所、レストラン、BBQ、ドッグランなどがあり、山頂エリアとリフトカー「こいのぼり号」で結ばれている。
【エントランス】宿場門をイメージしたエントランス。エントランスをくぐると、右に特産品販売所、左に農産物直売所が建つ。
【リフトカー】山麓駅「まごい駅」と山頂駅「ひごい駅」を結ぶリフトカー「こいのぼり号」。
【まごい駅】山麓駅「まごい駅」でリフトカー乗車券往復300円を買う。片道でも往復でも同一料金だが、山頂へは遊歩道で歩いて行くこともできる。
【こいのぼり号】斜度37度のリフトカー。スキーのジャンプ台と同じ傾斜だそうだ。リフトカーから眼下の道の駅を望める。
【釣り掘】池の一部は、マスを釣ってその場で食べれる釣り掘「おさかな天国」になっていて、新鮮野菜、釣ったマス、買ってきた肉でバーベキューができる「WakuwakuBBQ」も傍にある。
【ドッグラン】池の反対側には、5月の上空に沢山の鯉のぼりが風に泳ぐ二千年広場や、犬と一緒に楽しめる無料のドッグラン「ワンWANランRUN」もあり、家族で一日楽しめる施設だ。
【ひごい駅】山頂駅が「ひごい駅」。リフトカーにのって山頂を目指すと三角屋根の展望台「希望の鐘」が見える。
【南八ヶ岳花の森公園入口】リフトカーを降りまっすぐ進むと円形に広場があり、周りには食の創造館、花工房、花一望が取り囲む。
【食の創造館】「野いちご」では、ソフトや軽食などの販売と石釜手作りピザ体験ができる。
【花工房】「緑の館」では押し花体験や押花絵額などの作品や土産品を販売している。
【花一望】自然のままに近い状態で、色とりどりの季節の花が咲き誇っていて、まるで花の絨毯のような花々が迎えてくれる。
【わんぱく広場】芝生が広がる広々とした空間。少し傾斜になった広場では、バドミントンやフリスビーで遊んでいる人がいっぱい。遊具も無料で貸出。
【たかねの泉】わんぱく広場の奥には小さな池もあり、白い睡蓮の花が可憐に咲き、カモが遊ぶ。
【花日和】植物園とかかれた展示温室。かっては食中植物園だったらしく、その名残がみられる。
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山梨 北杜市大泉町 八ヶ岳倶楽部

【八ヶ岳倶楽部】北杜市大泉町の八ヶ岳高原ライン沿いにある静かな雑木林に囲まれたギャラリー&カフェ。テラスで食事が楽しめるレストランや手作りの木彫、鉄と銅の鍛金、ステンドグラスなどが並ぶギャラリー、多目的ホール・ステージがある。
【案内図】敷地内にはギャラリー・レストラン・ステージなどの建物、園芸用品ショップ、雑木林、囲炉裏、枕木を利用した散策路などが点在する。テラスはペット連れもOKで、中庭の遊歩道を野鳥のさえずりを聞きながら散策できる。
【レストラン】メディアでもよく紹介される俳優の柳生博氏と家族が丹精込めて造り育てた寛ぎの庭園レストラン。
【レストラン店内】入口を入ると左右にテーブル席がある。優しさと木の温もりを感じる落ち着いた大人のムードが漂う林の中のレストラン。
【メニュー】八ヶ岳倶楽部特製のフルーツティー(小2人前1680円)やビーフシチューのパイ皮づつみ、スパゲティ、カレー、サラダなどが味わえる。
【フルーツティー】フルーツの味が紅茶に出た頃に運ばれてきて、テーブルには常に温まるよう固形燃料を入れた綺麗なガラス台にセットされる。
【テラス】愛犬と一緒に食事ができ、四季折々の中庭を眺めながら頂くフルーツティーも美味しい。
【中庭と中庭越しに見たギャラリー】テラスには爽やかな高原の風が吹き、木漏れ日が心地よい。
【園芸用品ショップ】ギャラリーと中庭の間ではマイナスイオンいっぱいの空間に、苗や園芸用品が展示販売されている。
【テラス廊下】テラス廊下沿いに園芸用品ショップや隣棟のギャラリー、雑木林の散策、アートの展示物鑑賞などを楽しめる。
【散策路からみるテラス】食事ができ、ショップを見たり、ギャラリーを見たり、雑木林を散策したりと、ゆったりくつろげる所だ。
【ギャラリー】家具や雑貨、苗なども販売している。それぞれが、趣味の良い手作り品が多いが、値段も結構良い。
【彫刻家具】ギャラリーではステンドグラスの作家の展示会が開かれていたりと
【出版物】オーナー柳生博氏の出版物も売っている。
【たき火鉢】外にはたき火用の鉢で薪が燃やされていて暖まる事が出来たり、ちょっと贅沢な時間を過ごせる。
【ステージへの散策路】2週ごとに変わる色んなジャンルの作家作品を展示販売しているステージへの散策路。
【ステージ】鉄を使って生き物たちの姿を愛らしく表現した加藤信義〜NOBUクラフト展が開かれていた。
【雑木林】八ヶ岳の自然の雑木林を切り開いて丹念に創られた雑木林。綺麗に手入れされた、背の高い木や低い木が美しい。野鳥も見れるかも。
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山梨 北杜市高根町 八ヶ岳高原大橋

【八ヶ岳高原大橋】中央道長坂ICと清里高原とを結ぶ県道28号にある大橋。平成10年に清里高原有料道路の一部として開通したが今は無料になっている。
【マップ】川俣川に架かる橋は、清里高原道路(県道28号)の「黄色い橋」が八ヶ岳高原大橋、八ヶ岳高原ライン(県道11号)の「赤い橋」が東沢大橋。
【展望駐車場】橋を眺めるには橋の東端(清里駅側)にある展望駐車場からがよい。
【八ヶ岳高原大橋】全長490m、谷の深さ110mの橋の下には川俣渓谷の川が流れている。
【大橋から北側の眺望】晴れてれば、北に八ヶ岳、南西に南アルプス、南に富士山が望めるすばらしい景色がみれる。
【大橋から南側の眺望】橋の上から下流方向(南側)を望む。川沿いに民家と国道141号・清里ラインの月の木上橋が見える。
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2011年09月24日

山梨 北杜市清里 清里丘の公園

【清里丘の公園】八ヶ岳南麓・清里高原にある清里丘の公園は、標高1100mにあるカラマツ林に囲まれた家族で楽しめる県営の総合レジャー公園。駐車場はレジャーハウスとアクアリソート清里前にある。
【案内マップ】県道141号清里ライン上には小須田牧場、萌木の村が、清里ラインの丘の公園入口信号を左折し、牧場通りを清泉寮方向に進むと左手に清里丘の公園がある。
【レジャーハウス】パターコース・テニスコート・ドッグラン・工芸教室などの受付を行うレジャーハウス。工芸教室は手ぶらOKで、親切丁寧に教えてくれるので小さい子供でも大丈夫。
【案内図】公園内には、パブリックゴルフ場を中心に温水プールのアクアリゾート清里、かけ流し温泉の天女の湯、パターコースやドッグラン、オートキャンプ場などがある。
【ハウス内部】工芸教室は木工部門/本棚1000円、マガジンケース1000円、おもちゃ部門/くるま500円。パターゴルフは1050円〜 、テニスは1時間1260円〜(季節により異なる)。
【パターゴルフ場(富士コース)】公園内には18Hのパターゴルフ場が2コース(富士コース、八ヶ岳コース)ある。広大な敷地に天然芝の本格的なパターゴルフ場だ。
【キャンプ場案内図】オートキャンプサイト63区画とログハウス8棟があり、サニタリーには炊事場、コインランドリー、コインシャワーが完備している。
【オートキャンプ場】管理棟前に並ぶバンガロータイプの小さなログハウス。小高い木々に囲まれた自然を満喫できる。
【天女の湯】清里丘の公園アクアリソート清里内に建つ日帰り温泉施設。天然温泉の天女の湯と、ジャグジー完備の温水プールからなる。
【大浴場】全面ガラス張りの広く明るい浴室。外の木々の景色を眺めながらの湯浴みが楽しめ、自然の中の大浴場という雰囲気だ。
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山梨 北杜市清里 小須田牧場

【小須田牧場入口】清里高原にある小須田牧場は、県道141号沿い清里のほぼ真中に位置し、赤い屋根のレストラン・ロビンと馬の像が目印。牧場の中で馬と自然に触れ合える。
【案内マップ】県道141号清里ライン上には小須田牧場、萌木の村が、清里ラインの丘の公園入口信号を左折し、牧場通りを清泉寮方向に進むと左手に清里丘の公園がある。
【小須田牧場】競馬をやってる人なら知ってると思うが、ノーザンテースト産駒のマチカネタンホイザや、1997年の菊花賞優勝馬マチカネフクキタルが功労馬として余生を過ごしている牧場だ。
【案内図】入口を入ると目の前には放牧地が広がり、奥に向かって敷地全体がなだらかな斜面になっていて、その1段高い所に馬場やクラブハウス・厩舎がある。
【放牧場】女性・子供や初心者を対象とした乗馬牧場で、乗馬クラブではなく牧場空間を大切にしている牧場を目指している。
【放牧場の馬】近くで見てみるととても大きく感じ迫力満点だ。一見こじんまりとした牧場だが、けっこう歩く距離がある。
【置馬場から放馬場をみる】赤い屋根の馬舎や木のロッジが目を引く。
【厩舎】乗馬体験は夏季9:00〜17:30 冬季9:15〜16:00、水曜定休(GW、夏休みは無休)。
【厩舎の馬】馬はサラブレット、トロッター、ハーフリンガー、ハンター、ポニーなどの馬の種類がいるのでいろんな馬に乗って楽しめる。
【アイオワハウスから厩舎をみる】乗馬できる馬もポニーから成馬まで選べ、普通の体験乗馬とは一味違った乗馬を経験できる。
【アイオワハウス】晴れた日にはテラスから、前に富士山、後ろに八ヶ岳連峰を眺めることが出来る。
【ハウス内部】落ち着いた雰囲気が漂うカントリースタイルの店内で、薪ストーブの火を眺めながらの食事を味わえる。
【馬場と厩舎】乗馬体験コースは様々あり、引き馬(1350円〜)で乗ったり、レッン(4ス0分6000円)を受けて練習したり、親子(2000円)で乗馬を楽しめる。
【角馬場】きれいに整備された馬場。フリー(45分5700円)もあるので初心者から経験者まで幅広く楽しむことができる。
【丸馬場と置馬場】馬場は大きめの角馬場と小さめの丸馬場の2つあり、馬場の周りに置馬場がある。
【マチカネフクキタル】種牡馬引退後2010年からここで過ごしている菊花賞馬マチカネフクキタル。
【コテージ】牧場生活を体験するファームステイも面白い。和洋室3500円/人(2〜4人部屋)、コテージ1棟20000円(4人部屋)〜35000円(7人部屋)。
【カントリーキッチン・ロビン】入口駐車場前に、2010年4月にオープンしたカントリー&ウエスタン調のレストラン。
【ロビン内部】ステーキ、高原野菜たっぷりのハンバーガー、野菜をふんだんに使ったハヤシライスなどを頂ける。
【テラス】牧場で乗馬を体験してお腹が空いたら、レストランによってみるのもよい。のどかな牧場風景で食べるバーベキューは格別。
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山梨 北杜市清里 萌木の村

【萌木の村】清里高原にある萌木の村は、県道141号沿い清里のほぼ真中に位置し、3万平方mの広さをもつこの村は、自然を愛する若者の手で誕生したショッピング&グルメのビレッジ。
【案内マップ】県道141号清里ライン上には小須田牧場、萌木の村が、清里ラインの丘の公園入口信号を左折し、牧場通りを清泉寮方向に進むと左手に清里丘の公園がある。
【北エリア案内図】萌木の村作りの原点となった喫茶店ロックをはじめ、オルゴール博物館や地ビールレストラン、クラフト工房、雑貨店、ホテルなど20軒ほどの個性的な店が集まっている。
【南エリア案内図】落着いた静かな雰囲気の店が多く、手作りケーキ、アイスのケープコット、陶器小物のエレン、彫金のメイン、ドライフラワーのルーシー、レザークラフトのメリーマークなどがある。
【南エリアの広場】萌木の村の一番南に位置し、ピクニックバスのバス停、第一駐車場に面している。
【ホール・オブ・ホールズ】世界に1台しかない「リモネール1900」「モーツアルト・バレルオルガン」や貴重なアンティークを集めたオルゴール博物館。
【フェアリーテイルズ】高原の草花に囲まれてティータイムが愉しめる森の小さなローズガーデン。バラ苗・山野草も販売している。
【エッセンガルテン】ワインをはじめ、山梨の味が揃う食品と癒し雑貨の店。地元のこだわりの名産品・土産品が買える。
【エッセンガルテン店内】萌木の村オリジナルの花豆のロールケーキや蜂蜜、手作りジャム、白桃の果汁漬などこだわりの一品が手に入る。
【木のオブジェ】エッセンガルテン右側面にある、3人の女の子が仲良く手を繋いでる木のオブジェ。
【萌木の村広場案内標識】フェアリーテイルズ裏、南エリアと萌木の村広場の境にある案内標識。左に進むと萌木の村広場、右が南エリア。
【キャロル】南ゲート前にあるオリジナルホームメイドケーキの店。焼き菓子の香り広がるティールームで季節の味を楽しめる。
【バードハウス】キャロル向かいのフクロウを中心とした野鳥商品と日本の野生動物商品の専門店。八ヶ岳山麓の清里、大泉、野辺山近辺のバードウォッチングのガイドもやっている。
【萌木の村広場南ゲート】案内標識の先にある萌木の村広場への南ゲート。萌木の村広場は夏には清里フィールドバレエのステージになるなど様々なイベント会場になっている。
【ブルーベルヒル】左の芝生広場が萌木の村広場。正面の建物は八ヶ岳南麓の地場産の商品を集めた食品館、ヨーロッパ雑貨やアクセサリーの店など3つの店が入るブルーベルヒル。
【語らいの火】萌木の村広場の石炉。冬には焚火がが焚かれ、火の周りでは自然と語らいが生まれる。向かいには外国と日本の文化を合わせた個性的な外観のショップが並んでいる。
【森のメリーゴーランド】手作りスイーツやランチが楽しめる「メリーゴーラウンドカフェ」と360度森に囲まれた「カントリーフードテラス」の間にあるメリーゴーランド。
【メリーゴーランドから広場をみる】広場の北エリア側には、開村時に植樹したしだれ桜「萌木の桜」が高地には珍しく根付き花を咲かせる。
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山梨 北杜市大泉 県立まきば公園

【まきば公園】県立まきば公園は八ヶ岳南麓の標高1100〜1200mの高原に広がる県立八ヶ岳牧場の一部を開放してつくられた、雄大な自然と広大な緑の牧草地の中で動物とのふれあいが出来る公園。
【マップ】清泉寮から八ヶ岳高原ライン(県道11号)を小淵沢方面に向かい、赤い橋でおなじみの東沢大橋を過ぎた先の左側にある。
【まきばの館駐車場】まきばの館周りにある乗用車148台、大型バス4台の駐車場。少し離れたところには大駐車場も準備されている。開園期間 4/20〜11/10、開園時間 9:00〜17:00、月曜休園。
【案内図】牧場は12haの広さがあり、まきばの館、まきば広場、自由広場(ステージ)、動物ふれあい広場(動物舎)、ポニー広場、ひつじ牧場、野鳥の森などがある。
【駐車場からの全景】公園はコミュニティーホールやレストランのあるまきばの館を中心に色々な広場を備え、動物とのふれあいを通じて楽しく過ごせる憩いの場となっている。
【まきばの館】レストランでは、県特産の畜産物を素材にした山梨の味を満喫でき、コミュニティーホールは畜産資料展示室を備えた情報発信の場になっている。
【動物ふれあい広場】羊や山羊やウサギなどの小動物とふれあえる牧草地があちこちにあり、小さな子供から大人まで楽しめる公園だ。
【自由広場】牧草地の向こうには秩父山系の山々や、遠くには富士山が見渡せ、後ろ側には赤岳をはじめとする八ヶ岳の山々が間近に見える。
【県産農畜産物販売テント】駐車場の一角にあるJA梨北・農畜産物消費拡大推進協議会のテント。
【売店】山梨名物の巨峰・桃や朝採れ新鮮野菜などの県産農畜産物の販売を行なっている。
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山梨 北杜市大泉 東沢大橋

【東沢大橋】川俣川東沢渓谷に架かる通称「赤い橋」と呼ばれる長さ90mの東沢大橋。八ヶ岳高原ラインのベストビューポイントで山梨県有数の新緑・紅葉の名所。
【マップ】川俣川に架かる橋は、清里高原道路(県道28号)の「黄色い橋」が八ヶ岳高原大橋、八ヶ岳高原ライン(県道11号)の「赤い橋」が東沢大橋。
【東沢大橋展望台】橋の東側(清里駅側)の展望台(レストハウス赤い橋)に車を停めて景色を楽しむことができる。
【レストハウス赤い橋】香ばしいワッフルコーンを使用した清里ミルクプラントのソフトクリームが美味しい。
【売店】地産地消に心掛けた、蕎麦うどんの食堂、土産物、地域情報の発信をしている。
【展望台】川俣川東沢渓谷(東沢大橋〜吐竜の滝)沿いには、遊歩道が整備されているので、トレッキングをしながら渓谷美が堪能できる。
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山梨 北杜市清里 清泉寮・清泉寮新館

【清泉寮】八ヶ岳の南麓に広がる山梨県清里高原にある総合宿泊施設。清泉寮の名前の由来は、旧清里村と旧大泉村に跨って作られたことから。手前は清里の創設者ポール・ラッシュ像。
【マップ】清里ライン(県道141号)丘の公園入口信号を左折し、牧場通りを八ヶ岳高原ライン(県道11号)方向に進むと左手にある。
【清泉寮玄関】真青な空と八ヶ岳の背景に映える赤い屋根は清里のランドマークでもあり、玄関のXマークは聖アンデレの十字。八ヶ岳自然ふれあいセンターややまねミュージアムなどが併設されている。
【案内図】周辺には、土産品ショップジャージーハット、清泉寮レストランや、イベントが行われるファームショップ、手作りパンとジャムの清泉寮パン工房などがある。
【フロント】赤い屋根が印象的なモダンな西洋風の清泉寮には宿泊もできる。
【ロビー】70年の歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気の、赤い絨毯に暖炉のあるロビー。
【ショップ】フロント横の喫茶室だった所に2011年4月新オープンした売店「清泉寮セレクトショップ」。
【ショップ内部】女性が楽しめる店がコンセプトの、アメリカ直輸入の雑貨やステーショナリー・アクセサリー専門のショップ。
【清泉寮レストラン】山小屋風の2階建てで、1階は喫茶室、2階がレストランになっている。
【レストラン入口】仔牛のハンガリア風料理などディナーは要予約。喫茶ではジャージー種のミルクやソフトクリームが頂ける。
【ジャージーハットへの散策路】清泉寮から土産品ショップを兼ねたテラス付きのジャージーハットへの散策路。
【ジャージーハット】キープ農場で搾られたジャージー牛乳やヨーグルト、ソフトクリームなどの乳製品の外、足湯用のタオルも販売している。
【軽食コーナー】シーズン中には行列の絶えない人気の「清泉寮ソフトクリーム」で有名。
【売店】清泉寮限定の雑貨や、カントリー雑貨など、見ているだけでも楽しくなる商品がいっぱい。
【キープ温泉清里の足湯】ジャージーハットのテラスに造られた「キープ温泉 清泉の足湯」。テラス眼前には牧草地が広がり、後ろに八ヶ岳、前に富士山・南アルプスなどが一望できる。
【ジェットつきの浴槽】大人が6人くらい並んで座れるくらいの足湯。清泉寮ソフトクリームを食べながら足湯に浸かり、弱アルカリ性炭酸泉のツルツル感と温まりを楽しめる。
【足湯からの眺望(左)】晴れていれば目の前に富士山、右には南アルプスが望める。
【足湯からの眺望(右)】遠く雲に霞む南アルプスの山々や眼前の牧草地の大パノラマは圧巻だ。
【ジャージーハットテラス】散策路からジャージーハットのテラスをみる。天気が良ければ背後に八ヶ岳が望める。
【清里ピクニックバス】清里や大泉の観光名所を巡るレトロな周遊バス(1日周遊券大人600円、1回乗車券大人300円)。運転手のガイドもある。
【清泉寮新館】2009年4月にオープンした清泉寮の後ろ側に位置する新館。
【新館アプローチ】和室や洋室、メゾネットの3タイプの部屋が計20室あり、温泉やレストランも併設。
【新館フロント・ロビー】たくさんの木を使った吹き抜けの広々とした新館フロント・ロビー。
【ロビーにあるポール・ラッシュ胸像】木の質感を生かされた館内はとても開放的で居心地がいい。
【通路】木の香りのする高い天井と開放感のある大きな窓が印象的。
【新館客室棟】広い部屋とバルコニーからの眺めの良さ。薪をくべる本格的な暖炉も設備されている。
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山梨 北杜市清里 八ヶ岳自然ふれあいセンター

【八ヶ岳自然ふれあいセンター】八ヶ岳南麓一帯の自然環境を保全しながら、自然とのふれあいを通して、その仕組みを学習し理解する場「八ヶ岳環境と文化のむら」の中心施設として設置された施設。
【マップ】清里ライン(県道141号)丘の公園入口信号を左折し、牧場通りを八ヶ岳高原ライン(県道11号)方向に進むと清泉寮の前にある。
【センター玄関】八ヶ岳自然ふれあいセンターは、八ヶ岳山麓の自然に関する情報を集めた施設で、書籍の閲覧やレンジャーへの質問ができるほか、植物や鳥の情報などもわかる。開館9:00〜17:00(7-9月〜18:00 11-2月〜16:00)、火曜休館、無料。
【案内図】大画面映像や展示パネル等により自然環境に関する情報と学習の機会を提供していて、自然観察路や園地では豊かな自然を体験できる。周囲には全長1.3kmの木材チップが敷かれた自然歩道もあり、自然観察もできる。
【インフォメーション】インフォメーションボードにはパンフレットやイベント情報が掲示され、横には人気シカの「スター君」が迎えてくれる。
【みんなの遊び場】八ヶ岳の動植物に関する情報から、自然観察などのガイドも行っている。周辺のハイキングコースのマップも貰える。
posted by 日本の秘湯 at 10:27 | 口コミ情報(0) | 小旅行甲信越 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長野 南牧村野辺山 JR鉄道最高地点

【JR鉄道最高地点】JR小海線の長野県の南端に位置する野辺山駅近くにある標高1,375mのJR鉄道最高地点。JR最高地点は踏切になっていて、踏切のそばには「JR鉄道最高地点」と大書した標柱と、その隣には鉄道神社も作られている。
【マップ】野辺山駅から車で5分、2.3kmほど清里駅寄りにあり、周辺には レールがご神体の神社やレストラン、記念碑がある。小海線と国道141号旧道が交差する踏切がJR鉄道最高地点で、真の最高地点を示す標識は踏切警報機の傍にある「勾配標」。
【レストラン】JR鉄道最高地点にある山小屋風の和風レストラン「最高地点」。窓から雄大な八ヶ岳を眺めながら食事ができる。店主が心を込めて打つ「手打ちそば」が美味しい。
【鉄道神社】そばには鉄道神社があり、ご神体として鉄道レールの輪切りが祀られ、その上に小海線を走っていたC-56蒸気機関車の先頭車輪がシンボルとしてご神体を守るように鎮座している。
【JR鉄道最高地点の石碑】踏切りの南側にはJR鉄道最高地点の石碑が建ち、碑の側面には「幸せの鐘」が設置してある。
【幸せの鐘】列車が通過する時にこの鐘を鳴らすと幸せを手に入れる事ができるそうだ。
【鉄道最高地点の踏切】最高地点を示す勾配標と踏切の向こうには、全室より八ヶ岳が一望できる八ヶ岳グレイスホテルがみえる。日帰り入浴もできる「貴宝石大浴場」(17:00〜22:00、600円)もある。
【最高地点を示す勾配標】どちらからも下りを示す勾配標。ここが峠のピーク(JR鉄道最高地点)であることが解る。ここから清里方面は22‰(パーミル)の下り坂を表す鉄道標識で、反対側は3‰とある。
【踏切より野辺山駅方向を見る】野辺山方面は3‰(パーミル)なのでほぼ平面に見える。1パーミルの勾配は1,000m進むと1mの高低差があることを示す。
【踏切より清里駅方向を見る】清里方面は22‰(パーミル)なので僅かに下っているのが判る。
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長野 南牧村野辺山 野辺山電波天文台(野辺山宇宙電波観測所)

【野辺山電波天文台】八ヶ岳の麓、長野県南牧村に位置する日本を代表する電波天文台。宇宙電波観測所と太陽電波観測所がある。
【マップ】JR小海線野辺山駅から約1.5km。徒歩40分ほど。駐車場脇の守衛所で記帳すれば見学は自由にできる。
【守衛所】構内の一部が見学コースとして公開され自由に見学ができる。見学時間 8:30〜17:00、年末年始を除き無休、入場無料。守衛所から45m電波望遠鏡まで約600mある。
【案内図】45m電波望遠鏡、ミリ波干渉計、電波ヘリオグラフなど最先端の観測装置が設置され、国内外の天文学者がこれらの装置を用いて、宇宙に関わるさまざまなテーマの研究が進められている。
【展示パネルコーナー】守衛所を入り見学路を本館方向に進むと右手にある展示パネルのコーナー。施設案内や電波望遠鏡の説明などの解説パネルが設置されている。
【本館】世界中の研究者に解放され、国内外から多くの研究者が電波天文学の研究や装置の開発・改良などを行い、電波天文学における国際的な拠点となっている。
【ミリ波干渉計観測棟】6台のアンテナをケーブルでつないで同時に観測することで、最大で直径約600mの電波望遠鏡に相当する解像力で天体画像を描き出す。
【10mミリ波干渉計】南北と東西レールの分岐点付近から10mミリ波干渉計をみる。南北レールに2台、東西レールに4台の計6台の10mミリ波干渉計が並んでいる。
【東西レール上の10mミリ波干渉計】アンテナは専用の移動用台車を使い、最適な観測位置へと場所を変えることができる。
【東西レールの端から10mミリ波干渉計をみる】ミリ波干渉計は天体の様子を細かく調べることに威力を発揮してきた。
【展示コーナー】見学路をミリ波干渉計から45m電波望遠鏡へ向かう途中にある展示コーナー。コーナーには休憩用のベンチも設置されている。
【見学路から45m電波望遠鏡をみる】ゲートからほぼ一直線に伸びる突当りに45mアンテナが天を仰ぐ。手前は南北レール上の10mミリ波干渉計。
【45m電波望遠鏡】「ミリ波」と呼ばれる電波を観測できる電波望遠鏡では世界最大の口径。この大口径を活かして天体からのかすかな電波をとらえる。
【観測棟2階展示室】2階が展示室になっていて、これまでの研究成果の紹介や、観測機器、アンテナパネルの分解模型などが展示されている。
【45mパラボラアンテナ】大きな望遠鏡は、傾けた時に自分自身の重さで鏡面が変形してしまうので、この望遠鏡の骨組み構造は、鏡面が変形しても新しいパラボラ面を作り、電波を効率よく集めるように設計されている。
【背面からみた45m電波望遠鏡】パラボラ周囲の円周道路を巡ってパラボラの背面を見ることができる。鏡面精度を維持するための温度管理の必要性から、45m電波望遠鏡のパラボラ背面はパネルで覆われている。
【太陽電波強度偏波計】太陽からくる電波の強さと電波の特性(偏波)を測定し、太陽活動の様子を調べる装置。口径の違う8台のアンテナを使い、7つの周波数を同時に観測している。
【アンテナの屋外展示】かつて使われていたアンテナがいくつか屋外展示されている。左(橙)が太陽電波強度偏波計、右(白)が電波へリオグラフ。右奥の建物の鉄骨のようなものは日本初の電波望遠鏡。
【電波へリオグラフ】太陽専門の電波望遠鏡。84台の80cmアンテナを使い、直径500mの電波望遠鏡に相当する解像力を実現している。
【裏門からの眺め】直径80cmのパラボラアンテナ84基を東西490m、南北220mのT字型に配置。
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長野 小海町 松原湖

【松原湖】長野県南佐久郡小海町にある、猪名湖・長湖・大月湖という3湖の総称。一般には3湖の中でも最大の猪名湖単体を指す。10月下旬から11月上旬の紅葉が美しい。
【松原湖マップ】千曲川沿いにJR小海線と並走する国道141号の松原湖入口から看板通りに山を登った先にある。周辺に一周する散策路が整備されており、貸しボートと民宿が数軒ある。
【松原湖】パターゴルフ場、マレットゴルフ場、オートキャンプ場、釣り堀、アスレチック、テニスコート、スケートセンターなどアウトドア施設が充実。美術館、コテージや貸別荘、温泉もあり高原ライフが満喫できる。
【八ヶ岳連峰】左から横岳、硫黄岳、天狗岳、稲子岳が見える。八峰の湯からさらに山中に入ると、八ヶ岳登山基地の一軒宿「稲子湯」(標高1500m)、日本最高所の露天風呂本沢温泉「雲上の湯」(標高2150m)がある。
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長野 茅野市 麦草峠(メルヘン街道最高地点)

【麦草峠】麦草峠は、長野県茅野市と佐久穂町の間にある標高2,127mの峠で、国道299号メルヘン街道の最高地点。45mの僅差であるが、国道では渋峠(2,172m)に次いで2番目に標高が高い。
【マップ】北八ヶ岳の丸山と茶臼山の間に位置し、蓼科諏訪地域と佐久地域との境で、茅野市と佐久穂町の境界地点(麦草ヒュッテ入口)よりも佐久穂町側に数100m寄った地点にある。
【白樺林】佐久穂町側の白樺林。峠付近には白駒の池があり、白駒の池有料駐車場(500円)に車を停め八ヶ岳へのハイキングもできる。
【茅野市側から見た麦草峠】峠付近は比較的なだらかだが、それを過ぎると両側とも勾配が厳しく狭いヘアピンカーブが続く。
【麦草ヒュッテ入口】麦草峠最高地点から茅野方面に数100m降りた所にある麦草ヒュッテ入口。冬季はメルヘン広場〜林業センター間は通行止になる。
【麦草ヒュッテ】喫茶や蕎麦などの軽食、宿泊もできる山荘「麦草ヒュッテ」。八ヶ岳トレッキング、山野草観察、湖沼めぐり、野鳥観察などの拠点。
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長野 茅野市 蓼科中央高原 横谷峡(乙女滝・横谷温泉旅館)

【横谷峡】奥蓼科温泉郷の渋川に沿って、横谷温泉から明治温泉にかけての約4kmが横谷峡と呼ばれる美しい渓谷。ハイキングコースが整備され、横谷観音や乙女滝など見所も多い。初夏の新緑、秋の紅葉、冬の氷爆時期がお薦め。無料駐車場もある。
【遊歩道マップ】横谷峡入口と横谷観音にバス停があり、タクシーを呼ぶこともできるので、車でもどちらかに車を止めて行きか帰りにバスかタクシー(約2000円)を使うこともできる。12月下旬〜3月下旬には滝が氷結して氷瀑群がライトアップされる。
【駐車場】乙女滝だけを訪問するならば、一番下流側の横谷温泉旅館傍の駐車場を利用すると便利。上流側の横谷観音駐車場を利用すると乙女滝までは約2.7km、小一時間ほど歩く。
【乙女滝への遊歩道】駐車場から遊歩道の階段を降りていくと5分ほどで乙女滝にでる。横谷峡には乙女滝の他に「霧降の滝」「王滝」「おしどり隠しの滝」がある。
【乙女滝】乙女滝は、落差20mぐらいだが滝のすぐ間近まで近づける。マイナスイオン値が20000だそうで、実際、霧のような水しぶきを受けて爽快だ。
【滝上】午前中(10時くらいまで)だと、太陽の光が乙女滝にあたり飛沫に虹がかかってるように見えるそうだ。
【中段】祈りを捧げると叶う伝説の滝で、昔、乙女だった人でも願いが叶うという重宝な滝だ。
【下流】下を流れる渓流は「渋川」で、名前の通り鉄分が多く赤茶色の川底をしている。
【横谷渓谷】緑の木々が茂り小鳥のさえずりが響く対岸には時々日本カモシカが顔を見せ、鹿やふくろうなど様々な山の動物に出会えるそうだ。原生林の雰囲気が漂う森はマイナスイオンが一杯。
【横谷温泉旅館入口】山の温泉の風情がある「信玄の隠し湯」であったという歴史ある「横谷温泉旅館」の入口。トイレは開放されていて、宿泊や日帰り入浴客(1500円)でなくても利用できる。
【横谷温泉旅館】横谷温泉旅館は江戸時代から諏訪藩御用達の温泉を守り続け、巨石露天風呂は季節それぞれの横谷峡の景色を楽しめる。泉質は単純炭酸鉄泉の柔らかい肌触りの湯。
【横谷峡遊歩道】旅館の右にも下に降りる遊歩道があり、渓流沿いに点在する乙女滝、霧降の滝、屏風岩、王滝を経て横谷観音へ。大小の滝や巨岩が点在していて、ダイナミックな渓谷美を楽しめる。
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2011年09月25日

長野 茅野市 白樺高原 女神湖

【マップ】ビーナスラインは、諏訪ICから蓼科、白樺湖、車山、霧ヶ峰、美ヶ原高原へと続く信州でも人気の総延長75km、平均標高1400mの高原ドライブコース。茅野市街を抜け蓼科湖を過ぎるとカーブを繰り返し、高度を上げて高原地帯に入っていく。
【断面図】白樺湖を越えると視界も開け、爽やかな高原道路となり、車山、霧ヶ峰高原周辺では初夏にニッコウキスゲが沿道を彩る。ビーナスラインの終点は標高2000mの美ヶ原高原。そこは大草原と素晴らしい展望が広がる美しい高原だ。
【女神湖】蓼科山(2530m)の北西麓にある周囲約2kmの人造湖。女の神山と呼ばれる蓼科山の水をたたえる湖畔には、散策路やレストラン・売店がある女神湖センターがある。
【案内マップ】1周30分ほどで歩ける湖畔の遊歩道もきちんと整備されているので、心地よい風も吹く中、ゆっくり散策を楽しむことができる。
【女神湖センター】湖の南岸の女神湖センターでは、地元の特産品や信州ならではの土産品を豊富に揃え、店頭では農家直送の採れたて新鮮野菜も販売している。レストランでは地元の有機野菜や自然卵など素材にこだわったメニューを味わえる。
【蓼科世界工芸館】1996年に女神湖畔にオープンした美術館。ヨーロッパを中心とした世界18カ国から、ベネチアングラス・オルゴール・家具など美術工芸品を集め展示している。価格も示されていて気に入った品はその場で購入することができる。
【公園】女神湖を爽やかな風が吹き渡り、気温は平地より約10℃低くクーラー無しの環境だ。爽やかな高原で、テニスやサイクリング、女神湖のボートで汗を流し、霧が峰の一面の花も楽しめる。
【女神の像】女神像の台座に刻まれている伊藤左千夫の歌「信濃には 八十の群山 ありと云へど 女の神山の 蓼科われは」。女神像の向こうには女神湖の湖面が広がる。
【女神湖】かつて赤沼平とよばれ、河童が住んでいたという伝説が残る湿原を堰き止めてできた人造湖。
【ボート乗り場】周りの美しい緑を見ながらゆったり漕ぐボートは下界の雑踏を忘れさせる。視点を上に上げると雄大な蓼科山を臨むことができる。
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長野 茅野市 白樺高原 蓼科ふれあい牧場

【マップ】ビーナスラインは、諏訪ICから蓼科、白樺湖、車山、霧ヶ峰、美ヶ原高原へと続く信州でも人気の総延長75km、平均標高1400mの高原ドライブコース。茅野市街を抜け蓼科湖を過ぎるとカーブを繰り返し、高度を上げて高原地帯に入っていく。
【断面図】白樺湖を越えると視界も開け、爽やかな高原道路となり、車山、霧ヶ峰高原周辺では初夏にニッコウキスゲが沿道を彩る。ビーナスラインの終点は標高2000mの美ヶ原高原。そこは大草原と素晴らしい展望が広がる美しい高原だ。
【蓼科ふれあい牧場】夏は高原ハイク、冬は白樺高原国際スキー場として人気の牧場。ウサギやミニブタ、ヒツジやヤギが放し飼いにされ、直接ふれあいができるので子どもたちに人気だ。無料。
【案内マップ】蓼科第一牧場(蓼科ふれあい牧場)では、可愛らしい動物達とのふれあいが楽しめ、少し離れた蓼科第二牧場では、広大な草原を自由に駆け巡る馬達やのどかに草を食む牛達の姿が眺める。
【白樺高原総合観光センター】白樺高原の総合案内所兼ゴンドラリフト山麓駅。「蓼科牧場」と高山植物と野鳥の楽園「御泉水自然園」のある山頂駅まで約7分の空中散歩を楽しめる。
【駐車場】白樺高原国際スキー場横に、駐車場があって牧場のすぐ側に車をとめることが出来る。ゴンドラリフトで山頂へ登れば北アルプスの雄大な景色が眺望できる。
【牧場とゴンドラリフト】なだらかに広がる牧場は、のどかな雰囲気に包まれている。
【ポニー】タテガミがふさふさのポニー。無料で動物とふれあえるのがいい。
【アルパカ舎】若い女性に人気があるため誘客につなげようと町が、栃木県那須町のアルパカ牧場から借りた2頭のアルパカが期間限定で仲間入りした。
【草を食むアルパカ】今年7月12日から9月末ごろまで滞在予定とのこと。
【アルパカ】1歳の雄の「翔」と「大地」で、もこもこした毛に大きな目、特徴的な鳴き声が愛らしい。
【厩舎のアルパカ】ペルー、チリ北部の海抜3,500〜5,000mのアンデス高原地帯で放牧されている。
【翔くん】アルパカは、南米アンデス地方に生息するラクダ科の動物で、顔がかわいらしく、人なつこいおとなしい動物。
【大地くん】ゴンドラリフトで標高1800mまで上るなど、既に人間に慣れているため、いずれ観光客向けの散歩体験などを企画するという。
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長野 茅野市 白樺高原 白樺湖・銭岩

甲信の高原と木曽路の旅」(2011.8.25)で2回目の訪問。前回の「上高地と奥飛騨の秘湯巡り」(2008.10.29)では秋の訪問だったが、今回は夏の季節を楽しむ。
【マップ】ビーナスラインは、諏訪ICから蓼科、白樺湖、車山、霧ヶ峰、美ヶ原高原へと続く信州でも人気の総延長75km、平均標高1400mの高原ドライブコース。茅野市街を抜け蓼科湖を過ぎるとカーブを繰り返し、高度を上げて高原地帯に入っていく。
【断面図】白樺湖を越えると視界も開け、爽やかな高原道路となり、車山、霧ヶ峰高原周辺では初夏にニッコウキスゲが沿道を彩る。ビーナスラインの終点は標高2000mの美ヶ原高原。そこは大草原と素晴らしい展望が広がる美しい高原だ。
【案内図】周囲約6kの湖畔のまわりには温泉、美術館、レジャーランドなどの施設が点在し、湖面ではボートや遊覧船などのレイクレジャーが楽しめる。
【池の平ホテル】白樺湖東岸にあるボーリング場・温水プール・大温泉・ゲーム施設などがある大型ホテル。周辺のアミューズメント施設も運営する。
【白樺湖ファミリーランド】遊園地のレイクランドエリア、アウトドア感覚で遊べるミニカナダエリア、子どもの国、わんニャン村(別料金)、ハムスターワールド(別料金)がある。
【蓼科テディベア美術館】ファミリーランド横のツインパーク21エリアにある美術館。世界各国の衣装を着たテディベア7000点を展示。隣には世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール美術館がある。
【東岸からみる白樺湖(左)】ファミリーランド駐車場から白樺湖の南岸エリアをみる。
【東岸からみる白樺湖(右)】ファミリーランド駐車場から白樺湖の北岸エリアをみる。
【カフェレストラン】南岸にあるカフェレストラン「モンテローザ」とその前の駐車場。
【噴水塔】湖の真ん中辺りにある石組の噴水塔。残念ながら訪問時には噴水は出ていなかった。
【南岸からみる白樺湖(左)】モンテローザ駐車場からの眺望。
【南岸からみる白樺湖(右)】モンテローザ駐車場からの眺望。
【南岸遊歩道】銭岩の案内標識。公衆トイレ向かいのホテルの右側の細い道を100mほど山に登ったところにある。
【銭岩】ここから宋銭が多数出土し付近を信玄の棒道が通っていることから、信玄の軍用金の隠し場所がこの周辺にあったのではないかとの伝承がある。
【北岸からみる白樺湖(左)】白樺湖観光センター駐車場からの眺望。左は白樺湖ビューホテル。
【北岸からみる白樺湖(右)】白樺湖観光センター駐車場からの眺望。正面は南岸の亀屋ホテル。


(1回目の訪問 2008.10.29)
ビーナスライン(蓼科有料道路、茅野〜蓼科高原〜白樺湖)の終点。周辺にはおしゃれなホテル、ペンションやレストランも多いリゾート地。
秋には名前のとおり白樺やブナやカラマツなどが美しい紅葉を見せる。
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長野 茅野市 車山高原

甲信の高原と木曽路の旅」(2011.8.25)で2回目の訪問。前回の「上高地と奥飛騨の秘湯巡り」(2008.10.29)では秋の訪問だったが、今回は夏の季節を楽しむ。
【マップ】ビーナスラインは、諏訪ICから蓼科、白樺湖、車山、霧ヶ峰、美ヶ原高原へと続く信州でも人気の総延長75km、平均標高1400mの高原ドライブコース。茅野市街を抜け蓼科湖を過ぎるとカーブを繰り返し、高度を上げて高原地帯に入っていく。
【断面図】白樺湖を越えると視界も開け、爽やかな高原道路となり、車山、霧ヶ峰高原周辺では初夏にニッコウキスゲが沿道を彩る。ビーナスラインの終点は標高2000mの美ヶ原高原。そこは大草原と素晴らしい展望が広がる美しい高原だ。
【車山高原スカイパーク】霧ヶ峰の主峰車山の北東斜面にあり、山頂からの眺望は素晴らしく、富士山をはじめ南アルプス・中央アルプス・北アルプス・浅間山・八ヶ岳連峰と360度の展望が楽しめる。
【案内図】車山ビジターセンターのあるスカイシティ、レストランやスキースクール受付のスカイプラザ、託児所・仮眠室のあるスカイゲイトなど様々な建物と色々なサービスを行っている施設がある。
【スカイシティ】スカイシティ1階にある車山ビジターセンターの入口。1階は無料休憩所・総合インフォメーションになっている。
【総合インフォメーション】車山高原や周辺観光地の案内、車山高原内の宿泊予約などが行える。無線LAN設備も完備している。
【スカイゲイト】スキーシーズンは2階の託児所で、専任のベテラン保母が子供を預かってくれる(要予約制、1,000円/1時間、9:30〜12:00 1:00〜4:00)。
【スカイライナー】日本でも有数の展望を誇る標高1,925mの車山山頂まで、2本の4人乗りリフトを乗り継いで約15分。
【展望リフト案内図】上りは高原 風景を楽しみながら、下りは眼下の白樺湖・蓼科山などを見渡す雄大なパノラマを満喫できる(往復1500円)。中腹から頂上まで歩いて登ることもできる。
【前回訪問時(2008.10.29)の眺望】ビーナスライン(霧ヶ峰有料道路、白樺湖〜車山高原〜霧ヶ峰高原〜美ヶ原)車山高原ビューポイントから八ヶ岳連峰を望む。左端が最高峰赤岳(2899m)。
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長野 諏訪市 霧ヶ峰高原 伊那丸富士見台

【マップ】ビーナスラインは、諏訪ICから蓼科、白樺湖、車山、霧ヶ峰、美ヶ原高原へと続く信州でも人気の総延長75km、平均標高1400mの高原ドライブコース。茅野市街を抜け蓼科湖を過ぎるとカーブを繰り返し、高度を上げて高原地帯に入っていく。
【断面図】白樺湖を越えると視界も開け、爽やかな高原道路となり、車山、霧ヶ峰高原周辺では初夏にニッコウキスゲが沿道を彩る。ビーナスラインの終点は標高2000mの美ヶ原高原。そこは大草原と素晴らしい展望が広がる美しい高原だ。
【伊那丸富士見台】車山高原スキー場から西へ約3km、霧ヶ峰富士見台から東へ約0.5kmのところにあるビーナスライン沿いの休憩所のひとつ。
【伊那丸富士見台の眺望】道路脇に広い舗装駐車場があり、晴れてれば八ヶ岳が望める。名前から富士山が見えることもありそうだ。
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長野 諏訪市 霧ヶ峰高原 富士見台

【マップ】ビーナスラインは、諏訪ICから蓼科、白樺湖、車山、霧ヶ峰、美ヶ原高原へと続く信州でも人気の総延長75km、平均標高1400mの高原ドライブコース。茅野市街を抜け蓼科湖を過ぎるとカーブを繰り返し、高度を上げて高原地帯に入っていく。
【断面図】白樺湖を越えると視界も開け、爽やかな高原道路となり、車山、霧ヶ峰高原周辺では初夏にニッコウキスゲが沿道を彩る。ビーナスラインの終点は標高2000mの美ヶ原高原。そこは大草原と素晴らしい展望が広がる美しい高原だ。
【霧ヶ峰富士見台】天気のよい日は八ヶ岳や富士山まで見えるビーナスライン沿いの展望台。春は残雪と芽吹き、夏はレンゲツツジ、ニッコウキスゲなどの花畑、秋は展望と紅葉、冬は雄大な雪景色と四季折々の顔を持つ。朝日や夕日の眺めも素晴らしい。
【案内図】車山肩駐車場から南へ約1.5km、伊那丸富士見台駐車場から西へ約0.5kmところにある。道を挟んだ反対側の斜面に遊歩道があり、レンゲツツジ・ニッコウキスゲの群生地。7月中旬のニッコウキスゲは特に美しい。
【ドライブイン】道路脇に数10台位の広さの駐車場があり、左端に土産物店・軽食処がある。建物左にはアイスや五平餅などの売店もある。1ヶ所で日本の名だたる山々を一望できるとっておきの場所。
【駐車場からの眺望(左)】駐車場の周囲には3方向に展望案内図がある。訪問時は霧が降りて周囲は見渡せなかったが、左側からは八ヶ岳連峰、富士山、南アルプスが望める。
【駐車場からの眺望(中央)】甲斐駒ケ岳など南アルプス、木曽駒ケ岳など中央アルプス、木曽御嶽山が望める。
【駐車場からの眺望(右)】乗鞍岳や穂高岳・槍が岳など北アルプスが遠くに望める。
【売店】奥に軽食処があり、土産品の外、フクロウグッズ、陶製品、皮製品、花の刺繍グッズ、花・山の絵ハガキなど工芸品も各種そろっている。
【おやき】五平もち、信州そばおやき、そば団子、地元牧場物の高原牛乳ソフトクリームは絶品。店外のスタンド「ほろ馬車」でも売っている。
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長野 諏訪市 霧ヶ峰高原 八島ヶ原湿原

【マップ】ビーナスラインは、諏訪ICから蓼科、白樺湖、車山、霧ヶ峰、美ヶ原高原へと続く信州でも人気の総延長75km、平均標高1400mの高原ドライブコース。茅野市街を抜け蓼科湖を過ぎるとカーブを繰り返し、高度を上げて高原地帯に入っていく。
【断面図】白樺湖を越えると視界も開け、爽やかな高原道路となり、車山、霧ヶ峰高原周辺では初夏にニッコウキスゲが沿道を彩る。ビーナスラインの終点は標高2000mの美ヶ原高原。そこは大草原と素晴らしい展望が広がる美しい高原だ。
【八島ヶ原湿原】霧ヶ峰高原の北西部に位置する日本を代表する高層湿原である総面積43.2haの八島湿原一帯は、自然のたいへん豊かなところで、1939年(昭和14年)に国の天然記念物の指定を受けている。
【案内図】八島ヶ原湿原には、八島ヶ池と上から見ると形が鎌に似ている鎌ヶ池の2つの大きな池と、小さな鬼ヶ泉水という池があり、周囲に一周約3.7km所要90分の木道が整備されている。
【八島ビジターセンターあざみ館】八島ヶ原湿原に隣接する町立のビジターセンター。開館4/29〜11/10、時間9:30〜16:30、期間中無休、入館無料。
【駐車場】ビーナスライン沿いに駐車場と、ビジターセンター「あざみ館」(左)、土産・食事・宿泊のできる「八島山荘」(右)がある。
【センター内部】1階では湿原の形成過程をはじめ、周辺のみどころや動植物を写真や模型を使って紹介。2階のビデオコーナーでは、四季折々の八島湿原の風景を上映している。
【八島ヶ原湿原ジオラマ】自然解説員と歩くガイドウォーク(有料)を毎日4回(所要1時間)開催している。館内展示や四季折々の映像などを通して八島ヶ原湿原を中心とした地域の最新情報を学べる。
【トンネル】八島ビジターセンター脇のビーナスライン下のトンネルを潜って湿原へと向かう。
【湿原入口】湿原入口から1〜2分歩くと広場となり、その後ろに湿原が広がっている。
【広場】「七島八島」標識のある広場。八島ヶ原湿原は七島八島とも呼ばれ、湿原に数多くの浮き島が浮かんでいたことから付けられた。霧ヶ峰は年間平均気温は5.8℃で、北海道と同じような気温のため夏の7-8月は多くの花々が一斉に咲き、色とりどりの花を見ることができる。
【広場からみる八島ヶ原湿原】枯れた草が腐らずにそのまま堆積することでできる高山湿原の宿命として、八島ヶ原湿原も枯れ草で埋まって徐々に草原化が進んでいて、現在は北西の八島ヶ池、北東の鎌ヶ池のほか、いくつかの小さな池を見ることができるばかりとなった。
【木道入口】広場の端に木道入口があり、環境保護のためここから先はペット同行禁止の看板がある。
【木道遊歩道】左に八島ヶ池を見ながら池周回木道まで木道を下っていく。
【木道途中からみる八島ヶ原湿原】霧ヶ峰高原は初夏、真っ赤なレンゲツツジの群落が高原を染めるのをきっかけに、高原植物が美を競い合うように晩秋まで絶え間なく咲き乱れる。
【池周回木道へ降りる道】霧ヶ峰の八島ヶ原湿原、車山湿原、踊場湿原の3つの湿原は、湿原保護のため湿原内には木道がないので、湿原内の植物等を観察するには、周囲の木道から双眼鏡などを利用する。
【池周回木道(左廻り)】湿原の周囲の草原は高山性(標高1500m〜2000m)の植物が豊富で花の宝庫となっており、 湿原をとりまく木道やハイキングコースでは、色鮮やかな花々を間近で見ることができる。
【池周回木道(右廻り)】8月の終わりのせいか花は見られず、緑色の草原と池が広がっているだけだったが、秋の草紅葉も素晴らしく、草原ならではのコントラストが鮮やかだそうだ。
【池周回木道からみる八島ヶ原湿原】12,000年の時を刻み、静かに成長を続ける八島ヶ原湿原。一年に1oづつ堆積をする泥炭層は8mに達する。
【池周回木道からみる八島ヶ原湿原】ミズゴケ類、カヤツリ草科、木本科植物252種を数える、中央部分が盛り上がった日本最南の高層湿原。
【さらに続く木道】八島ヶ原湿原のシュレーゲルアオガエルの蛙鳴(あめい)が、環境庁「日本の音風景100選」に選ばれている。
【アザミ】「山には山の 憂いあり 海には海の 悲しみや」の「あざみの歌」(横山弘作詞・八洲秀章作曲 1949年(昭和24))が作詞された場所なのだそうだ。
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長野 長和町 美ヶ原高原 三峰展望台

甲信の高原と木曽路の旅」(2011.8.25)で2回目の訪問。前回の「上高地と奥飛騨の秘湯巡り」(2008.10.29)では秋の訪問だったが、今回は夏の季節を楽しむ。
【マップ】ビーナスラインは、諏訪ICから蓼科、白樺湖、車山、霧ヶ峰、美ヶ原高原へと続く信州でも人気の総延長75km、平均標高1400mの高原ドライブコース。茅野市街を抜け蓼科湖を過ぎるとカーブを繰り返し、高度を上げて高原地帯に入っていく。
【断面図】白樺湖を越えると視界も開け、爽やかな高原道路となり、車山、霧ヶ峰高原周辺では初夏にニッコウキスゲが沿道を彩る。ビーナスラインの終点は標高2000mの美ヶ原高原。そこは大草原と素晴らしい展望が広がる美しい高原だ。
【三ッ峰展望台】和田峠から北へ3km強、扉峠から南へ4km弱のところにあるビーナスライン有数の展望スポット。展望台からは浅間山や三峰山、美ヶ原方面の山並みを一望することができる。
【ビューレスト三峰】駐車場の奥に、土産物店兼軽食処の「ビューレスト三峰」がある。売店では名物のきのこ汁や手作りソフトクリームが味わえる。
【展望台】三峰山の東へ延びる尾根の背にある展望台で、展望台へは建物の右横を奥へ歩いていく。晴れていれば北西から〜東〜南方向への広い範囲の大展望が楽しめるが、この日は霧で視界がよくない。
【前回訪問時(2008.10.29)の眺望】三ッ峰展望台から美ヶ原高原方向(北)を望む。美ヶ原は、霧ヶ峰と同様なだらかな稜線が印象的な高原地帯。遠くに王ヶ頭の電波塔が幽かに見える。

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長野 長和町 美ヶ原高原 山本小屋ふる里館

【マップ】ビーナスラインは、諏訪ICから蓼科、白樺湖、車山、霧ヶ峰、美ヶ原高原へと続く信州でも人気の総延長75km、平均標高1400mの高原ドライブコース。茅野市街を抜け蓼科湖を過ぎるとカーブを繰り返し、高度を上げて高原地帯に入っていく。
【断面図】白樺湖を越えると視界も開け、爽やかな高原道路となり、車山、霧ヶ峰高原周辺では初夏にニッコウキスゲが沿道を彩る。ビーナスラインの終点は標高2000mの美ヶ原高原。そこは大草原と素晴らしい展望が広がる美しい高原だ。
【案内標識】美ヶ原高原美術館(左)と山本小屋ふる里館、美しの塔・王ヶ頭方面(手前)の分岐点。山本小屋ふる里館駐車場までは車で行ける。
【案内図】美ヶ原高原は山頂一帯が高山植物を始め、昆虫、野鳥などの自然の宝庫となっている。その中に多くの散策道や登山道が付いいて、春、夏、秋と美しい高原の季節をウォーキングで楽しめる。
【山本小屋ふる里館】美ヶ原高原の牛伏山の麓、ビーナスライン標高最高地点2000mに建つ展望レストラン&雲上の絶景宿。
【駐車場・遊歩道】宿泊者限定で無料の、流れ星と土星の輪の見られるスターウォッチング&ナイトサファリツアーや、王ヶ鼻からの雲海と絶景のアルプス展望の楽しめる朝の絶景ツアーを毎日開催。
【売店】館内はロッジ風の造りになっていて、落ち着いた色あいの民芸調だ。トイレもあるが有料100円。
【軽食・喫茶・スナック】手打ちそば800円やジンギスカン定食、高原牛乳200円、オリジナルこけももソフトクリーム300円が名物だそうだ。
【囲炉裏コーナー】食事処の一角にある喫煙所も兼ねた囲炉裏コーナー。
【ホテルフロント】展望風呂(非温泉、料金500円、時間12〜15時)併設。宿泊1万500円〜。2010年に貸切半露天風呂(宿泊者限定、無料)が完成。
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2011年09月26日

長野 下諏訪町 諏訪大社下社春宮

【諏訪大社下社春宮】国重要文化財指定の幣拝殿と左右片拝殿が美しい。歴史は下社秋宮より古く、この地が下社最初の鎮座地といわれている。脇を流れる砥川の対岸にある万治の石仏も見どころ。
【案内図】諏訪湖の南側に上社 本宮・前宮の2宮、北側に下社 春宮・秋宮の2宮があり、計4つの宮から成る。社殿の四隅に御柱と呼ぶ木の柱が立っているほか社殿の配置にも独特の形を備えている。
【駐車場】大鳥居右手にある春宮駐車場。社頭から真直ぐ800m程伸びる大門通りは、かつては春宮の参道で途中に下馬橋が残っていて、多くの武士達が流鏑馬を競った馬場。
【下馬橋】途中の御手洗川に架る下馬橋は室町時代の建立だが、建築様式は鎌倉時代のもので1730年代の元文年間に修築された。下社では最も古い建物で遷座祭の折に神輿はこの橋を渡る。
【大鳥居】入口の御影石の大鳥居は1656年(万治2)建立と推定され、境外にある万治の石仏と同じ作者と言われる。
【お札授与所】大鳥居をくぐるとすぐ右手にあるお札授与所。御朱印や宝殿造営奉賛金もここで受け付ける。
【手水舎】諏訪大社の歴史は古く、古事記では出雲を舞台に国譲りに反対して諏訪までやってきて、そこに国を築いたとあり、日本書紀には持統天皇が勅使を派遣したと書かれている。
【境内】下社の中心となる建築は、正面中央にあり拝殿と門を兼ねたような形式の幣拝殿、その左右にある回廊形式の片拝殿、それらの背後にある、東西宝殿からなる。
【神楽殿】境内中央にある神楽殿。諏訪大社の特徴は、諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がなく、代りに秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝している。
【神楽殿内部】春宮には毎年2月〜7月に神体が祭られ、秋宮には毎年8月〜翌1月に神体が祭られている。このため初詣は秋宮で行われる。
【幣拝殿】御幣を奉ずる幣殿と拝殿が一体となったもので幣拝殿と呼ばれている。建築様式は二重楼門造りで、全体に見事な彫刻が施されている。
【幣拝殿正面】幣拝殿の建築様式の特徴は各所につけられた建築彫刻の数の多さとその躍動感にあふれた表現である。
【幣拝殿の彫刻】正面の腰羽目の波、虹梁の上の牡丹・唐獅子、唐破風内部の飛竜、一階内部の小壁の牡丹・唐獅子、扉脇の竹・鶏で名作が多い。
【結びの杉】境内に生い立つ杉の木。秋宮の根入りの杉と同様、神社の御神木。先で二又に分かれているが、根元で一つになっていることから縁結びの杉といわれている。
【左片拝殿】左右の片拝殿は、桁行11m、梁行3.1mの片流招屋(かたながれまねきや)造り。
【右片拝殿】屋根は正面側に屋根が長く裏面側は短くなっている。三面は吹き放ち、裏面に格子窓がはめてある。
【西宝殿】片拝殿の奥に左右に並んで西宝殿・東宝殿があってともに三間社神明造、両宝殿の中央奥に秘所神体木がある。
【東宝殿】本殿に相当するものは秘所ときれ、御神体は宝殿に祭られる。東西の宝殿は七年ごとに新築する式年造替制度がとられている。
【二之御柱】御柱祭は、山中から御柱として樅の大木を16本(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮各4本)切り出し、4ヵ所の各宮まで曳行し社殿の四方に建てて神木とする勇壮な大祭。
【一之御柱】この「御柱祭」は6年に一度行われ、秋田の「なまはげ」、山梨県冨士浅間神社の「吉田の火祭り」と並び日本三大奇祭の1つ。前回は去年(2010年)だったので、次回は5年後の2016年。
【若宮社・上諏訪社】境内や周囲にはいくつか摂末社がある。摂末社の若宮社(左)と上諏訪社(右)。
【筒粥殿・子安社】摂末社の筒粥殿(左)と子安社(右)。筒粥殿では、毎年正月14日夜から15日朝にかけて、筒粥神事が行われる。
【万治の石仏】境内左手の砥川対岸にある「浮島の阿弥陀様」の名で古くから愛されてきた石仏。巨大な丸い自然石の上に小さな首がはめ込まれたユーモラスな姿を、岡本太郎画伯が絶賛し、全国に知られるようになった。
【万治の石仏】万治3年、春宮の大鳥居を作ろうと石工がこの石にノミを入れた所、傷口から血が流れ出したため石工は恐れをなして仕事をやめた。その夜夢で「良い石が上原山にある」とのお告げがあり石工はその通り大鳥居を完成させることができた。
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長野 下諏訪町 諏訪大社下社秋宮

【諏訪大社下社秋宮】諏訪湖周辺にある4つの諏訪大社のうち、下社秋宮は旧中山道と甲州街道の分岐点にある。温泉の湧出地で、境内にも御神湯がある。
【案内図】諏訪湖の南側に上社 本宮・前宮の2宮、北側に下社 春宮・秋宮の2宮があり、計4つの宮から成る。社殿の四隅に御柱と呼ぶ木の柱が立っているほか社殿の配置にも独特の形を備えている。
【駐車場から長生橋をみる】土産品店街から長生橋を渡ると秋宮駐車場がある。
【境内図】鳥居をくぐると、正面には御神木の「根入りの杉」、奧に国指定重要文化財の神楽殿、幣拝殿、左右片拝殿が並ぶ。
【手水舎】諏訪大社の歴史は古く、古事記では出雲を舞台に国譲りに反対して諏訪までやってきて、そこに国を築いたとあり、日本書紀には持統天皇が勅使を派遣したと書かれている。
【大鳥居】下社の中心となる建築は、正面中央にあり拝殿と門を兼ねたような形式の幣拝殿、その左右にある回廊形式の片拝殿、それらの背後にある、東西宝殿からなる。
【参道】諏訪大社の特徴は、諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がなく、代りに秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝している。
【根入りの杉】樹齢約800年、高さ約35mの杉の御神木。枝が垂れて寝ているように見えることから「寝入りの杉」とも、杉の挿し木に根が生えたものなので「根入りの杉」だともいわれる。
【御神湯(温泉手水)】駐車所に直接行くことができる脇参道には温泉が湧いていて、手水ならぬ手湯で、その名も「御神湯」。
【境内】「御柱祭」は6年に一度行われ、秋田の「なまはげ」、山梨県冨士浅間神社の「吉田の火祭り」と並び日本三大奇祭の1つ。前回は去年(2010年)だったので、次回は5年後の2016年。
【境内からお札授与所をみる】神楽殿の右対面、参集殿の横にあるお札授与所。御朱印や宝殿造営奉賛金もここで受け付ける。
【参集殿】祭事の会合や、講話などが行われる参集殿。参集殿には元横綱「千代の富士」と「貴乃花」から寄進された優勝額がある。
【仮神楽殿】神楽殿は平成の大修理中。仮神楽殿の後ろに大きく写真がプリントされたシートが掲げられ景観に配慮している。
【仮神楽殿内部】神楽殿の前に鎮座する狛犬の身長は1.7m。青銅製では日本一と言われている。
【幣拝殿】御幣を奉ずる幣殿と拝殿が一体となったもので幣拝殿と呼ばれている。建築様式は二重楼門造りで、全体に見事な彫刻が施されている。
【幣拝殿正面】幣拝殿の建築様式の特徴は各所につけられた建築彫刻の数の多さとその躍動感にあふれた表現である。
【左片拝殿】左右の片拝殿は、桁行11m、梁行3.1mの片流招屋(かたながれまねきや)造り。
【右片拝殿】屋根は正面側に屋根が長く裏面側は短くなっている。三面は吹き放ち、裏面に格子窓がはめてある。
【左片拝殿内部】本殿に相当するものは秘所ときれ、御神体は宝殿に祭られる。東西の宝殿は七年ごとに新築する式年造替制度がとられている。
【右片拝殿内部】片拝殿奥の神明造りの建物は宝殿で、新しい方を神殿、古い方を権殿と呼び、寅年と申年毎に左右の遷座祭を行うそうだ。
【西宝殿】片拝殿の奥に左右に並んで西宝殿・東宝殿があってともに三間社神明造、両宝殿の中央奥に秘所神体木がある。
【一之御柱】御柱祭は、山中から御柱として樅の大木を16本(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮各4本)切り出し、4ヵ所の各宮まで曳行し社殿の四方に建てて神木とする勇壮な大祭。
【拝殿左の摂末社】境内や周囲にはいくつか摂末社がある。左から鹿島社、子安社、加茂社、八坂社。
【神宮遥拝所】伊勢神宮の遥拝所。中には砂が盛ってある。
【宝物殿】境内左側にある階段をくだったところには宝物殿がある。源頼朝の下文や平安時代の鏡などが展示されている。
【さざれ石】境内右側の参集殿前にある国歌で歌われているさざれ石。長い年月の間に溶解した石灰石が多くの小石を結集し次第に大きく成長したもの。
【斎館】祭の前に神職が身を清め、穢れを祓うためにお籠もりする建物。
【八幡山】駐車場の上には八幡山という小さな丘があり、八幡社と恵比寿社が祀られている。
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長野 下諏訪町 諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館

【諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館】諏訪湖周辺は「東洋のスイス」と言われ、精密機械の産地としても知られている。中でも、時計と共に有名なのがオルゴールの製造、かつては世界のオルゴール生産の90パーセントを担っていたと言われている。奏鳴館の建物は大正ロマンあふれる、下諏訪町の旧役場庁舎を復元したもの。
【マップ】諏訪大社下社秋宮の大社通り大鳥居そばにある博物館。日本電産サンキョー(旧:三協精機)の貴重なオルゴールコレクション、アンティークオルゴールを主に、世界のオルゴール約120点の展示やオルゴール作り体験工房や喫茶、ショップも併設。道路を挟んで、反対側には時計の博物館「儀象堂」や歴史民俗資料館がある。
【入館受付】開館時間 9:00〜17:30(12〜2月〜17:00)、毎年2月第1水・木曜休館。売店・喫茶のみの利用は入館料(800円)不要。
【ミュージアムショップ】オリジナリティに富んだオーダーオルゴールをはじめ、ジブリやディズニーなどのオルゴールを豊富に用意している。
【ティールームSONATA】館内に併設されている喫茶「SONATA」。オルゴールを聴きながらくつろいだひと時を過ごせる。
【80弁オルフェウス】ティールームの一角には奏鳴館オリジナルの80弁オルフェウスが設置してあり、コーヒーを飲みながらその音色を楽しめる。
【展示室入口】ここから先は有料ゾーン。1階と2階に展示室があり、1階は知的体験ゾーン、2階は体験型展示室の感動体験ゾーン。
【1F案内図】古典オルゴール〜現代オルゴール〜からくり人形まで、オルゴールの始まりから現在までの歴史をわかりやすく展示・紹介している。
【1F展示室】文章による説明は少なく、実物の展示と生演奏が中心。純粋に機能を追求した物からオートマタの芸術品までコレクションの幅は広め。
【シリンダーオルゴールの誕生・発達】館内では様々な歴史あるオルゴールを見ることができ、時代と共にオルゴールが進歩していくのがよく解る。
【シリンダーオルゴールの全盛】外観はシリンダーだが仕組はディスクといった、シリンダーからディスクへの過渡期を象徴する珍しいタイプも展示。
【ディスクオルゴールの誕生】各コーナーにはヘッドフォーンが設置してあり、気に入ったオルゴールの美しい音色をヘッドフォーンで楽しめる。
【ディスクオルゴールの発達】中央背の高い時計型は1895年頃のドイツのポリフォン製。80弁+79弁ムーンフェイス付きのホール・クロックに組み込まれ、定刻になると時報の後にメロディーが流れる。
【ディスクオルゴールの衰退】ラッパ型のものは、1900年頃のアメリカ・レジ-ナ製のレジ-ナフォン。オルゴールと蓄音機の兼用機。
【オートマタ/自動楽器】オルゴールの音色に合わせ、ストローをシャボン液に浸してシャボン玉を吹くオートマタ(西洋からくり人形)や自動楽器。
【現代ディスクオルゴール】現代ディスクオルゴールコーナーにあるオルゴールの元カリヨン(教会の鐘)をイメージしたからくりオルゴール。
【音体感ボックス】2011年1月のパリ国際展示会出品の80弁ディスクオルゴールを搭載した音体感ボックス「ミュージカルクラウン」(左端)。上部のオルゴールの音色を、中のいすに腰掛けて楽しむ。
【御柱からくりモニュメント】展示室中央にそびえる御柱。根元には沢山の人形とモニチュア御柱があり、毎正時に木遣りと共にミニ御柱が曳行され、木落とし、里曳きする御柱祭の再現オルゴール。
【2F案内図】2階ではスタッフが実際にオルゴールを演奏しながら歴史を説明してくれる。ガイドツアー時間 9:30〜16:30の毎時30分より約20分間。
【2F展示室(右)】階段から展示室右側をみる。展示ケースには、煙草を吸う男の子のオートマタやオルゴールと蓄音機の兼用機レジ-ナフォンなどを展示。
【2F展示室(左)】美しい象嵌が施された家具型のもの、細かい彫刻で覆われた宝石箱型のもの、写真の入ったアルバム型のものなど、タイプは様々。
【2F展示室(中央)】1980年代には年間1億台を生産する能力を持ち、日本のメーカーが世界シェアの90%を担っていたと聞いて驚く。
【古典シリンダーオルゴール】オルゴールがステイタス・シンボルともされた、当時の時代背景がうかがえる 格調高い一品。
【ガイドツアー】ガイドツアー最初の美術品のコレクションのような古典ディスクオルゴールを視聴すると、ノスタルジックな音色にうっとりする。
【古典ディスクオルゴール演奏】アンティーク家具のような古典オルゴールの音は、100年以上前のものとは思えないほど大きくてはっきりしていて、驚かされる。
【自動楽器演奏】アコーディオンを基本楽器にして、ドラムやシンバル、鉄琴などをひとつの箱の中に詰め込んで自動演奏させるオーケストリオン。音量がすごいのでビックリする。
【現代ディスクオルゴール演奏】三協精機が作った電動式80弁のディスクオルゴール。
【ディスク板】三協のディスクオルゴールの16インチ・ディスク板。曲は「琵琶湖周航の歌」。
【ストリートオルガン体験】ガイドツアーの最後にストリートオルガンの演奏を体験できるのだが、ハンドルを回すだけなのにまともに演奏ができない。早め等速に回す必要があって以外と難しい。
【からくりモニュメント】展示室中央奥のスペースに組み込まれているからくりモニュメント。
【ジオラマ人形】大きな展示ケースに美しい人形たち。人形作家・若月まり子氏のジオラマ作品「夏の夜の夢」は直径180cm、人形の数は90体あまり。
【夏の夜の夢】シェイクスピアの原作をモチーフに、妖精王オベロンと女王ティターニアの周りを沢山の妖精たちが取り囲んでいる幻想的な作品だ。
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長野 塩尻市 奈良井宿

【奈良井宿案内図(上町)】長野県塩尻市に位置する奈良井宿は、中山道六十九次の34番目の宿場。木曽路十一宿の江戸側から2番目で、11宿の中では最も標高が高い。難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」といわれた。
【奈良井宿案内図(下町)】江戸寄りから下町、中町、上町に分かれ、旅籠の軒灯や広い土間、千本格子の美しい町並みは延長約1kmにもおよび往時の面影を色濃く残している。千本格子そば屋、茶房、酒屋、土産屋、民宿などと住居が混在。
【地下通路】国道から線路を渡る箇所は、東京寄りから奈良井大橋、地下通路(遊歩道)、権兵衛橋の3ヵ所ある。地下通路はふれあい公園と奈良井駅の間にあり奈良井宿の下町側玄関口の専念寺付近にでる。
【水場下町】下町には水場「下町」と「下城」の2つの水場があり、これは手前側にある水場「下町」。ここから上町方向に下町、中町と歩き上町のはずれの鎮神社まで散策する。
【下町の街並み】張り出した軒先の造りが特徴的な街並み。濃茶色の切妻平入の屋根は3/10勾配(いわゆる3寸勾配=16.7度)の長尺鉄板葺。
【下町の民宿街】「いかりや町田」「かとう」「ながい」と3軒の民宿が並ぶ街並み。奈良井宿の典型的な民家造りの家並みが続く。
【保存地区選定の碑と水場横水(中町)】木曾谷の伝統的な板葺石置屋根が再現された中町の水場「横水」。坂の階段を登っていくと法然寺にでる。
【蔵元杉の森】水場横水の前にある玄関の特大杉玉が看板の奈良井宿唯一の蔵元「杉の森」。中は土間になっいてレトロな雰囲気を醸し出している。
【中町マリア地蔵付近の街並み】大宝寺・マリア地蔵入口付近から下町方向の街並みを振り返ってみる。左端の木の鳥居門をくぐって細い道を進むと大宝寺に行く。
【徳利屋郷土館】パウザ・ディ・クローマの隣にある徳利屋。昭和初期まで旅籠として使われていた建物で、現在は資料館を併設した食事処となっていて、市の有形文化財に指定されている。そばと五平餅の味は格別。
【大宝寺】1582年(天正10)、奈良井宿義高が自らの菩提寺として開いたのがはじまりとされる臨済宗妙心寺派の寺院。本堂裏にはマリア地蔵・庭園(拝観料100円)がある。
【マリア地蔵】大宝寺境内にある頭なしのマリア地蔵は、子育て地蔵の名を借りて隠れキリシタンが密かに祈るために作られたともいわれ、隠れキリシタンたちの悲しい歴史が刻まれている。
【パウザ・ディ・クローマ(中町)】マリア地蔵の前にある草花のアクセサリーと漆工芸を扱うギャラリーショップ。日本で3店舗しかないため、遠方からわざわざ足を運ぶ人も多い。
【ショップ店内】四季折々の自然の草花がそのままブローチやイヤリング・ペンダントになった素敵な手作りの品々だが作り方は「企・業・秘・密」だそうだ。奥には漆工芸品を展示している。
【奈良井会館】1980年(昭和55)に奈良井宿の景観に合わせて建てられた公営の会館。「奈良井宿観光案内所」「全国町並保存連盟」「奈良井宿事務所」「塩尻市観光協会」などを兼ねている。
【奈良井宿観光案内所】奈良井宿での観光案内や宿泊案内などのサービスを受けられる場所になっている。ただし、宿泊の予約はできない。
【奈良井会館からみる中町の街並み】民宿「江島屋」、御宿「伊勢屋」、「上問屋資料館」と並ぶ街並み。「奈良井千軒」と云われる面影を色濃く残しており、山間の宿場街として人気がある。
【御宿伊勢屋】1818年(文政元)創業の江戸時代は脇本陣兼下問屋を勤めていた老舗の旅籠。現在も往時の建物をそのまま保っており、奈良井宿式建築の代表的なものになっている。
【上問屋資料館】宿場町は宿駅制度で旅人の需要に備えて伝馬と人足を常備していた。問屋(といや)とは伝馬と人足を管理運用していた宿駅で上問屋は慶長年間(1602年)から明治維新までのおよそ270年間継続して問屋を務めていた。
【上問屋内部】古文書・陶器・漆器などの諸道具を展示している資料館(300円)で国の重要文化財に指定されている。長い廊下の両側に部屋、そして中庭があり広い間取りだ。
【中町と上町の間にある鍵の手】他の宿場で言う「枡形」と同じで、奈良井では「鍵の手」と呼ぶ。外敵の走行を妨げる目的で、直線ではなく敢えて道を曲げてある。周りに水場や荒沢不動尊がある。
【荒沢不動尊】鍵の手にある荒沢不動尊のお堂内部。お堂の中には仏教の線香立てが置かれ、お堂の外には何故か神社の鳥居が建っている不思議な光景だ。
【水場鍵の手】荒沢不動尊の向かいにある水場「鍵の手」。奈良井は周囲を中央アルプスの高い山に囲まれ、山の湧き水が流れ込んで来るので清水が豊富で、美味しい水が乾いた旅人の喉を潤す。
【上町から鍵の手をみる】鍵の手は宿場内に道の屈曲をつくり「敵の直進と見通し」を防ぐ宿場を守る施設として機能していた。
【資料館中村邸】元塗櫛問屋の中村邸は、2階を少しせり出させる出粱(だしばり)造り、鎧庇(よろいびさし)など、典型的な奈良井の民家の様式を残し市の有形文化財に指定されている。
【中村邸内部】現在も昔のまま資料館として一般に公開(200円)されている。台所の囲炉裏と大きな吹き抜けに当時の生活を感じる事ができる。
【猿頭】奈良井の民家の特徴の一つに猿頭(さるがしら)が上げられる。これは庇板を押さえる桟木のことで猿の頭が重なったように見えるためこの名で呼ばれている。
【中村邸から上町の街並みをみる】鍵の手〜鎮神社の間は、NHK連続テレビ小説「おひさま」(2011年)のロケ地となり昭和初期の町並みを再現した。中村邸は主人公たちが学校帰りに寄り道する飴屋。
【上町の街並み】あいず屋、竹仙堂、才田屋、民芸会館などの土産品店が両脇に並ぶ。NHK朝ドラでは学校の通学路として商店街の町並みが使われた。
【水場宮の沢と高札場】高札場は宿場の南端(京都寄り)の鎮神社の手前にあり、幕府や藩などが決めた法律のようなのものを住民達に伝達する手段として明治の初め頃まで使われていた。
【鎮神社】奈良井宿の鎮守。もともと鳥居峠に建立されていたが戦火で焼失、奈良井義高によって現在の場所に移されたといわれている。
【拝殿】毎年8月12日には町内の若衆が笛・太鼓・三味線などのお囃子で町を練り歩く例祭が盛大にとり行われる。
【奈良井宿民芸会館】12間もの広い間口の店内には所狭しと土産品が並び、奈良井や木曽ゆかりの民芸品や、お土産用の蕎麦セット、野沢菜、菓子などもたくさん取り揃えている。
【権兵衛橋踏切から上町土産品店街をみる】奈良井宿の上町側玄関口となる権兵衛橋駐車場から踏切を渡ると奈良井宿となる。踏切の先左手に奈良井宿民芸会館が見える。
【権兵衛橋駐車場】権兵衛橋を渡った奥にある上町に近く便利な有料駐車場(500円)。無料駐車場はふれあい公園、奈良井駅前、奈良井大橋、木曽の大橋駐車場があるが台数は少なめ。
【C12形蒸気機関車】駐車場に展示されているC12形蒸気機関車199号機。駐車場のランドマークとして地元住民や観光客に親しまれている。
【木曽の大橋】奈良井川に架かる曲線が美しい総桧作りの太鼓橋。平成3年竣工で全長33m、幅6.5m。樹齢300年以上の木曽桧を使っている。
【橋桁】橋の裏側は、6本のアーチで橋を支え、見事に木が組んである。V字形の補強材「鞍木(くらぎ)」で橋桁に掛かる、変形や揺れを低減してるそうだ。
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長野 南木曽町 妻籠宿

【妻籠宿】長野県南木曽(なぎそ)町に位置する妻籠宿は、中山道六十九次の42番目の宿場。隣接する馬籠宿(岐阜県中津川市)と、馬籠峠を越える旧中山道史蹟と合わせて木曽路を代表する観光名所として名高い。
【妻籠宿】中山道と伊那街道が交叉する交通の要衝として古くから賑わいをみせていた全長約500mの町並みは、江戸時代にタイムスリップした感じで、どれも当時の面影を残し、懐かしさと郷愁を感じる情緒いっぱいの宿場町。
【町営第2駐車場】国道256号沿いにある普通車専用の町営有料駐車場(500円)。駐車場の一角には長寿地蔵尊「ぴんころ地蔵」が祀られている。
【町営第1駐車場】大型車駐車場(バス2000円、マイクロ1500円)。駐車場内にバス停・待合所、タクシー乗り場が併設されている。
【妻籠宿入口】第1駐車場横にある妻籠宿入口の案内板。ここを登っていくと妻籠宿の街並みにでる。
【妻籠宿への坂道】町営の駐車場から中山道妻籠宿街並みに通じる坂道。
【中町の街並み】坂道を登りきると甘味処「木の花屋」の前にでる。妻籠宿は江戸方から恋野、下町、中町、上町、寺下、尾又の6地区に分かれ、左に曲ると高札場、熊谷家住宅のある下町・恋野方面へ、右に進むと本陣のある妻籠宿中心地の中町・上町から庶民宿の上下嵯峨屋のある寺下・尾又になる。
【下町の街並み】妻籠宿は大きく宿場、寺下、在郷と分かれ、宿場では木造2階建て、切妻、平入りで2階部は出桁造りで張り出し比較的間口の広い建物で構成している。寺下は光徳寺の門前町として発展し上・下嵯峨屋など間口が狭く比較的規模の小さい町屋で構成され、在郷は農家と町屋が混在している。
【高札場】今日でいう「官報掲示板」で、幕府が庶民に対し、禁制や法度等を示したもの。お上のご威光そのままに、人々を見下ろすように高札が掲げられている。
【口留番所跡】高札場の先には口留番所跡、熊谷家住宅、鯉岩がある。口留番所跡は、戦国時代から17世紀半ばまで関所が置かれていたが、後に木曽福島に統合された。
【熊谷家住宅】19世紀初頭に建てられた長屋の一部。建物は木造平屋建て、切妻、平入り、金属板葺きで、一般の民家ということもあり派手な意匠は少なく軒が低いなど当時の形態を色濃く残している。
【熊谷家住宅内部】左右の建物が取り壊されて建て替えられたことから、長屋の間取りの右半分と左半分が残り、一軒の家として使用されたもの。町の文化財に指定されている。
【鯉岩】中山道名三石の1つだったが、明治24年の濃尾頭大地震で頭の部分が落ち、形が変ってしまったそうだ。
【下町・中町方向をみる】鯉岩散策後は同じ道を戻る。高札場の坂を降りたあたりからみる下町・中町の街並み。
【南木曽町博物館】中町の中心部にある脇本陣奥谷(国重要文化財)・歴史資料館・妻籠宿本陣から構成される南木曽町博物館。山懐に抱かれた旧中山道の面影がいまも残る歴史の里は、土蔵の白壁がきれいな風景。
【館内案内図】代々脇本陣・問屋を務めた奥谷家の住居を公開。敷地内に歴史資料館が隣接し、通りを隔てた向かいに妻籠宿本陣がある。入館料:脇本陣奥谷+歴史資料館600円、妻籠宿本陣300円、3館共通券700円。
【脇本陣奥谷】明治10年に建てられた総檜造りの建物で、島崎藤村の初恋の相手「ゆふ」の嫁ぎ先でもある。
【歴史資料館】昔の生活道具、皇女和宮よりの拝領品などを展示する。
【妻籠宿本陣】脇本陣の向かいにある妻籠宿本陣。島崎藤村の母の生家で明治に至るまで本陣・庄屋を勤めた。平成7年4月に江戸時代の間取り図を基に復元された。本陣門左には人馬会所(問屋場)も復元されている。
【ふれあい館】本陣隣にある、桧をふんだんに使って建てられた無料休憩施設「ふれあい館」。朝市や木曽の木やその工芸品の実演販売などふれあえるところ地元民芸品のも行われている。
【郵便史料館】脇本陣奥谷隣の妻籠郵便局内にあり、日本の郵便制度の歴史資料を展示。宿場内では明治時代の郵便配達の衣装を着け配達する人も。
【上町の街並み】中町から上町へと進み、観光案内所から振返って上町の旅籠や商家が軒を連ねる街並みをみる。
【妻籠ぎんもくせい】観光案内所脇の階段を60mほど登ると左手に、県天然記念物の「ぎんもくせい」がある。代々愛育されてきた巨木で、花の開花時期は9月中旬〜10月上旬頃。
【観光案内所】明治30年に建てられた「旧吾妻村警察署」が妻籠観光協会の観光案内所になっていて、観光案内、宿泊案内、宿泊予約などができる。左の四角い電話ボックスもレトロ。
【寺下入口から光徳寺をみる】街並は三又路となり左の坂上にあるのが妻籠宿を見下ろす高台に立つ古刹「光徳寺」。寺下地区は光徳寺の門前町として発展した。
【桝形の跡】宿場は、幕府により防塞施設としても造られており、敵の侵入を阻むために道を直角に折り曲げて、いわゆる「桝形」を設けていた。現在は町史跡になっている。
【光徳寺参道】町並みより1段高い台地に石垣を築き、白壁をめぐらせた気品ある寺で、明応9年に開山されたと言われ、本尊は薬師如来像。老枝垂桜が歴史をしのばせる。
【石仏「寒山拾得」像】光徳寺石段参道の横には、道祖神として延命地蔵の横に祀られている石仏「寒山拾得」像がある。双体像で寒山は経巻を拾得はホウキをそれぞれ持っている。
【延命地蔵】文化10年光徳寺住職中外和尚が、地蔵尊像の浮かび上がった岩を蘭川(あららぎがわ)から運んできて安置したもの。汗かき地蔵ともいう。
【桝形跡から寺下への石段】枡形を抜けると寺下の町並みが続く。妻籠宿の保存事業はこの寺下地区から開始され、26戸の解体復元工事が実施された。
【松代屋】妻籠は木曽路でも江戸時代の情緒を色濃く残している。見どころも点在していて旅籠「松代屋」では、昔ながらの旅籠に泊まることもできる。
【石段上から松代屋方向をみる】往きは右上の延命地蔵堂前の道を進み、帰りはこの道が順路になっている。下嵯峨屋と隣の松代屋が見える。
【下嵯峨屋】昭和43年に長屋一戸分を解体修復したもの。庶民の暮らしを学ぶ資料館として公開されている。上嵯峨屋と同様、町の有形民俗文化財。
【寺下の街並み】先に進むと左側に上嵯峨屋とその馬屋跡がある。上嵯峨屋は建築当初の形式をよく留めた木賃宿跡だ。
【馬屋跡】上嵯峨屋の手前にある上嵯峨屋の馬屋跡。妻籠宿では上嵯峨屋、下嵯峨屋をはじめ、馬屋跡などを一般に公開している。
【上嵯峨屋】江戸中期の木賃宿を1969年(昭和44)に解体復元した上嵯峨屋。内部の中央が通り土間になっており、旅人は左手奥の座敷で雑魚寝した。町の有形民俗文化財に指定されている。
【民芸品店みはらや】木曽名産の木工品、つげ櫛、竹製花器などの民芸品を数多く取り揃えている。
【寺下から尾又方向の街並みをみる】歴史の重みを感じさせる建物が並んでいる。
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2011年09月27日

長野 南木曽町 男滝・女滝

【男滝・女滝】馬籠宿の近くにある2つの滝。男捶滝(おだる滝)バス停にある案内板と駐車場。吉川英治の「宮本武蔵」に登場し、武蔵とお通の恋物語の舞台にもなったことで知られている。
【マップ】妻籠宿から馬籠宿に向かう県道7号中津川南木曽線の大妻籠宿を過ぎると左手に看板があり、数台駐車できる駐車場がある。木曽檜の茂る国有林を流れる清流蘭川の景観と滝を楽しめる。
【滝への遊歩道】階段が整備され、歩きやすい遊歩道。滝壺まで降りることができる。
【蘭川(あららぎ川)】清々しい蘭川の水の音が辺りの山林に響いている。
【男滝】向かって左の男滝。滝壺に金の鶏が舞い込んだという倉科様伝説も興味深い。
【男滝】水量は少なめだが落差があり迫力ある男滝。奥にある水量の多いやや小さい方が女滝。
【女滝】向かって右の女滝。落差は大きくはないが、流量が多く美しい滝だ。
【女滝】男滝の方は幅が広くなだらかな流れで、女滝は細く急な流れであるのが特徴。
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長野 木曽上松町 寝覚の床

【寝覚の床】木曽路「木曽八景」として数えられ、花崗岩の柱状節理でできた奇岩がそそり立つなか、木曽川の清流が流れ込む景勝地。
【マップ】寝覚の床へは「町営駐車場から遊歩道を経由」「ドライブイン駐車場から臨川寺を経由」の2つのルートがある。
【町営駐車場】町営駐車場(無料)からだと、距離はあるが無料で行ける。臨川寺からは近いが、臨川寺の拝観料200円が必要なのと岩場を降りる。
【森林鉄道の機関車】駐車場から遊歩道へ向かう途中に展示されている、1975年(昭和50)頃まで走っていた、伐採した木材を運ぶための鉄道。
【遊歩道】上松町は、浦島太郎が晩年を過ごしたといわれる場所。浦島太郎がここで昼寝をし、玉手箱を開けて目を覚ましたのが名前の由来とか。
【遊歩道分岐点】木立沿いの遊歩道を歩くと寝覚の床美術公園に着く。ほとんど人のいない公園だが、整備はきちんとされている。
【寝覚の床美術公園】浦島太郎伝説にちなみ「時空」をテーマとした「寝覚の床美術公園」があり、花崗岩のモニュメントや石の彫刻を鑑賞しながらの散策が楽しめる。
【時の広場】木曽川沿いに整備された寝覚の床美術公園中央にある、長さ30m、高さ3mの巨大な日時計のモニュメントが目を引く。安らぎのある静かで気持ちの良い公園だ。
【木曽川の清流】寝覚の床は、巨大な花崗岩が木曽川の激流に刻まれてできた自然の彫刻。その壮大さは列車の車窓からも一望できる。
【寝覚の床全景】かつては急流の水底で侵食されて自然にできた花崗岩が水位が下がったため水面上にあらわれたもの。
【寝覚の床案内図】花崗岩の巨石には、屏風岩、床岩、亀岩などの名前が付けられている。
【寝覚の床】巨大な花崗岩の白と、川面のエメラルドグリーンが絶妙な色彩を醸し出している。
【屏風岩】花崗岩の方状節理、岩盤に刻み込まれた歐穴は、国内でも学術的に貴重なものとして注目されている。
【床岩】古くは中山道を訪れた文人・歌人などの記録に残り、今では国の名勝史跡天然記念物として伝えられてきた。
【亀岩】屏風岩や床岩とは趣の異なる亀のように見える亀岩。龍宮の亀だろうか、浦島太郎と結びついて不思議な感じがする。
【浦島堂】中央の大きな床岩の上の林の中の青い屋根が、浦島太郎が弁財天像を残したといわれている浦島堂で徒歩で辿ることができる。
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長野 木曽町 御岳ロープウェイ

【御岳ロープウェイ】御嶽山の5〜7合目にかかるロープウェイ。標高2150mの屋上展望台はまさに雲の上の世界。北アルプス・中央アルプス連峰の大迫力のパノラマが目の前に広がる。
【案内図】24時間利用可能な1500台収容の無料大駐車場があり、早朝・深夜到着の場合には、ロープウェイ山麓駅下のトイレが 24時間利用できるので、夏場の車中泊にいいかも。
【ロビー・切符売場】 御岳ロープウェイのエントランスとなる建物。センターハウスのなかには、レストラン「ベルナール」・お土産ショップ・コインロッカーなどがある。
【1F売店】エントランスを入って右にある土産ショップ。旅の土産や絵葉書、お菓子・ジュースなどを販売をしている。登山などで急な悪天候に見舞われた際には、雨具などの販売もしている。
【2Fレストラン】350人を収容できる明るく開放的なレストラン。本格的な料理からスナック類まで、メニューを豊富に取り揃えている。
【センターハウス裏】鹿ノ瀬駅(山麓駅)センターハウス裏のロープウェイ乗り場の周辺には、休憩処があり、眼前に色鮮やかなお花畑が広がる。
【お花畑】お花畑では、赤そば(高嶺ルビー)など、色とりどりの季節の花々が楽しめる。
【お花畑】ベコニア・マリーゴールド・ケイトウ・ナスタチューム(金蓮花)・千日紅の花々。
【高嶺ルビー(赤そば)畑】8月中ごろが最盛期らしく、訪問したのが8月終わりなので、赤そばも終わりに近かった。
【鹿ノ瀬駅】往復2400円。御岳ロープウェイの飯森高原駅(山頂駅、標高2150m)は、御嶽山の登山道入り口となっている。
【乗り場】高低差580mを14分で上る。山頂駅の屋上はパノラマ展望台になっていて、御嶽山をはじめ乗鞍が眼前にそびえ、360度の大展望が開ける。
【ゴンドラリフト】展望台からは、槍・穂高連峰の北アルプス、甲斐駒ヶ岳をはじめとする南アルプス、木曽駒ヶ岳の中央アルプスなども眺望できる。
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長野 木曽町 開田高原 地蔵峠展望台

【地蔵峠展望台】御嶽山や中央アルプス木曽駒ヶ岳の雄大な姿が望める展望スポット。展望案内図によると基本的に御嶽山を望む展望台のようだ。
【案内図】町道地蔵峠線の地蔵峠最高点より600mほど旧開田村寄りにあり、展望台前の道路脇の道がやや広くなっているので、ここに縦列駐車できる。
【開田高原からの御嶽山】春は雪解け後の新芽、夏はさわやかな新緑、秋は一面の紅葉、そんな山々の変化を楽しめる。
【展望台からの眺望】正面に御嶽山の雄姿が見えるはずだが、このときは山が雲に覆われていて残念だった。
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長野 木曽町 唐沢の滝

【唐沢の滝】開田高原から地蔵峠を越え木曽福島へと南下していくと、途中に大きな滝が見える。
【案内図】町道地蔵峠線の地蔵峠最高点より二本木温泉手前にある。
【町道からの眺め】町道に車を停めても遠くに滝を眺められるが、川の横が林道になっていて滝近くまで歩いて行ける。
【滝正面からの眺め】寝覚の床、王滝の氷ケ瀬と共に木曽三勝にも数えられる高さ100mの滝は、間近に見ると迫力満点だ。
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長野 伊那市 高遠城址公園

【高遠城址公園】長野県伊那市にある高遠城址を中心に整備された公園。春になるとこの地にしか咲かない1,500本のコヒガンザクラが咲き乱れ、城は赤みを帯びた鮮やかな桜色に包まれる。日本さくら名所100選に選定され、毎年4月上旬から5月上旬にかけての観桜シーズンには「高遠城址公園さくら祭り」が催され、全国から花見客が訪れる。
【案内図】武田信玄の家臣であった山本勘助が縄張り(城郭設計)した堅城で、別名兜山城ともいわれる。1582年(天正10)、城主・仁科盛信(信玄五男)の時落城するが、この時籠城していた信玄の娘・松姫(盛信の妹)と、攻城軍の総大将織田信忠(織田信長嫡男)は元婚約者同士であり、落城にまつわる悲劇として知られている。
【勘助曲輪】現在の勘助曲輪は広い駐車場になっている。元々は高遠高校のグランドだった。近くには高遠城の大手門と伝わる門も残されていて、高遠高校の正門として使われていた。
【公園グランド駐車場】沢山の駐車場が城周返にはあるが、ここは観光バス80台が止められる大型の駐車場。グランドとは言え普段は使っていない感じ。
【高遠城址大手門】案内板によれば、一度売却されてしまった門だが寄附されて現在の場所にあるそうだ。形も大きさも縮小されている。
【大手門横の敷地】桜の時期には飲食店が出現して、人、人だらけになる場所だが、夏の今は人も桜もない。
【高遠城址公園入口】入口が分からず公園グランド駐車場から北ゲート(大手口)前駐車場へ移動。ここが高遠城址公園の入口のようだ。中に入ると国指定文化財の高遠閣が迎えてくれる。
【高遠閣】二の丸跡に建つ木造2階建、入母屋造り鉄板葺の大正・昭和初期の貴重な建物は、赤い屋根の偉容が遠方からも眺められ、高遠城跡のシンボルとなっている。
【高遠閣内部】元々は地域の集会所として作られたものだが、現在は観光客の休憩所・案内所として使用されている。
【入口ゲート】高遠閣前の小さな建物の入口ゲートを入り高遠閣を振り返る。桜の時期は有料(500円)となる。オフシーズンは無料で入場自由。
【公園案内図(西)】高遠閣〜二の丸〜桜雲橋〜本丸〜神社〜太鼓櫓〜笹曲輪〜南曲輪〜白兎橋〜法幢院曲輪〜二の丸〜高遠閣と黄色のルートを散策。
【公園案内図(東)】本丸を中心に二の丸・南曲輪・勘介曲輪・法幢院曲輪・笹曲輪などの曲輪が段階的に配置されている。
【天下第一の桜の碑】二の丸に建つ天下第一の桜の碑。高遠城は、高遠コヒガンザクラで有名で、春は桜が咲き乱れ美しい景観を見せる。
【二の丸から本丸への散策路】手前の二の丸から本丸空堀をまたぐ桜雲橋を渡り、問屋門をくぐれば本丸に入る。
【桜雲橋】高遠城本丸を囲む空堀に架かる桜雲橋と問屋門。桜雲橋が架かる空堀の東西には小さな池があり、堀に降りて散策もできる。
【横からみる桜雲橋】桜の枝が欄干まで垂れる桜雲橋の写真で全国に紹介され、高遠城には欠かすことができない景観シンボルとなっている。
【問屋門】高遠城下の問屋(宿場で伝馬と人足を管理運用していた宿)にあった問屋門を移築したもの。本丸側の石垣や土手は往時の形を存している。
【高遠コヒガンザクラの碑】問屋門を抜けると、長野県の天然記念物に指定されるまでの経緯が書かれた大きなオブジェのような碑がそびえる。
【本丸跡】見事な枝ぶりの桜の老大木のある本丸跡。ゆったりとして心が休まる。
【新城・藤原神社の鳥居】藤原神社と新城(盛信)神社の二つの神様を合祀した神社の前に建つ鳥居。
【新城・藤原神社】高遠藩主内藤氏の祖神藤原鎌足と、織田の甲斐侵攻に際して高遠城において最後まで抵抗し討死した仁科盛信(信玄五男)を祀る。
【太鼓櫓全景】藤原神社を左に折れると、太鼓櫓がそびえているのが見えてくる。以前は櫓に登れたようだが今は立入禁止になっている。
【太鼓櫓】藩政時代、時報に使われていた太鼓櫓。朝6時から夕方6時まで、毎偶数時に時を知らせることが昭和18年まで続いた。
【中村元恒・元起の記念碑】本丸の東にある大正9年建立の高遠の学を確立した中村元恒元起父子の碑。公園の碑の中で最も細長く斬新なデザインだ。
【城内の案内板】本丸から南曲輪へ向かう散策路と西ゲートからの散策路の交差点にある案内板。
【南曲輪】案内板を先に進むと南曲輪にでる。本丸の南をめぐる二の丸が掘で区切られていた一郭だ。
【靖国招魂碑】招魂碑脇の忠骨蔵には日露戦争で戦死した遺骨・遺品が収められている。
【白兎橋】南曲輪と法幢院曲輪の間の空堀に架かる橋で、白兎橋から中央アルプス(木曽山脈)がよく見えるため撮影スポットとなっている。
【法幢院(ほうどういん)曲輪】南曲輪の南に設けられた法幢院曲輪。 かつてここには法幢院という寺院があり、高遠城落城の際には法要も営まれた。
【奇壁・碧梧桐句碑】表は高遠商人の広瀬奇壁の「斑雪高嶺朝光 鶯啼いて居」、裏は河東碧梧桐の「西駒は斑雪てし 尾を肌脱ぐ雲を」を刻んだ句碑。
【法幢院曲輪からの眺め】法幢院曲輪から伊那市街をみる。眼下には高遠の町並みと遠く南アルプスの山並みが広がる。
【南ゲート】正面に法憧院郭にある南ゲートがみえる。南ゲートから外へ出ると、信州高遠美術館のある広場にでる。
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2011年09月28日

山梨 富士河口湖町 河口湖

【河口湖東岸より温泉街をみる】富士五湖の一つで、富士五湖の中で最も長い湖岸線を持ち、最も低い標高地点にある。面積は富士五湖では2番目の大きさで、最大水深は精進湖と並び3番目の深さ。
【河口湖東岸より河口湖大橋をみる】湖畔にはオルゴールの森、カチカチ山ロープウェイ、河口湖遊覧船、河口湖猿まわし劇場、キャンプ場、そして旅館、飲食店、物産店などがある。
【河口湖大橋】河口湖大橋自体の橋長は500m。2005年6月より無料となっている。湖の中央に鵜の島と呼ばれる小さな島がある。
【河口湖東岸より南岸をみる】南側は開け、そこに富士山が美しい山容を見せ、湖面に写る逆さ富士は、湖の優れた景勝である。
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山梨 富士河口湖町 河口湖オルゴールの森美術館

【オルゴールの森美術館入口】19世紀末から20世紀初頭に製造された世界的に貴重なオルゴールや自動演奏器を、貴族の館をイメージした建物に展示している河口湖畔の庭園美術館。
【正面入館口・チケット売場】入場料1300円、9時〜17時30分、年中無休。富士山と湖を望む音楽と花の楽園をテーマに、貴重なオルゴールを目で耳で堪能、往時の響きそのままの演奏が楽しめる。
【館内図】2万5000平方mの敷地に、エントランスホール、オルゴールミュージアム、カフェレストラン、ミュージアムショップ、教会などが点在、河口湖を眺めながらローズガーデンなどを散策できる。
【館内図】四季折々に咲き誇る花々と美しい建物が点在し、中世ヨーロッパへ迷い込んだかのよう。オルゴールミュージアムでは約100点のオルゴールや自動演奏器などが展示され、五感で楽しめる。
【エントランスホール】オルゴールの森美術館のメイン施設の1つがダンスオルガン(自動で演奏されるパイプオルガン)。ヨーロッパ中世の舞踏会場を再現したエントランスホールにあるので、入場すると最初にここに入る。
【自動ダンスオルガン】毎時30分より10分間ダンスオルガンの演奏がある。壁面に組み込まれた世界最大規模の豪華なオルガンが奏でる音楽は、オーケストラ級の大迫力。腹に響くような迫力の大演奏に驚かされ圧巻だ。1920年ベルギー モティエ社製。
【自動人形】正面とホールの両側の上の壁にラッパや太鼓を演奏する自動人形43体が並んでおり、音楽に合わせて楽器を演奏する様子も見逃せない。
【側面のカフェ・オルガン】カフェ・オルガン演奏中は電球がチカチカとして綺麗。演奏データは風圧で読みとるロール紙型のパンチカード。
【池のある庭】エントランスホールから出ると、大きな池がある庭になっていて、カリヨン広場からメインホールのあるオルゴールミュージアムへ向かう橋が架かる。
【オルゴールミュージアム】ミュージアムの2階は自動演奏楽器&生演奏コンサートが行われるメインホールにつながっていて、タイタニックモデルなど自動演奏楽器の歴史的コレクションが勢揃い。
【1F展示場】ミュージアム1階は展示場になっていて、古典オルゴールやオルゴールと蓄音機の兼用機レジ-ナフォンなどが展示され、様々な歴史あるオルゴールを見ることができる。
【オルゴールの原理】シリンダーオルゴールとディスクオルゴールのメカ部分を分解・展示してあり、くし歯とシリンダー・スターホイールなどのメカニズムを学べる。
【2F展示場】正面には豪華な階段を上り2階展示場に入ると、ヘレンキムゼー城オートマタほか、色々なオルゴール、からくり人形のオルゴール、自動演奏器などが沢山展示されている。
【オートマタ】機械仕掛けのヘレンキムゼー城のオートマタ(自動人形)。城内では舞踏会が再現され、オルゴールの音色に合わせ人形たちがくるくる回り、ダンスを踊る。
【シリンダーオルゴール】オルゴールがステイタス・シンボルともされた、当時の時代背景がうかがえる 格調高い一品。
【自動演奏器】大きなオルゴールや自動演奏器が美術館のあちこちに陳列してある。
【メインホール】毎時30分より約20分自動演奏楽器と生演奏のコンサートがあり、自動演奏楽器の迫力のある演奏が楽しめる。
【オルゴール演奏】ステージの床が左右に開き、オルゴールがせりあがってきて自動演奏楽器&生演奏コンサートが始まる。
【オーケストリオン演奏】ホールには大きな自動演奏器が並べられ、これはオルガンを基本楽器にして、木琴やドラム、シンバルなどをひとつの箱の中に詰め込んで自動演奏させるオーケストリオン。
【自動ヴァイオリン演奏】アップライトピアノに3丁のバイオリンが組み込まれたフォノリスト ヴィオリナ モデルB。あたかも人間が弾いているかのような見事な演奏に驚かされる。
【生演奏コンサート】メインホールでのコンサートの最後はアンサンブルによる生演奏。
【アンサンブル】フルート、バイオリン、チェロの三重奏。生の演奏も、またいい。
【タイタニックモデル】タイタニック号の1等船室サロンに設置する予定であった特注のフィルハーモニック・オーケストリオン。製作が間に合わず奇跡的に難を逃れた。管楽器や弦楽器の音を出す263本のパイプ、大太鼓が組み込まれている。
【オーケストリオン】200本近くの様々な楽器の音色をもつオルガン・パイプのほか、ドラムやシンバルの流麗な演奏を奏でる。左はコンサート・オーケストリオン スタイル4、右はパレル・オーケストリオンNo4。
【ルイ15世スタイル・リプロデューシングピアノ】ピアニストの演奏を微妙なタッチやニュアンス、曲の解釈や感情にいたるまで完全に再現。その芸術性の高さから多くの名演奏家が自らの演奏をロール紙に残したそうだ。
【カリヨン広場】オルゴールミュージアム出口からカリヨン広場をみる。毎時0分になると、池に面したエントランスホールの先端のカリヨン(鐘楼)に、からくり人形が現れ指揮をとり、演奏が終わると最後にお辞儀をして去っていく。
【噴水ショー】池では、からくり人形の指揮する音楽に合わせて噴水が形を変えて噴水ショーを繰り広げ、古き良き時代を彷彿とさせる。
【願いの泉】フランスアルザス地方から移設した泉。泉の淵からコインを投げ込み天使が支えている皿に入ると願いが叶うといわれている。
【小さな教会・ストリートオルガン】湖が見える小さな教会。ストリートオルガンが迎えてくれる。教会への道からは残念ながら富士山はみえなかった。
【ミュージアムショップ・ハープのオブジェ】水の弦のハープのオブジェの向こうに、中世の街をイメージしたミュージアムショップが見える。
【1Fショップ】1階にはミュージアムショップと手作りオルゴール体験工房の2つのエリアがある。色々な種類のオルゴールがあり見てるだけでも楽しい。
【2F展示場】2階は展示場になっていて、フルートを吹くオートマタ(西洋からくり人形)やストリートオルガンなどが展示してある。
【レストラン】レストラン「ル・リバージュ」では美しい庭園や富士を眺めながらひと時を過ごせる。
【スナックショップ】カリヨンの広場で屋台のスナックショップ出店。
【ローズガーデンへの散策路】スナックショップの先のスロープを進み、ローズガーデンへ向かう。
【ローズガーデン入口】最後にオルゴールの森と隣接しているローズガーデンで、薔薇を楽しむ。
【ローズショップ】ゲートを入るとローズショップの建物がある。季節によって様々な美しい薔薇が庭園を彩る。
【薔薇に囲まれた休憩処】最盛期は6月中旬以降だそうで、時期的に遅かったが鉢植えや地植えの薔薇が僅かに咲いていた。
【ローズガーデン】散策路にはビーナスや貴婦人像などいろいろな像が置かれている。
【薔薇の家の少女】ガーデン内には、扉に薔薇の家の少女が描かれた面白い小屋もある。
【薔薇の花】テキーラという名の情熱的なオレンジ色の鮮やかな薔薇の花。
【出口】ローズガーデンをでると美術館の出口となり、古い荷車に飾られた絵画が見送ってくれる。
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山梨 忍野 忍野八海

甲信の高原と木曽路の旅」(2011.8.28)で2回目の訪問。前回の「河津桜と静岡の名湯巡り」(2007.2.22)では冬の訪問だったが、今回は夏の季節を楽しむ。
【忍野八海入口】忍野八海入口にある土産物店「ひのでや」に車を停め横の道を湧池方向に歩く。
【案内図】忍野八海は、富士山からの伏流水に水源を発する八つの湧水池(湧池、出口池、お釜池、濁池、鏡池、菖蒲池、底抜池、銚子池)。
忍野八海から350m程はなれたところに村営「橋向無料駐車場(20台)」があるが、湧池近くには店舗での買物・食事を条件に無料とする民間有料駐車場(ひのでや、名泉そば、大林など)が何ヵ所かある。
【忍野八海】通常の観光コースは集中している7つの池を巡り、離れている出口池はコースから外れている。また、底抜池は榛の木敷地内(有料)にある。
【湧池】八海中最大の湧水量を誇る。直径12m、水深:池底4m 洞窟7mあり、池底は溶岩で形成され、水中洞窟が迷路のように入り組んでいる。景観も良く、周辺住民の飲み水にも利用されている。
【かまのはた】湧池に隣接した土産店。店前には富士山の雪解け水コーナーがあり、店の利用客は試飲ができる(ペットボトルを購入すれば持ち帰り可)。名水で淹れたコーヒーも味わえる。
【富士山の雪解け水】地下35mからの湧水。全国名水百選に選ばれた水は大変まろやかで美味しい。
【池本売店】漬物が50種類以上と豊富にある。隣のだんご屋では草餅、しそ大福、きび餅、みたらしだんごが味わえる。
【中池(左)】池本売店の前にある「中池」は水深が10mもあり、規模が大きく目立つ上に、忍野八海の中心に位置することから、多くの観光客はこれが忍野八海の1つと勘違いしてしまうが中池は人工池。
【中池(右)】このスポットからは富士山が望めるのだが、今日は雲がかかり見えない。中央建物(売店)から中池を右回りに、売店、だんご屋、池本荘、池本茶屋、池本水車小屋が建っている。
【湧水口】人工池「中池」には水深8mも掘られたところがあり、そこから湧水が湧いている。
【湧水口を覗く】透明度が高く、中の水草がゆらいで綺麗。ちょっと神秘的な感じもする。
【池本水車小屋】「中池」は「湧池」から取水し、水車を回して「濁池」に排水している。富士山の雪解け水で仕込んだ石臼挽きの蕎麦が美味しい。
【濁池】桂川に隣接した楕円形の小池。中池から大きな排水溝が空いていて、湧水が池底から少しだけ湧き出ている。部分的に濁ってはいるが水は綺麗。


(1回目の訪問 2007.2.22)
忍野八海は富士山より湧き出でる八つの湧水池(湧池、出口池、お釜池、濁池、鏡池、菖蒲池、底抜池、銚子池)から成っている。雪解け水が約20年の歳月をかけてろ過された澄みきった水の青さと透明度は一度見たら忘れられないほど美しい。
湧池。名前の通り底まで透き通って見える直径約12mのほぼ逆円錐状の美しい池。湧水量は八海の中で一番多い。泳いでいる魚どころか池の底まではっきり見える。
忍野八海と関係ない人工池と土産物屋ですが、大きく目立つ上に忍野八海の中心に位置することからここが一番混雑してます。忍野の名水を飲める場所もあり、真ん中の円筒形池は水深10mの底まで見える感じで、中の魚もガラス細工のように見える。
桂川から富士山を望む。忍野は富岳百景の一つに選定されており、富士山の写真で最も多く撮られている。桂川の向こうに富士山を望むノスタルジックな風景が展開する。
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2012年10月04日

長野 千曲市 姨捨(おばすて)の棚田

【踏切手前の入口標識】JR篠ノ井線姨捨駅の近く、姨捨山北麓の標高500mの傾斜地に広がる「姨捨の棚田」には約1,500枚の水田が展開する。
【県道338号とJR篠ノ井線踏切】駐車場はないので入口標識の先の踏切を渡り、県道路肩の駐車スペース(車2〜3台可)に車を停め徒歩で行く。
【棚田入口】平成11年に棚田として全国ではじめて国の名勝に指定され、日本の棚田百選にも認定された。平成22年には文化庁から国の重要文化的景観(全国で19件、長野県では始めて)に選定された。
【棚田案内図】姨捨の里は名月と棚田で古くから知られ、四十八枚田の一枚一枚に映る月は「田毎の月」として有名。姨捨駅〜長楽寺〜四十八枚田〜姨捨の棚田〜姨捨駅の遊歩道も整備されている。
【姨捨の棚田(左)】棚田の向こうには、千曲市の市街地から遠く善光寺平が広がっている。
【姨捨の棚田(右)】春の水を張った水田に映る月、秋には黄金の稲穂がたなびく日本の原風景。
【善光寺平】眼下に流れる千曲川、そして周囲の山々と形作る棚田の景観は圧巻。
【稲架掛け(はさかけ)】棚田の稲刈りも終わり、稲架掛けの稲穂が並ぶ。天日干しにすることで、コメが熟成し旨味が増すそうだ。
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2012年10月05日

長野 軽井沢 千ヶ滝 せせらぎの道

【千ヶ滝駐車場】セゾン美術館前から約1.5kmほどの距離にある千ケ滝駐車場。環境保護のため車の乗り入れはここまで。
【千ヶ滝ハイキングコースマップ】林野庁佐久森林センターによって整備され平成12年春オープンした遊歩道。トイレ、水辺の遊び場、木道などがあり、自然との語らいを楽しみながら気軽なハイキングを楽しめるようになっている。
【案内板】駐車場にある案内板。千ケ滝駐車場から千ヶ滝まで約1Km、徒歩30分の散策。
【遊歩道入口】駐車場奥にあるせせらぎの道入口。滝壷までは千ケ滝の渓流沿いに歩いて行く。入口近くにはトイレもある。
【せせらぎ橋】春は若葉の新緑、夏は緑豊かな木立、秋は落葉樹の紅葉が四季折々の自然を満喫させてくれる。
【せせらぎ橋から渓谷をみる】橋の上からは千ケ滝から流れ出た深い谷間を流れる渓流が眺められる。
【遊歩道】せせらぎ橋を渡ると、なだらかな山道が木立のなかへと続いている。
【イベント広場分岐点】道は整備されていて、とても歩きやすく、森林浴を楽しみながら散策できる。
【東屋】変化に富んだハイキングが楽しめ、道の途中には東屋もあり、疲れたら一休みできる。
【水遊び場分岐点】木道ルートはここから先、災害通行止めになっているので、少し戻って迂回路の林道ルートに向う。
【水遊び場】林道ルートに向う前に、清流が緩やかに流れる「水遊び場」に行く。川辺には東屋もあり休息することができる。
【堰堤】災害防止用の小さな堰堤がいくつもあり、堰堤から滝となって水しぶき上げて流れ落ちる。
【水辺】川は浅瀬で流れは緩やかで、小さな子供を安心して遊ばせることができる。
【木道階段】迂回路の林道とせせらぎの道との合流地点を過ぎ、滝まで100mの所にある長い階段。
【千ヶ滝】鬱蒼とした木立に囲まれ、四季折々の美しい風情を見ることができる。滝壺に降り滝を間近に眺めることもでき、滝の付近には千ヶ滝不動尊の文字碑がある。
【千ヶ滝】浅間の湧き水が20mほどの滝になって流れ落ちる千ヶ滝。
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